富山へ初夏のノープラン温泉旅

2016/06/24 - 2016/06/26

そういえば去年の11月以来旅行へ行ってない、でも7月からは夏休みで混みそう…
夏休みシーズン前に行っておこうと急遽3日前に決まった立山の旅。そして、予定外の宇奈月温泉。充実した3日間でした！


(こちらの旅行記は下書きしたものの放置していましたが、黒薙温泉が今年の営業を終了したとのニュースを見て、また来年行きたいなと希望を込めてアップさせていただきました。)

エリア 立山黒部(富山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝10時半富山へ到着！

とりあえず、回転寿司が開店する11時まで駅を散策。半屋外の不思議な構造。あれ、駅舎はどこ？みたいな錯覚におちいります。

路面電車

11時になったので、こちらの回転寿司屋さんへ。
ちなみに、駅周辺で時間つぶしできるところはおみやげ屋さんくらいでした^^;
でも氷見うどんやホタルイカ、蒲鉾など美味しそうなものがいっぱいです。

入ったら、開店してすぐなのに、半分くらい席が埋まっていました。出張らしきサラリーマンやご高齢のご夫婦のお客様が主でした。

セルフサービスの味噌汁。甘エビのカラが入っていて、ダシがきちんと出つつ、優しい味でした。

甘エビを注文。ねっとりとしていて、美味しかった。
ただ、感動したのはこれだけかな。他は普通。。。同じ北陸でも金沢で食べたお寿司の方が美味しかったなー。富山の方すみません。(ちなみに、わたしの中の一番は、新潟の弁慶です。また行きたい！)

お腹いっぱいになったところで、12時12分発の電鉄で立山に向かいます。

立山駅へ13時半ごろ到着。ちなみに、電車の駅降りたらすぐに係員の人がチケット売り場へ誘導してくれます。最初おみやげの勧誘かと思ったわたしは、なんてひねくれてるのだろうと思ってしまいました。

室堂の向こう側も楽しそう。黒部ダムいいな。でも悪天候できっと行かないだろうと、往復チケットを購入。500円くらい割引になりました。

チケット。

ケーブルカー。みんな座れるくらい空いていました。

ケーブルカーで美女平に着いた後、バスに乗り換え。途中滝が見えるスポットで止まって観光案内をしてくれます。

室堂へ到着！雪がまだ残っていました。気温は10度切っていたけれど、薄手のフリースとウィンドブレーカーで十分でした。でもちょっと手が寒かったかなー。雨が降ってきたので、足早に宿へ向かいました。

今夜の宿のみくりが池温泉！日帰り入浴とランチで来たことはあるけれど、泊まるのは始めて。

部屋からの眺め。結構雨が降ってきました。ここではくつろぎすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました。なので感想だけ。
ご飯は美味しいです！料理の種類も多く、富山の海や山の幸がふんだんに使われていました。かといって、ヘルシーなものばかりで全部平らげてしまいました。あとお風呂は、温泉掛け流しだけど熱くなくて、ゆっくり入れました。おかげで肌がすべすべになりました。
ただ、夜が大変でした。雨どころか台風がきたように強風が吹き、一晩中ゴーゴー外で鳴りっぱなし。あまり眠れなかった。。

みくりが池温泉 宿・ホテル

翌朝9時半ごろ宿を出発。翌朝は風は止み、雨もポツポツくらいに止んでくれました。でもハイキングするような陽気ではないので、室堂を離れることに。短い滞在で宿にほぼ缶詰めだったけど、まぁ景色と宿を楽しめたからいっか。。今度は晴れの時にリベンジしたいなー。

帰り道。雪解け水が流れています。もうすぐ雪もなくなるんだろうなー。

室堂駅前にある湧き水。手にちょっとすくって飲んでみる。うん、美味しいー。。空気も美味しいし、さすが山。

実物は結構大きいです。力強く字が刻まれていて、ザ 山って感じです。

駅の建物に戻ってきました。
写真スポットがあったけど、なんか不思議なレイアウト。雷鳥挟まっちゃっているよ。。山は危険だよというメッセージかな。。

室堂駅でおみやげ購入。アーモンドにミルクの粉がかかっていて優しいお味。ここに来たら、いつも買っていきます。

立山から乗った電鉄の窓からの眺め。この電車は座席がテーブル付きで窓側を向き、さらに有人のカフェ付きという不思議な車両でした。
ちなみに、向かっているのは富山ではなく宇奈月温泉！立山駅で駅員さんに富山のお勧めを聞いたところ、宇奈月温泉からトロッコに乗って向かう黒薙温泉なるところがいいとのこと。時間もあることだし日帰り入浴へ行ってみようということで、富山駅から新幹線で帰ろうか迷っていたけど予定変更ー。ちょっと長旅になるので、お得な一日パスを購入。

上市駅にて乗り換え待ち。本当は寺田という駅で1回降りてそこで宇奈月温泉行きの電車を40分くらい待つのですが、立山駅の駅員さんが寺田で待つより、上市という駅の方が時間を潰せるだろうと寺田で降りてからすぐ来る上市行きの電車に乗ることを進めてくれたので、オススメ通り一旦3駅先の上市駅へ行くことに。
駅は、寺田よりはちょっと大きいかなという感じでした。そしてここで駅をフラフラしていたら、観光案内の方にお茶をご馳走になってしまいました。そしてなんと、ここはおおかみこどもの雨と雪の監督さんのふるさとらしいです。この書き置きノートの表紙も直筆とのこと。あとモデルになった古民家もあるそうです。思いがけず貴重な経験ができました。

電車に乗って上市を後にし、宇奈月温泉に着いた後、トロッコに乗りました。
うーん、いい景色！緑が眩しい！なおトロッコは寒いので上着は必需品です。
実はこの時点で旅の計画を変更しています。宇奈月温泉に向かう車内で、せっかくだから黒薙温泉に泊まって行こうということになり、宿に電話したところ幸運なことに空室があったので宿泊決定。1泊1万以下だし、ま、いっか。。ただし宿は電波が届かないので、トロッコに乗り前に宿でヒマにならないようゲームなどをあらかじめダウンロード。

雨が降った後だからか水が濁ってる。

20分ちょっとで黒薙駅に到着！ここから宿まで山肌に沿って20分くらい歩きます。所々あと◯◯メートルと立て看板があるので、勇気づけられます。途中すれちがったおじさんたちに、クマに気をつけてと注意をされました。山だもんね、やっぱり危険はあるよね、とちょっと気が引き締まりました。

最後の方は山を階段で下って行き、宿へ到着！突き当たりに看板があるので表示通り右へ向かいます。

黒薙温泉旅館 宿・ホテル

ここで宿の人に声をかけたところ、裏に通され、部屋を案内してくれました。

部屋の前の廊下。お風呂へは、階段を下ります。ちょっと急で降りづらかったかな。

洗面所は共同。トイレも綺麗で、快適でした。

部屋の窓からの眺め。緑がすぐ目の前にあり、圧倒されます。

部屋の中はこじんまり。でも二人なら充分。

着いて早速お風呂へ。
内湯と露天風呂にハシゴしてきました。どちらも人がおらず、貸切だったのでゆっくりできました。内湯はこじんまりとしていますが、露天風呂は靴を履き替えて崖沿いに少し歩きます。緑が間近に見れていい景色を楽しめました。
お湯は透明でお肌によさそう。でもそれよりもびっくりしたのは、すぐ体が温まること！お風呂上がりに汗がしばらくひかなかったので、少し痩せるんじゃないかとチラッと頭をよぎりましたが、さすがに無理か。。。汗が引くまでぼーっと窓の外の滝を眺め、癒されました。

宿の入り口近く。ここの右手で食事をいただきます。山菜や川魚など、色々な種類のお料理を楽しめました。なお食事中、宿のご主人がこの宿の歴史をお話くださったなかで、このような山中に宿の維持をすることの大変さを知り、ここに滞在できて良かったと改めて思いました。

さて、朝になったので帰ります。
昨日は夕方から雨だったのですが、夕食後奇跡的に雨が一時だけ止み、旦那と二人で混浴でゆっくりできました。温泉三昧、景色も楽しめたし、ここに泊まってよかった！また来ますー。

来た道を戻ります。

昨日は、クマがきたらどうしようという不安と早く宿に着きたいという思いで急いでたので、今朝はちょっと景色を見ながらゆっくりと。。のつもりでしたが、ヘビを途中で見てしまい、また急ぎ足で駅へ向かいました。ヘビは本当に苦手。。

ふう、ちょっとドキドキしながらやっと駅に降りてこれました。

さて、トロッコで宇奈月温泉に戻ります。

ちょっと見づらいけど、お猿さん。

アルプスみたいな満面の緑。

温泉街に戻って来ました。昨日も思ったけど、気のせいかこの周辺は紫外線が強いような。。日焼けどめは塗って置いた方が良いです。

宇奈月温泉。

がおー

帰りは、新黒部で新幹線に乗ります。

新黒部駅に到着。比較的新しい駅のよう。周辺は、お店がほぼありません。富山駅でおみやげ買っておけば良かったなー。

新幹線で東京へ帰ります。充実した3日間でした！
また来て、今度は立山で満天の星見たいなー。