2016/07/12 - 2016/07/13
43位(同エリア1999件中)
and Relaxさん
- and RelaxさんTOP
- 旅行記112冊
- クチコミ27件
- Q&A回答9件
- 264,802アクセス
- フォロワー71人
デンマークのコペンハーゲン
島に首都がある国というのは、世界で2つしかないのだそうです。
ドイツから続く半島の国デンマークがそのひとつで、首都コペンハーゲンはスウェーデンに程近い「シェラン島」に位置しています。(もうひとつはアフリカの赤道ギニア)
写真はコペンハーゲンのシンボル的な通り、ニューハウン Nyhavn。
ニューハウンなど、元々は船員街や倉庫街だった所がたくさん残っていて、可愛い街並みのある都市です。
日常が≪骨折によるリハビリ静養期間中≫というコンディションで、普段やることが他になさ過ぎたため、毎日のように前調べをして行った旅でした。
そこそこの知識がついて、行きたい場所や食べたい物への希望が大きくつのっていましたが、今回は底辺のバジェット旅行。
行くべきところやお得情報を熟知しているのに関わらず、郊外にあるハムレット城などたくさんの見どころへの断念を強いられました。
それでもお金がないなら無いなりに、使うところではそれなりに惜しまず使い、楽しくすごしたコペンハーゲン2泊3日、その到着日から翌日半ばまでの1冊になります。
* * * * *
デンマークは多方面からランキング世界トップテンの常連国。
社会保障・福祉が行き届き、環境保護に力を入れていて、物価が高くても国民の幸福度は世界でTOPの魅力ある首都コペンハーゲン。
世界一住みやすい都市のナンバーワンにも選ばれています。
これは地域に映画館その他いろいろのエンターテイメントの割合が高く、バランスよく配置されている、といった数的統計によるものです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
PR
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コペンハーゲン・カストラップ空港
デンマーク語でコペンハーゲンは København = クブンハウン、ケベンハウン
英国ルートン空港ではテイクオフの際、滑走路でアナウンスなしの45分待ち
けっこうストレスがあったけれど無事に着いて何よりです
機内にスウェーデン在住というイラクの家族連れがいて、通路の斜め前に座っていた5歳の女の子が気を引こう気を引こうとするので、仲良しになり、最後はお友達になりました
年の差はありましたけどカストルップ国際空港 (CPH) 空港
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発着便共に同じロビーを使っているから、コペンハーゲンの空港はすごい人波
預け荷物を取りに行ったら、この人混みを通るシステムで驚きました
さらに、メトロや近郊電車S-tog、スウェーデン行きの電車のプラットフォームにも同じロビーを通って行くのでごちゃごちゃ 迷うことはないのですけれど
メトロ乗り場は2階にあり、ほんのちょっとだけ歩きます -
メトロに乗りました 中心まで8駅で約15分
コペンハーゲンはコンパクトで動きやすい
メトロはきれいで新しく、窓から見える片ずいた北欧らしい風景が新鮮
それに一番前と最後席も見開きの大きなウィンドーで、線路回りが細部もしっかり見れて飽きないのでした -
コペンハーゲンのおへそに当たるコンゲンス・ニュートー駅
地下のメトロ駅の構内はウルトラモダンでいかしてました -
チケットを回収する出口をくぐることなく、地上までガラスのエレベーターでわずか数秒
もしエスカレーターを使っていたら、キャリーバッグを引きずりながら何フロアもくるくると上がる事になっていたのでラクラク -
デンマーク最古という大きなデパートが真ん前 マガシン
スーパーマーケットも入っているということで、今回のようなビンボー旅行では、まず最初に必要なものを揃えるため寄るべきでした
向こうの立派な建物は Danske Bankマガシン 百貨店・デパート
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メトロ駅から道をはさんで建つ Det Kongelige Teater
ロイヤル・デイニッシュ・シアター旧王立劇場 (コペンハーゲン) 劇場・ホール・ショー
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ジ・オールド王立劇場に隣接するコンゲンス・ニュートーは大工事中で、ぐるりと幕が張られ劇場の正面もこのとおり
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普段は緑の芝生に囲まれ、マーケットが並ぶというコンゲンス・ニュー広場の工事現場で、クリスチャン5世像だけは見てきました
無駄だと思ったけれど写真も撮ってきて、ちょっとした証拠写真といったかんじ
コンゲンス・ニュートーとはデン語で「王様の新広場」と意味します -
ではまず宿のチェックインへ
コペンハーゲンのとても良い場所にあるのです
エリアは市内最大の観光地でニューハウンという水路沿いの道 -
そのニューハウンに入るところ
可愛く華やかで、いつも賑わっています
ハウス・オブ・アンバーは市内でも最古の建物の一つ -
バルト海の琥珀はデンマークにも流れ込んでいるので、たくさん見れるかな
そういえば、いつかバルト海の浜辺で琥珀を拾う、というのにあこがれてますハウスオブアンバー/コペンハーゲン琥珀博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ニューハウン Nyhavn
1670年代に作られた船員街に、今ではレストランがいっぱい出来ています -
前にある運河のような海には、帆のついたクラシックな舟が停泊していて情緒ありました
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運河のような通りのニューハウン
腰かけられるようになっていて、レストランに入らなくても思い思いに好きな事をして好きなだけ過ごせるのです -
水路沿いの昔ながらの建物
古い時代の面影を残す “新しい港” ニューハウン -
ちょうど時は夕食に近く、アペリティフにぴったりな時間
私の写真にカメラ視線の人がやたら多いのは、けっして私が特殊な身なりをしているとかそういう理由ではなく、全然構えずさっと早くシャッターを切っているので避けるヒマが無く、どうも見つめられているような印象で写り残ってしまうのです
すみません ただのチラ見のみなさん -
通りのテーブル席には揃ってバーカウンターがあり、ワインやシャンペンのボトルが冷やされ大変そそられます
ヨーロッパというと通常はワインを飲むのですが、ご当地ビールが有名なので、この旅ではビールを飲みたい
カールスバーグはコペンハーゲンのビールなのです
PISSEIRと書かれた橋があり、これが滞在場所に最も近い橋 -
パステルの家並みになり、一瞬お店がとぎれました
この辺りが今回の宿のはずなので、ナンバーを確認 -
Nyhavn 63とありました アーチ門に書かれた住所を見て入って、エントランス部までコートヤードを2回くぐり抜けるクラシックな作り
今回は宿といえば宿中の宿
お金が全然ないのに物価の高いところに来てしまったので、ホステルに宿泊です
でもこのベッドウッド・ホステルは ◆可愛い外見 ◆清潔 ◆ロケーション最高
スタッフもみんな若くていい人達
カウンターで泊まりの手続きの際、パスポートを置いておくようにと言われたのですが、スウェーデンに行く といったら預けなくてOKでした これを怠るとついパスポートを持たず、国境でUターンして取りに戻って来なければなりません そんな旅行者に早速次の日会ってます
ミックス・ドミトリー12人用部屋のベッドに泊まりました 12人といってもあやふやで実際には倍くらいのベッドが同じスペースを利用するのです
物価の高いデンマークでは、それでも2泊でざっと500クローネ
米$100をロンドンで替えたら550kr.だったのですが・・
わあ高い -
かっこいい歴史ある建物の宿 ベッドウッドホステル
ブッキング.comで最も安い所を探して、出てきたホステル全景を見て嘘かと思ったくらい
まだ新しく機能的で、欧州の若い旅行者とお話ししたりできて楽しかった
ホステルに泊るなんて勇気いりましたけれど、ある意味、今後これで色々恐くないです
お金が全然なくても旅に出れるんだと自信がつきました -
部屋からコートヤードを見てもこんな風にいい感じ
シーツのセットをもらって自分のベッドを確認して、荷物をロッカーに入れて・・
プライバシーはベッドにカーテンがあってまずまず
が、なんと登りにくいハシゴがついてる2階建てベッドの上部です
子供だったら楽しいだろうなと思いましたが、お気に入りのタイの寝台車にも似ていて、今でも十分楽しかったです -
出かけます
スーパーのお買い物がしたいから、ニューハウンから繁華街方面へ -
コペンハーゲンの街頭音楽家達はクオリティが高く、趣味のいいギターが聴けました
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コペンハーゲンならストロイエ通り Strøgetに来なくては
スーパーエレガントな老舗ホテル・ダングルテールと、ローレックスの屋上看板が半世紀前風の建物の中間から入る道です -
世界初の歩行者天国なのだそう
ストロイエ 散歩・街歩き
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もうすぐ8時になり、お店はほとんどが閉まっている時間で、人通りもまばら
数々のブランド店があるのですが、店構え自体ぱっとしたものは見当たりませんでしたストロイエ 散歩・街歩き
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ストロイエという通りは、横にはずれた道が素敵な感じがします
こことか -
ここのように、こんないい味があります
バング&オルフセンの横 -
デンマークが誇る、ものすごく高いオーディオ&ビジュアルのデザイン機材
Bang & Olufsen の店
名前もインパクトがあるので、かっこいいと人気なのですバング & オルフセン 専門店
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広場に着きました 華やかなアマートゥ(アマー広場)
大きい音のスピーカーとマイクでしっとり歌うギターリストを動画に撮る人たち
私は音楽の好みが非常にうるさく、今どきの歌い込むタイプの全部がやだな と思っており、広場の大音響にギクッとしました(やばい耳栓用のヘッドフォンを出さなきゃ です)が、ここにいた街頭芸人はここち良く歌っていて、すぐ終わったけれど、もっと聴いていたかったくらいでした -
広場の角にはイルム(ILLUM)というデパートがあり、スーパーマーケットのイヤマでちょっとした食料や飲料水を買いたくて 「この中に入っているはずの店舗のイヤマを探しているのだけど」 と聞いたら 「引っ越してもうない」 と寂しい答えが
では何リットルもある重いお水を持たずに済むので、観光でぶらぶらしてきますストーク ファウンテン モニュメント・記念碑
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ストロイエのアマートゥ広場からすぐの銅像の方に来てみました
アブサロン大主教の像です
12世紀、コペンハーゲン市の元になる城砦を築いた政治家だということ
こうした馬にまたがって緑色になってる銅像と隣にあるような塔は、街中どこにでもあるので道しるべになりません -
コペンハーゲンの重要地、スロッツホルメンというへんてこりんな名前の場所に行ってきます
臨場感がないけれどいちおう島だそうで、運河にかかる橋を渡って向かっているところ
橋の横は運河で、ガンメルストランドといいますが大工事中 -
あっちには、またまた立派そうな緑青(ロクショウ)の塔
旧証券取引所 Børsen -
クリスチャンスボー・スロット デンマーク語で”スロット”は城
かつては王宮だったのですが、今は国会議事堂や女王の謁見の間になり、博物館も図書館も隣接しています
塔には登れるので景色を楽しむ事も
さきほどの銅像の馬にまたがった大主教がここに砦を築いたのがコペンハーゲンの発祥で、このあたり当時は砂州みたいな島だったそうです
砂州の砦がのちに、このクリスチャンスボー城になりましたクリスチャンスボー城 城・宮殿
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人が出てきたので、ためらうような立派な門を、私も入ってみます
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軽やかで気品高い空気
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超カッコイイ空間でした
プリンス・ジョージのヤード Prins Jørgens Gård -
クリスチャンスボー宮殿、ロイヤル・レセプション・ルーム入り口
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最高裁判所 Højesteret とカラフルな美術館が隣合わせ
トーヴァルセン彫刻美術館 Thorvaldsens Museum -
壁のヘレニズムっぽい色と絵がいい
壁にはトーヴァルセンの彫刻を運搬する様子などが描かれていて、活躍先ローマから帰郷した模様が伺えますトーヴァルセン彫刻美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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デンマーク・ゴールデンエイジ時代、アンデルセンやキルケゴールととも一大センセーションだったという彫刻家のベアテル・トーヴァルセン
その彼の作品と、彼の集めたコレクションが見れるトーヴァルセン彫刻美術館 -
コートヤードの外に出ても、広場が続いていました
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印象に残る広場
誰もいないベアテル・トーヴァルセン・プラッツ Bertel Thorvaldsens Plads -
落ち着くので、しばらくいました
非常にノーブル -
水場でお座り
蚤の市が行われる所で、名品が並ぶアンティーク・マーケットで週末は賑わうそう -
デンマークらしい色とりどりの建物がまわりに並ぶ
見えませんが運河が通っています
対岸はガンメル・ストランド
クルーズ・ツアーのベストの乗り場はここらしいですガンメルストランド 市場
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北欧の魂に触れたような、そんなよさを思いました
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見かける鳥も私にはめずらしい種類です
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ではまたぶらぶら
中央駅に寄っていないので、そこを目指してみます -
スロッツホルメン島をあとにします
運河にかかる橋を歩いて渡る -
重々しい歩道にやってきました
良い意味なんですけど
人に通りすがる時、すこし緊張したかも -
ジョーク・アイテムを見つけてしまいました
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この男たち2人です
あやしい雰囲気 -
どこかなと一瞬迷いましたが、あたりを見回すと
すぐ居場所がわかりました -
遊園地があったからです チボリに違いありません
チボリ公園の出入り口のひとつに来ました
来たかった所のひとつ
ディズニーランドの構想元という遊園地なのでぜひ見なくては
ここから入場可能で、自動切符売り場が備わっています
入場するなら110デンマーククローネ -
観光客の皆さんは通常コペンハーゲンカードという、ほとんどの観光施設にフリーで入れるパスを購入してチボリ公園も軽く入ったりできるのですが、私は今回貧困なのでパスを買っていません
う〜んと考えました
入場料DKK110は、あくまでもENTREのみ
ENTRE OG TURPASが DKK 330,- というのは、アトラクション乗り放題を含む値段でしょうか
もし全込みで¥6000くらいなら、もしかしたら高くないですね -
通りの柵の間からチボリの中をのぞいたら、こんな遊園地と公園と東洋が混じり合った楽しい光景
これはお金を払って鑑賞する価値がありそうです
きっと明日来ますチボリ公園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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隣にはニュー・カールスベア・グリプトテク(彫刻陳列館)
彫刻だけでなく様々な美術品が、ウィンター・ガーデンを筆頭とする美しい建物内に展示されているそうですニュー カールスベア美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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美術館の横側は何か気になるムード
色合いがなんとも良い -
チボリ公園を横にチラチラ見ながら大通りを歩いていたら出てきた「チボリ」と書かれた立派な建物
これもメイン・エントランスではないようでした
ちなみに本場の発音はどうなのでしょうか ツィヴォリかティボーリですよね、きっと -
チボリのビルの横にはコペンハーゲン市庁舎
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脇にあるはずの `チボリ遊園地を見上げている´ というアンデルセンの銅像も、この近くにあると思ったコペンハーゲン中央駅も探せませんでした
ちょっと見たかったですが、市庁舎広場の後部は大工事中で板に覆われているし、あたりの雰囲気が過去っぽさと未来っぽさが不思議にマッチミス(ミスマッチではなく)で、そちらに気を取られてしまっていたようです -
コペンハーゲン市庁舎正面 Københavns Rådhus
コペンハーゲンで最も高い塔は105.6m
塔へのツアー20DKKで登れるそうです
ツアーで同時に見学できるのは、中にあるイェンス・オルセンの天文時計
オルセンという時計職人が50年以上もかけて設計
300年間に0.4秒しか誤差が生じない、世界の時刻と天体の動きがわかる精巧な時計ですコペンハーゲン市庁舎 建造物
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市庁舎前広場からのストロイエ通り入口は、便利ですけど、こんなしょうーがない
セブン・イレブンに入って品定め
ここで見たお水は20.38dkk(大)、同じ値段で小ボトルだと2個買えます
320〜400円というところ
それには戻ってくるデポジット代が含まれているので、飲み終わったら店頭まで空のボトルを返却するよう言われました -
高いのか、こんなもんなのか
(高い 空港のプライスです)
次に見たガーメルトーゥGammeltorvという広場にもあった7elevenで、とうとう本当に必要なので観念して飲料水と夕食を買いました
写真ガーメル広場隅っこに、その7eleven
セブンイレブンはあちこち街中にあります -
そこで見たミントの葉っぱとグレープフルーツひとかけら、ブルーベリーが一粒入ったフレーバー水
はじめて見たので興味しんしん
今こんなの出回っているんですね -
ガメルトーゥには他の広場のように真ん中に噴水があります
カリタスの泉 Caritasbronden といって、コペンハーゲン最古の噴水
ここのはちょっと特別なのです
王室の誕生日などの日に、純金のりんごが噴水のしぶきに乗っかって、くるくると浮ぶのですよ (重いからくるくるは無理ですね) -
同じ場所にあるのですが、道をはさむと別の名前の広場
ニュートーゥ Nytorvニュートーゥ 地元の料理
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ニュートーゥ&ガーメルトーゥから元祖ホコ天のストロイエを歩き続けます
(どうやって小さなウを発音するのか分からずじまいでした、トゥーなら言えるんですけれど)
そういえば 「ストロイエ」とは 「歩く」という意味なのだそう -
デンマークの会社レゴのお店がありました
デンマークで見かけるのはうれしいです
ザ・レゴ・ストア・コペンハーゲンレゴストア (コペンハーゲン店) 専門店
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Helligåndskirken 聖心教会はお店ばかり続く道にあって、木々に囲まれた前庭の空間がすがすがしい
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教会の前で、ストロイエはエレガントにカーブ
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違う方向からAmagertorv アマートゥ広場に戻ってまいりました
このあたりはコペンハーゲンでも最も美しい場所かもしれない -
ここで何が最も有名か というと、ロイヤル・コペンハーゲン本店ではないでしょうか
コペンハーゲンの王道観光スポット
中にあるカフェに寄りたかった
お寿司のサイズのスモーブロー Smørrebrød を、お皿はすべてロイヤル・コペンハーゲンを使用してサーブするというロイヤル・スムーシ・カフェです
スモーブローとは、ライ麦パンの全部乗せオープン・サンド
スモーブロー + スシ = スムーシ Smushiロイヤルコペンハーゲン 専門店
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アマートゥ広場で、もうひとつの有名なものは カフェ・ヨーロッパ1989
このヨーロッパには、コーヒー・メーカーの世界チャンピオン(そんなものあるんですね..)が3人いるって事で、ここも観光の王道
私もひとくち飲んでみたかった
ぴょんと飛び出た銅緑の塔は聖ニコラス教会ヨーロッパ カフェ
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ストロイエ通りのアマートゥ(アマー広場)でした
イルム(ILLUM)デパートと、Café Norden 、聖ニコラス教会の塔
ストーク ファウンテン Storkespringvandet の前から -
時刻はおよそ夜9時
全然日は暮れませんが、初日の街歩きはウォーミングアップ程度に止めておいて、ニューハウンを観て歩きながらドミトリーに帰ります -
運河クルーズツアーの発着する場所
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よりニューハウンっぽいイメージを求めて、運河の向こう側を歩きました
こちら側にはシャーロッテンブルグ城の一画 The Royal Danish Academy of Artsという博物館があります
通常はコンテンポラリー・アートの見れる場所なのですが、音楽家のブライアン・イーノの展覧会がこの日から始まったという事で、何を展示しているのか興味が湧き、ぜひ入って確認したかったです -
過度な装飾ぬきの、味わい深い北欧的景観
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チャーミングな街並み
たそがれ時は、やや胸がきゅんとなるムード -
こっちの道を歩いて正解でした
水路沿いの街並みがきれいに見えるし、お腹が空いていてお金が全然ないからレストランの前を歩かなくって済みます -
昔からコペンハーゲンといえばこのニューハウンと、人魚姫の像の写真だけ見てきたのです
パンフレットでおなじみ -
こちら側にはお店がほとんどないのですが、一軒通り過ぎました
コペンハーゲンは半地下
お店のドアが道の高さより下についています -
まさに北欧のノスタルジック感溢れる夕暮れ時
ニューハウンはデンマークの童話作家、アンデルセンも長年住んだ通りですハンス クリスチャン アンデルセン コペンハーゲン 専門店
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停泊している船らがまた気に入りました
この船は昔、海上で灯りを供給していた珍しいものということ -
元は船員の宿場町
クレヨンで描いたような可愛らしい建物たち -
アンデルセンは18年間、ニューハウンに3回住んだそうで、67番地に住んでいたのがよく知られています
可愛いのが好き メルヘンの巨匠だもんアンデルセン旧居 (ニューハウン) モニュメント・記念碑
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更けゆくホステルの中庭で、地図を読みながら持ち込みの夕食を簡単に
もらってきた地図は範囲が異常に広くて読んでいられません
ツーリストオフィスに行かなかったので、そこではもっと役立つのがもらえるかも知れませんが、他ではどこに行っても「市のセンターだけの地図は無い」と言われました
セブンイレブンの真っ赤なクスクスは500円弱で、味が異常に濃いのでまずかったです
ここまでしか一度に食べれなく、パックし直し残してキープ
同時に買ったレアなカールスバーク47はクールな水色の缶でメタリック、7%のアルコールは度数が高い(デンマークにいる時は、これら缶は捨てる時でもつぶさないでください)
味は微妙にギネスで、きっとちょっとした黒ビールだと思います
グラスに出して飲めばよかったかな
ちなみにテーブルのワイングラスと王冠は前の誰かが残していったもの -
物足りずピーナッツを10krで購入
この量で180円はすごく安い 絶対食べきれない量をよそってくれました
デンマークのもうひとつの有名ビール、ツボルグは25kr.
実はカールスバーグと同会社のツボルグは‘‘ツボー’’と発音するそう
良心的なホステルのラウンジでひと時をすごした後、6ベッドずつの半部屋が4つ以上ある大部屋で寝ました
みんなの荷物があちこちに散らかって、合宿みたいでおもしろーい -
耳栓とともに起き、ゆっくり用意して昼前に本日のルートへ出発
耳栓でぴったり何も聞こえなくなるとは驚きでした ホステルも新しく快適でよかったです
海上バスの停留所があるので、それに乗って人魚姫の像に行こうかと思っていましたが、ニューハウンは新旧交わる一角 新開発の進む海側を歩いてみたくなりました -
久しぶりに海が見れてよかった いちおうこれでも海なんですよね
海の上に新しい歩道橋 Inderhavnsbroen が架かっていて、歩いている人たちがけっこういるのです -
向こうには一部の観光客の注目を集めていた、大きく開いている跳ね橋
このあたりの港はロケ地として、しばしばTV等でお目にかかっている所だといいます -
モダンな Kongelige Teater ロイヤル・デイニッシュ・プレイハウス
新しい王立劇場
昔からあるオリジナルのThe Old Stageはコンゲンス・ニュートゥにあるクラシック音楽やオペラ、バレエを観られる重厚な建物
ここは現代的な劇が観られる劇場でしょうか
対岸のアマー島にフードコートPapiroen も見られ、開放的な雰囲気が漂います -
Papiroen
そのまま読むとパピロエンなのですが、読み方はこれでいいのかな
海に面する評判のストリート・フード・マーケット -
Skuespilhuset ロイヤルデイニッシュプレイハウス
海に浮かぶ劇場ですね
対岸にはコペンハーゲン・オペラハウス -
超モダンな建築が見応えあるというOperaen
又はデンマーク王立歌劇場(Den Kongelige Operas)
これらはみな王立劇場のパートということオペラハウス 現代・近代建築
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海沿いをぐるりと回っても開放感は続いています
すると見えるのはアドミラル・ホテル
この港の周辺はもったいぶらない空間が魅力でした -
アドミラルホテル前のさらっと装飾されたレストランの店構えなど、少し通りすぎるだけで清々しい気分になれる北欧的な美がありました
コペンハーゲン アドミラル ホテル ホテル
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高級そうな というか、、特別整備された感じの通り
ホテル サンクト エニー Skt. Annæのあたりサンクト アンネ 地元の料理
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緑豊かな公園に突き当たったので、中を歩いてみました
作りあげられた綺麗さを感じますアマリエガーデン 城・宮殿
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対岸のオペラハウスと,公園の滝のオブジェが調和良く並んだ、アマリエ・ガーデン・オン・ザ・ウォーターフロント
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公園の向かい合わせには小さな道があり、越えた所のアマリエンボー宮殿の広場に入ります
続いて見えるドーム状の緑青屋根は、豪華なフレデリクス教会です -
王室の居城、アマリエンボー宮殿 Amalienborg Slot
もともとは貴族の館だったという八角形の広場に配置されている4つの建物
1794年、王族は住まいのクリスチャンスボー城が火災で焼けてしまったので移転したそうです
コペンハーゲンは自転車ライドが盛んで、観光客用にもバイシクル・ガイド・ツアーが出ていて、団体で自転車に乗ってやって来ていました -
皆が集まって何かを見ています
アマリエンボー宮殿 城・宮殿
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それは衛兵の交代でした
ローゼンボー離宮から毎日行進してやってくるのです -
アマリエンボー宮殿の衛兵交代式は毎日12時
12時半にお互い向かい合って、てこでも動かない状態でしたので一体正午には何をしているのだろうと思いました -
こちらは多分、常時みはり役の衛兵さんです
ロンドンにも似ている衛兵がいますよね -
デンマークの
かわいいどころ -
広場の中央には、ここを宮殿としたフレデリク5世の騎馬像
1723年生まれのフレデリク5世
日本に次いで世界で2番目に古い君主国のデンマークは、昔々は多様な名前だったのですが、この時代からのデンマーク王は、必ずフレデリクかクリスチャン
そこに現在のマルグレーテ2世が、王位継承法の改定により女王として即位して、ついに脱フレデリククリスチャンしたところ
フレデリク5世ってかわいいよ、若いとき -
ほらこんな
by Wikipedia -
女王がいる時は屋根の上に旗があがるそうですが、王族の冬の住まいなので、行った時7月は揚がっていません
王族の居城以外は、謁見の場クリスチャン7世宮殿と、博物館としてクリスチャン8世宮殿が一般開放されています
アマリエンボー宮殿 広々していました
あんまり八角の広場をイメージどおり作れませんでしたが、広場を入れると遠くて小さい印象の宮殿なので4つにコラージュしたもの
上から
東 北 西 南 (ずれているけど、だいたい)の方角を向いて写真を撮ったものです -
フレデリクス教会
建築者ニコライ・アイトブは、フレデリクス教会を含むこの辺り(アマリエンボー宮殿)全体を造ったという事で、ほんのお隣同士に並んでいます -
その後受け継いだ建築家のこだわりにより高価なノルウェー産の大理石を使用したので、建設途中で資金が尽きてしまった教会
フレデリクス教会 寺院・教会
-
中には無料で入れます
きれいなドームの天井が見られました -
聖堂の天井画は放射状にキリスト教独特の宇宙観が描かれているのだそう
しろうとがぱっと見たくらいでは、聖人と思われる後光をしょった12の人物の絵としかわかりません -
ケータイやおしゃべりはやめてね と注意書き
-
ガイドツアーで屋上にも行けるので、見晴しも楽しめるフレデリクス教会
市内にはいくつかの登れる高い塔があり、いずれも20〜30クローネと手の届く料金なので、ひとつは登る気でしたが結局どこにも登りませんでした
ちなみに、デイニッシュ・クローネだったかクローナだったか悩むときがあったので、英語の人達がクラウンと呼んで通じきっていたのを聞いていて、私もクラウン(=王冠)と呼んでいました -
いわゆる私達が思い描く天使がデンマークにいました
羽根のついた赤ちゃんでなく、割と大人の -
高価なノルウェー産大理石の質はこんなかんじ
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いわゆる見たこともない質感〜
これは高そう -
工事をしていたようでしたが、どこを直しているか全くわかりませんでした
-
大理石教会 Marmorkirkenとも呼ばれる フレデリクス キアケ Frederiks Kirke
外に出て Bredgadeという道を歩いて次に向かいます -
歩いた道
中庭にお店のサインがあり、入れるなら とちょっと寄ってみますハンナ・グンデラック 専門店
-
ファインジュエリーのお店でした
ウィンドー越しに創作ジュエリーが覗けましたラフダイヤモンズ.DK 専門店
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さりげなく超高級
のぞくだけでちょっと優雅な時が
中庭ってのもいいのです -
工事中で少々通りにくかったけれど、オシャレっぽい店と教会が共存している品のある道
カフェ・オスカーの向こうは金色のダブル玉ねぎ屋根 Aleksandr Nevskij Kirke(キアケは教会)カフェ オスカー カフェ
-
さらに通りすがった教会のひとつ
Sankt Ansgars Kirke
ドアの上部には天使のレリーフ -
デザイン博物館デンマーク Designmuseum Danmarkです
ヤコブセンなどのデンマークデザインの家具や日用品が展示されている博物館
お天気は晴れたり曇ったり
晴れると暑く、曇りだとビニョーに肌寒い、調節がややこしい日よりでしたデンマーク工芸博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
人魚姫の像を見に行きます
途中、カステレット要塞跡を利用した公園がありましたチャーチル公園 広場・公園
-
朝から食べてなくお腹も空いてないけれど、これから動き回るため何か食べておかないと
きのう食べ残した味の濃いクスクスと、食べきれずに一緒に盛り付けておいたピーナッツが程よく混じり合って、漬け込まれ面白いスナック料理に変わっていました
カバンから取り出しベンチで食べていたら、水鳥や飼い犬やその他の動物達がまわりに集まってきて可愛かったです
(からいものなので勿論あげませんでしたけどスズメさんにしっかり拾われていましたね、口ばしの端の赤いクスクスに気が付いて微笑ましかったです)
お天気で、意図せずピクニック風になりました -
とんがり屋根の教会がお堀越しに見えます
Skt. Albans Kirke聖アルバニ教会 寺院・教会
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中にも入ってみました
こじんまりしているチャペルといった印象 -
英国的に読むと、セント・オーバンズ教会
アングリカン・チャーチのステンド・グラス
同名の町がロンドンから電車ですぐにあるので、行ったことがあります そこにはセント・オーバンズという大聖堂が殉教の聖人を奉っているのです
カステレット要塞内にはチャーチルの像に英国教会、加えて公園の名前もチャーチルと、英国的なものがあるのでした
以前ナチスドイツとの戦闘の際助けられたお礼をこめて -
このちいさな教会の入り口のホールにも、フレデリクス・キアケで見てきた同じマーブルに見える石が使われていたのですが、係りの人がいたというのに聞き逃し、ノルウェイ産のものか確かめられませんでした
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教会のすぐ隣にはゲフィオンの泉があります
-
ゲフィオンの泉 Gefionspringvandet
水しぶきの中、大地を鋤く4頭の牛とそれを操る北欧神話の女神像ゲフィオンの泉 モニュメント・記念碑
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ギュルヴィ王との約束により、耕すだけ耕せた土地はゲットできるために、自分の息子の化身という雄牛をびしばし鞭打つ女神
コペンハーゲンがあるシェラン島は、こうして築かれたというお話を元にしています -
ここそこにあるコ−ヒーのスタンド
これらは案外利用しやすく、ちゃんとしたエスプレッソマシーンを使って美味しいコーヒーを煎れてくれて、カードマシーンで支払いOK みたいでした
そしてお洒落性もあります -
カステレット要塞のお濠(ほり)
1662年にコペンハーゲン港の入口を守るため建設されて、今は市民の憩いの場
人魚姫の像へは、まだ少し歩かなければなりません -
港を見下ろす位置に手の込んだ公園が作られていて、お花畑や彫刻の像があちこちにありました
いくつかは記念碑のよう
Langelinie Park -
木陰も作られていて、涼しげなスペースを通ります
-
そしてお楽しみにしていたがっかりショー
遠くには山のような人だかり!
こんなかんじのところにあります -
観光客のかたまり
いたいた人魚姫ww
最近は、こういった人が集まる観光名所が大好きです
人が面白いではないですか そこに自分が乗るというのが楽しい 笑
昔は若気の至りで(?)ものすごく恥ずかしかったのに -
人々は陸から水上から、ものすごいアプローチをかけてきます
人魚姫の像 モニュメント・記念碑
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取り囲まれているリトルマーメードは、全長80cmとも120cmとも聞きました
いったいどっちなんでしょう人魚姫の像 モニュメント・記念碑
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いずれにしても、ちいさいのですね
だから あれ?ってことなのでしょう
私はこれで世界の3大ガッカリ像を制覇しました
ちなみに、ベルギーのマヌカン・ピス(小便小僧)が第一位、輝くワースト・ワンです -
この人魚姫の像は、海の岩場に作られていて立派だと思います
マヌカン・ピスの場合、「何もこんな所になくても・・」っていう街中に小さく、それも視線と無関係のところにひっそりあるからです
とにかく像の存在自体がっかりです なんなのあいつです お行儀的が悪いじゃないですか (火災を消し止めた小さなヒーローという設定らしい)
それにしても、がっかりランキングに人魚姫の像はこのまま入れていても、シンガポールのあの大きいのは除外していいんじゃないでしょうか
かねてからの成るべくして成る、ローレライの岩山がふさわしいと思います
しかも伝説の、昔あったというカタカナの看板をしっかり立て直して欲しいですね -
アンデルセンの『人魚姫』 Den Lille Havfru
人魚姫の像は、頭の部分のモデルになった人が裸体になるのを拒否したので、別の人が身体部のモデルをしたのだそう
その人の足がきれいなのでウロコで覆ってしまうのがもったいなかったから、足にヒレだけ付けたという話でしたが、ちゃんと人魚として腰から下まで魚の尻尾を付けた(できれば帆立貝のビキニをつけて)等身大の銅像を作って欲しかったです
しかも人魚姫って少女じゃなかったですか? たるんでますよね -
何度もひどい災害を受けている像だそうで、話を聞いてつい笑ってしまいました
あんまりむちゃくちゃで
よく色を塗られるのですが首を切られ爆破されたり切断されたりと、悲劇の人魚姫ヒマなし -
リトル・マーメードの像
そういえば北欧に夢や憧れを抱いたことはなかったので、人生でまさかここに来るとは思っても見ませんでした
ご覧の通り
コペンハーゲンに来たら絶対見のがせない、ワールドクラスの超観光地です
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