明治村から、豊橋の炎の祭典とせともの祭りハシゴ旅(一日目後半)~東三河伝統の手筒花火は意外な迫力。爆音とともに煙と火柱が噴いて火花も降り注ぐ。必死で手筒を支える男衆の体を張ったお祭りです~
2016/09/10 - 2016/09/10
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花火大会はあちこち行っていますが、ちょっとマンネリ化してきたような。そういう意味で、手筒花火は前々から気になっていましたが、どこでどう観たらいいのかよくわからない。調べると豊橋の炎の祭典というのがあって、これは東三河に伝わる由緒正しい伝統の手筒花火の祭りだとか。さらに調べると、予約席を取らないといけないみたいだし、やっぱり前の席で見る方が迫力があるらしい。ということで、ネットで売出しが始まる瞬間に申し込みをして、前から三番目の席をゲット。余裕余裕で会場に乗り込みました。
体全体で抱えるように持った筒からは、10m以上の高さまで火柱が吹き上がる。噴煙もモウモウと湧き上がるし、時々、ボン、ボンと火薬が弾けたり、降り注ぐ火の粉にまみれた演技者がちょっと心配になるくらい。実際に間近で見るとなかなか。想像以上の迫力でした。
花火をはさんだ前後に特設舞台では、太鼓や踊りのパーフォーマンスもあって、これもけっこう楽しい。お囃子のこの調子にはなんか底抜けの明るさもありますね。三河って、三河武士とかちょっと暗いイメージもありましたが、そのイメージはこれですっかり改められたように思います。また、終了して家路につく観客に皆さん手を振ってのお見送り。地元密着の暖かな雰囲気もあって、これもなにげに心に沁みました。
昼間の明治村もよかったけど、手筒花火も最高。まる一日が充実して、今回のたびたびの旅も絶好調です。
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犬山駅から豊橋駅に到着して、ここから会場に向かいます。ただ、その前に晩飯を調達しなければ。。
寿司丸忠は、カルミアの一階。食堂なんですが、もう時間があまりない。 -
ということで持ち帰りのパックの方を利用しました。なんというか値段がどれもリーズナブル。でも、ちょっと目立たない場所なんでしょうか、あんまりお客さんの影もないのはちょっと不思議。
しかし、便利でお得なお店であることは私が保証します。 -
豊橋駅からは市電で豊橋公園前電停まで。会場の豊橋公園にはもう続々と観客が集まってきていました。
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入口には神輿のようなものがあって。後で分かりましたが、これもちゃんと役割があるんですよね。
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一番奥が花火の打ち上げ場所。大会の無事を祈って、小さな祭壇が設けられていました。
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右手奥のステージでは若い人たちのパーフォーマンス。祭りの気分をドンドン高めてくれてます~
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私の席は前から3番目。これなら問題ないんですが、売出しの瞬間に申し込んだ私よりも前の席を取ったこの人たちって、どういうことなんでしょうね。何か特別なルートとかあったのかもしれません。
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振り返ると、後方にはこんなにたくさんの人たち。5万人以上の人出がある祭りだそうですから、当然といえば当然なんですが。。
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しょっぱなは試しのような演技でしょうか。
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シューと吹き上がる火柱は火花をまき散らして、ほー。手筒花火って、面白いじゃないですか。
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イチオシ
今度は、いよいよ本番ですか。
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シュー、シュー。
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イチオシ
火柱、火花の明るさもすごいですが、
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この噴煙がまたすごいじゃないですか。
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火柱の光に照らされて、
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バックの夜空との対比も美しいです。
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改めて、開始の打ち上げ花火です。
バーン、バーン。 -
ババババ、ババババ。
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これは仕掛け花火ですね。
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がんばろう熊本。
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くまもんが手筒花火を持ってますが、
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見事に発火、成功です。
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空では引き続きの打ち上げ花火。祭りの名前は「炎の祭典」ですから、手筒花火だけじゃないよってことなんでしょうね。
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ただ、主役は手筒花火。今度は大人数で始まりました。
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シュー、シュー。バン、バン。
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バーン。
花火が近い分、大きな音が怖いです。 -
手筒花火は220本。次々、新手の集団が登場します。
リーダーが合図をすると一斉に点火。 -
シューーー。火と煙の中で、もうどうなっているやら分かりません。
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それでも暴れる火柱を立てると
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そうですかあ。見事な花火ですよ。
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花火は最後にバーンと弾けて終わります。火花が派手に降り注いで、若い衆は大丈夫ですかあ。
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また新手の集団。
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じわじわと炎が出始めて、
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イチオシ
地を這うようにして最大パワーへ。
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そのパワーが安定したのを見極めて、そろりそろりと立てていきます。
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シュー。
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シューー。
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シューーー。
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目が慣れてくると、足を踏ん張って支えているのが分かるようになってきました。
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そして、寿命が尽きると自爆しておしまい。
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バーン、バーン。次々終わりを迎えます。時間にしてどれくらいなんでしょうか。短いような、そうでもないような。
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新手の集団ほど人数も増えてくるような。
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シューー。
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シューーー。
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バン、バン、バーン。
光と煙と大爆音がミックスされて。やっぱり、これは独特の迫力です。 -
少し、趣向が変わって。
火の鳥みたいな光の矢。次々と放たれて、的に向かって一直線で進みます。これもちゃんと音が付いていて、面白いですね。
しばらくこれを見て、 -
再び手筒花火。
火炎がもうもうと上がって、これは大迫力。火事だ火事だ。大火事だあって感じです。 -
イチオシ
シュー。ゴー。
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シューー。
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ゴーー。
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バン、バン。
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バーン。
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イチオシ
あー、火花がめちゃめちゃ降り注いでますよ。
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近くの席だったから、こんなのも見れたんでしょう。すごいです。
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そうだったんですか。これは炎との戦い。
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炎を手なずけて
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チームとしての統制もバッチリ。
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そのチームワークも大事な要素です。
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バーン、バーン。
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シューー。
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次々火柱が上がって、
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素晴らしいですよ~
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また少し趣向が変わって、これも仕掛け花火のようですが、
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くるくる回る花火の風車と
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連続して上がる光の玉。
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この球はカラーなので、
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また違った美しさ。
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引き続き、風車は回るし、
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空には打ち上げ花火。
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いろいろ考えて、やってくれますね。
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予定の時間は2時間ちょっと。
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再び、手筒花火が始まりましたが、
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そろそろ終盤かなあ。
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シュー。
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シューー。
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ゴー。
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イチオシ
ゴーー。
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バンバーン。
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手筒花火はプロの職人さんが作るのではなくて、
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各人が自分で作っているとも聞きましたが、
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そういう意味では、
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手塩にかけた自分の子供を
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旅に出すような気持ちかも。
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期待する炎がちゃんと出ているか
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手筒を必死で支えながらも
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暖かい親心のようなものも湧いているかもしれません。
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イチオシ
それにしても、皆さん足を踏ん張って
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降り注ぐ火花を受けてます。
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バーンバーン。
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イチオシ
再び、
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シュー、ゴー。
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ズームで迫ると
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さらに踏ん張った様子よく分かりますよね。
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バン。
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バン。
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バーン。
見事に役目を終えました。 -
ここからフィーナーレ。
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打ち上げ花火が続いた後に
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あれ。
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入口にあった神輿です。
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神輿の入場ー
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手筒花火が無事に終了した安堵の喜びもあるような。広場を練り歩いて、
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一同、整列。
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そして、再びの儀式。
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なんでしょうかあ。
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大砲みたいな巨大な手筒が現れて、
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着火!
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ゴゴゴー。
ゴゴゴー。 -
バババーン。
花火の規模は大きかったんですが、こうして見ると手筒花火の魅力はそういうことではないような。炎と格闘する人間臭さが加わらないとイマイチ感動が湧いてこない。
炎と格闘しながら、また、これを手なづけながらの姿が手筒花火の大きな魅力なんですね。最後にはっきり気が付かせてもらったような感じです。 -
イチオシ
と思ったら、また例の火の玉。
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軽やかに次々と上がっていきます。
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シュルシュルシュル。
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バーン。
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バーン。
これで本当に無事終了です。お疲れ様でしたあ。 -
さて、傍らのステージでは太鼓と鐘のパーフォーマンス。
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軽快な拍子と体の動きが心地よい。
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イチオシ
知らず知らず花火で少し緊張していた気分をほぐしてくれるようでした。
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最後までありがとうです。
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それに、これは若い衆のお見送り。
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なんて暖かなんでしょう。また来年も来てくださいの気持ちをとっても嬉しく思いました。こういうところも伝統の祭りならではのいいところかと思います。
さて、明日は瀬戸のせともの祭りです。
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