2016/06/20 - 2016/06/24
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ジェームズ・ボンドさん
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シンガポールには多くの、奇抜ともいえる建築物が有ります。
この図書館も、その1つで、ふたつの建物がつながったツインビル構造になっています。
所在地はラッフルズホテルの近くですから、便利な立地といえます。
図書は開架式ですが国立図書館という、国を代表する地位から見る限り蔵書数が非常に少ない印象を持ちました。
建物はデカいですが、開架式蔵書を見る限り、日本の大都市に有る「中央図書館」程度の規模なのです。
地下フロアは日本でも見られる、一般図書と雑誌新聞のバックナンバーが並べられた閲覧室と幼児図書室で構成されています。
中でも、特徴的なのが児童図書室です。
ここは森の中を模しており、テーマパークの様な内装になっていて背の低い書棚と遊具が置かれているのです。
この利用者は新聞のバックナンバーを読む年配者、幼児図書の利用者親子、そして自習中の若者。
階上の各フロア、休憩ロビーは自習中の若者に占領されています。
訪問時、シンガポールは夏休み期間中との事でしたから特に目に付いたのかもしれません。
閲覧スペースを利用している学生らしい利用者を観察すると「ペットボトルの飲料・パソコン」の持ち込みを多く見ることが出来ます。
そして皆さん、リポート作成や勉強にいそしんでいて、蔵書を読んでいる利用者など皆無なのです。
日本では自習室としての図書館利用には否定的意見が多いのですが、ここシンガポールでは、お構いなしの様です。
シンガポールは高度のIT社会ですから、国民が情報収集・検索に図書館を利用する必要性など無いのかもしれません。
蔵書の偏りもあるし、職員も少ない様ですし。
また、e-bookの貸し出しも行われていましたが、学生以外は有料でした。
この国は高度に思想言論統制された「明るい北朝鮮」ですから、政治思想関連図書は収蔵されていないのは容易に想像できます。(意図的に選別された蔵書なんか存在意義も有りませんが)。
また、日本の図書館で見られる「自由宣言」のようなものの掲示もありません。
とにかく、利用者像が見えないという、不思議な図書館です。
ただ、ホームレスの溜まり場でないのは良いです。
- 旅行の満足度
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
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