アメリカ中西部の11州をめぐる旅行記です。いつもはレンタカーによる周遊ドライブとなるのですが，今回は10日間のアメリカ国内で，長距離電車（Amtrak）4回，長距離バス（Greyhound）6回，国内飛行機（American Airlines）5回，市内電車（ライトレール）8回，市内バス5回，などを乗り継いでの周遊旅行となりました。<br />第7編は前日夕方にイリノイ州シカゴを発って以降，デトロイト空港から（シカゴ・オヘア空港空港のトランジットを経て）インディアナ州インディアナポリス空港に向かうまでの間，ミシガン州アナーバーに宿泊滞在した時の内容です。半日にも満たないアナーバー滞在でしたが，これまでの中央標準時間（CT）から東部標準時間（ET）への切り替えの難しさと，朝の澄み切った快晴の空が印象深く残っています。<br /><br />各編の構成は<br />　　第1編：テキサス州　ダラス<br />　　第2編：オクラホマ州　オクラホマシティ<br />　　第3編：カンザス州　ウィチタ<br />　　第4編：ミネソタ州　ミネアポリス<br />　　第5編：ウィスコンシン州　ミルウォーキー<br />　　第6編：イリノイ州　シカゴ<br />　　第7編：ミシガン州　アナーバー<br />　　第8編：インディアナ州　インディアナポリス<br />　　第9編：オハイオ州　シンシナティ<br />　　第10編：ケンタッキー州　ルイビル<br />　　第11編：ミズーリ州　セントルイス<br />　　第12編：テキサス州ダラス・フォートワース空港から帰国へ<br />となります。<br />以上でアメリカの訪れた州の総数は44となりました。

アメリカ中西部11州の旅（第7編：ミシガン州アナーバー）

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2016/06/24 - 2016/07/04

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アメリカ中西部の11州をめぐる旅行記です。いつもはレンタカーによる周遊ドライブとなるのですが，今回は10日間のアメリカ国内で，長距離電車（Amtrak）4回，長距離バス（Greyhound）6回，国内飛行機（American Airlines）5回，市内電車（ライトレール）8回，市内バス5回，などを乗り継いでの周遊旅行となりました。
第7編は前日夕方にイリノイ州シカゴを発って以降，デトロイト空港から（シカゴ・オヘア空港空港のトランジットを経て）インディアナ州インディアナポリス空港に向かうまでの間，ミシガン州アナーバーに宿泊滞在した時の内容です。半日にも満たないアナーバー滞在でしたが，これまでの中央標準時間（CT）から東部標準時間（ET）への切り替えの難しさと，朝の澄み切った快晴の空が印象深く残っています。

各編の構成は
　　第1編：テキサス州　ダラス
　　第2編：オクラホマ州　オクラホマシティ
　　第3編：カンザス州　ウィチタ
　　第4編：ミネソタ州　ミネアポリス
　　第5編：ウィスコンシン州　ミルウォーキー
　　第6編：イリノイ州　シカゴ
　　第7編：ミシガン州　アナーバー
　　第8編：インディアナ州　インディアナポリス
　　第9編：オハイオ州　シンシナティ
　　第10編：ケンタッキー州　ルイビル
　　第11編：ミズーリ州　セントルイス
　　第12編：テキサス州ダラス・フォートワース空港から帰国へ
となります。
以上でアメリカの訪れた州の総数は44となりました。　

エリア

アナーバー(アメリカ)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

シカゴを定刻の16:30に出発した。しばらくは郊外の工業地帯のところを列車は進む。ミシガン湖が臨めるかと思ったがそんなことはなかった
畑や牧草地の景色から町並みが見えてきた。眼を凝らして見るとWestern Michigan Universityの文字が見えた
乗車して2時間強，Kalamazoo駅に到着した。第40番目の訪問州のミシガン州（Michigan）に入った
Kalamazooの郊外で何気なくスマホを見たら，時刻が21:00となっている。そうだ，ここはミシガン州の東部標準時間（ET）なのだ。これまでの中部標準時間（CT）から時計の針を1時間進めなくてはならない
次いでBattle Creek駅，なぜか乗務員が交代した
ミシガン州の畑を夕陽が照らす
22:10(ET）にAnn Arbor駅に到着（CTでいえば21:10），よって乗車時間は5時間程度となる。

宿泊ホテルまでは5マイル，時間も時間だし，ここは絶対タクシーと思って事前にタクシー呼び出し番号まで用意していたが（日本の駅前と違って，アメリカの駅前って結構「人里離れて」いることが多いからだ），駅前に3台ほどタクシーが客待ちをしていた。
比較的親切な運転手で日本車を色々褒めていた。15分近い乗車でチップ込みの$20を支払う。タクシーは朝のミルウォーキーに次いで2回目になる。そしてアナーバーでの宿泊ホテルの Comfort Inn にチェックイン
まずまずの部屋だった，Expediaで予約しキャンセルなしで$97（税込み）
お馴染みのアメリカのホテルでの朝食会場，7:45の空港行きバス（Air Ride）に乗る計画なので7:00前に朝食を摂る
例によってワッフルを自分で作って後は適当に，逆にワッフルの作り方を父子に教えてあげたくらいだ（パントマイム風にだが）（2枚連結）
アナーバー（Ann Arbor）はミシガン州立大学（University of Michigan）の学園都市，自動車産業の中心デトロイトにも近く日本からも多くの留学生がいると聞く。

このアナーバーを宿泊地に選んだ理由は，デトロイトでは治安や交通アクセスに難があり，学園都市のアナーバーならば問題ないのではなかろうかと
デトロイト空港行きの市内バス（Air Ride）に乗るために7:00にホテルをチェックアウト，文句なしの青空だ
市内バス（Air Ride）に乗るには，大きな交差点を横断し，向かい側の Kensington Hotel まで行かなければならない
徒歩5分程度で Kensington Hotel の駐車場兼バス停についた。

ところが貼り紙があってAir Rideは5月をもって"Discontinued"されたとある。大慌てで Kensington Hotel のフロントでこのことを確認しタクシーを呼んでもらった
ところがタクシーを待って10分近く，何とAir Rideのバスが来るではないか。
ホテルの人もワケがわからず，あたふたとタクシーをキャンセルし市内バス（Air Ride）に乗車したのだった（今もって理由がよくわからない）
バス運賃$6.00だった（タクシーだと$40~$50ぐらいだろうとホテルのフロントの女性がいっていた）
バスの乗り心地は申分なく，車内はきわめて静かだった
乗ること40分でデトロイト空港（Detroit Metropolitan Wayne County Airport）に到着した
快適だった Michigan Flyer の Air Ride（もしかすると運行する会社が変わったのかもしれない）
デトロイト空港，American Airlinesのチェックインに急ぐ
デトロイト空港（Detroit Metropolitan Wayne County Airport）のNorth Terminal
メインはMcNamara Terminal なので比較的空いている
10:45発のAA3651便 ON TIMEとある
当初の計画ではデトロイトからシャーロット（Charlotte,North Carolina）を経由してウェストバージニア州（West Viginia）の州都チャールストン（Charleston）に向かうはずだった。それがウェストバージニア州が未曾有の大洪水に見舞われて行けなくなったので，一旦シカゴオ・ヘア空港に戻ってインディアナポリスを経て，オハイオ州（Ohio）のシンシナティ（Cincinnati）に向かう計画に急遽変更したのだった
10:45にデトロイトを発ちシカゴ・オヘア空港に戻る
シカゴ・オヘア空港に11:00am（CDT）着とあるのが見えるだろうか，（わずか1時間のフライトで着く隣の）シカゴ到着時には時計の針を1時間戻さなくてはならない
いつもは機内に手荷物を持ち込むのだが，機内へ入る直前に地上作業員に任せて荷物室に預かってもらう（通常の Baggage Claim とは違う）
というのは，ブラジルのエムブラエル（Embraer）社の EMB140/145 が運行機材なので，機内に手荷物があると手狭なのだ
案の定，機内はこのように通路を挟んで1-2列の狭い空間
約1時間の搭乗で三度シカゴに戻ってきた。時間は時計を1時間戻して11:30過ぎ
サンドウィッチで簡単な昼食を済ませて
今度は13:15発のAA3200のインディアナポリス（Indianapolis）空港へ向かう
インディアナポリスの到着時刻は 3:11pm （EDT）となっている。再び時計の針を1時間進めることになるので，実際のフライト時間は約1時間程度なのだ

ところがもっと大変な事態がインディアナポリス空港で起きる・・・
この時点ではまだ思ってもいない