2016/06/15 - 2016/06/16
12位(同エリア356件中)
かっちんさん
休暇村妙高のイベント「笹ヶ峰歩き旅」に参加します。
2016/5/19〜7/7の毎週木曜日に、妙高山西側に位置する笹ヶ峰牧場の森林浴が楽しめます。
休暇村からマイクロバスで出発し、笹ヶ峰では5km、4時間のウォーキングです。
森林インストラクターと花好きな休暇村職員が同行しているので、植物の名前や見どころの説明が聞けます。
今の時期、牧場は黄色いキンポウゲで一面が埋め尽くされるのですが、今年は雪解けが早く1週間前が1番見頃だったようです。
でも、キンポウゲだけでなく、初夏のさまざまな花に出会うことができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
次の停車駅は上越妙高
東京駅から北陸新幹線に乗り、上越妙高駅で降ります。 -
旧信越本線
新幹線の車窓から、昨年まで信越本線だった「えちごトキめき鉄道」の線路が見えます。
上越妙高駅の駅名は、2015/3/14に北陸新幹線が開通するまで脇野田でした。 -
運転ご苦労様!
かっちんは、E7系を運転してきたので疲れました。 -
妙高へのアクセス
妙高へは新幹線開通後、上越妙高駅から「えちごトキめき鉄道」に乗り換え、関山・妙高高原駅に戻ります。
今日の宿 休暇村妙高は、上越妙高駅から無料送迎バスが決められた時刻に走っています。 -
休暇村妙高
上越妙高駅から40分ほどで、関温泉近くにある休暇村に到着します。
今回はJR東日本びゅうポイントが貯まっていたので、びゅうの休暇村パックを利用します。 -
モリアオガエルの卵
まだ日が暮れてないので休暇村園地を散策します。
小さな池でモリアオガエルの卵を見つけました。
池に張り出した樹木の先に白い泡状の卵を生みつけています。
やがて泡巣の中で卵からオタマジャクシになると、池の中にポツンと落ちます。 -
白いクリンソウ
普通は花の色が濃い紅紫色ですが、珍しく白い花です。 -
休暇村の夕食
会席コースの一部を紹介します。
野沢菜時雨煮、佐渡産烏賊ながも、のどぐろ焼霜造りなどが地元のものです。 -
越後牛の柚子塩しゃぶしゃぶ
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笹寿司と揚物
新潟の郷土料理の笹寿司です。
その他いろいろ食膳が並び、美味しくいただきました。 -
休暇村からの眺め
翌朝、曇り空になりました。
目の前は冬期スキー場、奥に左から前山、妙高山、神奈山が見えます。 -
笹ヶ峰歩き旅
今日は6/16、参加費は昼食付きで3,500円、5km・4時間のウォーキングです。
休暇村を9:00にマイクロバスが出発します。 -
笹ヶ峰牧場
夏の間、平地の農家から牛を預かり、放牧させて面倒をみます。
黄色いキンポウゲは毒があり牛が食べないため、牧場一帯が黄色い絨毯になります。
ちょうど1週間前がそのような状態だったようです。 -
笹ヶ峰周辺案内図
バスは休暇村から赤倉温泉、池の平を通り、1時間弱で笹ヶ峰に到着します。
ここは火打山経由で妙高山への登山口になっています。
散策ルートは、BUS終点笹ヶ峰から、上下一心の碑、笹ヶ峰神社、牧場、宇棚の清水、清水ヶ池、ドイツトウヒ林、グリーンハウスまでです。 -
オダマキ
歩き始めてすぐに見つけます。 -
ヤブデマリ
藪に生え、花序が手毬のように丸いことから名付けられています。 -
ハナヒリノキ
新枝の先に長い総状花序を付けています。
葉の粉末を鼻に入れるとくしゃみ(はなひり)が出ることが、名前の由来のようです。 -
森の中を歩いています
参加者は休暇村に宿泊していた8名です。 -
黄色いキンポウゲ
キンポウゲが密集しているところです。
根元に出ている葉の形が馬の足に似ている(実際はあまり似ていない)ことから、「馬の足形」とも言います。 -
ミツバ
こんなに大きくなるのですね! -
オトシブミ(落とし文)
葉の丸まった部分に昆虫が卵を産みつけ、卵から幼虫になるとまわりの葉を食べて育ちます。何と合理的!
ところで、葉を丸めるのは誰?
それはメスの仕事で、葉を巻きながら卵を1個産みつけるそうです。 -
イチオシ
ハルゼミの抜け殻
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コブニレ
ハルニレの仲間で、コブニレの樹皮は縦に不整の割れ目があります。
「ハルニレがあるところには水がある」と昔から言われており、この一帯にはかつて木地師の集落がありました。 -
牧場に出ました
黄色のキンポウゲがまだ咲いています。
これから柵の周りを歩きます。 -
ピンクが綺麗なタニウツギ
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サワグルミの果穂
食用にはなりません。 -
ヤマブドウ
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キンポウゲの絨毯
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ヤドリギ(宿り木)
大きな玉になって寄生しています。 -
笹ヶ峰神社
かつて集落があったので、神社があります。
神社境内に入り、休憩します。 -
イチオシ
トチの実から新芽
トチノキから落ちたトチの実を探していたところ、偶然にも新芽が生えているところを発見!
これは珍しく、森林インストラクターの方も写真を撮っていました。 -
木から気を感じます
一人づつ好みの木を選び、インストラクターの指示通りに・・・
「はい、目を閉じてぇ、深呼吸を数回やってぇ、何も考えずに・・・、しばらくして手のひらを木に近づけてぇ・・・」
すると、何だか手のひらが熱く感じます。
これが木から気を感じた瞬間です。 -
宇棚の清水(うだなのしみず)
牧場の中央に妙高山の湧水が出ているところがあり、平成の名水百選になっています。
平成の名水百選は、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動が行われているものを選定し、現在の「名水百選」に加え、併せて200選になりました。 -
アズキナシの木
樹皮に縦の縞や斑点があります。 -
イチオシ
キンポウゲの咲く笹ヶ峰牧場
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ベニバナイチヤクソウ
上品な花ですね。
花言葉が恥じらい。ピッタリです。 -
メタカラコウ
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ツタウルシの花
この花を見たのは初めてです。 -
イチオシ
紅紫色のクリンソウ
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マタタビの花
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リュウキンカ
小川のそばに咲いています。 -
サワフタギ
サワフタギは沢を塞ぐように茂ることから名付けられています。
雄しべが長く、羽毛のように見えます。 -
ナルコユリ
ナルコユリとアマドコロはとても似ています。
はっきりした見分け方は、茎の中ほどから同じようにまるければナルコユリ、角ばっていればアマドコロです。
この花は茎がまるく、ナルコユリですね。
山と渓谷社「野草ハンドブック 春の花」を参照しています。 -
ギンリョウソウ
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キレンゲツツジ
清水ヶ池に来ました。
池のほとりに咲いています。 -
レンゲツツジ
綺麗な花ですが、有毒です。 -
イチオシ
僕も行く〜
頭が黒いキンクロハジロが、ホシハジロを追いかけようとしています。 -
湖面に描かれる山の景色
2羽の鳥が素晴らしい波紋を描いています。 -
新緑とレンゲツツジの清水ヶ池
この景色を見ながら、昼食のお弁当を食べています。 -
イチオシ
ヒメシジミ
綺麗な蝶が飛んで来ました。 -
羽の裏も素敵
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これはミヤマシジミかな
ヒメシジミよりも淡い色です。 -
ドイツトウヒ林
昼食後、グリーンハウスへ向かう途中です。
かつて杉を植林したところ枯れてしまい、寒さに強いドイツトウヒが植えられました。 -
ホウチャクソウ
ホウチャクソウは、茎から枝分かれし枝先に花を1〜2個つける特徴があります。 -
ヤマモミジの羽
翼果(よくか)と呼ばれる羽をつけたような果実です。
この羽は、日本海側のモミジが下向きに付き、太平洋側のモミジが上に付くと説明してくれました。
積雪に耐えるために植生が変わったのですね。
この後、グリーンハウスに到着し、ウォーキングが無事終わりました。
ガイドさんと一緒に森林を歩くことにより、感動の度合いがより豊かになりました。
休暇村主催のツアーに感謝です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- tamayuraさん 2016/06/25 14:58:10
- お花がいっぱい いいですね〜
- こんちには かっちんさん
緑の中のウォーキングiいいですね〜〜
数々の花々が可憐で〜〜。
落とし文も名前は季節の和菓子で知ってはいたのですが、見たのは初めてです。
きっと このような催しに参加しないと見付られないかも・・・
tamayuraも参加したくなりました。
とっても素敵な旅行記有り難うございました。
tamayura
- かっちんさん からの返信 2016/06/25 22:20:24
- RE: お花がいっぱい いいですね〜
- tamayuraさん
こんばんは。
地元のボランティアガイドさんと一緒に歩くと、いろいろなことを教えてくれます。
たまにはこんな旅もいいですよ。
かっちん
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