乗鞍岳ハイキング（登山）

2016/07/23 - 2016/07/25

今年の梅雨は未だ明けていないのに（今年は遅い・この原稿を記している日が梅雨明け）気圧配置を見て自己中で出かけました。
ピーンポーンです。自己責任は的中しました。２３日・自宅を出て乗鞍高原までドライブ・高原の「湯けむり館」に入浴して、飲食して、シャトルバスパーキングで車中泊しました。何故に車中泊かと言いますと、一番バスに乗りたいからです。勿論・ホテル・旅館・民宿・・・沢山あります。私の登山は前日の夕刻に登山口着を決めていますので（宿泊代をケチル？）、通常は車中泊です。
毎年・約２０山峰に登山していますけれど、登山の・旅行記・は寄稿していません。ここ「乗鞍岳」は誰でもが（ハイキングの出来る人）、天候・その他の条件さえ良ければ・３０２６メートルの山頂に登れますので、ご案内したくて旅行記を寄稿します。
乗鞍岳スカイラインは「三段の滝」までは行けますが、そこから一般車は通行止めなのでバスに乗ります。注・バスは始発のターミナルから乗車してください（満員で通過されることが多いから）。
登山するには始発が「観光センター」前で、一般車は数百台の無料駐車場が有ります。乗り換えて下さい。バス料金は往復で・２，５００円。
標高が約２７００ｍの終点「畳平」まで行きます。ここは日本一高い処に有るバス停です。そこから緩い登りを歩いて「肩の小屋」までが約４０分。
登山道の登りが約６０分・急登になるが登山道に危険性は特にありません。日本百名山・乗鞍岳山頂の「剣が峰」は３０２６ｍ。
天候が良ければ、鎗ケ岳・穂高岳の北アルプス。八ケ岳・富士山・中央アルプス・南アルプスの全望。
登山になりますから、服装・装備は必要です。特に靴は、最低でも軽登山靴が必要です。山頂でも往復中でも、周囲の景色が観られるのは通常・午前中です。この日は午前９時半で「ガス（雲）」が出てきて良く見えなくなりました。私は、迂闊にも不注意で右膝を岩にぶつけてしまいました。痛くて、９合目で登頂を断念せざるを得ませんでした。乗鞍岳は過去に４回を登頂しているので撤退は悔しいけれど諦められます。したがって山頂写真は有りませんが、過去には視られなかった「鎗ケ岳・奥穂高岳・北穂高岳・裏銀座の山々・・・」充分に視られたのはラッキーでした。
「畳平」は文字通り景色の良い高原です。標高が約２７００ｍ有りますから
夏でも本当に涼しい。そして、周囲の散策コースもあります。今は高山植物が咲き乱れています。ここで一日中の散策が楽しめます。残雪も有りスキーヤーが夏スキーを楽しんでいます。登山をしなくても十分に楽しめます。
表紙の写真をご覧ください。例年はこの池の水が視えなくて残雪に埋もれています。周囲はお花畑の散策路です。ほとんどがフラットなのでスニーカーでＯＫです。散策コースは全部の写真が撮り切れませんのでお許し下さい。
また、畳平の周囲には小高い山がいくつかあります。軽く登れますのでそれも良いでしょう。ロングが効けば景色は抜群です。

ヤリハ ムコドノ ホダカハ ヨメゴ　ナカニャ リンキノ ヤケガダケ
安曇節です。　何番もあります。　良く歌いました。

エリア 乗鞍(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

表紙の写真と同じです。写真の説明がしたくて・再ＵＰ。

上方・左から「鎗ケ岳」・「奥穂高岳（日本で三番目の高峰）」・「北穂高岳」・右後方は通称「裏銀座」の連峰。

手前は「お花畑」の散策路の一部。
ＵＰすると散策人が視えるかも知れない。

乗鞍高原観光センター

シャトルバスの発着所・乗車券売り場・（湯けむり館の割引券も有ります）

シャトルバス乗車券　（往復２５００円）

シャトルバス発着所　（混めば臨時も出ます）

始発は　ＡＭ６：１０分　（御来光バスも有ります・往復２８００円）

「湯けむり館」　バス停前の反対側に有ります。ここの駐車場は１５０台位。

湯けむり館の割引券

観光センター・バス券売り場に有ります。

乗鞍岳 畳平

１０００坪以上の広さが有ります。　神社・郵便局・ホテル・旅館・etc。

お花畑の散策コースがいくつもあります。小高い山に登れば遠くの山々も観えて
最高の気分を味わえます。
乗鞍高原と反対側は、飛騨のコースが有ります。そちら側からも来れます。

乗鞍岳神社

畳平・バス停前にあります。　
ここまではバスに乗れば誰でも来れます。バリアーフリーでＯＫです。

畳平散策路　１０時に下山して来た時はこの通りガスが発生しました。

山は天気が良くても大体は午前中で雲が発生します。　何回目だったか・・・畳平で全くのホワイトアウトの体験をしました。１０メートルが視えませんでした。

乗鞍岳・登山口に有る　「肩の小屋」

ここまでは、誰でも散歩のように行けます。
宿泊・食事・休憩が出来ます。その他、記念品・土産品が有ります。

乗鞍岳　肩の小屋 望遠

乗鞍岳 観測所

ここまでは、散歩のように誰でも行けます。
景色はとても良いですよ。特に北アルプスは絶景デス。

乗鞍岳の山頂望遠　（バス車中撮影）

乗鞍岳の山頂望遠　（バス車中撮影）

乗鞍岳 残雪　（バス車中撮影）

雪渓　スキーヤーが　・ゴマ粒・　（バス車中の撮影）

「コマクサ」　・　高山植物の女王と呼ばれている。

「コマクサ」　・　ガレ石の中に咲く花・花が咲くまで７年の歳月が・・？

「ウサギギク」　高山植物は咲き乱れています。花の数々は撮りきれません。

「ヒルガオ ？ ・・・ ハクサンフウロ ？」 ちょっとチガウナ・・・？。


　花がきれいなのと「イナゴ」がいましたので・パチリ。

「ハイマツ」（ハエマツとも言う）

　樹林帯を超えて、登って、約・２３００メートル以上の標高で地を這う　ようなハエマツに囲まれる。
　天然記念物（動物）の「ライチョウ」の世界だ。
　この写真は２８００メートル地点で撮影した。
　「雷鳥」には会えなかった。