2016/07/20 - 2016/07/20
2511位(同エリア9569件中)
はらっちさん
北海道は、現役時代から数え切れないほど訪れています。特に札幌は起点として訪れる機会は多いのですが、「野外博物館北海道開拓の村」は、初めての訪問でした。7月18日より20日まで札幌で友人達と旧交を温めたのですが、20日の帰り便出発までの時間をどう過ごすか迷っている時に、ホテルのパンフレットが目に留まりました。
リーフレットの解説を引用すると、「北海道開拓の村は、北海道民が選んだ有形・無形の(北海道遺産)です。北海道の豊かな自然、北海道に生きた人々の歴史や文化、生活、産業など各分野から道民参加によって選ばれた北海道遺産総計52点」と紹介されています。確かに、開拓時より建物、生活用品、そして馬車鉄道など時間を忘れて楽しむことが出来ます。新緑の眩しい季節でしたが、雪に覆われた厳しい季節も、当時の生活を知るには良いのかもしれません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「北海道開拓の村」へは、新札幌駅よりバスを利用します。新札幌駅は、JRと地下鉄の駅があります。
私が宿泊していた札幌市内からは、
すすきの(南北線)⇒ 大通り駅乗り換え東西線 ⇒ 新札幌駅下車 ⇒ JRバス⇒ 開拓の村下車
です。 JR快速を利用すれば、札幌の次が新札幌ですが、地下鉄駅の近くに宿泊している場合は、地下鉄の利用が移動距離が少なく便利です。ICカード(SUICA)も利用可能です。すすきの駅より約30分弱で到着します。 -
新札幌バスターミナルは、中央バスとJRバスがあります。又、JRバスターミナルには、南レーンと北レーンがありますが、開拓の村行きは、北レーン10番です。
北レーン10番 開拓の村線(新22)を利用して約20分弱です。
料金は、210円 ICカード(SUICA等)も利用可能です。新札幌駅 駅
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10番の時刻表です。
最も左側の表示が「開拓の村」行きです。
8時から14時の間で1時間に1本程度発車していますが、乗り遅れると厄介ですね。
私もここで約40分ほど待たされました。 -
「開拓の村」終点、始発停留所です。
北海道開拓の村 美術館・博物館
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バス停留所付近から「開拓の村」方面です。
北海道開拓の村 美術館・博物館
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入場するには、この階段を上がるかバス停留所付近のスロープを上がるかの方法です。階段は結構体力を要しますね。
北海道開拓の村 美術館・博物館
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入場は「旧札幌停車場(1908年明治41年)」の建物の中にあります。
事前情報で800円と知っていましたので、カウンターに1000円を差し出しました。すると女性の係員が、ラミネート処理された文書を差し出しながら「この項目に該当していませんか?」と。何と65歳以上は無料です。
北海道は気持ちもデッカイド〜と心の中で叫びました。(笑い) -
「開拓の村」内には数多くの施設が保存されていますが、撮影も程程にして観て回りました。
入場して最初の建物が「旧開拓使札幌本庁舎(1873年(明治6年)」です。
明治12年に火災で焼失し再現されたものとのこと。 -
「旧来正(くるまさ)旅館(1919年大正8年 旭川)です。
当時は、汽車の待合所としても利用されていました。 -
乗鉄の私としては、馬車鉄道に乗らない訳には行きませんし、楽しみにしていました。開拓の村へ入場後「馬車鉄道」の乗り場があります。本数は多くありませんが20分〜30分で間隔で発車しています。
総営業距離400m弱でしょうか。片道250円です。当時の料金が幾らか判りませんが、当時の料金でお願いできれば、浮いた金でアイスクリームは食べられたかも。(笑い) -
馬車鉄道客車内です。6〜8名の乗車が可能ですね。
乗り合わせて家族連れのお父さんらしき人に「どこのお国の方ですか?」と英語で問いかえると、しばし無言の時間が。隣に座っていた若いチャーミングな女性(娘さんらしい)が「コーリア」ですと英語で返してくれました。2〜3やり取りをしましたが、「アニュンハセヨ」と返せなかったのが心残りでしたね。 -
始発駅「旧浦河支庁庁舎前」で出発を待つ馬車鉄道です。
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馬車鉄道には、御者と車掌が乗車しています。
発車前に車掌に「写真を撮らしてください」と話しかけました。すると「どうぞ」と言いながら車掌が後ずさりをしました。客車の撮影と勘違いをされたようです。「いや〜、貴女と撮らしていただきたいんです」というと、「えっ、あたしですか」とはにかみながらも、快く被写体に収まって頂きました。
客車に乗って頂き、スナップを2〜3枚。
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派出所前を通過する時、巡査が現れました。雰囲気があっていいですね。
ドサンコの馬は、ゆったりと歩を進めて行きます。最初から最後までうつむき加減な姿勢が気になりましたが。 -
終点「ソーケンシュオマベツ駅逓所」に一休みをするドサンコ。
「結構疲れるんだよね、判る?」と投げかけているようで・・・・
車掌に「このドサンコ馬は一日中、客車を引っ張っているの?」と聞くと、「もう1頭いて交代です」という。なぜかホッとする。
雪が降るとそり引きに変わるようです。 -
「旧ソーケンシュオマベツ駅逓所」の停留所。その先に火の見櫓が見えます。
赤色の箱は、消火用ホースの収納ですが、当時は無かったでしょうね。 -
旧樋口家農家住宅(1897年明治30年札幌)。
富山県から移住した樋口家は、1893年(明治26年)に入植し、5年後にこの家を建てたと記されています。富山出身の棟梁に建築を依頼して郷里の建築様式に拘ったといわれています。 -
「樋口家農家住宅(1897年明治30年)」の裏側です。中央に取り外しが可能な覆いがしてあります。
この覆いの内側には、仏壇があります。火災の時にこの覆いを取り外して、仏壇を運び出すために作られたものとガイドの説明です。開拓民という事で、特にご先祖を大事にするという文化が根強くあったようです。感服です。
当時は、火災が多く発生したようです。家屋内で囲炉裏、かまどなど火を使うことが多く、当然ともいえますね。 -
「旧納内屯田兵屋(おさないとんでんへいおく)1895年(明治28年)深川」
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「旧納内屯田兵屋」内の様子です。囲炉裏、雪靴、制服?など当時の様子を垣間見ることが出来ます。
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「旧浦河公会会堂(1894年明治27年浦河)」
礼拝・集会の場所として建てられました。 -
「旧渡辺商店」内の展示品。
明治30年代に砂金堀りで賑わい、大正5年に鉄道が開通して発達した中頓別市街に建てられた雑貨店。
メンコ、コマ等幼いころに幼い頃に遊んだ品々が並んでいます。 -
「旧札幌警察署南一条巡査派出所(1911年明治44年札幌)」
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「旧札幌警察署南一条巡査派出所」内を見たところです。当時はこのような情景だったのでしょうか。
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「旧広瀬写真館(1924年大正13年岩見沢)」
大正末期から昭和33年(1958年)まで岩見沢市内で営業していた写真館を再現したもの。 -
「旧広瀬写真館」の1階の部屋から外を眺めたところですが、和洋折衷の建物になっています。
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2階がスタジオになっています。広々とした部屋は、左手側から自然光で採光するなど工夫がされています。
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当時のカメラかどうかは判りませんが、スタジオ用の組み立て式カメラがセットされていました。
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「旧開拓使工業局庁舎(1877年明治10年札幌)」
開拓使工業局は、道路、橋梁、官庁、学校などの施設をはじめ、家財、機械、農具、車両などの製造事業を行い、北海道開拓の発展に大きな業績を残したと記されています。建物は、明治初期の洋風事務所建築の特徴を示し、開拓使関係庁舎として現存する唯一のものです。国重要文化財に指定されています。 -
約3時間、村内の目ぼしいところを観て回りましたが、半分くらい観ていないところがあります。鉄道馬車に乗り奥まで行き、帰りは見て回ったわけですが、一人で見た廻ると疲れますね。
新緑に包まれた7月も良いですが、開拓の過酷な状況を知るには、雪に覆われた季節も興味深いです。札幌から至便の距離、是非、再訪したいと思っています。
帰りのバス停で振り返った光景ですが、「旧札幌停車場」が名残惜しく感じられます。
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