2015/07/18 - 2015/07/18
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あの街からさん
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昨年(2014)の「ラガッツオイピッコロ山頂」への
トレッキングはピッコロ山頂から
ラガッツオイ山群の401経由で412コースを
トレッキングしましたが
今年(2015)は、ピッコロから眺めた
5Torri(チンクエ・トッリ)を
歩こうとやって来ました。
そこには、これぞドロミーティ!
自然の造形美とも言える岩魂と
クールなオゾンがいっぱい流れていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて
これからご案内しますのが
この奇岩魂や -
握りこぶしに見えてしまう
大きな岩魂が不思議な空間を
演出している
この谷間 -
念願だった「ラガッツオイピッコロ山頂」への
トレッキングを終えファルツァレーゴ峠にある
レストラン(兼土産屋さん)の
「Cafe-Bar-Paninoteca」に隣接した
駐車場を出発したのが10:55頃。 -
そこから僅か10分程で
5Torri(チンクエ・トッリ)の駐車場に到着します。
ラガッツオイ山群が青空にくっきり
目の前にど〜ん! と迫っています。 -
峠道の街道からほんの少し
中に入った所に駐車場があります。
リフトのチケット売り場の建物は
駐車場から見えるほんの数歩の距離です。
☆嬉しいことに駐車料金はフリーです。 -
ラガッツオイ山群を背景にして
リフトはゆったりと上がって行きます。
スコヤットリ・リフト山頂駅往復チケットは
1人〜14.5ユーロ(およそ2,060円)これは
ラガッツオイ・ピッコロのゴンドラと同じ料金でした。 -
足元はお花畑の草原で
Averauが前方に
徐々に頭をもたげて現れてきます。 -
リフト後方にはラガッツオイ山群が
広角で現れてきます。 -
ラガッツオイ山群の左方向に
ピッコロ・ラガッツオイ山頂が在る
岩魂があります。 -
このリフトはこの様に絶景を望むことが
できますが、足元がお花畑で
怖さ(笑)は全くありません。\(⌒∇⌒)/
リフト山頂駅が見えてきました。 -
眺めが良いのであっという間に
スコヤットリ・リフト山頂駅に到着します。 -
スコヤットリ・リフト山頂駅に隣接して
スコヤットリ小屋
R.Scoiattoli(2,280m)が在ります。
後方には Averau
直ぐ側に迫るこの山小屋もナイスポジション! -
-
目の前に絶景が広がっている
テラスでの〜んびりとするのも
良〜いですね。 ( ̄ー ̄) -
絶景が広がっている
テラスでの〜んびりとするのも
良〜いですね。 ( ̄ー ̄) -
ここで
これから歩くトレッキング・コースを
ラガッツオイの山頂駅からピッコロ山頂へ
向かう途中で撮った画像で見てみましょう。
ラガッツオイと5Torri(チンクエ・トッリ)
とは深い谷(ファルツァレーゴ峠)
を挟んだ向こう側に在るのが
お分かりいただけるかと思います。 -
スコヤットリ・リフト山頂駅
から歩き始めて
5Torri(チンクエ・トッリ)を経由して
R.Averau(アヴェラーウ小屋)で
ランチをしょうと思います。
R.Averau(アヴェラーウ小屋)は
R.Nuvolau(ヌーボラウ小屋)の下方にあるのですが
この角度からは確認しづらいので
画像には書き入れていません。(;´ェ`) -
コースは良く整備されていて
こんな日には快適そのものです。 -
それではスコヤットリ小屋
(R.Scoiattoli)から
歩き始めます。
最初は下り坂です。 -
スコヤットリ・リフト山頂駅の
背景にはラガッツオイ -
スコヤットリ小屋
R.Scoiattoli の
後方には Averau(2,649m)が
くっきりとヽ( ̄▽ ̄)ノ -
人の歩みって一歩一歩なのだけれど
確実に進んでいて
みるみるうちにスコヤットリ小屋は
小さくなって行きます。 -
振り返ると
ラガッツオイが屏風のように
立ちふさがっています。
ラガッツオイの前が谷に
なっているのですが
ここからはそのまま道が
続いているように見えます。 -
コースはまるで散歩道のように
整備されています。
なだらかな草原の所々に岩が頭をもたげていて
岩陰には高山植物がひっそりと咲いています。 -
ここは盆地とは言えないかもしれませんが
穏やかなすり鉢型になつたコースです。
奥の方に見えるのが
Croda Da Lago(クローダ・ダ・ラゴ)
その手前に台形の先が盛り上がっているのが
Lastoi De Formin(ラストイ・ディ・フォルミン)
です。 -
Croda Da Lago(クローダ・ダ・ラゴ)
Lastoi De Formin(ラストイ・ディ・フォルミン)を
眺めながら歩きます。
コースの側の斜面はお花畑です。 -
443コースを見下ろしながら
-
一部やや勾配がきつくなっていますが
全体に穏やかなすり鉢型になつたコース
です。 -
リフト山頂駅から
5Torri(チンクエ・トッリ)を
経由してと書きましたが
正確には回り込んで
5Torri(チンクエ・トッリ)に向かっています。
その後、背景にある小屋方面へUターンし
アヴェラーウ小屋へ登って行きます。
R.Averau(アヴェラーウ小屋)は
R.Nuvolau(ヌーボラウ小屋)の下方にあるのですが
この角度からは確認しづらいので
画像には書き入れていません。(;´ェ`) -
うわぁ〜!
という景観が目に飛び込んできます。 -
久しぶりにトレッカーさんと
「ボンジョルノ」と挨拶を交わしながら
すれ違います。 -
不思議な雰囲気です。
-
これが
5Torri(チンクエ・トッリ)
コルチナダンペッツオの街で日本人
ツーリストに人気のレストランは
ここから名付けたのですね。(〃⌒ー⌒)/ -
しかしアングルによっては
5Torri(チンクエ・トッリ)の
すべての塔が見えません。(笑) -
イチオシ
外国へ旅をする時には
その国の言葉を何かしら話せたらと思い
ジェットの中でパラリと
旅の簡単会話集などを見たりしますが
今回はイタリア語。
uno(ウノ)、due(ドウ-ェ)、tre(トレ)
quattro(クアットロ)、cinque(チンクェ)
何やらラテン系の音楽の掛け声に出てきそうですが
あちらはスペイン語なので似ている
(どちらもラテン語から派生しているので)
ように聞こえますが少し違います。(笑)
掛け声のように聞こえるのは
1・2・3・4・5の算用数字だから。
5Torri(チンクエ・トッリ)の
チンクエは数字の5ですね。すると
トッリは「塔」の意ですから
文字通り「五つの塔」ということになります。
例えば レストランで現地の言葉で言って
珈琲を注文する時に
「ウノ又はドゥーエ
ペルファボーレ」と言うと喜んでもらえますよ。(笑) -
塔の麓はお花畑でした。
-
岩陰に可憐に咲いている花に
\(⌒∇⌒)/ -
ボンジョールノ \(⌒∇⌒)/
-
えぇっっ! どこだぁ どこ?
登攀者(ウイリー)を探せ! -
一番大きな岩を見上げたら
只今 アタック! 真っ最中 -
蟻さんのようなので
ズームイン! をしてみます。 -
これからアタックする人も
-
下の方を見たら
アタック・マン(こんな言葉
あったかなぁ・笑)だぁ。 -
「あの洞窟のようになった所から
出てきたょ」 -
「どこ どこ?」
-
「ほ〜うらネ」
「どーもどーも」 \(^_^ )( ^_^)/ -
あそこまで行ってみよう。
-
お〜結構奥深く続いているンだぁ。
-
洞窟から
可愛い2人がやって来た。(^o⌒*)/
直ぐ後から
1人また1人と出てきて -
5Torri(チンクエ・トッリ)で
5人に出会ったのも
何かの縁♪♪ ヽ(´ー`)ノ ♪♪
ドイツからやって来た彼らと
英語で通じ合い
しばし談笑 (〃⌒ー⌒)/ -
「朝の8:00からアタック開始したのよ」
とのこと。
意外と短時間で登るとのことで
も驚いてしまいました。
登攀装備を見せてもらいました。 -
驚いたのは
靴。
薄〜い! 軽〜い!
トウシューズのよう。
これであそこ登るのかぁ。
えぇっ!
5Torri(チンクエ・トッリ)は
トウ(塔)シューズで登るのか?
ですって。 -
あの可愛い2人も登って
きたのだってまだ信じられません。 -
ああやって
-
こうやって
-
踏ん張って!
-
アタックしたなんてね。
-
人間の能力って凄いなぁ〜
☆このところ(旅行記作成時期)見ていた
リオの体操競技の余韻が残っています。(笑)
彼ら(アタックをする人)達も日々
練習を積み重ねているのだろうなぁ。 -
彼らと別れて
今来たルートを途中まで戻ります。
振り返ると
遠〜くにCroda Da Lagoのギザギザ魂が -
足元には黄色い花と白い花が
-
私たちがルートの下まで下がってきた時
丘の上から大きな声がしたので
見上げたら あの2人が
「アウフヴィーダーゼェン(さよなら〜)」って
どうも 涙腺が弱くなってきて困ります」 -
時々振り返っては
Averau小屋への分岐点まで
戻ってゆきます。 -
この辺一帯は
ところどころ
岩肌が顔を出しているので
草原とは言えないかもしれませんが
高山植物がきれいです。 -
そこからもう少し歩いた所では
一面お花畑でした。 -
分岐点から
少しずつ少しずつ登ってゆき
Averau小屋へ向かいます。 -
イチオシ
Averau小屋へ向かうやや高い位置から
振り返って見ると
5Torri(チンクエ・トッリ)とスコヤットリ・リフト山頂駅が
並んでいるように見えました。 (●´ー`●) -
リフト山頂駅から
5Torri(チンクエ・トッリ)へ下って行く
ルートは緑がいっぱいでしたが
「Averau小屋」へ登って行くルートは
岩肌が多いですね。 -
さぁて
これから曲がりくねっている
手前のルートを -
巻きながらランチを予定している
「Averau小屋」へ登って行きます。
☆画像に写っている山小屋は
ランチをした山小屋ではありません。
あの山小屋が在る岩魂の前の谷を
挟んだ頂きに建っているのですが
ここからはまだ見えません (;´ェ`) -
Averau小屋(2,413m)が見えてきました。
-
Averau小屋(2,413m)に到着したのが
12:10分頃でちょうどランチの時間でした。
☆車が通れるくらい太い道です。 -
ここまで
コルチナダンペッツオで入手した
(次の画像のMAP)
MAPにより標高・山小屋の名前
等引用してきましたが
ここへきて
Averau小屋に掲げてある
標高を見てみると小屋の看板に記載してある
標高が2,416mでMAPで知った標高(2,413m)と
3mの差を発見 (;´ェ`)
まぁ どちらが・・・正確なのか?
ここは 大目にみてください。 -
旅先ではいつ何が起こるかもしれないもの。
これまでは幸い経験がありませんが
パスポートや
自分で作った旅の日程表
(個人旅行がほとんどなので)等
紛失してしまいそれと同時に
Wi-Fiも不調だった場合に遭遇しても
慌てずに次の手を打つことが出来るよう
いつも鞄に入れている何かと頼もしい
“あの街から”の相棒が
『○○の歩○方』です。
が
その頼もしい相棒であっても
ことドロミーティ地域については
「シリアル山塊」「ピッコロ・ラガッツオイ」
「セチューダ」「ピズボエ」「ガイスラー」
「サッソルンンゴ」等々の
コースガイドについては
ドロミーティ地域をカバーする
「ミラノ・ヴェネツィアと湖水地方」
(最新版の2015〜16)にも
ほとんどが載っていませんので
これらの種々のMAPを
現地で手に入れ見ながら旅を続け
助けてもらっていました。 -
この旅行記を書く今になって
そう言えばかってスイスへ旅した際に買い求めた
☆この本『地球の歩き方』の別冊本
「ヨーロッパ・アルプスハイキング・ガイド」
があったなぁ。と思い出し
本棚から出してみました。
何と!イタリアの章があり
その中に本誌の方には、ほんの数か所
しか載っていない
コースガイドが詳しく載っていました。
それが
(ラガッツオイからファルツレーゴ峠)
(トレチーメ)(ラショッツからセチューダ
コルライザー)(ベルヴェデーレからヴィールデル
パン小屋〜ポルドイ峠)等
コースガイドがしっかり載っていました。
ただし、現在は絶版中なので
希望として最新情報を加えて
再販してもらいたいなぁと思います。 -
Averau小屋から
スコヤットリ・リフト山頂駅
方面を眺めたところです。 -
Averau小屋のテラスに道標が立っていました。
-
おやぁ!
テラスを一生懸命に掃除しているぅ
Averau小屋の息子さんかな? -
Averau小屋の前の広場
からの眺めです。ヽ( ̄▽ ̄)ノ
あの岩魂の上(先端には)
先ほどルートの途中から
眺めていたR.Nuvolau(ヌーボラウ小屋)が
あります。 -
Averau小屋の前の広場では
皆さん
この風景を楽しんでいました。 -
一方
マウンテンバイクでやって来た
強者(つわもの)たちもいます。 -
イチオシ
この小屋も崖っぷちに建っています。
-
意外にも空いていました。
-
コペルトのパンをいただきながら
具沢山の野菜スープを飲んで
☆家人はビーンズ・スープでした。 -
大き目のアップルパイを食べ
-
小屋の背景には
岩魂が迫っていました。 -
あの岩魂の上を歩きたいなぁ。
と -
エスプレッソを飲みながら
考えていました。 -
分厚いガラスで囲んだ
屋外レストランのガラスの向こうには
気持ちの良い風景が広がっています。
(●´ー`●)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- batfishさん 2016/08/15 20:12:00
- Rifugio Averau
- あの街からさん こんばんは!
晴れたRifugio Averauを見て「うわぁ〜^0^」
と思ってしまいました。
先月、両親と濃霧のハイキング中に休憩したところです。
至近距離に近づいても小屋の全景がわからないくらいの濃霧で
ファルツァレーゴ峠までのルートを探すのも一苦労でした(^^;
晴れた日の小屋のテラスはこんなだったのですね。
(テラスの存在も今、知りました)
そろそろ今夏のご旅行にご出発でしょうか?
また素敵な出会いがあることでしょうね。
気が早いですが、旅行記でまた未知の世界を紹介して下さるのを
楽しみにしています(^^)
batfish
- あの街からさん からの返信 2016/08/16 23:13:52
- RE:今回もアヴェラウ小屋でお互いの風景同士 出会っていたのですね
- batfishさん こんばんは(〃⌒ー⌒)/
batfishさんはつい先ごろドロミーティにいらして
帰っていらしたと思ったらいつもの速攻でヽ( ̄▽ ̄)ノ
もう6編へ進んでいてほんとうに素晴らしいです!
私の方は、昨年の夏をまだ追いかけています。(;´ェ`)
Batfishさんの今年の旅は特に〈スペシャルな旅〉だ
なぁと感じながら拝見しています。
それは以前に
“母のリクエストで一緒に行こうと思ってます”と
お聞きしていたので楽しみにしていたところですが
雄大なセッラ山魂・サッソルンゴを眺めながら
のお花畑を歩いたこと等ご両親さまへの何よりの
プレゼントができてよかったなぁ。と喜んでいました。
そして
Batfishさんの健脚はご両親さま譲りだと納得しました(笑)
さて、Batfishさんの旅行記を拝見しながら
「広〜いなぁドロミーティは」とその都度実感します。
少し挙げてみても、今回のアヴェラウ小屋コースでも
接点は山小屋だけですし、「Fassa谷ハイキング」編では
フェダイア湖のバス停わきのマルモラーダ小屋でランチ
したかったけど時間が無く断念した所ですし
籠リフトも行ってみたい所です。
車で回る自分たちは
駐車場に必ず戻らなければならないので
ポルドイ峠からベルベデーレ展望台への
コース等候補の段階で断念してしまいました。
Batfishさんと“あの街から”のコースをみた
だけでも、双方の接点地からたとえ
どちらの方向を選んだとしても絶景続きで
ドロミーティは奥深しと改めて感じます。
出発までラストスパートあと1冊(;´ェ`)
なんとかこぎ着けたい!と思っていますが・・・。
宿題を抱えて始業式間近の小学生の気分と
台風接近で未だテンションの盛り上がりにかけますが
早くあのワクワク感に浸りたいと思ってます。
ガーミン持って アリタリアの座席は
もう直ぐだぁ! 頑張れニッポン!
???( ̄ー ̄)
あの街から
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