2015/09/17 - 2015/09/20
330位(同エリア883件中)
ゆずのはさん
2015年9月後半、BSの旅番組を真似て、岩手県平泉、盛岡、八幡平等を旅しました。
9月17日夜、東京駅鍛冶橋駐車場から岩手県一関市に向けて夜行バスで出発。
朝早く現地に到着し行動できるので、少々きつくても夜行バスの旅はやめられません(笑)
東京〜一関間の料金一人5000円。
4列シートでしたが、携帯の充電もでき、シートの座り心地もまずまず。
東北方面はトイレ休憩がない場合が多いのですが、今回は二回くらいあったような。
翌18日早朝、岩手県一関市駅に到着。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
新幹線側でバスを降りたため、新幹線の駅側に朝食の摂れるお店を探しましたが、7時ちょっと前だったのでお弁当屋さん以外は開いておらず。
うろうろ東北本線の駅側までやって来て、ようやく見つけた改札口外のイートインできるパン屋さんで、パンとヨーグルトとコーヒーの朝食にありつけました。
予約を入れてあるレンタカー屋さんも東北本線駅近くだし、まぁ〜いいか。 -
8時の開店と同時に予約してあったレンタカーを借り、まずやって来たのがこちら。
9月は台風の時期のせいか、どこへ行っても雨が付きまといます。(北陸旅行の時も降られた!) -
岩手県西磐井郡平泉町にある達谷窟毘沙門堂。
延暦20年(801年)創建。
征夷大将軍・坂上田村麻呂を蝦夷を討伐した記念として建てたとか。
三度の火災焼失を経て、昭和36年に再建。 -
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巨大な岩がめり込んじゃってます!
いやぁ〜どういうふうに建てたんだろう?
お堂の中はもちろん撮影禁止でしたのでお伝えできませんが、なんともいえず神秘的でした。
最強のパワーをもらった感じがしないでもないような…!? -
巨大な岩の上の方に彫られた『岩面大仏』。
こんな場所にどうやって彫ったのかしらね。 -
達谷窟をあとに再び一関市に戻り、やって来たのはこちら、厳美渓。
先日降った雨の影響で濁流となってますが、本来は美しい渓谷美が見られるそうです。
この写真を見ただけでは想像できませんよね。 -
どちらかというと、私の目的は厳美渓名物の空飛ぶ団子だから、団子さえ買えりゃいいのよ(笑)
対岸の団子屋のおじさんに合図を送ると、さすがは商売、おじさん、ちゃんとこちらを見てくれていました。
「団子二つ」とジェスチャーを送る私。
おじさん、両腕で作った大きな丸で応えます。
この雨、この濁流、本当に買えるのか? -
団子の代金は一人前400円なので、二人分として千円札をかごに入れると、団子二人前とお茶二つ、おつり200円がちゃんと送られて来ました!
お茶もこぼれておらず、お見事としかいいようのない技でした。 -
空飛ぶ団子の本当の名前は『郭公だんご』です。
はい、頂きますよ〜♪ -
みたらし、黒胡麻だれ、あんこの三種類が入っていました。
とても柔らかくておいしかったです。
しかし、立ち入り禁止の看板だらけのなか、一歩間違えば転落して濁流に押し流されてしまうかもだし、団子を買うのに命がけになるなんて(笑) -
次の観光場所は毛越寺。
萩の花がきれいです。 -
何やら作業している人が写っちゃってますが。
宗派は天台宗、開基は円仁。
現在の本尊は薬師如来、脇侍は日光菩薩と月光菩薩。
毛越寺庭園は特別名勝に指定されています。 -
本堂。
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雨のせいで池の水も濁っちゃって残念(>_<)
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続いて、こちらに。
中尊寺。
東北大本山、本尊は釈迦如来。
円仁の開基とされていますが、実質的な開基は藤原清衡。
いわずと知れた奥州藤原三代ゆかりの寺として著名ですね。 -
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金色堂。
ここは入場料が別料金だった! -
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朝、パンとヨーグルトを食べたし、郭公団子も食べたのに、お昼時になるとお腹って空くのよね〜ってことで、中尊寺内のこちらのお店に入りました。
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平泉のわんこそばです♪
盛岡のものとは違い、一人前が12杯、天婦羅や煮物も付き、ゆっくり味わいながら食べられるのがよいですね。
お蕎麦自体もおいしく、すべてが上品なお味でした。(一人前2000円) -
満腹になったところで、高館義経堂に向かいました。
源義経が藤原泰衡に攻められ、自刃した場所と知られています。(歴史の授業では衣川館と習った記憶があります)
松尾芭蕉も奥の細道の旅の途中にこの場所に立ち寄り、義経の冥福を祈るとともに『夏草や兵どもが夢の跡』の名句を残した地としても有名ですね。 -
寂しい場所にひっそりと建っていました。
歴史好きなら誰もが知る源義経の最期の地がここだと思うと、あまりにも哀しいですね。 -
義経堂から眺める北上川の流れ。
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続いて向かったのが猊鼻渓。
1923年岩手県初の国の名勝に指定された景勝地ですが、この日は水位が高く、名物の船が出せないとのことでした。
運玉投げたかったなぁ〜残念! -
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猊鼻渓を諦め、藤原の郷にやって来ました。
時代劇の撮影地として有名な場所です。
私の好きな『陰陽師』も撮影されたそうです。 -
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観光もたくさんして満足したし、一日目の宿に向かいました。
泊まったのは奥州市水沢区にあるルートイン奥州。
ルートインの目玉は大浴場があること、リーズナブルに泊まれるのになかなかサービスが行き届いていること、旅行にお金をかけたくない時はもっぱら利用しています。
まだ建物が新しく、部屋も清潔でした。
今回は平日限定プランをチョイスしたので、唐揚げ定食の夕食付きです。
豪華な旅館の夕食にはもちろん敵いませんが、ボリュームもあり、結構満足♪ -
9月19日旅二日目。
いつもながら朝からがっつり食べちゃうわが夫婦…夫はまだ選んでいる最中で画像にはありませんが、てんこ盛りを食べたのはいうまでもありません(笑)
いつもご飯とパンの両方食べないと気が済まず。 -
旅二日目の観光は、まず宿と同じ水沢区にある胆沢城跡から始めました。
坂上田村麻呂が802年に築城した古代城柵。(国の史跡指定)
802年から1083年の後三年の役頃まで鎮守府として機能したとあります。 -
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胆沢城跡から今度は小岩井農場へと向かいました。
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小岩井農場に到着♪
動物は苦手だけど、ここは超有名スポットだし、バターやチーズなどの乳製品は好きなので、ショッピングを兼ねて寄ってみました。
もちろんソフトクリームも食べましたが、夫に撮ってもらった私のソフトクリームを持っている姿があまりにも酷く、画像は載せられません…(笑) -
ショップで売っていたかわいい小物たち♪
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こんなところにトトロもいました!
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夫の希望で馬車に乗りました。
夫は私と違い動物が大好きなので、乗馬体験もしました。
余談ですが、ずいぶん前に蒜山高原に行った時に牧場の牛に手をなめられてたっけ(私には考えられない) -
小岩井農場を一通り歩き回って、おみやげにバターケーキやクッキーなどを買って、次は繋温泉の御所湖に向かいました。
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結構、よい眺めだったのですが、スマホだとなかなかうまく撮れません。
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この日も晴れたり曇ったり雨が降ったりと忙しい天気でした。
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御所湖をあとに八幡平方面に向かいましたが、お腹が空いたので、パーキングエリアで遅めの昼食休憩。
盛岡名物の冷麺とじゃじゃ麺を食べました。
場所柄味は普通でしたが、今回の旅のコンセプトの一つ『岩手グルメ』なので満足満足。 -
八幡平の頂上に向けてひた走るレンタカー!
この日の宿は八幡平ロイヤルホテルなので、結構遅くまで観光できます。 -
八幡平中腹からの眺め。
でも、雲が多いので、頂上からの眺めは期待できないかも。 -
頂上方面は、やはり雲に覆われてるよ。
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今回の旅の相棒(レンタカー)と八幡平の景色。
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その後、一応、頂上に到着したものの、激しくガスっていて何も見えず…。
山の天気って本当気まぐれ‼ -
八幡平ロイヤルホテルを通り越して、松川渓谷入り口まで行ってみました。
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二泊目のお宿『八幡平ロイヤルホテル』。
プラス8000円でスィートルームにグレードアップできると聞いてお願いしたのですが、最初に予約したツインルームで全然OKだった(-_-;)
そんなわけで、お部屋の写真は特に撮らず…。
ここの系列は何度か利用してるけど、外国人も多く泊まるため、すごく騒がしかったりしてイマイチな印象が。
今回、外国人はあまり見なかったけど、相変わらず、すべての面で可もなく不可もなく…。(関係者さん、これは批判ではありません。素直な感想です、はい) -
夕食は広間のような場所で頂きました。
バイキングじゃなかったのがせめての救いだったけど、これといって特色は無し。
したがって、いつものように全品は撮りませんでした。 -
締めのデザート。
これだけは写真撮りました(笑) -
夕食後にロビーに降りるとさんさ踊りのアトラクションをやってました。
大きなホテルは、こういったアトラクショがあるのでファミリーやグループは楽しめますね。 -
9月20日 旅最終日。
宿を9時にはチェックアウト。
盛岡駅前のレンタカー屋さんに返却するまで、盛岡市内を観光します。 -
車窓に見える岩手山。
何枚も撮っちゃいました。 -
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走る車の中から撮るのって難しい。
全然、ちゃんと撮れてません(>_<) -
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盛岡市内到着。
まずはこちらから。 -
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櫻山神社。
寛延二年(1749)創建。
ご祭神は南部家四当主。(南部家初代光行公、盛岡藩初代信直公、三代利直公、十一代利敬公) -
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本殿。
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本殿にお参りし、ご朱印も書いてもらいましたので、今度はこの赤い階段の上に行ってみました。
ちょこっとてっぺんが見えるかと思いますが、ここには有名なパワースポットがあるんです! -
これが、盛岡のパワースポットといわれている烏帽子岩。
盛岡城築城時、地中から出現、今も盛岡市民の守り岩として親しまれています。
テレビ番組ではこの岩に触っていましたが、実際に行ってみるとそばには寄れないようになっていたため、岩に向かって手を合わせてきました。 -
続いて、盛岡城跡にやって来ました。
日露戦争で戦死した南部家第四十二代当主・南部利祥の騎馬像が1908年に建立されたのですが、太平洋戦争による金属供出のため騎馬像は持ち去られ、現在は台座のみが残っています。
盛岡城(別名・不来方城)の築城主は南部信直、1598年築城、国の史跡となっています。
遺構としては、石垣、土塁、掘、移築土蔵、門。
今は公園となっていて、石川啄木の歌碑もありました。 -
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続いて、盛岡市内を散策。
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岩手銀行旧本店本館。
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岩手・盛岡といったら、ここははずせない。
盛岡わんこそばの有名店『東家本店』。
さすがは有名店、11時前に行ったのに、整理券の番号は100番代。
約一時間半待ってようやく入店。
刺身などが付いたコースで一人3240円でした。
さぁ〜食べますよ!
目指せ、100杯以上!! -
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隣のテーブルのカップルと四人一組になり、仲居さんがそれぞれのペースに合わせておわんに蕎麦を入れてくれるのですが、隣の若い女性のペースが遅く、ちょっと調子が狂い気味に。
それでも、私110杯、夫108杯!
夫に食い気で勝っちゃうなんて、私としたことが…(笑)
お蕎麦も薬味の味も平泉の方が断然おいしかったけど、盛岡わんこそばは一度チャレンジしてみたかったので、満足満足。 -
かなりお腹がいっぱいになりましたので、ぶらぶら歩きながら散策しました。
中津川の流れ。
この川沿いに、私の好きな詩人・立原道造ゆかりの画家・深沢紅子さんの『野の花美術館』があり、見学もしたのですが、うっかり写真を撮り忘れてしまいました。 -
中津川にかかる上の橋まで川沿いを歩いて擬宝珠をパチリ☆
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紺屋町番屋。
盛岡はこういう場所がところどごろ残っているのがいいですね。 -
昔ながらの日曜雑貨のお店。
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もりおか啄木賢治青春館。
盛岡といえば、石川啄木と宮沢賢治もはずせないですね。 -
最後に石割桜を見て盛岡駅に向かいました。
今度はぜひ桜の季節に‼ -
レンタカーを返し、盛岡駅到着。
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そういえば、前沢牛を食べ損ねたわ〜ということで、前沢牛の入った駅弁を買いました。
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今回はお金をかけない旅行のため、前沢牛のステーキはいつかまた来た時に食べましょう。
行きは夜行バスだったので、帰りはお約束のグリーン車。(快適快適)
今回も観光盛りだくさんで、それなりに満足のできた旅でした♪
これからも過去旅を少しずつアップ予定です。
長々とお読み頂き、ありがとうございました。
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