2016/06/12 - 2016/06/22
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茶柱タツ子さん
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10日間ほど私は愉しい夢をみていたのだと思う。
これ以上ないというぐらいに、私は夢の中で笑い転げた。笑い皺というのが本当にあるのであれば、私は皺くちゃババアへの道をまっしぐらに突っ走ったはずだ。
いつか夢から醒めなければならないのを知りながら、私の目は今も固く閉ざしたままである。虚脱の海を彷徨いながら、ブータンの空を見上げ、心地良い風を感じ、腕白な子供たちの愛くるしい顔を瞼の裏に浮かべようとしてる。色褪せていく記憶を少しでも繋ぎ止めるために。こんなにも人とタイミングにツキまくることはないだろう。二度と同じ旅はできないと分かっているからこそ、軽い気持ちで戻れない国になってしまった。そこに若干の心の憂いがある。
カディンチェ、素敵な素敵な愛嬌たっぷりの国、ブータン。
ブータンで出会ったひとたちが私を例え忘れたとしても、私は彼らを忘れない。
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ホテルの前の民家。今日も遅めの9時スタート。
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誰がかなくなるとこの祈りの旗を立てるらしい。
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模様かと思って近づいてみると文字が。経文なのかな。
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手作りのスクールゾーン。これは一目で気に入ってしまい、わざわざ車を急停止させて走って撮りにいったもの。
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どこ行くの〜学校?と聞くと、祭りよ〜と。そしたら本当にお祭りで再会。
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えっさほいさ。
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祭りだぜ〜って感じだね。皆な惚れ惚れするぐらい良い顔をしてる。
ゴ・マジック。 -
交通渋滞。多分、牛のほうがパニックに陥っているのだろう。
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何だあの子は。顔がミラーのサイズと変わらないじゃないか。私たちの間では通称「クチュッ」と呼ばれるようになりました。
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ホテルに戻ってきてキンレイたちを待つ。9時出発なのに9時にやってきて、9時に出発。他のガイドさんは超真面目で30分前から待機しているというのに。でもキンレイの良さは、大概こちらがリクエストさえすれば、いつでもどこでも自由に解き放ってくれること。他のガイドさんは買い物にまで同行していた。あまりに自由に行動させてもらえたので、滞在中ポリスを含め、5人に「君たち、ガイドは・・・?」と聞かれたほど。あとで問題になるといけないので、相手を見ながら適当に「彼女に会いにいってる」だの「疲れてホテルで寝てる」だの答えていた。
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お祭りさ♪
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クジェ・ツェチュにやってきました。
「僕はこれからこの列に並んで祝福を受けないといけないから、自由に写真を撮ってていいよ。」と言われ、唐突に解き放たれた私たち二人。普通、一緒に並びませんかって聞かないかい? 確かに私は並びませんけどね・・・でもでもでもやりとりぐらいあってもいいじゃない。この頃からこがね丸が「キンレイはすべてがギャグだ」と言い始めた。祭りの説明のないまま闇雲に徘徊しはじめた私たち。 -
長蛇の列である・・・最初から並ぶ気はまったくなかったが、それほど敬虔深そうにない?キンレイが真面目に列に並んでいるのが不思議だった。
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君も解き放たれたのかい。
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それにしてもお寺をカバーしてしまう本尊で凄いですな。
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この国の子は本当に物怖じしないんだよね。堂々と話しかけてくる。のびのび育ってるんだなぁ。
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足元が素敵です。
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決まってますね。
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お寺でのスマホの普及率が高いことに驚いた。
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お経が始まった。
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あら、さっき一緒に写真を撮った人だ。
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ちなみに私たちは2階席(といってもただのスペース)を見つけ移動。皆さんこうやって絨毯を敷いて場所を確保。席を勧められたけど、申訳ないので立つことにした。
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モモと唐辛子のフリッターを食べてる。
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これが今ぼくちゃんの世代には流行りなのか。
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シンプルなお数珠。
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きっと良い夢をみてるんだね。
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王子はお目覚めらしい。
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阿部サダヲに似た尼さん発見♪ いいよねぇ、阿部サダヲ。すっかりサダヲ尼に見惚れ、ひとりで暫くニタニタ。
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左側におばちゃんがやってきた。私はただ微笑みかけただけなのに、「笑わせないで、お願いだから」みたいな仕草をして笑いのドツボにひとりでハマっている・・・大丈夫か?
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チラ。
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ぷっ。
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そりゃないでしょう、おばちゃん。
そんなに可笑しい顔なのかなぁ。
それとも暗いところでメイクしてたから、顔がおかめ納豆みたいになってたりして。 -
まぁ、私もサダヲ尼で相当笑ってたから、このおばちゃんのことを言えないんだけれども。
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お隣のお嬢ちゃんが踊り始めました。
何て可愛いの。 -
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胸がキュンとしますな。
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彼女に幸あれ。
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お父さん奮闘中。
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お帰りのようです。
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味のあるお顔ですねぇ。
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素敵なお母さん。ブータンで出会った女性の中でこの人の顔が一番好きでした。福を感じる。
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幸せそうなご一家。
この後、一緒に写真撮影。
私達は前日から祭り用にインドのパンジャビを着ていたため、物珍しかったと見えて何回か一緒に写真を撮ってくださいというリクエストに応えた。インドの服を来た日本人がブータンに何人もいるはずはなく、「とりあえずパンダと一緒に写っておけ」みたいな感覚なのだと思う。 -
私達も小腹がすいたので唐辛子のフリッターを買うことに。
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旨い!ビール!と言いたいところ。帰るときに「美味しかったよ!」と伝えたら嬉しそうにしてた。
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あれ!ホテルそばのお寺であったおねえさん。向こうも覚えててくれた。あっちこっちで露店を出してるのね。
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お昼はキンレイのお友達が経営するホテルのレストランで。そこで小物入れも買ったところ、他のお客さんの手前スタッフがそーっと歩み寄ってきて、「お酒飲みたいですか?」と聞いてきた。反射的に「はい」と答えたら、麦酒が出されました。色がうっすら紫ですが、白檀で色をつけているのだそうです。ほほう。ただこのお酒、アルコール度が高すぎた。
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昼食後はもちろん、お約束通りゾンへ。
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やっぱりスマホ。
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祭り仕様に飾り付けされている。
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ゾンの外にごみ収集車が止まっていた。
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日本が寄贈したのかな。
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そしてリクエスト通り、キンレイは私達を今日も解き放ってくれました。
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乾燥チーズ。大学時代、ネパール人の子が仲が良かったのでこれを一度貰って食べたことがある懐かしのチーズ。なかなか溶けてくれなくて、「これいつまで舐めてればいいの」と聞いたことを覚えてる。
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小さいときから練習するんだね。
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郵便局。
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せっかくだから覗いてみようかな。
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中には3人しかおらず静まり返っていた。
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切手を見せてもらい、買うことに。
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撮影許可をいただき、パシリ。
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照れまくってます。
ちゃんと切ってあげてね。 -
待ってるひとまでちょっと照れ始めた。
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確かカットは70ヌルタムだとか言ってたような。
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インド系の子供だね。
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チェチュ割引があると知って入ってみたが、欲しいものがなかった。それでも一番自分が欲しいお土産が見つかったのがこのブムタンの町。ティンプーもパロも自分的にはパッとしなかった。
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固い枕はよく眠れるんだわん。
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どの国にいっても床屋はいいなぁって思う。学生さんが二人も待ってるってことは安いのかな。
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ここでお玉買いました。地元で使われてるものを買いたくなってしまう性分。
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小規模ながら市場がありました。
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「マツタケは売ってる?」
「マチュタケはないわ」
発音しにくいんだろうなぁ。
ガイドのキンちゃんも「ムチュタケ」になってたし。 -
この親子、たまらんねぇ。
お父さんはお歯黒ならぬ、お歯赤? -
肉屋を覗いてみた。
ブータン人は原則動物を殺さないので、肉はすべてインドからの輸入だとか。 -
ベーコンですって。
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何の肉を買ってるの?
「チキン」
ちょっとシャイなおにいちゃん。 -
おぉ!レッツ、パニプリ!
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5個で20ヌルタム。
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パニプリました。激辛。食べ方が下手だったのか、辛いソースが変なところに入ったらしく、いきなり咳き込んで一瞬病院行きになるかと思った。
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漢字に反応。これはこれは、入らなければならない。
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チーズモモください!
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中はこんな落ち着く空間。
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僧侶の方がおそばのようなものを召し上がっていました。こういうところでも食事してオッケーなのか。何か新鮮。
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公衆トイレ。
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どうも・・・。
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エマダツィをつくるのかな。
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お祭りは終わったのかな。
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お母さん方が踊りの練習をしていた。
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ここではこの子たちが私たちにベビスターラーメンをくれました。こちらは何もあげるものがないのに、と最初は申しわけない気がしていたけれど、動物園のパンダに餌をあげてる感覚で楽しんでいるのかもしれないと思い、大人しく貰って食べることに。ちなみに私もこがね丸も旅先で子供たちにお菓子をばら撒くことは殆ど皆無で、そもそもあまり良いことだと思っていない。こがね丸の場合は、「日本のお菓子をあげてその子が地元のお菓子を食べられなくなるといやだから」という理由らしい。今回初めて知ってそうだったのかーと考えさせられた。私の場合は、お菓子などで釣らずに子供とはフェアでやりありたいという思いから。
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前回の旅行からオスプレイのヴァリアント37を使いはじめてます。入りすぎてどんどん買い込んじゃう。結果あまりに重くなりすぎて、バンコクのスクンビット通りを歩いているときに吐きそうになりました。
さぁ、プナカへ移動だ。長時間のドライブが待っている。 -
君ともお別れだよ。
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この旅行記へのコメント (4)
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- くんくんさん 2016/07/04 13:06:01
- ゴ・マジック
- に私もやられました。。。
なんて素敵な笑顔。。。
少し、日焼けしたお顔から
見える白い歯。。。。
子供のゴ姿もこんなにもかわいいとは、、、。
キラも素敵です。
夢のような10日間でしたね。
茶柱様の旅行記はいつもは
吹き出すのを我慢するのに
必死なのに
ブータンの旅行記は
なぜか、涙が出てきました。
行ったこともないのに
なぜか懐かしい感じ。。。
いつまでも、ずっと
平和で幸せで あの笑顔が
続いてほしいですね。
しかし、
ブータンの旅行代金は
お高いなぁと思ってたら
1日当たりの「公定料金」なるものが
存在してるんですね。
知らなかった。。。
くんくん
- 茶柱タツ子さん からの返信 2016/07/04 16:00:15
- RE: ゴ・マジック
- くんくんさん、
ええっ?今回は涙ですか?
おかしいですねぇ、お笑いの要素しかないと思ってました。笑
本当に毎日とにかくケラケラ笑い続けていたので。
オマエは女子高生に舞い戻りか?ぐらいに。笑
私もブータンの旅行代金は長らく高いと思ってました。
自分は恐らく行くことはないな、と。今回例の公定料金も半額になり、二人で旅行する場合のサーチャージもなし。フライトもホテルも半額。ならば今しかないと思い切って行きました。
これがもっともっと安くなるのが旅行する側としては理想ですが、地元の人たちに触ると、あぁ、これで猫も杓子も入っていける国になってしまうと、この文化は急速に崩れていくんだろうなと現地でしみじみ感じ、この旅行代金は妥当かもしれないと思うようになりました。安くはないですが、私個人は価格に見合っているものを手に入れました。そしてこの文化が保たれるのであれば、この代金は必要だな、とも。またブータンという国が良くてもガイドとドライバーとの相性があります。ひとりで行ったら、また別の印象を受けていたかも、と。とりあえず相手も2、こちらも2だとべったりすることもなく、適度なバランスもとれて、息抜きもできて、女性二人旅はなかなかオススメです。あとは運と賭け。
親善オファー、8月31日までです♪ ぜひぜひ。
何より、イケメン多し。うしししし。
茶
- くんくんさん からの返信 2016/07/05 15:27:39
- RE: RE: ゴ・マジック
- 茶柱様(^◇^)
> ええっ?今回は涙ですか?
> おかしいですねぇ、お笑いの要素しかないと思ってました。笑
なんででしょうねぇ。
茶柱様の ものすごく楽しんでいる様子と
「ブータンに幸あれ!」みたいな感情が
コメントにも写真にも溢れかえってて
なんかググッときちゃいましたよぉーーーー。
>
> これがもっともっと安くなるのが旅行する側としては理想ですが、地元の人たちに触ると、あぁ、これで猫も杓子も入っていける国になってしまうと、この文化は急速に崩れていくんだろうなと現地でしみじみ感じ、この旅行代金は妥当かもしれないと思うようになりました。
本当にそうですね。
こうやって文化や国民や自然を守ってるのでしょうねぇ。
子供達の笑顔はもちろんすばらしいけど
大人も無邪気ってすごい事ですよ。
またブータンという国が良くてもガイドとドライバーとの相性があります。ひとりで行ったら、また別の印象を受けていたかも、と。
全行程でドライバーさんとガイドさんが必要なのですね。
それは、相性が合わないと大変だ( *´艸`)
今回は、キンレイさんで良かったですね ww
>
> 親善オファー、8月31日までです♪ ぜひぜひ。
> 何より、イケメン多し。うしししし。
私は、完全にそこ狙いです( *´艸`)うほほほほ
目の保養になりそうですーーーw
親善オファー 今年一杯にしてくれないかしら。。。
それでは(^◇^)
くんくん
- 茶柱タツ子さん からの返信 2016/07/05 19:26:01
- RE: RE: RE: ゴ・マジック
- くんくんさん
親善オファーは去年から始まったらしく、去年はタイ、今年は日本になったのだそうです。ガイドとドライバーは必ずついてきます。そして原則彼らと歩くのが基本みたいで、他の観光客は必ずついてました。うちのキンちゃんは一体何を考えてるのかわからないんですが、色々なところで解き放ってくれました。行く前はいかに彼の包囲網をかいくぐっていこうかと策をねっていただけに、拍子抜け。ガイドとしては完璧じゃないかも知れないけれども(笑)、私たちに一番必要なガイドがついたような気がしてます。ラッキーでした。
ではでは!
茶
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