東京海洋大学　海の日記念行事

2016/07/18 - 2016/07/18

海の日に東京海洋大学の越中島・品川、両キャンパスに行ってきました。
重要文化財の明治丸や巨大なセミクジラの全身骨格標本など、珍しいものがいろいろ見られました。

エリア 品川(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

海の日にちょうど仕事が休みだったので、前々から行きたいと思っていた東京海洋大学を見学することにしました。
私の世代には東京商船大学、東京水産大学といった方がしっくりきますが、いつの間にか合併していたんですね。
まずは越中島キャンパスに行きました。

一般の人が普段は入れないところも入場できるみたいです。

古い建物を見て回るのが趣味なので、正門入ってすぐの守衛所もちょっと気になりました。いい感じの建物でした。

正門を入ってすぐに特設テントがあって、一般客のために記念の手提げ袋と資料を配っていました。なかなかサービスが良いです。
正門の正面にある一号館は登録有形文化財になっているそうです。
関東大震災後に建てられた建物だそうです。重厚な雰囲気の校舎です。

正門の左手にある第一観測台。
現存する日本最古の天文台と推定されているそうです。船舶の位置を知るために天文学の知識は必須であったそうです。

第二観測所。
うっそうとした林の中に静かに建っています。

越中島会館
平成７年〜８年にかけて大改装が行われたそうです。

全天候型救命艇
施設の端のほうにひっそりとたたずんでいました。
ずんぐりむっくりしたかわいらしい船でした。

復水器・循環水ポンプ
前々から来てみたいと思っていましたが、別に船マニアではないので、はっきり言って何が貴重なのかよくわかりません。
校舎の裏に展示されていました。

駆逐艦「あけぼの」シリンダ
なんだか全然わかりませんが、大きな機械です。

電子制御舶用ディーゼル機関実験実習装置
公開されていたので見てみました。難しいことは全然わかりませんが、パイプやバルブなど、なかなかいい感じの機械でした。

重要文化財明治丸
船室には特別室やサロンがあってとても豪華なつくりになっています。

スクリュープロペラ
旧日本海軍の駆逐艦磯風に装備されていた左舷プロペラ。

百周年記念資料館の中には船に関する古い資料がいっぱいあります。
スチームパンクの世界が好きな人にはたまらない場所だと思います。

明治丸の中に入りました。

細部にまでこだわった素晴らしいサロンがあります。
ボランティアで解説をしてくれるおじいさんたちがいて、いろいろ教えてくれます。

近代のオシャレな洋館に入ったみたいです。

中に入ることはできませんが素晴らしい特別室があります。
平成２５年１２月〜２７年３月まで大規模修復工事が行われて明治丸の美しい姿がよみがえったそうです。

お昼になったので学食で食事をしました。
ミニカレーセット（天ぷらソバ）、冷麺はどちらも５００円以下でした。小鉢のマカロニサラダは６０円くらいでした。なかなか美味しかったです。

昼食後、再び一号館の中を探検しました。
古い大学の校舎はひんやりとしてとても良い感じです。

映画やドラマのロケに使えそうな場所がいっぱいありました。
越中島キャンパスと品川キャンパス間を無料バスが走っていたので、それに乗って次は品川キャンパスに向かいます。

品川の方は建物はみんな新しいものでした。
捕鯨に使った武器が庭に展示されていました。

マリンサイエンスミュージアムが特別一般公開されていました。
学芸員を目指す大学生が解説をしてくれます。

アザラシのはく製
リアルな瞳です。

図書館の展示
スルメイカの図鑑

クジラの図

人魚？

クジラギャラリーのセミクジラの骨格標本
でかくて見ごたえがあります。ただ建物の中がなんだか生臭いにおいで充満していました。なんの匂いだったのでしょうか？

それほど期待していなかったのですが、予想以上に見どころが多くて、一日たっぷり楽しむことが出来ました。見学にお金もかからないのでかなりオススメのスポットだと思います。