2016年8月　スペイン、フランス　合わせて　5泊　　日程　詰め詰め　暑々の旅　（６)　アルバラシン　帽子もない　日傘も無い　突き刺さる日差しの中・・・あの城壁に・・・　上るんですかぁ～～～

2016/08/11 - 2016/08/11

2016年8月11日 クエンカから　タクシーで　ここアルバラシンに着いたのは
１６時前。

明日の　テルエル行のバス停を　確認したあとで
高所恐怖症の連れが　城壁に上る！　　と言い出した。

すでに　１８時を過ぎているけれど　ガンガンの日差し。
帽子もも無ければ　日傘も無い。　　歳が歳だけに　日焼けも怖い。

日暮れを待っていると　足元が不確かになってくるし・・・・

躊躇していると　連れの一言。
何処かで待っといたら。　僕だけで　上ってくるわ。

反発心のみで　後先考えず　行くし！！・・・・

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
イベリア半島を　アラブが支配していた時代から　
この村は　アルバヌ・ラジン　＝　アラブ人の家名である　ラジンの子孫　と言う意味の　アルバラシンと　呼ばれていたそうです。

バルコニーのある　独特の家屋
アラブとローマの文化が入り混じった　村の佇まいに、魅了されてしまいました。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

バス停を　確認した後　売店兼インフォメーションの　おばさんの所に立ち寄って
バス停の写真を見せたら　「そうそう、ここで　あってる。　テルエルへのバスは広場の　反対側に止まるから　気を付けて」　と念押しされました。

アルバラシンは　村の下を　バス道路のトンネルが　突き抜けているので
Googleの地図で見ると　どこが村の中を巡る道なのか　とても分かりにくいです。

これは　ホテルで貰った地図です。

そして　これから城壁に上りなさい！と　勧められ　城壁への　道順も　地図に
マークしてくれました。

すっかり　行く気になった連れ。

Ｇの印が　おばさんの居る　売店兼インフォ。

城壁への　道順は　de molina　通りに　古い家々が　連なっているので　その通りを歩いて　城壁に　上りなさい、と。

D X Y M6 のアルファベットが並んでおる通りが　おススメらしい。

４３番の所を　右に曲がって　城壁を　目指したつもりが　３番の　所から
山を登ったことに　後で気づく。

この辺りが　del molina通り。　家と家の隙間のような　通りです

上を見上げると　寄り合う　軒と軒の隙間から　のぞく　青空。

おばさんが　教えてくれた　道を　辿ります。

路地は　涼しいのだけれど・・・

所々に　お店があって　でかい私の頭にあう　帽子など　物色するも
具合の良いものは　無し。
　
登坂も　日差しも　きつそうだから　どこかで待ってたら？　の　連れの言葉に
反発心が　ムラムラ。

伊吹山も　上れたし　全然　問題なし。

アーチのゲートの横にあるのは　Posada del adarve ホテルです。

Calle del portal 通り。

坂道を　上ります。

家の造りが　とても変化に富んでいて　素晴らしい。

ここから　日陰は無くなり　容赦なく照り付ける　陽に　ジリジリ〜〜
ジリジリ〜〜〜〜　焼けるぅ〜〜〜

でも　眼下に　広がる　村の姿が　素晴らしい〜〜

足元　滑る。

ワンダフル！！

西陽は　後ろから　突き刺さり　首筋が　チリチリ焼ける。

バックに　突っ込んでいた　インドネシアのシルクスカーフを
止むに止まれず　顔全体に　ぐるぐると。

最初は　目だけを出していたのだけれど　歩くにつれて　ズレてきて　この状態。

女性戦闘員のような・・・・
ちょっと危ない　お姉さん・・・あっ　おばさん　です。

上！　目指します！

荒々しい岩山の淵に　三日月上に　まとまっている　アルバラシン。

１８時４０分。

夜景が　見てみたい。　けれど　夕暮れは　まだまだ２時間半くらい　後。

上を見上げると　あともう少しで　テッペン。
４〜５人の人影が見えます。

しかしながら　この位置からだと　上を目指すのは　とても無理。

頑張って登っても　急すぎて下りてくる自身がない。

一緒に上ってきた　数人の観光客も　この辺りで　下りていきました。

他にも　上の展望台に行く道が　あったんじゃないかな？

あの城壁から　左へ　もう少し上まで登ったけれど・・・・残念です。

ズルズルと　足を取られる石ころの　道。

１８時５０分。
城壁への道は　ホテルの前の道にも　つながっていて
いったん　ホテルに戻り　一時間の休憩。

２０時。　村はずれを　散策しながら　夕食を頂く　良さげな　レストランを　探します。

アルバラシンに　着いた時の写真ですが　この門の手前に　城壁に上る　つづれ折れの石段が　ありました。

これです。

つづれ折れに　上へと続いています。

おばさんが　勧めた道は　ここだったのかも・・・と　今　思います。

村はずれ　です。

村の　普通の　暮らしが　垣間見えます。

こんな　瞬間が　とても好き。

夏休みで　おばあちゃんのお家に　遊びに来たような　ファミリー。

窓辺の　鉢植え。　ほっこりします。

日陰に　デッキチェアー

こんな　細い道にも　自動車が・・・・かつては　馬車だったんでしょうね〜

この辺りは　マヨール広場からは　ほんの少し離れた村はずれ。

壁のメンテナンスを　するオジサン。

なかなか　渋いですね〜〜♪

油絵のキャンパスのような　風景。

急斜面に建つ　家。

ゼラニウムの赤が　良く似合う壁。

夕日は　まだまだ　沈まない。

２０時半。　まだまだ　日差しは強い。

このアーチの門から　右手の坂道が　Portal del molina通りです。

レストラン・エル・ポルタル。

ここに入ります。

この旅行記へのコメント （6）

• zunzunさん 2016/10/30 18:49:54

  素晴らしい眺めですね〜♪

  ｳﾞｪﾗnonnaさん、こんばんは〜☆
  
  城壁は登っとこかになりますよね〜〜〜！！！
  
  我家は二人して高所恐怖症ですが、どこでも登ります。
  
  日焼けしたくない気持ちわかります。
  私も日焼けしたくなくて、日焼け止めを顔や腕に塗りたくり、帽子をかぶります。
  流石に欧州で日傘は差せないので持っていきません・・・
  でも日にちが過ぎてくると少々日焼けしてもいいやって気持ちになってくるのですよ。
  そして帰国後後悔するなのです。。。
  
  路地を歩いて歩いて行った先のには、絶景が待っていましたね。
  この風景が見れて良かったです。
  ご主人の決意に感謝です^^
  
  夏場の旅行は小休止が必要ですよね。
  我家も夕方は大抵ホテルでゴロゴロしていますよ。
  
  考えてみれば、同じ時期にｳﾞｪﾗnonna家はスペインを我家をイタリアを歩いていたのですね。
  いやぁ、暑かったですよね^^
  
  
  zun
  
  

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/10/30 21:20:04

  RE: 素晴らしい眺めですね〜♪

  zunzunさん
  
  こんばんは♪
  
  コメントと　沢山の投票　ありがとうございます。
  
  > 我家は二人して高所恐怖症ですが、どこでも登ります。
  
  私は　高いとこ　大好きですが　連れが　全くダメ。
  運転していても　高さのある　連絡橋とかを　走っていると　恐怖で大汗かくタイプ。
  なので　城壁を　自ら　上る！と言ったときは　(@_@。ビックリ。
  
  > 日焼けしたくない気持ちわかります。
  > 私も日焼けしたくなくて、日焼け止めを顔や腕に塗りたくり、帽子をかぶります。
  > 流石に欧州で日傘は差せないので持っていきません・・・
  > でも日にちが過ぎてくると少々日焼けしてもいいやって気持ちになってくるのですよ。
  > そして帰国後後悔するなのです。。。
  
  今まさに　後悔の真っ最中。　美白に精魂込めている　今日この頃。
  
  > 夏場の旅行は小休止が必要ですよね。
  > 我家も夕方は大抵ホテルでゴロゴロしていますよ。
  
  そうです。　旅行中は　動きが　止まっている事が　多くなり
  燃費が悪くなってきたことを　実感しています。
  
  > 考えてみれば、同じ時期にｳﾞｪﾗnonna家はスペインを我家をイタリアを歩いていたのですね。
  > いやぁ、暑かったですよね^^
  
  そうなんですね〜〜〜　それを聞いて　再度 zunzunさんの　旅行記見てみたら　ぴったし
  お盆休みに　はまっていましたね。
  今年は　どこも　暑かったんですね〜〜〜
  頑張りましたねぇ〜〜。
  
  さっき　イタリア中部地震の　ニュースが　入ってきました。
  このところ　中部では　地震が頻繁です、　　日本も　そうですが　美しい　詫びた
  佇まいの　小さな村が　崩壊してしまうのが　なんとも残念です。
  犠牲者が　少ないことを　祈るのみ・・・・
  
  ｳﾞｪﾗnonna
  
  

• akikoさん 2016/09/12 12:14:04

  村の素晴らしい全景♪

  ヴェラnonnaさん、こんにちは〜
  
  最も美しい村と評されるアルバラシンの城壁からの眺望をとても楽しみにしていました。
  
  でも城壁の展望台への道は思いの外大変だったのですね。ご主人とのやりとりで、反発心から奮起し「行くし！！」と言われたところがおかしくて吹き出しそうになりました。その時のガンガン照りの天候や上りのきつさなどを考えると躊躇する気持ちはとてもよくわかります。それでも頑張って悪路の坂道を上っていかれたそうで・・・
  
  村を見下ろせるところに着いた時の感動は、簡単に上れた時のものと比較にならないものだっと思います。
  アルバラシンの全景は実に絶景です！2つの教会の鐘楼が景色のアクセントになっていて、これが最も美しい村と言われる村なんですね。しんどい道を上ってきた甲斐がありましたね〜〜　
  
  続いての女性戦闘員のようなヴェラnonnaさんの姿にもちょっと感動〜（笑）本当にお疲れさまでした。高所恐怖症のご主人もお疲れさま〜　
  こうして楽して見せてもらって申し訳ない気がします。ありがとうございましたー☆☆☆
  
  akiko

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/09/12 21:24:09

  RE: 村の素晴らしい全景♪

  akikoさん
  
  拙い　ワタクシの写真で　臨場感を　お伝えできれば　本望です。
  
  スペインの　日差しの強さは　格別でした。
  夏の　陽の長い昼の暑さの中で　動き回るのは　自重するべきだと
  しみじみ　感じました。
  
  大阪の　オバちゃんなもんで　自虐ネタで　笑っていただけたら
  嬉しいです！
  
  こちらこそ　読んでいただき　一票も。
  ありがとうございます・
  
  ｳﾞｪﾗnonna

• たらよろさん 2016/09/05 19:39:21

  行くし！！という反発心

  こんばんは、ヴェラnonnaさん
  
  ご主人に反発して私も行く〜から始まった城壁のぼり。
  でも、登って良かったね〜
  最高の風景と、街並みが待っていたもの。
  茶色い壁の間をすり抜けるように進んでいる小路も風情があるなぁ〜
  
  私は、帽子もあまり被らない、、
  日傘は絶対にしない、、、
  日焼け止めもほとんどしない。。。
  なんていう超野生児だから、わぁ〜〜〜お年頃になった今、
  将来が怖いわ(笑)
  
  　　たらよろ

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/09/06 00:36:49

  RE: 行くし！！という反発心

  たらよろさん。
  
  こんばんは。
  
  他の方には　とても従順な　私なんですよ〜〜〜
  
  連れに対してだけ　反抗的なんですぅ　( ´Д｀)=3
  
  おしゃる通り　意地で登って　最高の景色が見れましたから
  焚きつけてくれた　連れに・・・　心で・・　感謝・・・・しときます。
  
  帽子は　被らなくとも　日焼け止めくらいは　たらよろさん・・・
  色白でいらっしゃるんでしょうが・・・・
  高齢に　なったら　もう手遅れよ。
  
  早めに　手当　しときましょう、老婆心ですが・・・
  
  ｳﾞｪﾗnonna