デューク・エイセス「女ひとり」を巡る

2016/08/28 - 2016/08/30

京都大原三千院恋に疲れた女が一人
結城に潮風のすがきの帯が池の水面に揺れていた

京都栂尾高山寺（とがのおこうざんじ）恋に疲れた女が一人
大島紬につづれの帯が影を落とした石畳

京都嵐山大覚寺（らんざんだいかくじ）恋に疲れた女が一人
塩沢絣に名古屋帯耳をすませば滝の音

三千院・高山寺・大覚寺と歌に出てくる場所を制覇してきました！

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 新幹線
• 利用旅行会社: JTB

今宮神社

「玉の輿」という言葉の由来になった、徳川綱吉の生母「お玉」の氏神を祀る社。

阿保賢（あほかし）さんの石がある
　↑
３度叩いて持ち上げ、願い事を心で唱えならが３度手の平で撫で、再び石を持ち上げて、軽くなれば願いが叶う。

「お玉」は八百屋の娘から将軍の母となった。

お守りには野菜の絵が描かれていました。

龍安寺（りょうあんじ）

石庭は世界遺産

砂と１５個の石で禅の思想を表現した枯山水庭園で、一度に全ての石組みを見ることができないよう、設計されている。

知足のつくばい

真ん中の四角を口に見立て、「吾唯足ることを知る」と読む。

足りていることを知っていれば、貧しくても心は豊かという禅の教え

「吾唯足知」

鏡容池（きょうようち）

オシドリ池の別も意を持つ。
平安時代は貴族の遊興の場所だった美しい池。

大きな鯉がいました。

高山寺　紅葉の名所

奈良時代創建の古刹。多くの寺宝を持ち、国宝の石水院（せきすいいん）では、動物を擬人化した「鳥獣人物戯画」の模写を展示している。

ここから下には階段があり、そこを降りて行きました。

二日目は、地下鉄とバスを乗り継いで大原へ。

歌で有名ですが、２０代はその歌を知りません。

三千院→実光院→勝林院→宝泉院と回れます。

どこもお庭がきれい

三千院は、重要文化財の往生極楽院、本堂など見どころたっぷり。

杉苔の美しさで有名な有清園と池泉観賞式の聚碧園（しゅうぺきえん）の２つに庭が素晴らしい。

わらべ地蔵（作：杉村孝）

実光院

天台声明を伝承する寺院。編鐘ねど声明に関する楽器を展示

雨の中、庭を散策しました。

勝林院

ここは入らずに素通りしました。

夜は伊勢丹の中にあるお店でおばんざいをいただきました。

京都タワーが見える景観の良い場所ですが、本日はあいにくの雨。

三日目

朝は、８時５分のバスに乗り、鈴虫寺へ。

渡月橋を渡り、バスを乗り換えて、大覚寺へ。

大覚寺は生け花嵯峨御流の発祥地で総司所でもある。

だからでしょうか、このように立派な生け花が

嵯峨天皇の離宮が前身の門跡寺院。

真言宗大覚寺派の本山。

立派な神輿がありました。

狩野山楽筆の「牡丹図」、「紅白梅図」が見事

秋には約３００年の伝統を誇る嵯峨菊が可憐に咲き誇る。

大沢池

五大堂から見渡す大沢池の眺めも素晴らしいが、池の周辺を歩くのもまたよし。

五大堂には、不動明王を中心に五大明王を安置。

そこで写経をし、納めてきました。

茅の輪くぐりもしてきました。

楽しかった旅も終わりです。

新幹線の中で旅の締めくくりのビールと駅弁

良い旅ができました。