2016/06/11 - 2016/06/18
42位(同エリア55件中)
gingkoさん
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今回の旅の日程はこんな感じです。
6/11(土) ドーハ経由(ミニ観光)、バクー着(夕方)
6/12(日) バクー1日観光
6/13(月) アテシュガー(拝火教寺院)、ヤナルダグ(燃える丘)半日観光 その後バクー市内観光
6/14(火) ゴブスタン半日観光 その後バクー市内観光
6/15(水) シェキへ1泊旅行 早朝出発
6/16(木) AMシェキ出発、バクーへ戻る バクー市内観光
6/17(金) AMバクー市内観光 午後空港へ ドーハ経由(ミニ観光)帰国
その5は世界遺産のゴブスタンという、バクーから南西60kmの石器時代の遺跡の記録です。バスでも行けるようですが、交通の便が悪くてヘタすると1日がかりとのことで、昨日と同様ホテルにハイヤーをお願いしました。往復、待ち時間込み2人で25AZNです。バスでの節約を優先したい方は片道1時間、0.80AZNで行けるようです。こちらのバスは「え?」と桁を間違えたかと思うほど安いですが、時間の制約もありそうなので、バスは時間のある方向け。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝8時半出発でバクーから約1時間のゴブスタンへ。途中の風景を眺めるのも楽しいものです。
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いくつか町を通ります。
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ドアの所に描かれているモチーフはBUTAと呼ばれ、古くからアゼルバイジャンで使われてきたんだそうです。私たちが知っている、いわゆるペイズリー柄ですね。街でもじゅうたんやスカーフに、また博物館で生活用品に描かれているのを見ました。
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遠くに石油プラットフォームが。またしても萌えポイント〜。
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こちらも石油関連施設でしょうか。
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これも?昨日に引き続き、私の萌えポイントを熟知した運転手さんが、こういうのがある度にわざわざ停めてくれました(笑)
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これは…なんの施設だろうか。
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ゴブスタンに到着。
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バクーや近郊には、2015年に行われたヨーロッパオリンピックの看板がそのまま?になっているのをよく見ます。第1回ヨーロッパオリンピックの誘致がアゼルバイジャンにとってよほど大事なものだったのかな、と考えます。
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ゴブスタンの入口近くにこんなモニュメントがありました。
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開園は10時からだったようですが、少し早く着いてしまったので、この辺をウロウロして写真を撮ったりして時間をつぶしました。ホテル、運転手さん任せにしてしまっていたのですが、ガイドさんをお願いした訳ではなかったので、開園時間などは自分でもきちんと調べておいた方がよかったですね。まぁ20分ほどの待ち時間だったので、それほど無駄になったとは思いませんでしたが。
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この門の先が、岩絵が描かれた洞窟の山です。いざ遺跡へ一直線。この先左側にある博物館の入口で入場料を支払います。2AZNだったような。博物館の入場料込みです。
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入口にポリスボックスあり。
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かわいい兄弟?親子ネコがウトウトしていました。
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岩山を登って行く途中の階段なのですが、よく見るとなんだか貝の化石が埋め込まれている。ホンモノかな?博物館で聞けば教えてくれたでしょうが、最後の方にはすっかり忘れてしまっていました。
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けっこう登って来たところです。眼下に広がるは、なーんにもない岩だらけの大地。ここは1966年に国立保護区になり、2007年に世界遺産に認定されました。また、ウィキ情報ですが、1930年に礫岩の採掘に訪れた一団が岩絵を見つけ、以来調査が始まったそうです。
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白いテントの方からずっと歩いてきました。テントは展望台になっています。
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岩、岩、岩。
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所々、何かが彫られているのがわかります。
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ヘビいるよ、注意!爬虫類好きの私は、絵がかわいかったのでつい撮ってしまいました。
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わ、トカゲが日光浴してました。そーっと近づきそのお姿を撮りました。
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わーっ!くっきりと人と船が彫られています。シンプルながら分かりやすいですね。調査によると1万年前からこの地に人が生活していたそうです。その彼らの生活が岩絵からうかがい知ることができるという、なんというロマンでしょう。
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これがゴブスタンで一番有名な岩絵です。山を登り始めて最初の方にあるのですが、見逃していて最後の方で見ることになりました。
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岩絵を発見しながら1時間ほど探索し、博物館へ。ガイドブックにこの博物館が「ハイテクだ」と紹介されていましたが、誇張でなく本当にハイテクでした。
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時代ごとに部屋が分かれていて、展示を楽しめるようになっています。
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これがハイテク展示…なのではありません。
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動画がアップできないので残念ですが、ほとんどすべての展示箇所で、タッチパネルを使ってゴブスタンについて勉強できるようになっています。
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1日かかる観光地ではありませんが、結構な時間を費やして楽しみました。昼過ぎ、バクーへ戻って、街をウロつく予定。毎日のようにバクーの旧市街、カスピ海公園を往復してますね(笑)帰りも油田掘削機に萌える。
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運転手さんに、ホテルではなく旧市街で降ろしてもらいました。お腹が空いたのでまずはランチ。何度と通ったこの旧市街の門、ここを入ってすぐのところでよさげなレストランがあったので、入りました。
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Cizz Bizzというレストランです。私はまたドヴガというヨーグルトスープを。友人はアゼルバイジャン伝統菓子のセットとカフェラテを頼みました。ドヴガにはパンとハーブサラダてんこ盛りがついてきて、仮に一人旅でもスープさえ頼めば、栄養を摂れるのだと学びました。しかも値段が…
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スープはなんと2AZN。150円くらいで、日本の基準からは多過ぎるくらいの量のスープ、パンとハーブサラダが山盛りです!私毎日コレでもいい…ちなみにお菓子のセットとラテは合計で11AZN、約700円。こちらはスープに比べると割高感がありますね。
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街歩きを開始。しつこいようですが、F1ネタです。開けた場所でサーキットのルートを見ることができました。ここを走るんだなぁ、としばし様子を観察。
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シルクロードの中継地、ラクダを連れたキャラバンが通ったはずの「シェマハ門」
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見づらいですが、ライオン(太陽のシンボル)と牛(月のシンボル)が彫られています。
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所々でF1用に舗装された道を覗きみることができます。というか、このカーブすごくないですか?!しかも12世紀頃に建造された城壁スレスレに走るんですね。もしクラッシュしてしまったら・・・違う意味でスリル満点です。
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細い小道も歩いてみます。
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何度となく歩いた城壁沿い(笑) 城壁とモダンなフレームタワーの対比が好きです。
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子猫が母ネコから離れて1人で遊んでいました。
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土産屋の店先。わくわくします。
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じゅうたん博物館に到着。今日は入館します。
ところで、この日はちょっと怖いことがありました。日中だったのですが、旧市街(お昼が終わったあたり)から1人の男(20ー30代)がずっと私たちの後をつけて歩いていることに気づきました。わざと止まって後ろを振り向いてみたり、人に道を聞いたりして止まる度に、その男も立ち止まり、私たちの動くのをじっと待っているのです。一度友人とダッシュしてみたら、ダッシュで追いかけてきました。
F1前だからかポリスがそこら中にいたので、話すことも考えましたが、ナイフなどを隠し持ち逆上してくる可能性も考え、取りあえず黙って歩き続けました。旧市街から、人の多い開けた海岸公園に出た時、友人と私で日本語と英語でどなりつけたところ、ニヤニヤしながらブツブツ何か言っていましたが,諦めたのか去って行きました。こんな日中に、一体彼はどういうつもりだったんでしょう?私たちは特に目立つような恰好もしていませんでしたが…。
この1件以外はアゼルバイジャン人は本当に親切で、どこでも歓迎してくれたのに、この出来事だけが残念でした。現地で起こった出来事として、一応ここに記録しておきますね。結果的に後をつけられただけで実際に危害が及ぶことにはなりませんでしたが、暑い中ダッシュして汗だくになりました。昼間なので直接相手にどなりつけましたが、本当はポリスに言った方がよかったかもしれません。ただ、あまり英語が通じない人が多いので、どういう対応をしてもらえるかは分かりませんでした。所々で友達を撮るふりをして、ヤツをバックに写真を撮り続けてポリスに見せるとか、後になって対策が思い浮かびましたが、終わったことなので、次回何かあったときに気をつけることにします。
気を取り直して、じゅうたん博物館。 -
入場料は7AZN、スマホ以外のカメラで写真を撮る場合は、追加で10マナト必要になりますので、追加料金は払わず館内の写真はスマホでとりました。
外から見てじゅうたんが丸まっていたところが、このカーブにあたります。古代のじゅうたんから現代の作家さんの作品まで約10,000点のじゅうたん(!)が展示されています。 -
館内ではじゅうたん織りのデモンストレーションが行われています。
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アゼルバイジャン各地のじゅうたんの特徴を紹介したものでしょうか。これもじゅうたんなのです。
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アゼルバイジャンの民族衣装も展示されています。
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BUTAのモチーフが織り込まれています。
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これぞバクーらしい、油田!赤々と火が燃えたぎっています。これもじゅうたんだなんて、その技おそるべしです。どうやってデザインするんだろ?
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これは前日訪れた、アテシュガーのゾロアスター寺院じゃありませんか。上の掘削機もそうですが、実際に見たものがじゅうたんに織り込まれているのを見るのは、なんだか嬉しいですよ。このあたりの作品は現代の作家さんのものです。しかし、もはや油絵にしか見えないのですが(笑)
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建国の父ハイダル・アリエフも訪れたようです。この博物館、広くて見ごたえありです。余裕を持ってじっくり見ることをおすすめします。
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海岸公園にシュールなざくろ君が、ぼーっと突っ立ってました。なんか迷彩色だし…。この明るい公園に似合わないような…。このアンバランスさがいいのかな。
明日は早朝出発でシェキへ1泊旅行です。今日は早く寝よっと。
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