ANAでシンガポール -その2-(NRT出発 -Wポイントでファーストクラスへupgrade-)

2016/07/15 - 2016/07/15

シンガポール旅行の２日目です。
本日、那覇から成田へ移動して国際線に乗り継ぎます。
ようやくここでシンガポールへと向かうこととなります。

この、成田→シンガポールの777-300ER搭乗については
その部分を抽出して、
「ANA NH801 ファーストクラス搭乗と
シルバークリスラウンジ
-ダブルアップグレードポイント利用-」
として別途Upいたしておりますが、本編がこちらです。
(ファーストクラス搭乗については別立ての方が詳しいです)

エリア 成田(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

シンガポールへ出発の朝が来ました。

シーサーに挨拶をして出発です。

OKAの乗り継ぎカウンターでCheck-in。

スイートラウンジ。

那覇のSUITE LOUNGEの一番“それらしい”ところ。
こちらならではなのが「氷に浸かった瓶PEPSI」。

先日(2016年10月末)訪れた時には、写真左奥の
フルーツサーバーの大きさが、右隣の
シークワーサーサーバーと同じになってしまっていて、
何だか残念な感じがしました。

バナナスムージーとM&MS CANDY(チョコ)。
これだけで十分です。

時間となりました。
搭乗口へと移動します。

･･･まだ準備中でした。

搭乗。いざ、成田へ(笑)

天気に恵まれて、海も鮮やかでした。

沖縄の海は特有の美しさがあります。

丁度良い時間にお弁当です。

にいただきます。

今日も空は青かったです。

とてもキュートなCAさんと
搭乗記念の写真を撮りました。

そろそろ高度を下げて行きます。
しかし、到着が随分と早いと感じます。
慣れなのでしょうね。

成田に着陸しました。

2015年の9月に来て以来の成田です。
ほんの1年前のことなのに、
5年も10年も前のことのように感じます。
その間、めまぐるしく変化する日々だった
からかも知れません。

成田の天候は曇り。

しかし、今にも降りそうな感じでした。

撮り損ねていますが、
沢山のスーツーケースが流れていました。
拝見していましたが丁重に扱われていました。

国際線乗り継ぎへと進んで行きます。
スターアライアンスゴールドレーンもありましたが
誰もそちらには進んで行きません。

余りにも誰もいないので、係の方へ
「こちらに進んで良いですか？」と確認してから
進みました。

とはいえ、結局ここで順番待ちなんですよね。

ちょっとばかり待った後、通過しました。
･･･そうか、乗り継ぎだとここに出てくるんですね、
知りませんでした。(国内線で成田着は初めてなので)

時間の変更等が無いか確認。

利用するLOUNGEの位置関係も確認。
そして、向かった先は･･･。

その前に、搭乗口の下見をします。
まだ随分と早い時間でしたのに、
既に誘導準備は出来ていました。

向かって右が「ファーストとダイヤ」です。
このダイヤに対する優遇ぶりは凄いです。
Economyでも最優先、このことが重要だ。

777-300ERは準備中でした。

そして「ユナイテッド・クラブ」にやって来ました。
格子と屏風、そして、そこに描かれている錦鯉。
このショットがラウンジのコンセプトを象徴している
･･･ような気がします。

20世紀でしたらば「和モダン」とでも
言うのでしょうが、21世紀の今となっては、
「アメリカ人のイメージする(間違った)日本。」
のような感じるのは私だけでしょうか？

･･･それはさておき、この時間帯だと
日本の空港なのに日本人が居ないという
外国感いっぱいのLOUNGEでした。
また、ほとんどが団体様のようでした。

こちらにやって来たのはシャワールームです。
ユナイテッドの方がシャワーブースの数も多いし、
いつも大抵空いています。
難点は、今回利用する搭乗口から遠いことでしょう。

シャワー＆着替えを終えリフレッシュした後は、
ほぼ席が埋まっていたユナイテッド・クラブから、
搭乗口近くのSUITE LOUNGEへと移動しました。

何故か目につくあの機体。いつかは搭乗したいです。
(後日、搭乗しました。)

エスカレーターを上がれば、
すぐそこに目指すLOUNGEはあります。

こちらはユナイテッド・クラブと違って
少人数、或いは一人での旅行者の方が多かったです。

成田のSUITE LOUNGEの印象は
私的には良くないです。
席まで案内していただけるのですが、
テーブルが片付いていない所へ
案内されたりしますので。
この日も、またそうでした。

写真では見苦しいので広い範囲を
カットしていますが、
拭かれていないテーブルってちょっと
どうなのかと･･･。
※後日この印象は改善されました。

まあ、自分で拭けば良いことですが、
綺麗に整えられた空いている席があるのに
何故こちらを選んでアテンドされたのかが
全く理解出来ません。

気を取り直して･･･シャンパンの後には
ハーゲンダッツ。そして、想い出の
ANAスプーンです。懐かしい。

出発時刻が近づいたので、搭乗口へと移動しました。

「Diamondメンバー特典として
２倍のアップグレードポイント利用で
対照種別チケットでない場合でもアップグレードが可能となる」
という権限を行使させていただき、Pのビジネス→ファーストへの
アップグレードを申し込んでいます。
「アップグレードの可否は当日空港で」とのご案内でしたが。

程なく搭乗開始となりましたので、優先搭乗をさせて
いただこうとチケットをかざしましたら
「チッピングです」とスタッフの方が隣の方に告げられ
「こちらでお待ち下さい。」とカウンターの後ろで
待つように誘導されました。

アップグレードがOKでしたので、
新たに「F」のチケットを発券していただき、
ボーディングブリッジへと進みます。

私的にダイヤの３大メリットを重要な順に
述べますと、
(１)「Economyでも最優先」
(２)「SUITEラウンジのコンシェルジュ」
(３)「ダブルポイントの利用で
　　　対照種別チケットでない場合でも
　　　　　　　　アップグレードが可能」
の３つです。

特に(３)について、3番目にあげていますが、
「ツボに嵌まれば(上手く使えたら)」
これ以上の特典は無いと思っています。
ですから、私はマイルより
アップグレードポイントの方を重視しています。

この写真がFirstクラスの全てを表していると思います。

L1ドアにかかるボーディングブリッジ、ここから先はFirst専用
なのです。最後の搭乗者が搭乗いたしましたら、すぐにドアは
クローズ。決してFirst搭乗以外の方がキャビンを覗くことは
ありません。

８席設定されているFirstですが､当日は満席でした。
ご搭乗の方々は、
・新婚旅行の２名
・特典航空券orマイルでアップグレード２名
・Ｗポイント利用で対象種別外からアップグレード１名
・不明３名
であったと思われます。

CAさんにキャリーを預け、
席に案内していただきましたら、すぐに座ることが出来ます。
座席の上には何も置かれていないからです。

以前と比べたらBusinessクラスとの差は少なくなった、と言われ
ます。確かにシート自体の差は詰まっているでしょう。
しかし、座席の上に何も置かれておらず、さっと着席出来ること
の価値は大きいと思います。

簡素な個室ですが、内外の色味が変えてあったりで、
実はなかなか考えられていました。
船の設備とよく似ていました。

アロマの香るおしぼりとウェルカムドリンク。

既に上空です。
写真では良くわかりませんが、こちらはロゼ。
「シャンパーニュ・ブルーノ・パイヤール・ロゼ・プルミエ・キュヴェ」
だそうです。

テーブルウェアセッティングです。

食前酒のお好みは？
お水は、ナチュラルウォーター？炭酸水？ペリエ？
シャンパングラスのご指定は？等々、対応していただけます。

私はイタリアンを選択。

メインデッシュも3つの中から選択となります。
食器もそれぞれに合ったお皿でした。

デザートも3つの中から選びます。
右側に置いているのがメニューです。

私は健啖家ではないので、スキップさせていただいたり
少量だけ取らせてもらったりしておりましたので、
とても気を遣って頂きました。恐縮です。

ということで、写真にはコース全品は写っておりません。
申し訳ございません。

コースですので結構な時間がかかります。
CAさんも大変だと思いました。

夕食を終え、「響21年」をチョイス。
ロックでチョコレートと一緒にいただきます。

そして、お休みタイム。
フラットにしようとしていましたら、掛布を持って
来て頂き、ササッと広げてセッティングしてくださいました。
自分で置いてあるものを広げるのと、持って来て頂けるのは
雲泥の差です。

リラクシングウェアも良かったのです。
その上に羽織る上着が気に入りました。

･･･余談ですが･･･
JALだとCクラスでも「いかがですか？」と
席をまわってこられますが、ANAでカーディガンは
頼んでから持って来て頂いたことしか無いです。
ここがかなり違うところだと感じています。
と書いたら(と言う訳では無いのでしょうが)、
この次の搭乗時には持って来て頂けました。

さて、お食事ですが、時間も結構かかりますし、
それなりに疲れます。ですから、その後に
ゆっくりと休めることが重要だと思います。

ここまでは良い点ばかりを上げてきましたが、
良くない点もありました。
それは私がＷアップグレードポイント利用であったため、
その可否は搭乗時まではわからなかった、ということです。

どういうことかと言いますと、搭乗前に様々な要望をお願い
出来るというFirst Classのメリットを享受できない、
ということなのです。まあ、私は余り要望はありませんが。
(色々と注文をつけるお方もあって大変だとお伺いした
ことがあります)

ところで、着陸前にお水とオレンジジュースをいただいた
のですが、オレンジジュースって、国内線SUITEラウンジ
にも置いてないですよね。私は好きなんです、これ。

･･･余談ですが　その２･･･
'15年の秋以降、国内線Premiumクラスの期間限定で
「ぶどうジュース」が積まれていましたが、CAさんから
「みかんジュース」を積んでいる機材もある、と伺って
おりました。しかし、この年には遭遇出来ず。

翌'16年の12月に搭乗した折に待望の「みかんジュース」に
あたりました。「みかんジュース」か「オレンジジュース」か
どちらかで結構ですのに、国内線でも基本として積んでいて
欲しいと希望しています。

到着まであと僅かとなりました。
手前側ばかり使用していましたので、降機時になって
ようやく化粧室が２つあることに気付きました。

化粧室待ちが無いので着替えも楽々でした。
この点も非常に良いところだと思います。

アメニティの入っていたANAロゴ付きのサムソナイトです。
このケースが帰国時に役立ちました。
予約時点では考えてはいませんでしたがＷポイントを
利用して良かったと思いました。

-つづく-