2016/06/12 - 2016/06/22
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茶柱タツ子さん
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10日間ほど私は愉しい夢をみていたのだと思う。
これ以上ないというぐらいに、私は夢の中で笑い転げた。笑い皺というのが本当にあるのであれば、私は皺くちゃババアへの道をまっしぐらに突っ走ったはずだ。
いつか夢から醒めなければならないのを知りながら、私の目は今も固く閉ざしたままである。虚脱の海を彷徨いながら、ブータンの空を見上げ、心地良い風を感じ、腕白な子供たちの愛くるしい顔を瞼の裏に浮かべようとしてる。色褪せていく記憶を少しでも繋ぎ止めるために。こんなにも人とタイミングにツキまくることはないだろう。二度と同じ旅はできないと分かっているからこそ、軽い気持ちで戻れない国になってしまった。そこに若干の心の憂いがある。
カディンチェ、素敵な素敵な愛嬌たっぷりの国、ブータン。
ブータンで出会ったひとたちが私を例え忘れたとしても、私は彼らを忘れない。
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ブムタンでの最初の朝、朝食後にこがね丸と1時間半ほど散歩に出かけた。
この子が最初にブムタンで出会った近所の男の子。おとなしそうな顔をしてるけど、実はこの子はとっても腕白坊や。とびきり元気な笑顔を見せてくれたのであとでご登場いただきましょう。 -
徒歩15分ぐらいのところにお寺を発見。毎年10月〜11月にこのお寺では男が全裸で踊る祭りが開催されるのだそう。
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クズサンポラー♪
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ブータンのえなり君。どうぞどうぞ中へと言われたけど、もう仏像はいいや・・
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ブータンのお寺にいる犬は何でこんな腑抜け状態なのか。
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何てのどかな・・・。
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農協?
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唐辛子がないところはない。
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お、さっきのボクじゃないか。ラブレター?
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おぉ、やる気かお主。
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ブータンのイチローでも目指す?
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ストラーイク。いつか150キロのストレート投げられるようになるといいね。
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ここから出るの?
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え、お母さんも無理やり?
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やるねぇ。でも翌朝みたら折れてた。
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朝の散歩の後は、ニマルン・ツェチュにやってきました。現在の若いペマ王妃の出身地はこの祭りが開催されている村であることをブムタンを出発する日に知りました。そして私たちが昼食を食べたレストランのオーナーのお料理が上手な奥さんが、ペマ王妃の姉妹であることも。
茶「何でもっと早くに言ってくれなかったの、重要でしょう!」
キンレイ「言うの忘れてた・・・へへっ」
茶・こがね丸「・・・・・(失笑)」
キンレイ「本人も謙虚な人だから、あまり王室と関係がるということを他人に知られたくないみたいなんだ」
そういえば、ブータン人はお互いのプライバシーになるべく触れないとかいう話をされた。しかしだ、空港でピックアップされて、わずか15分ぐらいでキンレーが私に聞いてきた最初の質問は「結婚してるのか」だった。オイオイオイオイ、どんぴしゃプライバシーだよ。 -
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パフォーマーたちの控え室。
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この左の女の子とあったとき、何か懐かしい感じがした。この日からずっと、誰に似てるんだろう、誰に似てるんだろうとずっと考えていて分かった。大昔、高校時代に好きだった男の子、マサ君だ!この浅黒い感じも。ムスメですって紹介されたら頷けちゃうぐらい。
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こがね丸が気に入ったすけこまし君。彼は頭の回転の速い子で、なかなかのジョーカーで友達にモテモテのようだった。確か名前はソナムだったはずだ。
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どういう大人になるんだろう。楽しみだ。
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日本の5000円札を出したら子供たち大興奮。その5000円をありがとう、とすけこまし君が懐にしまうフリをしたことで、笑いの渦がおき、たちまちこがね丸は取り囲まれてしまった。
最近ひとつ不思議に思っていることがある。この年齢になって子供がすごく話しかけてくるようになった。年齢があまり離れていない若いときならともかくも、なぜ今?と謎だ。二人とも話しかけやすい顔をしてるんだろうか。 -
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他の国と徹底的に景色が違ってていい。旅行のマンネリ打破ができた。
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どちらかというと盆踊り風な踊り。インドのお隣さんで、インドのテレビを見て育っていると聞いたので、てっきり笑顔で腰フリフリして激しく踊ることもあるのかと思っていた。控え目ですな。
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スタンバイミーみたいだな。
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ブムタンは玩具ガンが流行っているようだ。ちなみに、ブータンのイケメン率は驚くほど高かった。かなりの頻度で「おっ?」と目を奪われる。ただのイケメンではなく、骨太な、野性的な魅力がある。そして伝統衣装であるゴを着ると大抵の男がしゃきっとしてかっこよくなってしまうので、私たちは「ゴ・マジック」とよんで喜んでいた。世の中の男全員にゴを着せたいとさえ思った。
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外国からのテレビクルーかしらん。
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良い顔してるねぇ、ブータンのマルコメ君。
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さすがカメラマンはアングルに凝ってます。
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いよいよダンスが始まります。
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茶目っ気たっぷり。
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素人とは思えないカメラ。
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私は祭りが好きというよりも、祭りに来てる人を見るのが好きかもと思った。祭りは10分ぐらいで飽きていたから。
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サッポロポテトに似たものを食べたので、通称サッポロポテト。
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私にもちょうだい、と手を出したらハニカミながらくれた。
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皆年下の面倒をよくみてるよね。
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サッポロポテト、いきなりVIP席で見てる。大物になるに違いない。
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小雨が降ってきたので、マレーシアのレゴランドで買ったポンチョを着た。目立つ・・・・
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かわいいお嬢ちゃんたち。女の子は大抵数人で寄ってきて、ひとりが代表して話すパターン。
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こがね丸、コミュニケーションを試みてます。あどけなさがたまらない。
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あんなそばまで行ってスマホで撮ってる。積極的だな。
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テンジンさん。
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よっ、男前!背も高いしね♪
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炊いたお米を籠で運ぶのか。
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りりしい、厨房からコメを運ぶ男。
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家庭料理は女性、祭りのときなどのもてなし料理は男性の仕事なのそうです。何て良い国なのかしら。なので厨房を覗いたら男ばかり。
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厨房は皆な明るい人ばかりだった。
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雨宿りしていたら、僧侶に「こちらへどうぞ」と部屋に通され、ミルクティーとお菓子までもてなしていただきました。有難し。
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この子もまたイケメン。
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君は将来ヘディングの名手にでもなるのかい?
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この国のサッカーチームを強くするんだぞ! でもチャラいタレントの嫁などもらうなよ!
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先ほどの厨房のご飯はこちらに運ばれているようだ。
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買ってもらいました。
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かなり苦手だったこのお面の男。お面を隠れ蓑に女性に近づいていってる気がする。
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勇敢に立ち向かっていったサッポロポテトがスイングされている。
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負けてない、サッポロポテト。
背後からいたずら。 -
ニゲロー。
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ブムタンは美人の産地なのだそうです、うちのキンレーに言わせると、ですが。
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この子もまた美人さん。
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ピクニックですかいな。
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みんな元気でね!
祭りというよりも、子供たちとの交流でエネルギーを使い果たしてしまった私たちは祭りをあとにすることにした。キンレイにとってこれはかなりの計算外だったらしく、「祭りは・・・・楽しくなかった?」としきりに車の中で気にしていた。お昼はここで食べることになるだろうと、私たちのお弁当まで用意されていた。お弁当をどこで食べるかという話になったので、「せっかく川のある町だから川が見えるところでお昼にしよう!」と提案した。 -
その後、案内されたのがここ。
確かにね、川が見えるところとは言いましたよ。でも、川の真横って意味じゃなかったんだけどなぁ。今でもこのときのことを思い出すと可笑しくてニタニタしてしまう。 -
しかもそこそこ激流で、「ゴ〜っ」という豪快な音がしている。こればかりは責任は我にあり。
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どすん。
あら、場所確定したらしい。 -
堪忍して食べよう。
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これは今考えると、ブムタン在住のキンレイの友達の奥さんが作ったものだと思われる。
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フム・・・・こういうときに気の利いた感想を述べたいものだが、言葉浮かばず。
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ピクニックのあとは地元の聖地、メルバルツォに行った。行く途中にキャンプ場があり、「皆なよくここでピクニックをしてる」と説明された。あるんかい、ちゃんとしたピクニック場が!今さっきの激流の真横でのピクニックは何だったのか・・・。まだこの時点ではキンレイとの間に垣根があったので突っ込むこともできず、こがね丸と二人、絶句したまま指をさされた方向を見ていた。
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メルバルツォ。去年は足を滑らせたドイツ人観光客がこの川に落ち、助けようと飛び込んだガイドと共に亡くなってしまったとのこと。だから足元に気をつけるように!と言われた。
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高所恐怖症ではないけど、死んだといわれるとあまり気持ちの良いものではない。
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皆さんお金を投げ込んでますね。
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お金の行方を探っているのか。下を見ると足がすくむ。
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一日の終わりは石焼風呂でリラックス。
キンレイのお友達のお父様で元校長先生が経営しているホテルでミネラルたっぷりの石焼風呂を体験。このミネラルを抽出するにはかなりの高温で石を焼かないといけないらしく、必然的にお湯の温度もあがる。「ちなみに何度ですか」と聞いてみるとまさかの70度。以前、アメリカ人には「殺す気か!」と抗議されたという。当然だ・・・。なるべく高温で入って欲しい、といわれたが、そりゃ無理だべさ。水をかなり入れさせていただいたけど、本当に本当に気持ちが良かった。良い湯じゃ。良い一日の締めくくりじゃ。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 空飛犬quillさん 2016/07/05 08:56:46
- おはよう
- タツねえさん
コメントで
「最近子供に話しかけられやすくなった。話しかけやすい顔立ちかな」
ってあったけど、オイラは違う原因だと思う。
空飛犬quill
- 茶柱タツ子さん からの返信 2016/07/05 10:44:54
- RE: おはよう
- 空飛quill部長、
おはようございます〜
では何がしかの悟りを得て、新境地を拓いたのかも知れません。
いずれにしても、子供は大歓迎。一日中は勘弁ですけど。笑
茶
- 空飛犬quillさん からの返信 2016/07/05 11:44:34
- RE: RE: おはよう
- タツねえさん
> では何がしかの悟りを得て、新境地を拓いたのかも知れません。
⇒いやいや、それでもありませんゾ。
多分。
> いずれにしても、子供は大歓迎。一日中は勘弁ですけど。笑
⇒ヒグマに匹敵するパワーを持つお子ちゃまの相手を一日中したら
42.195km サブ3で走った位疲れます。
全く同感。
空飛犬quill
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