輝く５人のコンサートを観にいこう！　夏の終わりのソウルコンの旅（前編）

2016/09/02 - 2016/09/05

SHINeeのコンサートを観に、３泊４日でソウルに行ってきました。

エアはANA、ホテルはベルエッセンスソウルホテル（旧ルネッサンスホテル）です。

９月２日（金）、３日（土）、４日（日）の３日間、オリンピック公園の体操競技場で行われたコンサートを観て、その合間にSMTOWN@coexartiumでホログラムミュージカル「School OZ Special Edition」とホログラムコンサート「T1STORY &...!'+a」を観てきました。

ホテル３泊と３日と４日の公演のチケットがついたグローバルパッケージを利用し、２日は当日券を買いました。

普通の観光はいっさいしていませんが、よければお読みください。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA

６月22日。９月３日、４日とSHINeeのコンサートがソウルで行われるというニュース記事が出、チケットの手配を請け負う代行業者がいっせいに予約を受け付けはじめました。

その一カ月後の７月22日、ようやく公式発表があったのを受けて、HISでエアを手配。

その後すぐに、エアとホテルとチケットがついた日本のファンクラブ会員向けのJTBツアーと、ホテルとチケットの外国人向けのSMグローバルパッケージの販売が発表されました。

今回、代行価格がどんでもなく高くなっていたことや、チケット販売サイトのYES24で韓国の携帯番号や住民登録番号による本人認証が求められるようになり（人気公演だけのようですが）日本在住の日本人が買うことはほぼ不可能になっていたことから、グローバルパッケージを利用しようと決めていました。

こうした公式ツアーでは、ある程度いい席が用意されているともいわれていたので。

JTBツアーは応募期間が設けられていて、応募者多数の場合は抽選なのに対して、グローバルパッケージは先着（いったん売り切れになったあと復活することもありますが）。
しかも発表から販売開始までの期間が短いので気が抜けません。

今回もたしか24日の午前零時をまわったころにお知らせがきて、同日午後８時から販売が開始されました。
少しまえまではPayPal決済のみだったのが、いつからかクレジットカードでも払えるようになり、便利になりました。

販売開始時間まえからパソコンにはりついていて、無事２公演のチケットがついた３泊４日のコースを購入。

その後、２日（金）の追加公演が発表され、出発まで２週間を切った８月22日にはホテル確定のメールが、24日には詳しいスケジュールを記したメールが、それぞれ送られてきました。
それで、申し込んだ時点ではわからなかったイベントの内容がバックステージツアーと判明。

26日にはグッズの事前オーダーに関するメールが送られてきました。
メールに貼られているリンク先へ飛んで、メールに記されているIDとパスワードでサイトに入り、グッズを購入。
購入期間は27日午前10時から29日午前10時と、これまた急です。
ペンライトはひとり２本までで、それ以外は１点のみ。
しかも購入希望者多数の品は抽選になるとか。

写真は現地でもらったちらしなのでウォン建てですが、決済はドル建て。
クレジットカードで払おうとすると、結局PayPalのアカウントを作るよう誘導されました。

サイトには韓国のファンクラブの会員しか買えないはずのビッグタオルものっていたので、あれ買えるのかな、と思って購入したところ、後日、「ビッグタオルは現地販売商品（ファンクラブ限定）となったので返金する」とのメールが来ました。

そして９月１日になって、キーリングとチケットブックは応募者多数のため抽選になるとのメールが……。

ちなみにメールには英語と日本語と中国語が併記されています。

というわけで２日です。
羽田には（造花の）朝顔が飾られていました。

羽田午前８時50分発の金浦行き。
今回、HISでチケットを購入したんですが、同サイトにANAのマイレージナンバーを登録したら、すぐにANAのサイトから予約の確認や座席の指定等ができるようになりました。
しかもANAのサイトに必要事項を入力しておけば、自動的にチェックインが完了します。
便利になったものですね。

機内エンターテインメントの案内を見ていると、テミンのミニアルバムが！

もちろん聴きます。
オーディオジャックは一口タイプだったので、自分のイヤホンで聴きました。

機内食。メインはとろとろ玉子の鰻玉丼。
豆の胡麻和えサラダ、ミックスリーフサラダ（ドレッシング付き）、ロッテチョコパイ、おつまみ。

豆の胡麻和えサラダは悪くなかった。
チョコパイとおつまみはあとで食べるためにかばんのなかへ。
おつまみがけっこうおいしかったです。

スープを頼んだら、茅乃舎の野菜だしスープとやらが出てきました。
これはあまり好みではないかな。

定刻より少し早く金浦到着。
入国審査とスーツケースのピックアップに少々時間がかかりましたが、なんとか午前11時40分発のリムジンに間に合いました。

蚕室駅行きの高級リムジンバス。6000番。
発車時刻は金浦空港のサイトで調べておきました。
１時間に１本ぐらいしかないので要注意です。
料金は7,000ウォン。バス停（６番）のそばにいる係のおじさまに行き先を言って払いました。
スーツケースは引換券と交換で預かってくれ、バスのトランクに乗せてくれます。
ロッテ免税店の割引券ももらいました（バスのなかにもたくさんありました）。

座席は２ー１。
せっかくなのでいちばんまえに座ってみました。
ときどき、運転が荒い！と思うときもありましたが、乗り心地はそれほど悪くなかったです。
何より楽！
地下鉄の長い通路とか階段とか……できるだけ避けてとおりたい。

韓国技術センター／ルネッサンスホテル（まだ旧名のままです。こちらの名前のほうが通りがいいようです）というバス停で降ります。
空港からだと駅三駅の次なのでわかりやすい。
１時間ぐらいでした。

ベルエッセンスソウルホテル（旧ルネッサンスホテル）。グローバルパッケージで割り当てられたホテルです。
ホテルのランクや付いている特典によって、プレミアム、デラックス、スーペリア、エコノミーとあるうちのデラックス。

ホテルは通りを渡って左側。
チェックインできるかと尋ねると、SMのツアーの人は午後３時からだと言われました。
荷物を預けるまえに整理したかったのでどこか場所はないかと訊くと、トイレを教えられました。
トイレ、清潔で広々していて、実際、荷物を広げやすかったです。

地下鉄を乗り継いでオリンピック公園へ。
午後３時から発売されるはずの当日券ねらいです。
この親指のオブジェ、以前からここにありましたっけ？

ちょうど鳩が指先に止まっていました。

道の両側には旗が。
SHINee、５人バージョン。

テミン。

ジョンヒョン。
正直、今回のイラストはあまり好みじゃないかな……。

会場の体操競技場。
この時点で午後２時半。
Ticket Boxの窓口にはシャッターが降りていて、誰も並んでいません。
あれ？　と思ってまわりを見まわしてみると、会場の右手に列が。

列の先頭にはこんな標識が。
現場販売待機列とあります。

早速、最後尾についてみます。

午後３時過ぎから販売が始まり、一定の人数ずつTicket Boxに誘導されます。
待っているあいだリハーサルの音が聴こえてきて、テンションが上がる！

結局、午後４時過ぎにはチケットが買えました。
クレジットカードも使えます。
左が当日券（現場販売）の列。右はネットで購入したチケットを受け取る窓口。

座席図。
私のときは２区と16区のどちらかを選べました。
早くから並んでいた方もいたようで、私が待機列に並んでいるあいだに、腕に番号が書かれた方が、買い終わって、そばを通られました。
早い時間には、腕に番号を書かれ、いったん解散して再度並ぶ……ということが行われたのかもしれませんが、定かではありません……。

フォトスポットは小規模。

SMスタンプのブース。
開演の１時間まえまで捺せるようです。

ザ・シンプル！
日本では朱肉が置いてあるんですが、シャチハタ方式でした。いいかも！
日付が１日ごとに変わるようですが、明日、あさってはもういいや……と思っちゃいました。

午後４時過ぎ（開演４時間まえ）のグッズ売り切れ状況。

開演までたっぷり時間があるので、地下鉄で明洞へ両替しにいきます。
オリンピック公園駅のホームにあったキーのお誕生日広告。
中国のファンが出したもののようです。

ホテルスカイパークセントラルそばの両替所で両替。
レートは10.76。10,000円が10,760ウォン。６月に来たときより悪くなっていました。

ホテルに戻ってチェックイン。
14階のお部屋です。
ちなみに14階は禁煙フロアとなっていました。

このホテルに泊まるのは２度目。記憶にあるとおりの素敵なお部屋です。
新しくはありませんが、清潔で掃除が行き届いています。
何よりベッドの寝心地がいい！

眺めもいい！……んですが、窓ガラスが汚かった……。

スーツケースを広げる場所もあり、その下には深い引き出しが。
深い引き出しがあると、朝、部屋を出るときに、なんでもかんでもそこに突っ込んでいけばいいので楽ですよね。
引き出しのなかが妙な臭いがして使いたくないこともたまにあるんですが、ここは大丈夫でした。

無料のお水が二本にコーヒーとルイボスティーも。

備品もひととおりありますし、壁に備え付けのドライヤーながら風量がけっこうある。

バスローブと使い捨てのスリッパ。

また地下鉄でオリンピック公園に向かいます。
会場の体操競技場に着くと、まだ当日券の窓口が開いていて、買っている方もいるようでしたが、近くに行って確かめたわけではないので定かではありません。

開演間近だったせいか、荷物検査などいっさいなく入場しました。
日本と違い、チケットは自分で切って渡します。

２階（いわゆる１階スタンド）16区。
席を見つけて驚きました。まえから５列目だったのです！
左端で、しかも私のまえには席がありません。

アリーナの最前列よりまえだったので、ほとんどのときSHINeeと私のあいだに誰もいない状態（ときどきダンサーさんがいる）。

センターのスクリーンはいっさい見えませんが、サイドのスクリーンは見切れることなく見えるし、正面に大きなスクリーンもあるので問題なし。

そして、今回２階と３階のあいだの通路をトロッコで通る演出があり、私がいるブロックの右端の通路をふたりが歩いてのぼってトロッコまで行き、最後は逆のトロッコに乗っていた３人が歩いておりてくるという（わかりにくい？）。
結果的に５人全員をすぐそばで見られ、いろいろな瞬間を間近でとらえられました。

写真は終演後のようすです。

コンサートはすばらしかったです！
SHINeeの本気を見ました！

まあ、いつでも本気なのはわかっているんですが、今回は本気中の本気というか……。
想像のはるかうえをいっていました。

以下、いつもより多めに感想を書きます。
（基本、褒めています）

５人とも最高に仕上がっていました。
ミノの髪色の変化には好き嫌いがあるでしょうが、私はアリだと思います。
衣装、最高におしゃれ。前回のソウルコンのような、使いまわしいっさいなし。
VCRも全部新しいものでした。衣装と同じく、使いまわしいっさいなし！
VCRの内容もよかったです。特に５人が楽し気にパーティーしているものや、最後にイ・スマンっぽい方のまえで踊るものや、いろいろな曲に合わせて踊っているメンバーが次々に変わっていくものが。
（見ていない方はさっぱりわかりませんよね。ごめんなさい）

今回、SHINeeのコンサートでは初めて（だと思うのですが違っていたらごめんなさい）曲に合わせたVCRが何本かありました。
東方神起のソウルコンではおなじみのやり方で、初め見たときには、こんな映像見せられるより、本人たちがステージで歌い踊っているのを見たい！と不満に思ったんですが、次第に、このやり方も悪くないかも……と思えてきて。
今回のSHINeeのコンサートでは純粋に楽しんでいました。

新曲も何曲か発表されて、どれもおしゃれ！
振り付けやステージの演出もすばらしい！

そしてオニュとジョンヒョンの本気のデュエット！
最高です。

観客の熱さにも改めて驚きました。
基本、大合唱。え、こんな曲まで？　というものまで。
VCRで流れる曲ももちろん大合唱です。
どんな曲でも完璧に歌えてすごい。

アンコールを待つあいだ、観客全員で１曲歌うんですが、とてもむずかしい曲が選ばれていました。
それをみんなきれいに歌いあげるんです。
ときどきおかしな感じになって、失笑がわき起こるのも楽しい。

演出では、火薬を使いすぎなのでは？！と思いました。
何度もバン！と火花があがるんですけど、私のところまで火薬や煙のにおいが漂ってきて……。
まちがいなく５人ののどに悪そう！

午後８時過ぎから始まって終わったのが午後11時半近く。

もう汗だくです。

急いで地下鉄でホテルに戻ります。

午後９時から午前１時まで運営されているというツアーデスクにチェックインしなければならなかったからです。
午前１時近くにようやくホテルに着き、慌てて指定の場所に行ってみると……ツアーデスクは長蛇の列でした。
ツアーの日程やらなにやら掲示してある横にデスクが設けられていて、何人かの係員が対応しています。
ひとりひとりにけっこう時間がかかっているようす。

ようやく順番がきて、本人確認後、名前と明日あさってのバスの番号とガイドの名前と連絡先が記された首から提げるパスと、参加ギフト（頑丈な筒入りの大判ポスター、パズル、ポーチ、ボールペン、シール、しおり、マグネット）をもらい、明日あさってのチケットの入った封筒を引かされました。
SMTOWN@coexartiumで使えるクーポンと、SHINeeへのメッセージを書く紙も入っていました。

ポスターとパズルとポーチ。

続いて別のデスクで事前に購入していたグッズを受け取ります。
抽選になったグッズの抽選もここで行われます。
○Ｘが記された紙が透明のポーチのなかに小さく折りたたまれて入っていて、そこから引く方式。
私はチケットブックを頼んでいたので、ひとつ引いて係のお姉さんに渡すと、お姉さんがくじを開き、そこに記されたＸ印を私に示しながら、にっこり笑って「Ｘ（エックス）です」と……。

すべて終わったときには午前１時半を過ぎていましたが、まだ並んでいる人がけっこういました。
疲れきって、すぐそばのコンビニでビールとカップラーメンを買って部屋に戻り、夕食をすませてからお風呂に入り、SHINeeへのメッセージを書いて……コンサートの余韻に浸る間もなく、気づくと寝てしまっていました。

２日目。
午前８時集合→バックステージツアー→ランチ→新羅免税店→SMTOWN@coexartium訪問→ホテルに戻る
改めて午後４時半に集合してコンサート会場へ
というスケジュール。

急いで支度をすませて時間まえにデスクに行ってみると、バスの番号が記された旗を持ったガイドさんがいて、20分に出発すると言われました。
ちょっと拍子抜け。
慌てて損した……。

バスでオリンピック公園に行き、駐車場で順番を待ってから、２列に並ばされて体操競技場に向かいます。
バスごとに会場に入り、フロア（アリーナ）を歩いてセンターステージにあがり、花道で集合写真を撮ってメインステージ右手の階段をおり、控室に入って、用意されていた箱にメッセージを入れて出る、という流れ。
そこまでのんびりできませんが、ものすごく急がされているという感じでもなかったです。

その間ずっと写真撮影は禁止です。
ステージから見た会場はとても狭く感じました。
会場の隅々まで見渡せます（実際のコンサートのときには照明の関係やら煙やらで視界が悪くなっているでしょうけど）。

映像や写真でよく見る花柄の壁紙が貼られた控室も思いのほか狭かったです。
残念なことに鏡のまえに五つ椅子が並んでいたことと、飲み物が入った冷蔵ケースがあったことぐらいしか覚えていません……。
衣装とかメイク道具とか置かれていたらテンションが上がったのになあ。

控室をあとにして、花輪や５人のパネルが置かれたスペースに出ると、ようやく写真撮影が許されます。
あまり時間はもらえませんが急いで撮ってみました。

ジョンヒョン。

ミノとキー。

オニュ。

テミン。
パネルと写真を撮るのも自由。
私も撮ってもらいました。

出たところは裏手の駐車場。
ジョンヒョンがランボルギーニ（！）を停めていたところです。
駐車場側から、出てきたドアを撮ったところ。

そのあとまた並んでバスへと戻りますが、私はガイドさんに断って、ここでツアーを離れました。
午前10時少しまえ。
当日券の列がすでにのびています。

ちょうど午前10時からグッズ販売が始まります。
それほど並んでいないように見えたので、抽選で外れたチケットブックを買おうかと列に並んでみました。
奥の白いテントがグッズを販売している場所。
傘をさしているのは雨が降っているからではなく日よけです。
雲も出ているんですが、日が差すとけっこう暑かった。
販売が始まっても少しずつ買わせているようで一向に進まず、あっという間にチケットブックは売り切れてしまいました。

グッズ列をあとにし、オリンピック公園駅のそばのバス停でバスをチェック。
するとCOEXのある三成駅に行くバスがありました。
3412番です。

※後編に続きます。SMTOWN@coexartiumにホログラムミュージカル「School OZ」を観にいきます！