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以前にも外貨調達について書いたが、今回ヨーロッパを長期で旅行してみて再度書くことにした。<br /><br />海外に出る時、不便なのが日本円が使えないこと。東南アジアの一部を除き、日本円の現金はレートが良くない、両替自体が出来ないなどのため、どうしても外貨の調達が必要になりす。<br />主要な通貨はドルとユローです。<br /><br />1)日本で外貨現金を銀行で手に入れる<br />仲値(銀行間で取引する中心値)から銀行の手数料分を加算して、顧客に売る仕組み。<br />仲値がドル110円の場合、外貨現金は+2.8円(固定額、+2.5%)112.80円となる。<br />ユローは120.00円の場合、外貨現金は+4円(固定額、+3.3%)の124.00円となる。<br />かなり手数料が取られている、とくにユローはそうです。<br />この外貨を現地でさらに両替するとそこで手数料が取られており、実際の適用レートはかなり悪い。<br /><br />2)クレジットカード<br />クレジットカードを使用した場合はVISAやマスターが定めてレート(ほぼ仲値に近い)にカード会社の事務手数料(1.6%前後)を加算したレートで決済される。ドルやユーロの現金を使用するより有利であり、かつ多額の現金を持ち歩かない済むため、カード利用が有利といえる。ともかくカードが使用できるならカードを使おう。ただし、どのカード会社が有利かは分かりません。<br /><br />なお、使う場所や金額により店側が3%の手数料を加算するという場合がある、この場合は現金払いを考えねばならない。<br />また、海外でカードの紛失・盗難があった場合、大手カード会社の方が良いでしょう。処理になれているためです。<br />紛失・盗難の場合、直ぐに、①カード会社に電話してカードを止めてもらう、②不正利用がないか、自分が最後に使用した日、金額を言い、必ず確認する、③不正利用があった場合は地元警察に届けを出して証明書をもらう(これがないと保険適用されない)。盗難の場合、必ず不正利用されます。<br /><br />3)どうしても現金が必要<br />カードだけですべてが済むといことにはならない。<br /><br />①ユロー、米ドル、豪ドル、英ポンドなど主要通貨の現金を小さい手数料で空港で受け取る方法があります。<br />受け取り場所は主要空港のみで、時間も朝9時から夜6時までと限定です。<br /><br />マネーパトナーズ(東証1部上場のFX企業)で、FX口座を開設する(FXをしなくても開設できます)。<br />ここで日本円を現金で受け取れる通貨に両替します(外貨の購入でFX取引ではありません)。その外貨を空港での受け取りにする申請をし、500円の手数料を払う。<br />申請の締め切りは週1回のみで、月曜16時まで。受け取りは同週の金曜日から。締め切りを過ぎてしまうと翌週の月曜日の申請まで待つことになる。よって、いつでもできる訳でなく、受け取りも時間制限があるので早朝、夜間便の人は不便です。<br />ただし、両替レートは非常によく、仲値からほんの少し上のレートです(FXで使用するレートよりは悪いですが)。<br />適用レートは非常に魅力的です。<br /><br />②海外で外貨を受け取る方法<br />同じくマレーパートナーズで、マスターカドーの前払い式クレジットカード(マネパカード)を作る。<br />海外で現金で下ろせる通貨は決まってます。また、下ろせる国はその通貨の国のみ(米ドルならアメリカのみ)となります。<br />つまり、米ドルをヨーロッパでは下ろせません。<br /><br />これも現金の時と同じで、FX口座で外貨に両替し、カード口座に外貨を移動させる(この際に手数料が取られるが小額)。<br />海外のマスターカードが使用できるATMで外貨を引き出す(この際に、ATM使用料200円程度がかかる)。<br />適用外貨の国でその通貨を簡単に手に入れられることは便利であり、適用されるレートも魅力的です。<br /><br />なお、ユーロー決済ならクレジットカードとしても利用できます。その際は手数料はいりません。単純に残高からユーロが引き下ろされるだけです。<br /><br />他社からもプリペイド式カードは発行されていますが、①両替レートはどうか、②ATMから引き出す際のATM使用料や手数料の有無、などを確認しておく必要があります。<br /><br />4)主要通貨でない外貨を手に入れる方法<br />上記の2つの方法は決まった主要外貨のみであり、他の通貨をどのようにして調達するのか良いか。<br /><br />①上記で手に入れた現金のドルかユローを現地の両替商で両替する。しかし、現地で手数料分だけ交換レートが良くない。また、ハンガリーなどでは両替手数料を取るところがある。一種の詐欺でその分、交換レートを良く見せているが、実際のレートは極めて悪い。必ず手数料なしのところで両替すること。また、交換レートの表示方法でも詐欺がある。通常はユーロ→現地通貨での表示(TTB)だが、レートを良く見せるため現地通貨→ユーロ(TTS)で表示して客を釣っている。これも悪質といえる。<br /><br />②イオンデビットカードでキャッシングをする<br />VISAデビットを銀行が発行しており、日本円の普通口座から利用分が即座に引き落とされる。まず、外貨のATMからの引き出しではATMの手数料216円が加算される。通常の手数料はVISAなどの決済レートに事務手数料3%前後が加算されて決済となる。しかし、イオンのデビットカードはこの事務手数料が1.6%と低いので、その分が有利。<br /><br />③クレジットカードでのキャッシング<br />手数料はないが、借入金利を支払うことになる。通常の金利は18%・年であり、借入57日間だと2.81%の金利となる。<br />ただし、三菱UFJ銀行が発行するカードだと金利は14.5%・年と低い。この場合、57日間だと2.3%となる。<br />イオンのカードは216円のATM使用料が加算されるので、ほぼ同じような手数料となる。<br /><br />自分はこの三菱UFJのVISAカードでキャッシングして、ユーロ以外の通貨を手に入れている。<br /><br />旅行期間が短い場合は①空港で主要通貨の現金を受け取る、②現地ではクレジットカードで支払いをする、③どうしてもという場合はクレジットカードのキャッシング、などで外貨を調達すれば良いのではないか。<br /><br />日本では便利さを売りにしているが、この場合は手数料がかなり高い、とくに両替レートがかなり悪いか事務手数料が高いかである。<br />細かいことを気にしなければ、自分が一番便利と思う方法で外貨を調圧するのが良いでしょう。<br />ただし、高い買い物をする時はクレジットカードです。

バルト3国ー1:外貨調達

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2016/07/26 - 2016/07/29

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寅

寅さん

以前にも外貨調達について書いたが、今回ヨーロッパを長期で旅行してみて再度書くことにした。

海外に出る時、不便なのが日本円が使えないこと。東南アジアの一部を除き、日本円の現金はレートが良くない、両替自体が出来ないなどのため、どうしても外貨の調達が必要になりす。
主要な通貨はドルとユローです。

1)日本で外貨現金を銀行で手に入れる
仲値(銀行間で取引する中心値)から銀行の手数料分を加算して、顧客に売る仕組み。
仲値がドル110円の場合、外貨現金は+2.8円(固定額、+2.5%)112.80円となる。
ユローは120.00円の場合、外貨現金は+4円(固定額、+3.3%)の124.00円となる。
かなり手数料が取られている、とくにユローはそうです。
この外貨を現地でさらに両替するとそこで手数料が取られており、実際の適用レートはかなり悪い。

2)クレジットカード
クレジットカードを使用した場合はVISAやマスターが定めてレート(ほぼ仲値に近い)にカード会社の事務手数料(1.6%前後)を加算したレートで決済される。ドルやユーロの現金を使用するより有利であり、かつ多額の現金を持ち歩かない済むため、カード利用が有利といえる。ともかくカードが使用できるならカードを使おう。ただし、どのカード会社が有利かは分かりません。

なお、使う場所や金額により店側が3%の手数料を加算するという場合がある、この場合は現金払いを考えねばならない。
また、海外でカードの紛失・盗難があった場合、大手カード会社の方が良いでしょう。処理になれているためです。
紛失・盗難の場合、直ぐに、①カード会社に電話してカードを止めてもらう、②不正利用がないか、自分が最後に使用した日、金額を言い、必ず確認する、③不正利用があった場合は地元警察に届けを出して証明書をもらう(これがないと保険適用されない)。盗難の場合、必ず不正利用されます。

3)どうしても現金が必要
カードだけですべてが済むといことにはならない。

①ユロー、米ドル、豪ドル、英ポンドなど主要通貨の現金を小さい手数料で空港で受け取る方法があります。
受け取り場所は主要空港のみで、時間も朝9時から夜6時までと限定です。

マネーパトナーズ(東証1部上場のFX企業)で、FX口座を開設する(FXをしなくても開設できます)。
ここで日本円を現金で受け取れる通貨に両替します(外貨の購入でFX取引ではありません)。その外貨を空港での受け取りにする申請をし、500円の手数料を払う。
申請の締め切りは週1回のみで、月曜16時まで。受け取りは同週の金曜日から。締め切りを過ぎてしまうと翌週の月曜日の申請まで待つことになる。よって、いつでもできる訳でなく、受け取りも時間制限があるので早朝、夜間便の人は不便です。
ただし、両替レートは非常によく、仲値からほんの少し上のレートです(FXで使用するレートよりは悪いですが)。
適用レートは非常に魅力的です。

②海外で外貨を受け取る方法
同じくマレーパートナーズで、マスターカドーの前払い式クレジットカード(マネパカード)を作る。
海外で現金で下ろせる通貨は決まってます。また、下ろせる国はその通貨の国のみ(米ドルならアメリカのみ)となります。
つまり、米ドルをヨーロッパでは下ろせません。

これも現金の時と同じで、FX口座で外貨に両替し、カード口座に外貨を移動させる(この際に手数料が取られるが小額)。
海外のマスターカードが使用できるATMで外貨を引き出す(この際に、ATM使用料200円程度がかかる)。
適用外貨の国でその通貨を簡単に手に入れられることは便利であり、適用されるレートも魅力的です。

なお、ユーロー決済ならクレジットカードとしても利用できます。その際は手数料はいりません。単純に残高からユーロが引き下ろされるだけです。

他社からもプリペイド式カードは発行されていますが、①両替レートはどうか、②ATMから引き出す際のATM使用料や手数料の有無、などを確認しておく必要があります。

4)主要通貨でない外貨を手に入れる方法
上記の2つの方法は決まった主要外貨のみであり、他の通貨をどのようにして調達するのか良いか。

①上記で手に入れた現金のドルかユローを現地の両替商で両替する。しかし、現地で手数料分だけ交換レートが良くない。また、ハンガリーなどでは両替手数料を取るところがある。一種の詐欺でその分、交換レートを良く見せているが、実際のレートは極めて悪い。必ず手数料なしのところで両替すること。また、交換レートの表示方法でも詐欺がある。通常はユーロ→現地通貨での表示(TTB)だが、レートを良く見せるため現地通貨→ユーロ(TTS)で表示して客を釣っている。これも悪質といえる。

②イオンデビットカードでキャッシングをする
VISAデビットを銀行が発行しており、日本円の普通口座から利用分が即座に引き落とされる。まず、外貨のATMからの引き出しではATMの手数料216円が加算される。通常の手数料はVISAなどの決済レートに事務手数料3%前後が加算されて決済となる。しかし、イオンのデビットカードはこの事務手数料が1.6%と低いので、その分が有利。

③クレジットカードでのキャッシング
手数料はないが、借入金利を支払うことになる。通常の金利は18%・年であり、借入57日間だと2.81%の金利となる。
ただし、三菱UFJ銀行が発行するカードだと金利は14.5%・年と低い。この場合、57日間だと2.3%となる。
イオンのカードは216円のATM使用料が加算されるので、ほぼ同じような手数料となる。

自分はこの三菱UFJのVISAカードでキャッシングして、ユーロ以外の通貨を手に入れている。

旅行期間が短い場合は①空港で主要通貨の現金を受け取る、②現地ではクレジットカードで支払いをする、③どうしてもという場合はクレジットカードのキャッシング、などで外貨を調達すれば良いのではないか。

日本では便利さを売りにしているが、この場合は手数料がかなり高い、とくに両替レートがかなり悪いか事務手数料が高いかである。
細かいことを気にしなければ、自分が一番便利と思う方法で外貨を調圧するのが良いでしょう。
ただし、高い買い物をする時はクレジットカードです。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • seghersさん 2016/07/30 20:17:59
    詳細な説明…ドジの私にとても役にたちます。
    長期旅行の際、経費の持ち方にはいつも悩んだりします。

    大変お疲れが溜まっていりゃっしゃるだろうと思いますが、
    こんなに長文の貴重な情報をわざわざ整理していただき、
    感謝、感謝です。

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