2016/06/16 - 2016/06/17
7位(同エリア226件中)
かっちんさん
絶景旅写真集「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ホテル編」に掲載された赤倉観光ホテルを訪ねます。
この写真集は2015年4月に発売され、旅ガール「詩歩」さんが「泊まれる絶景」をテーマに国内外から58箇所セレクトしました。
今晩の天気予報は夜半から雨模様、はたして明日の朝、雲海に包まれるかどうかやや不安。
久しぶりに高級なホテルに泊まるので、温泉、食事、絶景を楽しむつもりです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
赤倉温泉
妙高高原温泉郷の中の赤倉温泉は、妙高山をバックに斑尾山を正面に臨めます。
えちごトキメキ鉄道の妙高高原駅が玄関駅になっており、赤倉観光ホテル宿泊客には送迎バスがあります。 -
山の中腹にある赤倉観光ホテル
標高1,000mに建つホテルです。
創業は昭和12年(1937)。当時の大倉財閥が上高地帝国ホテル・川奈ホテルに続けて建てた日本の草分け的な高原リゾートホテルです。
休暇村主催の笹ヶ峰ツアーからの帰りに赤倉温泉でバスを降り、周りの景色がいいので、歩いてホテルへ向かうことにします。 -
もしかして城の石垣?
実は昭和53年5月18日早朝、赤倉山山腹の国有林が崩壊し、赤倉観光ホテルの脇を通る白田切川に土石流が発生し、下流の新赤倉温泉、信越本線に甚大な被害を与えました。
その後対策を施し、砂防ダムによる土砂処理、貯砂能力を持つ遊砂地、その背後に土石流によって運ばれてきた転石を利用して延長815mの遊砂堤を設け、温泉街に土石流が侵入しないようにしました。
この石垣は遊砂堤なんです。 -
イチオシ
見晴らしのいい赤倉観光ホテル
赤倉温泉から歩いて45分かかりました。 -
落ち着いた雰囲気のフロント
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絶景が楽しめる客室
目の前の眺めは、スキー場と斑尾山(まだらおさん)です。
宿泊料金は、6月の平日スタンダードプラン、バス無し野尻湖側の和室で一人27,000円です。
8月のピーク時は32,400円になります。 -
キーホルダー
赤倉観光ホテルのシンボルマークは、スキー板とゴルフクラブをデザインしています。
開業当初はスキー板とストックを組み合わせたマークで、ホテル内に昔のマークのまま残されているところがあります。
では、ホテル内探検に出掛けます。 -
ロビーラウンジ
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ウエルカムドリンク
シナモンアップルとアイランドブリーズが用意されています。 -
ロビーからの景色
下界に妙高高原駅のある田口集落、正面に斑尾山、右側に野尻湖が見えます。 -
お洒落な木の廊下
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ライブラリー
小さな図書室です。 -
昔の赤倉観光ホテルパンフレット
昭和13年頃のパンフレットです。
当時は上野駅から汽車で6時間もかかり、妙高高原駅の旧駅名が田口駅でした。
田口駅からホテルまでは、スノーモーターカーとスノーボートでスロープを登ります。 -
パン工房
ホテルで食べるパンを焼いています。 -
アクアテラス
「SPA&SUITE」最上階のアクアテラスからは、ホテルに流れ着く湧き水を湛えた水盤越しに、山々を望む絶景が楽しめます。
雨が降り出したので、波頭が立っています。 -
アクアテラス(翌朝)
晴れていると水盤が青く輝いています。
下の階にある露天風呂からも山々の絶景が見られます。 -
いよいよ夕食
洋食もありますが、今回は懐石料理を選びました。
前菜は、穴子煮凝り、焼茄子と帆立のみぞれ和え、太刀魚八幡巻き、ぎす唐揚げ、鯵小袖寿司など。 -
吸物
中身は富山産白海老真丈。 -
旬の造里
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炊合せ
メバル揚げ煮と野菜色々。 -
焼物
鱸のサラダ焼き、青瓜浅漬け、若桃蜜煮。 -
揚物
信州牛蓮根挟み揚げ、伏見甘長、藻塩。
最後に、妙高産特別こしひかりのご飯、赤出汁、デザートです。
海の幸、山の幸、どれも工夫した料理を美味しくいただきました。 -
イチオシ
アクアテラスの夜景
ライトアップされた水面、遠く街の灯りが幻想的な世界をつくりあげています。 -
ギャラリー
昭和12年創業当時の写真やパンフレット、スキー板などが展示されています。
私の父がこんなスキー板を持っていたことを思い出します。 -
スロープをスノーボートで登るスキーヤー(ギャラリーの写真)
スノーボートをロープで引っ張っているのでしょうか?
仲良く並んでいる人たちもいれば、後ろ向きになったお茶目な人たちもいます。
かっちんだったら、勿論後ろ向きかな(笑)
では、おやすみなさい。 -
イチオシ
翌朝の雲海
ただ今の時刻、4:57。
曇り空の下に雲海が現れました!
部屋の窓から見えるので寝間着姿のまま。 -
アクアテラスの雲海
急いで着替えてアクアテラスに来ています。
水面に上空の雲が映っています。 -
モクモク湧き出す雲海
南側に位置する飯綱山、黒姫山あたりから雲海が流れて来ます。 -
竜のような雲海
2本の雲海が左に向かってゆっくり動いています。 -
クロワッサンのような雲海
長い雲海から離れ、単独行動しています。 -
薄れていく雲海
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南側は晴れ
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北側は小雨
先ほどの流れてくる雲海とは異なり、雲海が自然に湧き始めました。
雲海は雨上がりの湿度が高くなったとき、放射冷却によって地表面が冷え、さらに空気が冷やされ、やがて飽和状態になると空気中の水分が霧となって発生します。 -
朝のアクアテラス
ただ今の時刻、6:35。
雲海はすっかりなくなり、清々しい朝を迎えています。 -
イチオシ
白田切川と遊砂堤
万里の長城のような遊砂堤ですね。 -
新聞バッグ
部屋に戻ると、朝刊が配られていました。 -
朝食
朝食は洋食にしました。 -
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」
客室にこの本が置いてあり、絶景が見られる宿が紹介されています。 -
朝の散歩
ホテル敷地内のわさびガーデンに来ています。
田切清水が湧き出ています。 -
可愛らしい花「ナルコユリ」
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イチオシ
絶景が見られる赤倉観光ホテル
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ホテルの本館と新館(右)
新館は露天風呂付の客室です。 -
冬はスキー場
春夏秋はガーデンになっていて、散策ができます。 -
クリンソウ
ガーデンに清水が流れています。 -
リュウキンカ
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お花畑
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田切用水
これから田切用水の源流「かすみの滝」を見に行きます。 -
イチオシ
鐘
道の途中に鐘が3箇所ぶら下がっています。鳴らしてみると「カーン」と響き渡ります。
この鐘は、もしかすると熊除けなのかも・・・ -
新緑の道
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田切用水に棲むイワナ
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かすみの滝
ホテルから20分ほど歩いて到着します。
この滝から田切用水と白田切川に分かれて流れます。
田切用水は高さを徐々に下げながら、中腹の田切地区に水を送っています。
赤倉観光ホテルでは、幸運にも雲海が現れ、山々の絶景を見ることができました。
まさに「死ぬまでに行きたい絶景」のひとつです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ラクパグさん 2016/07/02 13:58:55
- いつも ありがとうございます。ラクパグです
- 赤倉 神戸からは遠いですが 素晴らしい 景色ですね!!
そして テラスからの 雲海 包みもまれそうで
本当に ステキで美しい自然ですね。
毎回とは いかないので ラッキーだったのですね。
かっちんさん クルクル回った 雲海 そう クロワッサンですね。
お見事です。
素敵な出会いを 見せて頂きありがとうございました。
又 楽しみにしております。 ラクパグ
- かっちんさん からの返信 2016/07/03 09:57:29
- RE: いつも ありがとうございます。ラクパグです
- ラクパグさん
こんにちは。
赤倉の雲海はラッキーでした。
雨が降った後の翌朝に雲海がでやすいようです。
雲をじっと見ていると、不思議な演出をしてくれます。
クルクル雲海がクロワッサンに見えますよね。
赤倉には、大阪方面からサンダーバードで金沢、北陸新幹線で長野、在来線で妙高高原のルートで来られている方がいました。6時間弱です。
かっちん
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