2016/07/01 - 2016/07/05
9075位(同エリア28192件中)
いわさとさん
今回の訪台はグループで。
台北で人数が揃って食事に行くことがあまりないので、円卓を囲むような店に行けるのが少し嬉しい。
小吃も食べたけど、時間を掛けて落ち着いて食事するってのは妙に新鮮で楽しかった。
定番の「鼎泰豊」に鶏料理の老舗「鶏家荘」、広東ダッグの「龍都酒樓」。
どれも美味しかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは鼎泰豊。
MRTが開通して、永康街も随分行きやすくなったものだ。
台北市内は大抵バスで行く方が便利なんだけど(地下に潜る手間無し)、永康街はMRT東門站を利用する方が楽な気がする。
もちろん、Uberとかには勝てないけど(U−bikeは暑いので除く)。
今日も暑いね。朝から灼熱地獄。鼎泰豊 (信義店) 中華
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ここも何だかんだ言って一番安定の味。特に本店はバラつきがあまりない。
他の支店は、小籠包の肉が硬かったり肉汁がぬるかったりすることがあるけどココは安定してる(気がする)。
朝イチで行けば、まあ座れると思う。お店の回転は速いけど混雑時は外で待つので地獄。鼎泰豊 (信義店) 中華
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スターターの小菜。
ビールで流し込む。
定番の四季豆(いんげん)と筍(メンマ)。
当然100元前後するお高い小菜です。味と盛りつけは流石の風格。
個人的には小菜は、有名店だと明月湯包が美味いと思う。
店に行って小菜とビールで済ませたことがある位、美味い。鼎泰豊 (信義店) 中華
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酸辣湯も定番。
クソ暑いこの時期にいただくと、さらにミナギル美味さ。
台湾の酸辣湯は文字ほど酸っぱくも辛くもない。追加でお酢や辣油をたらしたり、胡椒をブーストしたくなるレベル。鼎泰豊 (信義店) 中華
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招牌の「小籠包」。
今日は大人数だから色々頼めるし、フトコロにも優しい。
半籠で頼むとビジュアル的にも寂しいので、普通に一籠頼めるのが嬉しい。
皮の薄さと皺の美しさが素晴らしい。たかだか皮、たかだか包み方だが、ここが美味さのポイント。
食感と餡とのバランスが大事かと。鼎泰豊 (信義店) 中華
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「蝦肉蒸餃」。
蝦蒸し餃子。中のスープは小籠包と変わらんので、そのパワーアップ版って感じ。
不動の美味さ。鼎泰豊 (信義店) 中華
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「蝦仁蛋炒飯」。
いつもなら食べないエビチャーハン。
美味いんだけど、いつもお腹に空きがない。
台湾の炒飯は総じてレベルが高いと思うけど、ここのは更に油が良い。鼎泰豊 (信義店) 中華
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イチオシ
「豆沙小包」。
こしあん入り小籠包。
個人的に一番好きなやつ。
以前1人で行って、いきなりこれを頼んだら小姐に二度聞き直された。
鼎泰豊創業者の立志伝みたいな本に、店の方針とか書いてあったんだけど興味深かった。
フロアスタッフの給金はかなり良い。でも要求されるサービスレベルは高くて、色んな罰則事項が設けられてる。
例えばトイレに行って手を洗わなかったのがバレたら即クビとか。日本ではあり得ないけど、台湾ではそうやってスタッフのサービス品質や意識を維持させてる。
一歩先を読むサービスとか、ホントレベル高いなと思ってたけどキチンと動機づけられてる。
行くたびにサービス向上のための工夫がされてるしね。受付で客の言語を判別して、注文票や座席に紐付けしたり(その座席には対応できるスタッフが担当する)、注文した料理をどのタイミングでサーブするか予め決めて、厨房にオーダー通してる。
例えば「豆沙小包」はデザートだから35分後に出せ、「小籠包」は2籠注文してるから、1籠は15分後に出せ、とか。
キチンと見える化してオペレーションしてる。あうんの呼吸とか、ベテランの経験とか、そういうのに期待しないで誰でも良いサービスを提供する仕組みを模索してる。
この店はどこまで進化するのかな?
ごちそうさまでした。鼎泰豊 (信義店) 中華
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こちらも中山の老舗店「鶏家荘」。
名前の通り鶏料理の店で、台湾料理が食べられる。
ここのおススメは断トツで「プリン」!鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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お店は結構大箱。
基本、大人数で来る店。料理のポーションも大きい。
台湾語が飛び交っててローカルな雰囲気も好き。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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スターターで「三味鶏」。
これをつまんで料理を待つ。
三味とは鶏の部位が3種類。
五味鶏って言う上位バージョンもある。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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いきなり「鶏飯」が運ばれてきた。
いわゆるチキンライス。鶏汁で炊かれたご飯。
シンガポールのストールとかで食べるとベチャベチャしてることがあるけど、ここのはバランスが良くて美味しい。
いきなり鶏飯がテーブルに来るのもね、と思ったけど美味しいから良いか。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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「蛤仔[糸糸]瓜」と「鶏捲」、「菜甫蛋」。
「蛤仔[糸糸]瓜」はハマグリとヘチマの炒め物。ヘチマに汁けがあるので、炒め物と言うよりスープみたいになってる。
ハマグリのダシが良く出てて美味い。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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「鶏捲」。
鶏肉の湯葉巻き。揚げてある。
独特の風味(多分五香粉的なヤツ)の味付けで好みは別れるけど、The・台湾料理って感じ。
多分、招牌。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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「菜甫蛋」。
定番だけど、つぁいぽーたんはお店によって味が違うので試してみたい。
この店はふっくら型。中に入ってる干し大根はあまりしょっぱくない。
味にパンチはないけどぱくぱく食べられる。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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「沙茶イカ」
サーチャーという間が抜けたソースのイカ炒め。
沙茶は火鍋とか行くと、MYつけだれ用の調味料で用意されたりしてる。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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「冬瓜鶏湯」
冬瓜で身体を冷やそう。
鶏エキスたっぷりのスープ。
台湾のお年寄りは高確率で、これ系の鶏スープ飲んでるね。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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イチオシ
「鶏蛋布丁」
プリン。このプリンが大好き。
台湾で喰った甘味でトップクラス(自分比)。
そのくらい好き。
見た目通りのクラシックな濃厚カスタードプリン。
少しすが立った感じのビジュアルも良い。
料理を頼むと最後にサービスでいただける。
好物のため別注しようかとメニューを眺めていたら、
「サビス!、サビス!!」とドヤ顔の小姐(ハードパーマのオバちゃん)。
「ああ、どうもありがとうございます。これ美味しいですよね」
「スペショ!スペショ!」と更にドヤ顔の小姐(ハードパーマのオバちゃん)。
「ああ、どうもどうも・・・」
今回も美味かったけど、いい加減領収書をよこしなさい(笑)。鶏家荘 (チーチアズワン) 中華
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こちらも老舗中の老舗「龍都酒樓」。
広東料理と台湾料理が楽しめる店。
林森の飲み屋街の少し外れにある。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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実に良い雰囲気だ。
テーブル囲んでいたら、突然マシンガン持った奴らが・・・以下、省略な雰囲気。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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この店に来たらコレですね。
北京[火考]鴨ならぬ広東[火考]鴨。
1羽を予約。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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イチオシ
その場でカットして提供してくれる。
広東と北京の違いは、皮のみならず肉も一緒に食べる方式らしいが、北京の全聚徳でも普通に両方食べてたけどな。
イマイチ違いはわからない。美味しけりゃいいじゃん。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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[火考]鴨を注文すると、その他の部位を使たお粥や炒め物やスープを頼める。
・・・が、その量が半端じゃないんで注文しない。
他のものが食べられなくなるし、鴨油ばっかり摂ってると胸やけするんで。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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エビマヨとヘチマの蒸しもの。
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「生機盎蝦球」。
エビマヨのマヨはモチロン「甘マヨ」。
流石にエビは大きくてぷりぷり。
あまりエビに関心を持たない連れが、美味い美味いと連呼してた。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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「金銀蒜蒸[糸糸]瓜」。
ヘチマの蒸しものは箸休めと思って注文したけど、にんにくたっぷりで隙がなかった。
美味しいけど。龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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「鮮蝦腐皮巻」。
エビの揚げ湯葉巻き。
これもエビがみっちり入っていて凄い弾力。
美味い。
上海料理に台湾料理、広東料理、ルーツは違えど台湾で土着して進化した老舗の味。
どの店も満足の味だった。さすがです。
(続)龍都酒楼 (ロントゥーチョウロウ) 中華
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