オランダの庭を見て廻る【８】（アペルドールン・ミダフテン城・ホブベルウ国立公園（クレラーミュラー））

2016/06/16 - 2016/06/28

アペルドールンへ来た最大の目的である「ヘットロー宮殿」を堪能し、周辺の城の庭を見て廻りました。宮殿だけあって、やっぱり広い。。。じっくり時間をかけて廻らないともったいない。
ミダフテン城は「Kasteel Middachten」のつづりで、ウェディングや宿泊などできる施設のようです。ここの庭がすばらしい。
ゴッホもちょっと見て、今夜はホテル近くのフレンチでゆったり満喫しました。

エリア アッペルドールン(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食をがっつり摂ります。

ホテルの道路向こうがヘットロー宮殿の敷地になります。すがすがしい朝、木々の木漏れ日で宮殿へ散歩です。まだ開館時間じゃありませんが。。

ヘットロー宮殿まで７００メートルほど歩きました。

宮殿の敷地マップです。ただただ、広い。

宮殿の全景です。さきほど歩いた敷地に大きいテントを何張りも設営していて、資材を載せたトラックが横切ってゆきます。

りっぱなたたずまいですね。朝は人もおらず写真が綺麗に撮れました。

再び、木漏れ日の中出発点に戻ってきました。宮殿の左側には公園があり、入り口にオラニエ公にまつわる看板が立てられていました。

ここからハイキングコースが整備されていて、8:00-19:00まで空いています。ジョギングしている人がいました。

チケット販売所が１０時にオープンしました。
この場所はヘットロー宮殿のそばではなくて、「Rijtuigmuseum」という建物の側にある独立した建物で、ちょうど駐車場の横に立っています。宮殿からは６００メートルほど離れています。
売り場窓口の右の廊下奥にトイレがあります。

ミュージアムカードでOK！

先に待っていた団体さんです。こういったグループが３つ程あってライン川クルーズのエクスカーションで来られたそうです。
チケット売り場が開場するまで前の駐車場で待っていたとき、エクスカーションに参加しているおじいちゃんに声を掛けられ、そう話ししてました。

さて、ヘットロー宮殿に向かいましょう。

何故か孔雀が１匹。。

頂いたガイドブックです。残念な事に日本語オーディオガイドは無いとの事。

Ａ地点でチケットを買って、Ｅ地点に向かいます。

庭を見る前に宮殿内を見学です。１階と２階があります。

各部屋には説明プレートが設置されていて、わかりやすく解説されています。１〜３６までありました。

宮殿感が漂ってきます。

さすがに猟場が近いので、トロフィーの壁いっぱい。。

こんな動物も仕留めてました。

宮殿内を堪能し、いよいよ庭に出ます。

ガイドマップで見た以上に広い。

想像を超えた広さ！

丁寧に刈り込んで模様を形作っています。

模様が美しいですね。鋼がこの形に埋め込まれていて輪郭がぼやけないように仕立ててあります。

自分の家にも欲しい仕立てかたですが、立てる庭の広さがない。。

傾斜を利用したオブジェです。

庭の中心には地球。

ドラゴンもいます。

どこを切り取っても絵になります。水と宮殿と緑。

宮殿から２５０メートル歩いてきました。

更に奥まで進みます。宮殿から約４００メートルぐらいでしょうか。建物がたっている端となり、この先は公園になっています。

再び地球儀に戻ってきました。なんとなく、日本の形ですね。
ヘットロー宮殿を堪能しました。朝一番で入館したので、まだ昼です。歩いてホテルまで戻って、部屋の冷蔵庫に前日SPARで買い置きしていたサラダとハムを昼食代わりでいただきます。
午後からさっそく、次の城「ミダフテン城」へ向かいます。

ホテルから５０キロ程車で走って４０分。「Kasteel Middachten」に到着です。オーフェル通りの先の城近くに無料駐車場があり、ここに車を置いて歩いてゆきます。

カーナビがあると大変便利。行きたい住所を入れればよいので、事前にGoogleMAPで調べた住所を印刷して持って歩いてました。
たまに、住所が判らないときはスマフォでMAPを確認して近くの住所を入力します。

曇り空でしたが、雨に会わずに済んでいます。城のお堀の周りを廻ってゆきます。

ここがミダフテン城です。

りっぱに刈り込んでます。

実はこの城内見学は７月８月の２ヶ月だけ団体のみのようでした(帰ってきてWebで確認)。
入場するゲートが無いか見て廻っていて、たまたまっ整備をしている方に聞いてみた処、ここはオープンしていなくて、隣に庭園を見るためのゲートがあることを教えていただきました。

隣に移動です。看板が出てました。

と言う事で、ＭＡＰの１地点に移動してチケットを購入です。

庭師の方が整備中です。
それぞれのコーナーで仕立てが様々あって、美しく構成されています。

昔はこんな雰囲気だったんですね。

日をさえぎるものがないので、結構つらい。

ぐるっと廻って見学終了です。いやー広い。

わんちゃんが出口付近で待ってました。遊んで欲しいらしくて１秒足りとも止まらずに、ぐるぐるしてます。

しまいに、飼い主さんにこちょこちょされて気持ちよし。

満足したのか、去ってゆきます。

満足した「ミダフテン城」でした。
まだ時間があります。近くのクレラーミュラー美術館は１７時までです。
現在１５時なので急いで向かい、１６時に到着〜。ゴッホの作品を堪能しました。

建物の中はさっぱりしていて、どこに何が飾られているのか判りづらく、時間が限られているのでゴッホのみを堪能した贅沢な鑑賞でした。

美術館の外にあるオブジェです。

外はホグ・ベルウ国立公園で、なんにも無いです。無料の自転車を借りて散策してましたが、自転車を漕ぐのがつらく早々に引き返しました。

今日もアクティブに動き廻って楽しめました。ホテルに戻って、ホテル近くにあるフレンチ料理店「Restaurant De Bon Vivant」で夕食です。
ここは事前にWebで予約して楽しみにしてました。
屋内が禁煙なのでこちらを選択。団体さんはテラス席です。

ここでも旬のアスパラガス料理をお願いします。
メニューにない品でしたが、店のお兄さんが判ってくれてアスパラガススープと肉と茹でアスパラガスを注文します。

ワインはフランスものをお願いしました。
2013 Chateau de Tracy Pouilly-Fume は、価格が手ごろで美味しいソービニオン・ブランの白ワインでした。

アスパラガスのスープ

エビのグリルとナッツのサラダ

ホワイトアスパラガス。旬なので旨い。

メインは魚と肉をそれぞれ頼みました。

すごく外が混んでいたので、サーブされる時間がかかったのですが、味もよく店員のかたも親切で、楽しい時間を過ごせました。
このあと、昨日行ったアイスクリーム屋で〆たかったのですがすごい雨が降り、断念。ちょっと止んだときに走ってホテルに戻りました。