初秋のレッサーパンダ紀行【３】 上野動物園　台風崩れの低気圧が近づく中、喫茶店代わりに上野公園へ ＋ マジっすか！！ 鵺＝レッサーパンダ！！

2016/09/08 - 2016/09/08

鵺の正体はレッサーパンダだった！！

衝撃的でとても興味深い情報が局地的に飛び回った２０１６年９月・・・その情報源を求めてわざわざ東北新幹線に５分間だけ乗ってきました（笑）
確かに突拍子もない説にも思えるのですが、考えれば考えるほど「それはあるかも・・・」と思われて。
妖怪と間違われて退治されちゃうのはどうにも不憫ではあるのですが、１０００年前の日本にレッサーパンダが暮らしていたかもと思うと嬉しくもなってくるのです。

２時間の空き時間に喫茶店に入る代わりに訪問した上野公園の様子も合わせてご覧ください。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 上野・御徒町(東京)

今日は上野駅近くで２件の打ち合わせ。
打合せと打ち合わせの間が２時間空いたので喫茶店に入る代わりに上野公園へ行ってみました・・・台風崩れの低気圧が近づいていて天候は心配でしたが・・・。

まずは以前から行きたいと思っていた国立科学博物館へ。

特別展は「海のハンター展」、 １６００円。

僕なんかのイメージでは海のハンターはシャチなんですが、こちらの特別展ではサメメインで幅広いハンター達が取り上げられていました。

この子も海のハンター。

どこのどちら様でしょうね、この子は？

ホッキョクグマの毛を触れるコーナーもありましたよ。

ミナミゾウアザラシとヒョウアザラシ。

天国に行ってしまった伊勢シーパラダイスの丸おばあちゃんに会いたくなりました・・・世界で最後の飼育下のミナミゾウアザラシ、陽気な丸おばあちゃんに会えたことは一生忘れないでしょう。

国立科学博物館から上野動物園へ。

ちょうど西の空が暗くなりポツポツきていたので、公園内のスタバに逃げ込むか動物園に入るかで迷ったのですが、動物園を選択。

入園料大人６００円です。

チケットを買っているうちにポツリポツリから本降りに（涙）
傘を持ってなかったので取り敢えず屋根のあるジャイアントパンダ舎で雨宿りです。

ちょうど屋外から屋内にパンダを収容するタイミングで、まずはシンシンちゃんが入ってきました。

セットされていたニンジンやらリンゴやらをもぐもぐ。

そして、メインディッシュ。

今日も一日お疲れ様でした。

続いて別の部屋にリーリー君が入ってきました。

リーリー君もお疲れさま！！
いい一日だったかな？

２０分ほどで小振りになったので散策再開。

アジアゾウ舎です。
ウタイちゃんの妊娠が発表されましたね！！
額の形から一番手前の子がウタイちゃんだと思ったのですが合ってますかね？
小柄なので違うかな？とも思うのですが。

上野動物園では初めてのアジアゾウの妊娠だそうですね。
上野所属で現在豊橋に貸出中のアーシャーさんのように市原ぞうの国に移動させて産ませることになるんでしょうかね？
初産なのでそちらの方がいいかもしれませんね。

ホッキョクグマ舎。

土のグランドにデアちゃんです。

なんでしょうね？
イタリア生まれだからってことはないと思うのですが、日本生まれのシロクマとは違う華を持った女の子ですよね。

プールの放飼場にイコロ君。

既に今年のお試し同居は終了と聞いていますがどうなのでしょう？

来年の恋のシーズンまで上手く２頭のテンションをコントロールして頂ければと思います。
上野で繁殖に成功したら素晴らしいですよね。

イソップ橋下のレッサーパンダ舎へ。

アンアンちゃんは定位置でお昼寝。

キーパーさん心づくしの簡易ミスト装置が取り付けられていました。

僕が夏場に一番心配になるレッサー舎がここ上野とアドベンです・・・共にジャイアントパンダがメインの動物園ですね、偶然ですが・・・。
設備的には、共にエアコン付き（上野は冷風扇、アドベンはスポットクーラー）、ミスト付き（上野はご覧のとおり簡易的ですが）なのですが、実際にどれほどの減温効果があるのかの情報がないため心配の種が尽きないのです。

お昼寝中のアンアンちゃん。

今年の猛暑も頑張って乗りきってくれました・・・ありがとう。

それにしても数年前までのあの毛並みの異常な悪さはなんだったんだろう？と思うくらいここ数年のアンアンちゃんの毛並みは良好ですね・・・嬉しいです。

黄太郎君は小屋の中でお昼寝していました。

黄太郎君も猛暑を乗り切ってくれて、ありがとう。

オカピ＆キリン寝室へ。

オカピ寝室横に集められた木と巣箱的なもの。

てっきりレッサーの避暑地にするんだと勝手に思っていたのですが今夏は使われませんでした・・・もう夏場はここ、その他の季節はイソップ橋下でいいと思うんですけど。

イソップ橋横の工事の進捗次第でアンアンちゃんと黄太郎君がこちらに一時的に移るという話もあるようですね。

さて、今、局地的に話題のＪＲ東日本の車内フリーペーパー「トランヴェール」を貰うためだけに東京・上野間を特急券買って新幹線に乗りましたよ（笑）

今月号のメイン記事は「妖怪、新潟に現る」、作家の荒俣宏さん、漫画家の熊倉隆敏さん、古生物学者の荻野慎諧さんが妖怪伝説の謎を解きに新潟に向かいます。

荻野さんの研究によると・・・鵺の正体はレッサーパンダ！！

マジっすか！！

トランヴェール挿絵・・・鵺退治（涙）

確かに当時の人とほぼ同じくらいの体長１５０ｃｍで２本足で立ちあがることも出来る今は無き大型レッサーは、鎌倉時代には妖怪の類にカテゴライズされていてもおかしくはないのかも・・・でも、可愛すぎるだろ！！

鵺とは元々は”トラツグミのような夜に怪しい声で鳴く鳥の総称のようなもの”だったそうで、もし、半薄暮性で夜に活動し、恋鳴きが小鳥の鳴き声の様に聞こえるレッサーが鵺の正体ってのも理に適っているかも・・・。
小鳥だと思っていたところに身長１．５ｍのレッサーが２本足の威嚇姿勢で近づいてきたら・・・。

「トランヴェール」の過去１年分のバックナンバーはＷＥＢでも読むことができます。
この記事も来月にはバックナンバーとしてアップされると思いますので、ご興味のある方はこちらでどうぞ→http://www.jreast.co.jp/railway/trainvert/