第４回石仏の里蓮まつり

2016/07/15 - 2016/07/15

　国宝臼杵石仏の周辺に、４４００?の蓮田に約１００００本の古代蓮が見ごろを迎えています。
　市内愛好家とボランティアグループが地元の協力を得て、「仏の里に蓮が似合う」を合言葉に２０００年から始めたそうで、今では県内外から多くの観光客が集まる蓮田となっています。

エリア 臼杵・津久見(大分)

高速道路で約１時間、９時半過ぎに臼杵石仏公園へ到着しました。
隣には４４００?の蓮田です。

約１００００本の古代蓮です。
北の山の斜面の屋根付きの中に臼杵石仏があります。

周囲には見学用回廊が設置されています。

７月１０日から蓮まつりが開催されています。
その間ずっと大雨が続きました。

本日の天気予報は晴れ、明日からまた怪しい予報。

古代蓮には青空が似合います。
絶好の古代蓮日和と信じ、出かけてきました。

しかし、途中、別府まで雨が降ったり、大分を過ぎても雲が厚かったり、

現地についてもまだ雲が多く、青空が出てきません。

古代蓮は早朝、日の出前に音を立てて開花すると聞きます。
しかし、実際は開いたままであり、太陽が当たると一段と鮮やかになると思います。

だから晴れの午前中が鑑賞時と思います。

青空も少しだけあります。

古代蓮のピンクは本当に鮮やかです。

大賀蓮とも言われています。
大賀一郎博士が２０００年前の地層から発見した種から育成した蓮が大賀蓮と言われます。

１０万本の古代蓮の里で有名な埼玉県行田では、１４００年前の地層から発見したとして行田蓮と呼んでいます。

わたくしの地元の宇佐神宮も古代蓮の有名な名所ですが、広い池の隅に数本あるだけで、ほぼ全滅です。
それゆえに臼杵まで来ました。

この梅雨時、古代蓮のピンクの花が身も心もすっきりとさせてくれます。

梅雨明けには欠かせない花です。

癒しの花というより、元気付けの花です。
爽快な気持ちになりますね。

久しぶりの晴れとあって、多くの見物客が訪れていました。

宮崎からは佐伯まで高速は無料だから、佐伯から臼杵まで６００円で来たそうです。

今大分県内は復興割クーポンが多く発行され、多くの県外ナンバーを見かけますが、それも別府、湯布院までです。
さすが臼杵では福岡ナンバーは数台だけです。

果托もいいですね。
花の中心にる花托は枯れて果托になるそうです。

少しだけの青空を目掛けて

美しい古代蓮に時間も忘れます。

花托が彩全体を締めます。

望遠で引き寄せて

緑とピンクのコントラスト

平行視線で

見上げて

臼杵石仏の里です。石仏も見学します。
ホキ第二群、阿弥陀三尊像

ホキ第一群です。
ここ臼杵石仏は自然の断崖に彫られた磨崖仏です。

ホキ１群です。
臼杵石仏は５９体が特別史跡に指定されています。

山王山石仏、釈迦如来

穏やかな表情に人気があります。

古薗石仏
大日如来

大日如来、
１９９３年の修復完了まで仏体下の台座に置かれたままで、参拝すると首がつながる、リストラ（解雇）されないという俗説が生まれたそうです。

大日如来
臼杵せんべいの箱のモデルにされるなど臼杵のシンボルです。

古園石仏園から蓮田です。

見上げると、いつの間にか青空が広がっています。

気を取り直して、再度蓮へ

白い蓮は、酔紀蓮です。

青空には古代蓮が似合います。

太陽を浴びる古代蓮

太陽を浴びる時間が短かったので、生き生きしています。

太陽に向かって

果托を添えて

狭い蓮田に古代蓮の群れ

日の出の頃よりも一段と美しい

美しい蓮です。

雲も花を添えます。

どうしても記念撮影になりますが、美しいものは美しい！

美しければいいと開き直りの一枚！

これを最後にそろそろ引き揚げます。

この旅行記へのコメント （2）

• 白い華さん 2016/11/26 13:52:53

  「石仏　＆　蓮田・・・が　ピッタリ！な　臼杵」ですね。

  こんにちは
  気まぐれさんの　住む　「憧れ・・・の　大分旅行」。
  城下町。　小京都・・・と　日本の　『　重伝建地区　』　を　中心！に　巡り、とても、満足でした。
  
  高校・修学旅行で、　国宝　『　臼杵の　石仏　』　に　連れて行かれている。ので、今回は、カット。
  でも、石仏に　行ってた・・・お陰。で、　『　臼杵　』　って　ネーミング。
  ずっと、忘れること！は　アリマセンで、今回　『　二王道の　道　』　を　歩くけて、とても、感動しました。
  
  ところで、「気まぐれさんは、ドチラ！に　お住まい　？」なんですか〜。
  「宇佐」の　方・・・かしら　？　と　想像しています。が、『　国東半島　』　には、行かれなくて、　また、チャンスが　あったら・・・。と　思っています。
  
  ホント、　いい〜！温泉。そして、歴史ある・・・「古い！　町歩き」と　自分好み！の　大分。　予想以上の　旅！と　なりました。
  
  「地震の　被害・・・は、　見るコト！が　アリマセンでした」が　あまり、目立たない！所で　いろいろ、「深刻さ」を　秘めているンでしょうね。
  「日本各地で　大地震が　当たり前！の　昨今」ですが、　忘れること！なく・・・その地！を　応援していきたい。と　思っています。
  
  竹田　『　岡城址　』　も、　見事な　紅葉・・・が　見られるのですね〜。
  「こ〜んなに、　綺麗！に　紅葉するんだ〜」と　懐かしく、拝見しました。
  　　　　　これからもよろしくお願いします。

  気まぐれなデジカメ館さん からの返信 2016/11/27 03:35:35

  RE: 「石仏　＆　蓮田・・・が　ピッタリ！な　臼杵」ですね。

  白い華さん、おはようございます。
  
  あっという間に駆け巡った大分の旅、ご苦労様でした。
  
  > 気まぐれさんの　住む　「憧れ・・・の　大分旅行」。
  > 城下町。　小京都・・・と　日本の　『　重伝建地区　』　を　中心！に　巡り、とても、満足でした。
  > ずっと、忘れること！は　アリマセンで、今回　『　二王道の　道　』　を　歩くけて、とても、感動しました。
  
  　杵築、日田、竹田、臼杵と城下町巡りでしたね。
  　それに、大分（府内）、日出、中津、玖珠、佐伯等小さな城があり、小藩乱立と言われる大分でした。
  
  > ところで、「気まぐれさんは、ドチラ！に　お住まい　？」なんですか〜。
  > 「宇佐」の　方・・・かしら　？　と　想像しています。が、『　国東半島　』　には、行かれなくて、　また、チャンスが　あったら・・・。と　思っています。
  
  　あたり、宇佐に住んでいます。
  　国東半島も、山岳仏教で密教の天台宗が多い面白いところです。来年は開祖1300年に当たるそうで盛り上がっています。機会があれば、是非遊びに来て下さい。
  
  > ホント、　いい〜！温泉。そして、歴史ある・・・「古い！　町歩き」と　自分好み！の　大分。　予想以上の　旅！と　なりました。
  > 竹田　『　岡城址　』　も、　見事な　紅葉・・・が　見られるのですね〜。
  > 「こ〜んなに、　綺麗！に　紅葉するんだ〜」と　懐かしく、拝見しました。
  
  　大分に住んでいる地元の人間でも、県内を旅行気分で動いているといつも新しい発見があります。いい旅です！
  
  　白い華さんのあとを追いかけて、高千穂にも行ってきました。片道４時間くらいかかるので日帰りできず、なかなか行けていなかったのですが、今回阿蘇にふっこう割でホテルが取れたので行きました。あいにく雨の高千穂となりましたが、神話の郷を堪能してきました。
  
  　それに、白い華さんが泊まった別府湾ロイヤルホテル、先日行った的山荘からよく見えました。また、別府・大分へ行くときは、大きく迂回し霧の多い高速道は使わず、別府湾ロイヤルホテルの前に出てくる山越えの県道を使っています。
  
  　　これに懲りずまた大分へ遊びに来て下さい。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気まぐれ