2017/05/30 - 2017/05/30
25位(同エリア704件中)
かっちんさん
秩父多摩甲斐国立公園にある御岳山(みたけさん)を訪れます。
武蔵御嶽(むさしみたけ)神社式年大祭は、12年に1度の酉年の4/1~5/31に行われています。
御岳山ケーブルカーが行き違いする中間地点では、何とつながっていない不思議なレールを発見します。
ケーブルカーを降り、御岳山の参道(山道)を歩いていると、初夏の山野草の花が目に入ります。
旅行記は、「御岳登山鉄道エキスパート」、「御岳山商店組合」、「松江の花図鑑」などの資料を参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
JR御嶽駅(みたけえき)
JR青梅線に乗り、御嶽駅にやって来ました。
平日ですが、大勢の年配者ハイカーが電車を降ります。 -
神社風の御嶽駅
武蔵御嶽神社の玄関にふさわしい駅です。 -
駅前の西東京バス
御岳山ケーブルカー乗車口まで10分程バスに乗ります。
今日は天気がよく、増便のバスも満員になりました。 -
ケーブルカー乗車口の滝本駅に到着
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ようこそ御岳山へ
武蔵御嶽神社へは、ケーブルカーで上がり、参道を歩いて行きます。
往復運賃は30円割引になります。 -
ケーブルカー
ケーブルカーは昭和10年(1935)に開業し、現在の社名は「御岳登山鉄道」です。
この車両「御嶽」は3代目で平成20年(2008)から運行し、平成26年(2014)新デザインに変わりました。 -
滝本駅を出発
山頂の御岳山駅まで1.107km、高低差423.6m、所要時間6分です。 -
滝本駅を出てすぐ急勾配
最大勾配斜度25度のところを通ります。
車体は平均勾配22度の斜面にあわせて階段状に設計されています。 -
ロープとプーリー(滑車)で動くケーブルカー
鋼索(ケーブル、ロープ)で繋がれた車両を巻上機等で巻上げて坂を上っています。
1本のロープの両端に1両づつ繋がっているので、もう1台の車両は坂を下ります。 -
あれっ、中間地点の線路が外れている・・・
ケーブルカーは線路の間にロープがあるため、中間の行き違い場所で通常の可動式ポイント(分岐器)を置くことができません。
そのため、必ず外側の溝車輪が線路をガッチリ掴み、内側の平車輪がロープが通るすき間の空いた分岐を乗り越えるようになっているのです。 -
下りてくるケーブルカー「武蔵」と無事行き違い
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まもなく「御岳山駅」
架線は家庭用と同じ交流100V。
ケーブルカーはパンタグラフから集電し、車内の照明等に使っています。 -
車掌席
進行方向前側に乗務員が座ったので、運転席だと思っていたのですが・・・
ケーブルカーの運転は、御岳山駅にある運転室で行うので、車両に運転士が乗車していません。
その代わり、安全監視や車窓案内を行う車掌が乗務しています。
野生動物が線路に迷い込んできた際など、もしもの場合は車掌が車両を安全に停止させます。 -
グッズ「KEIぶるん」
ケーブルカーデザインの箱に入ったクッキーです。
車内の天井から何となくぶら下がっていて、お土産にしたくなります。 -
イチオシ
ムササビが飛んでる~
車内の天井にムササビがいました(笑) -
御嶽神社までの地図
御岳山駅から御嶽神社まで、表参道を歩いて約25分です。
では、御嶽神社へ向かいます。 -
イチオシ
ハイキング気分の参道
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宿坊街が見えます
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下の滝本駅からの登山道
車1台が通れる道幅です。 -
クロネコの車
黄色のパトライトを回転させながら、ゆっくり登って来ました。 -
モミジの種
竹とんぼのような羽がついています。 -
黄色い「クサノオウ」
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山楽茶屋「古狸山(こりさん)」
大正時代の建物をそのまま残したオープンカフェです。
今日は定休日。 -
店の外に並ぶワイン樽(古狸山)
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神代ケヤキ
推定樹齢1000年、樹高30mの神代ケヤキは、国の天然記念物になっています。 -
大鳥居と随身門に到着
御嶽神社の境内に入ります。 -
参拝記念の石碑
江戸時代に人々の社寺詣が盛んになり、御嶽詣が武蔵・相模を中心に関東一円に拡がり、講も組織され、現在に及んでいます。
石碑を建てた町は、かっちんの住んでいるところの近くです。 -
狼の狛犬
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拝殿
御嶽神社は御嶽権現やお犬様の名で厄除・延命・長寿・繁栄等を願う多くの人々に親しまれています。 -
蔵王権現大公開
徳川家康は江戸城に入府すると、江戸の西の守り神として 武蔵御嶽神社を篤く信仰されました。
酉の方角にあたるところから12年毎の酉年に、あまねく関東平野の安寧を祈念して式年大祭が斎行されてきました。
昇殿参拝料1000円を納め、本殿奥に祀られている蔵王権現を拝観しました。 -
蔵王権現命柱
ご神体の蔵王権現と結紐で結んでいる御柱に触ることで触拝ができます。 -
イチオシ
木々の間からのぞく狼像
境内をまわっています。 -
奥宮遥拝所
日本武尊を祀る奥宮(向かいの山)をここから遥拝できます。 -
大口真神社(おおぐちまがみしゃ)
日本武尊が東征の際、御岳山の山中において狼に難を救われ、その際に「この山に留まり、地を守れ」と仰せられ、以来、御嶽大神とともに「おいぬさま」とあがめられ、諸災除けの神として関東一円の信仰を集めています。 -
皇御孫命社(すめみまのみことしゃ)
ご祭神の御神名は、天地が豊に栄える状を表し、稲穂が豊に実る国の壮健な男子という意味です。
複雑な屋根の軒先には三葉葵の紋があり、元は東照社であったことがうかがえ、江戸後期の社殿です。 -
イチオシ
珍しい猪の狛犬(皇御孫命社)
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神々しい神社の佇まい
では、ケーブルカー御岳山駅へ戻ります。 -
初夏にふさわしい「ベニサラサドウダン」
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手打ちそば「紅葉屋」
ここで昼食にします。 -
「ざる蕎麦」と「あやひろうどん」(紅葉屋)
うどんは御岳山の名水でつくられた抹茶入りです。 -
宿坊「御嶽山荘」
帰りは表参道の途中から裏道に入り歩きます。
御岳山の宿坊は参道周辺に24軒もあります。 -
小さな花の「クワガタソウ」
裏道では別の山野草が見られます。 -
規則正しく並ぶ「ヤブデマリ」
短枝の先に散房花序をだしています。 -
「ヤブデマリ(藪手毬)」
花序の中心部に小さなつぶつぶの両性花が多数つき、そのまわりを白い蝶のように見える装飾花がとり囲んでいます。 -
帰りのケーブルカーは「武蔵」
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下界につながる帰り道
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御嶽駅と多摩川周辺の景色
では、ケーブルカーに乗り、山を下ります。 -
イチオシ
まもなくケーブルカーの中間地点
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「オオバアサガラ」
ケーブルカーを降り、滝本駅バス停の近くで見つけました。 -
咲き始めの「オオバアサガラ」
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イチオシ
「オオバアサガラ」
レースのカーテンのように風に揺られています。 -
御嶽駅ホーム
行く時には気づきませんでしたが、ホームから御嶽神社が山の頂上近くに見えます。
ちょっと早い時間ですが、立川経由で川崎まで帰りました。
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