2016/06/17 - 2016/06/17
530位(同エリア725件中)
三峯霧美さん
休暇を取った平日、PCでWebサイトをうろうろしていたら、塩船観音で紫陽花が咲き始めたというニュースが乗っていたので、カメラと御朱印帳を助手席に乗せて出発。
塩船観音はつつじで有名ですが、紫陽花は、やっぱりイマイチ。
時間があったので、加治丘陵を北上して高麗神社と聖天院をお参りしました。
加治丘陵は関東平野に突き出した小高い丘で、平野の輪郭をなぞるような参拝のプチドライブになりました。
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大悲山塩船観音寺に到着しました、つつじの季節には多くの参拝者で賑わうので、周囲にたくさんの駐車場があります。通常の季節は無料のようです。
山門(仁王門) 茅葺の八脚門で、室町時代の建立の国指定重要文化財です。
両側に金剛力士像が安置されています。 -
門から白いあじさいの花が見えました。ちょっと期待が高まります。
庭師の方が作業中でした。広い敷地の庭の花を手入れするのは、ご苦労があると思います。 -
東国花の寺百ヶ寺東京第十三番札所です。
東国花の寺百ヶ寺は関東一都六県の「花の寺」と云われる寺院で構成された会で、宗派の隔てなく、仏様の教えをもとに心に花を咲かせてほしいと願い結成されたそうです。
ガイドブックや専用の納経帳もありますが、百のお寺を花の時期に廻るのは、大変ですね。 -
参道の両側に白い色を主体にした紫陽花が植えられています。看板にアジサイ園の矢印が書いてあり、期待をしながら進みます。
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阿弥陀堂 こちらも室町時代後期の建立の国指定の重要文化財
1961年、解体修理されたときに、国の指導によって茅葺から銅板葺に変更されました。
ご本尊は阿弥陀如来、脇侍に聖観音菩薩・勢至菩薩塩船観音寺 寺・神社・教会
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東京都天然記念物に指定されている大スギ 夫婦杉で参道の両側にあります。
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石段を登ると正面に薬師堂 桃山時代に建立されたと推定されているそうです。
平日の午後なので、参拝者はまばら。静かな境内にある小さなお堂は、趣があります。 -
手水舎に紙垂がかかっているのは、境内に神様が祀られているのでしょうか、参道は直角に曲がり石段に近づくとお線香の香りが漂ってきました。
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本堂 (観音堂)室町時代建立の国指定重要文化財
屋根は奥多摩の虎葺と呼ばれる茅と杉皮の交ぜ葺きなのだとか。
本尊は十一面千手千眼観音自在菩薩
本堂は大きくて、撮影は手持ちのレンズでぎりぎりです。
伝承によれば、650年頃に若狭国の八百比丘尼が関東に遍歴した時に、この地こそ諸天鎮護の仏地であると堂宇を建て、観音像を安置したことに始まるそうです。塩船観音寺 寺・神社・教会
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本堂向かい側で御朱印を頂きました。他に誰もいないのでちょっと寂しい、思わずろうそくを買ってお灯明をあげました。
護摩堂でも御朱印がありますよと、教えていただきました。 -
護摩堂に向かいます。
両側を山に囲まれ小舟のような地形をしています。行基により「塩船」と名付けられたということです。
その小舟のような山の斜面いっぱいにつつじが植えこまれています。 -
護摩堂は昭和に入って建立されたもので、中では御祈祷中。
御朱印は後回しにして、周囲を散策します。
右手ののぼり旗のお堂は交通安全祈願堂、向かい側の普門閣はお土産販売と食事ができる施設で、なんと年中無休。 -
つつじはすっかり花を落とし、マリモの大群のようです。
お寺の方に伺ったところ、最近は温暖化の影響か、花の咲き始めが早くなっているそうですが、鮮やかな色の花が咲くピークはゴールデンウィーク中。
つつじは桜のように一斉に咲き一斉に散るわけではないので、4月中旬から楽しめるそうです。
平日は空いてますか?と聞いたら、お年を召した方には休日は関係ないのでと、笑っていらっしゃいました、なるほど。 -
アジサイ園の道しるべに従い山を登ると、やっぱり七社権現社と稲荷社がありました。
その奥の右手、山の斜面がアジサイ園らしい。 -
鎌倉あたりのお寺の紫陽花を想像すると、肩透かしのアジサイ園。花の密度が少なく、遠景だと寂しい。
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もう少し木が育ち手入れされると、花の数が増えるのでしょうか。
アジサイ園より、仁王門の周りの紫陽花がきれいでした。 -
護摩堂に戻ると、御祈祷が終わっていたので、御朱印を頂きました。
お寺のHPの極彩色のつつじを一度見てみたい、来年はつつじの季節に参拝したいです。 -
右側は本堂の御朱印、左側が護摩堂の御朱印です。
時間もまだあるので、行ってみたいと思っていた高麗神社に向かいます。
加治丘陵を越えて飯能市内をかすめて、関東平野の縁をなぞるように北上します。 -
高麗神社 広い駐車場が完備されて、参拝者もちらほら
668年に唐と新羅によって滅ぼされた高句麗から亡命し、静岡から茨城にかけて居住していた帰化人(1799人)を、朝廷はここに移住させました。
703年に高麗若光が朝廷から王姓が下賜され、高麗神社は高麗王若光を主祭神としています。高麗神社 寺・神社・教会
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高麗若光が渡来した年代は分かりませんが、日本書紀に666年に高句麗から派遣された使節の中に「若光」の名があるそうです。
鳥居には夏越しの祓いの茅の輪がありました。 -
宮司は若光の子孫が代々務め、今の宮司さんで60代目だそうです。
出世明神としても有名で大正から昭和にかけて、参拝後に総理大臣になった方も多いそうです。 -
拝殿は新しく、広いものを増築したようです。
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参道は山の斜面に沿ってゆっくりとカーブした美しいしつらえ。
神門の扁額に「高句麗神社」と記されているのは、のちの「高麗(こうらい)」と区別をするためだそうですが、高句麗神社と称したことは一度もないそうです。
神社HPには韓国語のページもありますが、祀られている神様や祭祀などは日本の神道のもので、神社庁に所属しています。 -
拝殿横には夏越の大祓用の人形がありました。穢れを移し、お祓いしてもらいます。
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本殿奥にある「高麗氏住宅」は1600年頃建てられた宮司さんのお住まい。
住宅脇の枝垂桜は樹齢400年、3月中旬が見ごろだそうです。高麗家住宅 名所・史跡
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御朱印は2種類、境内にある水天宮の御朱印は書置きで水色の和紙の珍しいものです。御朱印帳は番号札で管理されて、安心して預けることができます。
境内には休憩所もあり駐車場も広く、初詣などで多くの方が参拝に訪れるのでしょう。 -
高麗神社から600m 聖天院
高麗若光の菩提寺として建立されました
高麗山聖天院勝楽寺
入り口にチャンスンがありました。 -
修造中の雷門 1832年建立
ここまでは拝観無料です。 -
中門に受付があります、ここから先は拝観料300円。
誰もいないので、小さな鐘を鳴らすと、びっくりするほど大きな音がして、庭仕事していた女性が階段を上がってきました。
参拝が初めてだというと、境内図を見ながら説明を受けました。
一番上のなんたらの像(失念しました)はパワースポットと言われてるので、ぜひ行ってみてくれとのこと。 -
御朱印は受付300円払い、庫裏で御朱印帳を預けて参拝。書き終わったら、ここに置いておくとのこと。
中門の正面は日本庭園 鎌倉の長谷寺と同じようなレイアウトです。
かつての本堂のあった場所が庭になっています。
左手には阿弥陀堂 境内の別の場所から移設されたそうです。 -
水子地蔵の奥の石段が本堂に上がる階段です。
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本堂 2000年に山を整地して造られました。寛永年間に焼失し再建された本堂は傷みが激しく新設されました。
創建時は若光の守護仏だった聖天仏を本尊としていましたが1350年頃真言宗に改宗し不動明王座像を本尊として、聖天仏は脇侍としました。 -
本堂前のテラスからはびっくりするほどの眺望。
若光の侍念僧勝楽が建立し、若光の三男の聖雲が遺志を継ぎ現代に至ります。 -
新本堂と同時期に在日韓民族無縁仏の慰霊塔が建てられました。
日本の朝鮮支配が36年間だったので36段の石塔で、大きさは日本一だとか。
塔の下は納骨堂になっています。
広場の周りには韓国の偉人の石像がありました。
「恨」という朝鮮の概念は理解するのは難しいですが、日本で亡くなった多くの朝鮮半島の方々を思い起こし、他国を支配したことによる悲劇を忘れないことは、これから先の平和のために必要だと思います。 -
本堂建設時に山から現れた「石灰岩」と説明してくれた女性が言ってたような・・・
凝灰岩なんだそうですが・・・雪山と呼ばれてます、雪みたいです。
この日は蒸し暑く、慰霊塔の脇にある山道は木に囲まれて細く薄暗く、誰もいないので登らずに戻りました。 -
石段を降りていくと若いカップルとすれ違いました。参拝中に出会ったのはこの二人だけ。
拝観料300円のコスパは微妙なところ。
庫裏に戻ると御朱印帳が置いてありました。
こちらは古い門、先ほど説明してくれた女性に「上まで登りましたか?」と問われたので、「暑いのでやめました」と答えたら、慰霊塔もパワースポットだから、良い事があると言われました。 -
高麗若光の王廟 お墓と言われています。
朝鮮様式の多重塔で、鎌倉時代のものとされていて、四面に仏像があるそうですが、風化しているようで、よくわかりませんでした。
王廟は無料で拝観できます。 -
御朱印、お正月は初詣で大変な賑わいだそうです。
開山以来1250年、継承されているという古刹です。
近くの巾着田に曼珠沙華を見に来たことがありますが、高麗神社と聖天院は初めての参拝。塩船観音寺と共に、念願がかなったプチドライブでした。
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