2016/07/23 - 2016/07/26
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bibouさん
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ふっこう割を利用して、大分県を訪問。
初日は、大分市内の大分県立美術館(OPAM)を見て、その後保戸島に渡り散策、佐伯市に宿泊。
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熊本地震で打撃を受けた九州を活性化するため、九州への旅行客を支援する九州ふっこう割という制度が始まった。
特に地震で大きな被害のあった、熊本県と大分県への旅行が、宿泊施設やツアーなどで最大7割、そのほかの九州各県の場合最大半額の補助が出るという制度である。
こういうお得な制度があるなら活用しない手はない。期限は各旅行会社で若干の差はあるが、おおよそ9月末までとなっている。これから暑い盛りになり夏休みなどとも重なるので、いつもの年なら旅行は控える時期なのだが、今年はそうも言っていられない。 -
九州には、熊本地震の直後の4月に熊本県から宮崎県にかけて出かけている。だからそれ以外の地域がいいのだが、どうせ出かけるなら、割引率の高い大分県に出かけてみようと思う。
大分県に出かけるとなれば、行ってみたいところがある。県南部のリアス式海岸線を有する地域で、このあたりを日豊本線で通過するときには、トンネルの合間からちらちらと見える海岸線が気になっていたし、佐伯から先は県境を越えて宮崎県の延岡まで、海岸線から離れて山の中に入ってしまう。
そういう、いままで日豊本線で通過するだけだった、リアス式海岸を有する地域に行ってみたい。
この地域にはリアス式海岸のみにとどまらず、小さな離島がいくつかあって、住民の生活のための船も出ている。これまで鉄道に乗るだけの旅行では離島とはほとんど縁がなかった。せっかくだからどこかの離島にも行ってみたい。
4月の九州旅行では椎葉村などの山奥深い地域をメインに回ったから、今回は海がテーマというのもちょうどいい。 -
ふっこう割のクーポンが配布された日の夜、早速ふっこう割の状況を旅行会社のホームページで見てみると、早くも福岡県が対象のクーポンは終了となっていた。流石に半額とか7割引きとなるとかなりの人気のようである。
大分県に関してはまだ受付されていたが、この様子だといつ終了になってもおかしくなさそうである。
旅行の予定を立てて、それに合うようなツアーを予約しようかと思っていたのだが、そんな呑気なことを言っている場合ではなさそうであった。
とりあえず押さえてある日程に合うようなツアーを申し込んでしまったほうがよさそうである。
とりあえず申し込むといっても、往復の飛行機は、福岡などの大都市と違いあまり選択の余地はないからいいのだが、ツアーという以上は必ず宿泊を一緒に予約しなければいけない。大分市内で泊まるのがいいのか、それとも今回は県南が標的だから佐伯や津久見あたりに泊まるのがいいのか、まだ何の予定も立てていない段階ではまったく見当もつかない。
こればかりは考えても仕方がなさそうなので、適当に初日の宿泊を佐伯にすることにしてツアーを申し込む。今回は4日の日程が確保できているから、他2日分の宿泊はツアーとは別個に申し込むことにした。 -
そういうわけで、ツアーの予定に合わせてああでもないこうでもないと悪戦苦闘しながらスケジュールを組んで当日をむかえる。
乗るのは羽田発8:00の大分空港行き日航便である。
この日は大変混雑していてほぼ満員のようであった。窓側は指定できなかったので、通路側の座席に座る。 -
ほぼ定時の9:30に大分空港に到着。大分空港は今回が初めての利用であった。
写真は大分駅行きのリムジンバスに乗り込んだところ。9:40発の大分駅行きの空港バスは5分ほど遅れて発車した。 -
バスはしばらく海沿いを走り、途中から山の中を行く空港道路という高速道路のような道路に入った。
大分空港は国東半島の南東部にあり、大分市からは50キロくらいは離れていそうである。直線距離であればいくらか短いのだが、バスは別府湾をぐるりと迂回しなければならない。
以前は大分空港と大分市とを結ぶホバークラフトが出ていたはずなのだが、なくなってしまったようだ。 -
途中交差した日豊本線。地図で調べてみると杵築駅であった。
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それなりの距離があるから仕方がないのだが、大分市内まで1550円とはかなり高額である。所要時間も1時間5分で、正直便のいい空港ではない。
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10:43に大分駅に到着。
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今日の宿泊は先に説明したように佐伯市である。それまでの時間を利用して津久見市の保戸島を訪ねたい。
どこか離島に行ってみたいといろいろ調べたのだが、交通の便を勘案すると、佐伯市の大入島と津久見市の保戸島くらいしか候補がない。そのほかの離島は便が悪かったり、今回の日程では少し無理そうだったりと、意外と選択肢がない。
大入島は比較的渡船が多く出ていて、交通の便は悪くない。それに比較すると保戸島は渡船の数は少ないが、今回の予定では都合のよい便があって訪れることができそうである。
それに大入島は、佐伯市の港からフェリーで7分程度で着いてしまうのだが、保戸島は津久見市の港から高速船で25分かかる。
となると、いつでも訪れることができそうな大入島よりは、保戸島のほうが魅力的な気がしてきた。
もう少し調べてみると、保戸島は平地が少なく、海岸から山への斜面に3階建ての住宅がひしめきあう独特の景観で、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれているという。
そういう景観を見に、今回は保戸島に行ってみたい。 -
保戸島に渡るのに都合のいい高速船は、津久見港を15:00に出る。この船に間に合うように津久見に着こうとすると、大分駅を12:25に出て津久見駅に13:30に着く普通列車があるが、津久見で1時間半も時間が空く。
もっと後の列車に、大分駅を14:06に出て津久見駅に14:50に着く特急があり、津久見駅から津久見港までは徒歩10分弱とちょうどいいのだが、はじめての土地であるから万が一迷うとアウトである。タクシーを使えば間違いなさそうだが、特急料金を払った上に、たかだか4〜500メートルの距離をタクシーに乗るというのも馬鹿馬鹿しい気がする。
津久見で1時間半の余裕を持っても、昼食の時間に充てればちょうどいいだろう。そういうわけで、大分駅発12:25の普通列車に乗る予定でいる。それまでだいたい1時間半強の時間は空いている。
その時間を利用して、明日から使うSUNQパスを手に入れておきたい。 -
バスを降りたところの少し駅から離れた方角に大分交通の営業所があった。ここで、明日から使う九州北部版のSUNQパスを8000円で手に入れる。
SUNQパスとは、九州と山口県の下関エリアのバスの大部分が乗り放題になるフリー切符で、宮崎県と鹿児島県を除いた有効期間が連続3日間の北部九州版を8000円、宮崎県と鹿児島県も含んだ全九州版を10000円、全九州版の有効期間が4日になったものが14000円と、3種類発売している。 -
県南部の海岸部を訪れるとすると、鉄道は通っていないところも多いので交通手段はバスが主になる。予定を組み始めると、いちいち小銭を用意して運賃を払うのも面倒くさいし、SUNQパスが便利ではないかと思いはじめた。
しかし今回の日程は4日である。4日で14000円は、高速バスなどで遠距離移動をしなければいくらなんでも割高である。
とすると、北部九州版3日間の8000円に抑えるべきであろうが、そうすると初日と最終日のどちらかはSUNQパスは使用できないことになる。ということは、その日だけはバスよりは鉄道で移動する予定にしたほうがよさそうである。そういう事情もあって、初日の今日は佐伯市まで鉄道で移動して、途中津久見市の保戸島に寄ることにしたのであった。
SUNQパスを使うとなると、今度はSUNQパスの使える3日間はなるべくバスに乗らないと損な気がしてくる、という別の問題も発生してくる。
これはSUNQパスの問題ではなく、それを使う人間側の問題で、品性が問われているともいえるのだが、元来乗り物に乗るのは好きな性格だから、バスに乗り続けでも苦痛ではない。
それに、7月下旬といえば夏真っ盛りで、現に九州は連日30度以上の猛暑を記録している。外を出歩くよりバスに乗っているほうが快適には違いない。 -
そういうケチ精神もあって、出来上がったスケジュールはバスに乗るのが主のような予定になっている。
まあ、夏の暑い盛りであるからそれでもいいだろう、そう思うほどに大分駅前を歩くと暑い。
大分バスの営業所でSUNQパスを手に入れてもまだ時間は10:50で、津久見へ向かう電車の時間まで1時間半以上ある。その時間を利用して、歩いて10分くらいの大分県立美術館へ向かう。 -
途中にあった公園に、C55型機関車が保存してあった。
屋根が設置され保存状態はよさそうである。 -
大分総合文化センターを通り抜けて、県立美術館へ向かう。
文化センターでは吹奏楽コンクールをやっていた。すごい数の学生である。 -
こちらが文化センターからの美術館への入り口。
美術館の2階に直結する渡り廊下になっている。 -
渡り廊下から見た美術館の全景。
この建物は昨年の春に開館した、新しい建物である。大分県立芸術会館が閉館となり、この美術館が開館した。 -
渡り廊下の先のこちらが、美術館の本当の入り口。
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2階の入り口を入ったところ。左側に1階と3階に通じるエスカレーターとエレベーター、右手にはレストランが配置されている。
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2階の情報コーナー。壁に展示されているのは子供向けの絵本。
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入り口から奥側に向けて、1階は吹き抜けで2階の廊下部分は展示作品などが並べられていた。
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2階から吹き抜けの1階を見下ろしたところ。椅子とテーブルが並んでいるあたりはカフェショップである。
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プールのようなものがみえるが、これは作品であろうか。
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こちらのガラス張りのアトリエでは、子供たちが作品制作をしていた。
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1階に降りてきて、館内のフロアマップと案内。
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大きな卵型の作品が並んでいる。見えているのはミュージアムショップ。
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さっき2階から見たプールのあったところ。
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1階のカフェショップ。
左側の壁の部分は展示室なのだそうだが、今日は企画展などもなく閉鎖されていた。 -
3階にやってきた。ここはコレクション展示と企画展が行われていた。
コレクション展示や企画展を見るほどの時間は、残念ながら今日はない。
天井には木材が網状に配置されて模様を形作っている。 -
3階のエレベーターホール。ここにも木材が配置されている。先ほどの天井の模様とともに、竹細工をイメージしているのだという。
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1階から外に出たところ。OPAMとはOita Prefectural Art Museumの略称とのこと。
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これが道路を挟んだ向かいにある、大分県立総合文化センター。
OPAMとともに、移転前の大分県立芸術会館の機能を担っている。 -
総合文化センター側から見たOPAM。
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総合文化センターは吹奏楽コンクールが行われていて、大変な人出であった。
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時間は12:00を過ぎた。そろそろ大分駅へ戻らないと、12:25の普通列車に間に合わない。
総合文化センターを後にして、アーケードの商店街を大分駅方面に向かう。 -
12:15頃に大分駅に戻ってきた。
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乗るのは12:25の佐伯行き普通列車。
夏休み期間中ではあるが、土曜の昼の下り列車の割には学生が多く、この列車は混んでいた。
ロングシートの混雑した車内であるから、外を見るには向かない。明日以降の予定の確認をしておく。 -
これは上臼杵駅だと思う。少し味のある古い駅舎のようだった。
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上り特急との行き違いで臼杵駅に停車中。
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行き違いの特急列車と並んだ普通佐伯行き。
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当初は臼杵石仏を見学するのもいいなと思い、何とか訪れられないかと計画を練ったが、どう計画しても離島への訪問は難しくなりそうで断念した。
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13:30に津久見駅に到着。
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津久見駅は何台もタクシーが待機していた。14:50着の特急で来ても、タクシーで港まで行くのには困らなかったであろう。
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駅前の通りを歩いていると臼津交通というバス停ポールがあった。大分バスのデザインによく似たバス停ポールである。子会社になるのだろう。
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郵便局があった。ATMでお金を少しおろす。
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10分弱歩くともう港で、その近くのホテルの2階にファミリーレストランのジョイフルがあったので、こちらで昼食にする。
日替わりのランチとポテトフライ、それにジョッキビールを頼む。
駅から大して歩いていないが、晴天の九州はとても暑い。35℃近いのではないかと思う。冷えたビールがのどに染み渡る。
時間も1時間近くあるのでジョッキビールを追加で頼むと、店を出るころには軽く酔いを感じるくらいであった。 -
14:40ごろにジョイフルを出て港にやってきた。こちらが保戸島行きの高速船の切符売り場である。15:00の便の切符を買う。片道860円。
なお、もう一つ無垢島という離島までの高速船もここから出ている。保戸島が1日6便なのに対して、無垢島は基本1日1便で、朝に無垢島から津久見港への便、夕方に津久見港から無垢島の便と、島の住民が本土に出かけるためのダイヤになっている。本土から無垢島へ行く場合は、島での宿泊が必須のダイヤなのである。
火・木・日・祝祭日は1便増便され2往復となり、一応日帰りでの訪問は可能となるが、それでもハードルは高い。 -
左側手前に泊まっているのが、無垢島の航路に就航しているカメリアスターである。
今回乗るのは右手に停泊中のマリンスター。 -
往路はこのマリンスターで保戸島へ向かう。
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船内は結構なお客さんの数である。本土で用事を終え帰る人が多いのだろう。
中には制服を着た女子高校生の姿もある。島から毎日高速船で通学とは大変だろうな、と思う。
小学生くらいの子どもを連れた母親らしい人もいる。今は夏休みであるから、帰省かもしれない。 -
これから保戸島まで25分の航行である。
地図を見ると保戸島は本土と目と鼻の先にある。その間に渡船や橋はなく、交通手段は津久見港とを結ぶこの高速船のみである。 -
港を出港した高速船は、フェリーとは違い一気に加速する。左手にはセメント工場のプラントのようなものが見えている。
少し舳先が少し上を向いて航行しているのがわかる程度には傾いている。 -
右手には本土のリアス式海岸の入り組んだ地形が広がる。
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時刻表通り15:25に保戸島へ到着。
旅客だけでなく、手荷物の荷下ろしも行われていた。 -
上陸した港から見た街並み。
地中海を連想させる独特な街並みという触れ込みであったが、さすがに間近で見ると建物の雰囲気が違っていて、地中海とは違う。
しかし街並みは似ているような気がする。 -
この後は、保戸島を17:40に出る高速船の時間まで、島内を散策してみようと思う。
地図や観光案内のようなものは持っていないので、適当に海岸線の道を歩いてみる。
保戸島の高速船乗り場には配布用の地図は置いてないようであったが、実は保戸島の高速船乗り場のところに島内の案内図の看板があったので、それを写真に撮って見ながら散策することもできたのだが、この時はもうバッテリーが残り少なくなってきていたのであきらめたのである。
また、帰りに津久見港の切符売り場を見てみると、配布用の保戸島の地図が置いてあったので、津久見でもらって来ればよかったのだが、行く時には気づかなかった。
そういうわけで地図なしで適当に散策するのだが、まずは、本土と最も近い青い星のところまで、海沿いの道を歩いてみようと思う。 -
少し違う角度から撮った街並み。さっきよりは地中海のような雰囲気はある気がする。
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港には漁のための漁船が所狭しと並んでいる。
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民家の軒先のような道を歩く。道端では猫が日陰を求めて涼んでいる。
島を歩いてみると、民家のあるところにはたくさんの猫の姿がある。野良猫ではなさそうだから飼われているのだろうが、番犬の代わりみたいなものなのだろうか。それにしてはいやにおとなしい。
車はないわけではなさそうだが、リヤカーを引いた人や自転車に乗った人が少し目につくくらいで、車はほとんど走っていない。 -
いかが天日干しにされていた。のどかな風景である。
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中学校があった。表示はなかったが小学校も同じ敷地だという。
この中学校を卒業した生徒は、島外の高校に通うため、高速船での通学となるのだろう。 -
このあたりも、家々がひしめき合っている。3階建てどころか4階建てのものもありそうである。
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青い星の地点に近づいた。小さいながらも港になっていて。船を出すことができそうである。
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本土に最も近い青い星の地点までやってきた。向こうに見えているのが本土である。
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少し位置をずらしたところから見ると、向こう側にも港が整備されている。渡船は出せそうだが、津久見の町まで直結する高速船のほうが便利なのだろう。
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再び高速船乗り場まで歩いて戻る。
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いかの天日干しは、島内のあちこちで見られた。
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今度は赤い星の高速船乗り場から、黒い線の通りに左回りに一周してみようと思う。
海沿いに半周ほど行き、途中から山道に入って、あの密集した家々の隙間を通って戻ってくるというコースである。 -
海沿いの細長い家々の脇を通り抜けると、民家が切れてトンネルがあった。
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トンネルの手前から海を眺めたところ。
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トンネルを抜けると左手に海が見られる。このあたりには民家がない。
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途中右折して山への道を登る。
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少し視界が開けたところからの写真。
先ほどまでの家々の密集した保戸島の姿とは違い、このあたりは民家の少ない自然の風景であった。 -
さらに坂を上って少し下り始めたところで視界が開け始めた。
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さっき見た密集した家々の風景である。先ほど歩いて行った、本土との一番近いところも見えている。
高いところから見下ろすと美しい絶景である。 -
墓地が山肌一面にへばりついているように密集している。なかなか異様な風景である。
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さらに進むとこんな看板が立っていた。とは言っても、先ほどの高台から見下ろす風景と大差ない。
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この後は、今いるこの高台の道から、家々の間を縫って、高速船乗り場までつながる階段を下りていく。
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このような民間軒先に設置された急な階段を下りて、港まで降りていく。
かなり急な階段状になっている。足腰が丈夫でないと上り下りには難渋しそうである。 -
平地でもこのくらいの道幅の、歩行者同士がすれ違うのも難しそうな道幅の通りが多い。
自動車ではなく、自転車やリヤカーが目立つのもそのせいなのだろう。 -
再び高速船乗り場の港まで戻ってきた。
時計を見ると17:10を回っている。もう少し時間はあるが、ここまで島内を歩いてきて汗だくである。
それに、カメラのバッテリーも少なくなってきた。あとは高速船乗り場の待合所でゆっくりして休もうと思う。 -
こちらが高速船乗り場の切符売り場兼待合所。
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切符売り場で17:40の最終便の切符を買う。待合所は冷房がよく効いていて、すーっと汗が引いていく。
時折、荷物だけを預けにお客さんがやってくる。荷物には届け先の名前や住所が書いてあるものもある。津久見港に着いたらその先はどうやって届けるのだろうか、と思う。
待合所のテレビでは大相撲をやっていて、栃の心の取り組みをやっているところであった。今場所は白鵬がいまいち調子が良くない。今日はどうかなと思ったが、白鵬の取り組みはまだ少し先のようであった。 -
しばらくすると本土からの船がやってきた。
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17:26に到着。
この便から降りてくるお客さんは多く、先ほどの便と同様女子高校生の姿も見えた。手荷物も荷下ろしされている。
お客さんはそれぞれの家路に散っていくが、みんな歩きや自転車である。通りの狭いこの島では、自動車はあまり使われていないらしい。 -
お客さんが降り、準備ができたので乗り込む。今度の船は来た時の船とは違う、ニューまやという船であった。
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帰りの乗客は私一人だけであった。他にいくつかの手荷物を乗せると、ニューまやは津久見港に向けて出航した。
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保戸島を出港したあたりで、カメラのバッテリーが切れてしまった。
その後は18:05に津久見港に到着し、津久見駅を18:20に出る日豊本線の普通列車で佐伯駅に18:41に到着。
駅からすぐのホテルにチェックインして、少しバッテリー充電して、食事もしたいので再び外に出てきた。もう19:00を過ぎているが、西の九州はまだ明るい。
佐伯駅では、ホームをビアガーデンのようにしたイベントをやっていて、とても賑やかであった。 -
こちらが佐伯駅前の大分バス乗り場。
明日はこの佐伯地区のバスに乗ってリアス式海岸を訪れるつもりでいる。 -
明日は日曜日である。時刻表を見ると、平日よりさらに本数が減って、日に2〜3本という過疎路線も見られる。
日に2〜3本という本数の少なさであるから、スケジュールの出来は良いとは言えないが、明日はこれらの路線のいくつかに乗って、リアス式海岸を堪能したいと思う。
今日は佐伯市で泊まる。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 蔦之丞さん 2016/08/17 12:10:54
- 投票ありがとうございます!
- bibou様
初めまして!
『お墓参りに行って、帰りはいつもの温泉に』に
投票頂きましてありがとうございます
bibouさんの旅行記の作成は素晴らしいですね〜!
まるで、一緒に旅をさせていただいている様な
構成に感動です
大分は湯布院に乗馬に行った事がありますが、
こちらの海岸沿いは未踏地で
楽しみに拝見させて頂きました!
また、ゆっくりと旅行記を拝見させて頂きます
私のは、拙い旅行記、別荘(病院)生活・観劇の記録の様なものですが
よろしくお願いいたします。
蔦之丞
- bibouさん からの返信 2016/08/22 23:35:22
- RE: 投票ありがとうございます!
- 蔦之丞様
ご訪問と、私の拙い旅行記にご感想いただきありがとうございます。
近隣や温泉への訪問などの蔦之丞様の旅行記、興味深く拝見させていただいております。
大分県といえば温泉県ですが、今回、県南の養殖業の盛んな海岸地域も素晴らしいなと感じました。今度は宿泊して海の幸を堪能したいなと感じました。別府や湯布院に比べると、あいにく温泉には恵まれてはいない様ですが。
またよろしくお願いします。ありがとうございました。
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- ガブリエラさん 2016/08/11 21:55:30
- 佐伯に行かれたのですね♪
- bibouさん☆
こんばんは♪
書き込ませていただくのは、初めてでしたでしょうか(*^_^*)
いつも、旅行記を見て下さって、ありがとうございます!
なんと!佐伯に行かれたのですね♪
私は、生まれ故郷が、佐伯なのです!
駅すぐのホテルというと、最近佐伯に帰る時に我が家が使う「金水苑」でしょうか?!
日豊本線の、あの海岸線を車窓に見ると、いつも「佐伯に帰ってきた〜」って思います♪
懐かしいです。
続き、楽しみにしてますね!
ガブ(^_^)v
- bibouさん からの返信 2016/08/22 23:14:57
- RE: 佐伯に行かれたのですね♪
- ガブリエラ様
ご訪問と、私の拙い旅行記にご感想いただきありがとうございます。
ガブリエラ様の読み応えのある旅行記は、いつも楽しませていただいています。
私が宿泊したホテルは駅から右手にあるルートインホテルでした。ガブリエラ様の帰省の旅行記拝見させていただきましたが、金水苑の朝食、とてもおいしそうでしたね。
今までは佐伯から延岡方面の日豊本線では縁のないリアス式海岸でしたが、今回は思う存分堪能してきました。故郷にこのような美しい海岸があるとは羨ましい限りです。
またよろしくお願いします。ありがとうございました。
-
- belleduneさん 2016/08/10 11:11:39
- OPAMは外光が採り入れられていて、明るいですね
- bibouさん、大分は2007年に熊本・子国町の坂本善三郎美術館へ福岡から車で通った位で、一度行ってみたいです。大分県立美術館(OPAM) は、坂茂さんの設計なんですね。HPを見ると、竹工芸のような作品で、1階のカフェ・シャリテに展示されている須藤玲子さんの作品「ユーラシアの庭 水分峠の水草」がなかなか面白そうでした。インスタレーションなので、いつまで展示されているのでしょうね。閉館となった芸術会館も解体するのに、巨額の費用が掛かるので、どうなるんでしょう。環境問題が以前よりずっと認識されてきたので、良い方向へ進むことを期待しています。
またお邪魔します。
- bibouさん からの返信 2016/08/22 22:35:43
- RE: OPAMは外光が採り入れられていて、明るいですね
- belledune様
ご訪問いただきましてありがとうございます。
OPAMの新しい建築は非常にコンテンポラリーで、展示作品もそれに似合ったものが多かったように感じます。竹細工をモチーフにした外観と内装は、意外と和よりは洋が合うなと感じました。
芸術劇場はいまだに解体のめどが立たないのですね。比較的早いうちに新しい県立美術館に機能移転をできたのは良かったとな思いますが、最後までうまくいくのはなかなか難しいですね。
またよろしくお願いします。ありがとうございました。
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