青森の旅

2016/08/21 - 2016/08/22

毎年那須へは行くが、それより北へはなかなか行かないので　今年は大阪から飛行機で青森まで行ってみることにした。飛行機なら2時間だ。ちょうど台風が接近していたため、行先が仙台に変わるかもしれないと言われながらの搭乗だったが、無事青森到着。レンタカーでまずは棟方志功記念館へ。そのあと　三内丸山遺跡へ。三内丸山は発見された時から行きたいと思っていたが　やっと行けた。想像していたよりとても広いところだった。そのあと　酸ヶ湯温泉へ。ヒバ千人風呂が有名だ。これは混浴が基本だが　午後8時から9時と午前8時から9時は女性専用になるのでこの時間はゆっくり入れた。
次の日は温泉からマイクロバスで近くを案内してくれるツアーがあったので参加。3人だった。八甲田山へ行ったりしたが運転手兼ガイドの方がとても詳しく話をしてくれたので楽しかった。八甲田山は映画では知っていたがあまり内容的に詳しく知らなかったので、あとから本を読みたいと思った。お昼過ぎの新幹線で那須塩原へ行った。

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

青森空港

こじんまりとしている

棟方志功記念館

夏の展示
「この展示では　草野心平という詩人が紡いだ詩句に触発され、湧き上がってきた棟方志功の豊かな表現を鑑賞していただく」ということ

棟方志功は　版画とはいわず　板画といっていた

そんなに広いスペースではないがじっくり棟方志功と向き合うことのできる記念館だった

三内丸山遺跡

ここが入り口　立派です

入り口から遺跡までの道　かなり長い

復元された遺跡群

広々とした感じ
実際にはもっとたくさんの家が建っていたと思われる

かなり大きな建物
柱があり、地面から上に床がある

大人の墓と子どもの墓があったらしい

この大きな建物が三内丸山の象徴だが　当時　何に使われていたかはまだわかっていないそうだ

大型竪穴住居

竪穴住居というと　1家族ぐらいの　小さいものしか見たことがなかった。
これはとても大きくて　日本で最大

集会所にしたり　穀物倉庫にしたりしていたようだ

大きな土器

ここにある勾玉は富山県にしかない石であるため　当時　富山の人が船でここまで来ていたことがわかるそうだ

黒曜石の石器

水晶　どこから運ばれてきたものか

これを着て縄文人になって記念写真をとる

こんな様子だったのかな

津波と戦ったくろまつの　ベンチ

酸ヶ湯温泉の部屋

夕食

メニュー

地酒の飲み比べをした

これは朝食
バイキングだが　種類も多く　味もよかった。これは和食だがパンもいろいろあった。隣に湯治客の女性が二人いた。毎年1週間ぐらい来るそうだ。帰るときに次の年の予約をするとのこと。湯治客の部屋は自炊のできる場所が共同だがあるそうだ

酸ヶ湯温泉の入り口

八甲田山にある銅像。遭難現場を示して　雪の中立っていた　後藤さん。手も足も凍傷になりながらも　起立していたそうだ。彼は助けられたが　手も足も凍傷のため切り落とさなければならなかったそうだ

八甲田山を越えようとした日は猛烈な寒さと吹雪だったそうだ。零下40度という中でズボンのボタンが下せず　放尿したため　それが一瞬で凍って　そのために凍死した人もいると聞いてなんだか怖くなった。

銅像までの坂

こんなに雪が降るのだから　豪雪になったら大変だろう

新田次郎の「八甲田山　死の彷徨」を読んでみた。200名以上の死者を出した方ばかり有名だが20余名の精鋭で全員生還した方があまり知られていないのはなぜだろう。生還できたことには理由もあったんだし。映画では高倉健が　隊長役らしい。近いうちにビデオで見てみたい。

睡蓮沼

とてもきれいな沼だし　観光資源となると思うが　宣伝されていないためか人がほとんどいなかった。

以下はそこの風景