2016/05/19 - 2016/06/02
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hakodadiさん
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フィレンツエの第2日はフィレンツエ・カードを駆使しての教会・美術館巡り。待望のドゥオモのクーポラ登頂、ウフィッツ美術館堪能など興奮一杯の一日。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝食付きプランを選んだら、ホテルの向かいのOKBarという店で7時からとミール券を渡された。パン・ヨーグルト+フルーツ、ジュースにカフェ。これをイタリアンブレックファーストというそうだ。朝からハムや卵がご所望という場合は、ホテルは朝食なしのプランにして、ここのアメリカンブレックファースト(10?)にするのがお勧めだ。
First of Florence ホテル
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さて、本日の最大の目標のひとつがドゥオモのクーポラ登頂。朝の開館時間9時にはもう長蛇の列だが、そこはフィレンツエカードの威力、ほとんど待ち時間なしの入場。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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この列は写真の2倍以上、多分30分以上はかかりそう。それにしても中国人観光客の比率が高い。(イタリアへの観光客で今や1位は中国だそうだが)
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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足元が暗くて狭い階段を登ると途中で聖堂内部を見下ろせる回廊部分に至ります。ここから下には主祭壇から身廊までが一望
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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見上げると、ヴァザーリとその弟子たちが描いたとされる「最後の審判」の壮麗な天井画がかなりはっきりと見えるようになります。とはいえ狭い回廊は後から来る人も居て「立ち止まらないで」といわれるのでゆっくり鑑賞ができるわけではありません。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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いよいよドーム部分の階段、いままでよりさらに急になります
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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もうすぐ頂上というあたりで下を見下ろすとこんな感じです。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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450段を登り切って、やや息が上がりつつ、クーポラの展望スペース部分へ
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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真下にクーポラの曲面。まるで吸い込まれそうな迫力。地上100mを実感。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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左側にはジオットの鐘楼。フィレンツエカードではそちらの塔の登攀もできますが、さすがに今回はパス。右側奥に見えるのはサンロレンツオ教会。明日の見学予定に入っています。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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同じ階数を降りて、今度はシニョーリア広場へ。コジモ一世の騎馬像とダビデ像が迎えてくれます。これからヴェッキオ宮殿に入ります。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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ヴェッキオ宮殿にあった15世紀のフィレンツエの市街図。すでにWebサイトなどでお馴染みでしたがさすがに本物は迫力満点。この時代と500年を経た現在の旧市街の町並みはほとんど変化がありません。さすがルネサンス発祥の古都。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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2階に上がると宮殿内でもっとも広い500人広間。共和制の時代には、フィレンツエの市民代表が討論する場はここ、コジモ一世治下の君主制になってからは謁見の間としして使われた。本当に500人が座れるだけの大きさ。映画「ハンニバル」の冒頭部分に出てきます。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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この広間の両翼にはヴァザーリとその弟子らが描いたとされる、巨大な戦争画。フィレンツエがピサとシエナに勝利して、トスカーナ全域を支配することになったのを画像で示したもの。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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宮殿内は壁といい、天井といい(場合によっては床も)華美な装飾に満たされていて、いささか疲れます。(特に首が)
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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これはダンテのデスマスク。突然、ぽつりと置かれているので気が付かない場合も。ダン・ブラウンの近作「インフェルノ」では重要な役割を果たします。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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部屋の名前は忘れましたが巨大な地球儀がでんと置かれた部屋。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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ぜひとも見たかったのがこの地図の間。15世紀前後の世界各地の地図が壁一面に掲示されています。この部屋の片隅で「秘密の通路」への隠しドアを発見。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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このヴェッキオ宮殿のタワー・展望台も登ることができます。先ほど登ったばかりのドゥオモを真横から撮影できる数少ないポイントなので、足の疲れにも耐えて登ります。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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展望スペースに到達。ここより上は一般昇降禁止です。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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真下にシニョーリア広場が一望に。人の動きがよくわかります。
ヴェッキオ宮殿 城・宮殿
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ウフィッツ美術館前の長蛇の列。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ヴェッキオ宮殿を後に、昼食もあたふたと済ませ、ウフィッツ美術館へ。ここは今回の旅行の最重要攻略先なので約2時間を確保。ここもフィレンツエカードの優先入場で10分くらいの待ち時間。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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回廊部分には両側を多数の彫像が埋めつくす。美術館となる前はヴェッキオ宮殿の行政事務の一部を担う事務所棟だったとか。ウフィッツも英語ではOffice。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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3階の2番目の部屋にはジオット「玉座の聖母」他多数の画家による「聖母子」画。聖母子像は当時の教会にとってはほとんど「常備品」だったらしく、今回の旅でも行く先々で実に多彩な聖母子像に出会った。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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コジモ一世の妻、エレオノーラとその愛息の肖像画。二人の冷たい眼差しが印象的だ。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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トリブーナの名前で呼ばれる、メディチ家関連の美術品のみを飾り立てた部屋。多面体のレイアウトで壁の色も濃い赤という特異さ。ここは入場禁止で四隅の開口部から中を覗き見るのみ。ロレンツオの肖像画があったはずなのだが、確認できず。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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シエナ派の巨匠、ピエロ・デ・フランチェスカの傑作「ウルビーノ公夫妻の肖像画」。一対の絵を向き合わせるという、珍しい作品。背景の風景描写も注目だ。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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フィリッポ・リッピ作「聖母子と二人の天使」。この聖母がリッピの禁断の恋人だったというのは有名。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ご存知、ボッチチェリの「春」(プリマヴェーラ)。この絵の対面には同じく「ヴィーナス誕生」ボッチチェリの2大作品が同時に鑑賞できるという贅沢。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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3階部分の最後は屋外のテラス。ドゥオモを正面にしたカフェ。着席の場合は料金が高くなる。若者たちは床に座り込んで飲んでいる。このスペースの真下が多数の彫像が並ぶロッジア。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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再度美術館の2階へ。こちらはラファエロの間。「ひわの聖母」を中心にラファエロの「小品」が並ぶ。大作はピッティ宮に展示ということらしい。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ルネサンス最後期の作品。パルミジャーニの「長い首の聖母」。新しい絵画表現への兆しが見て取れる作品。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして、やはり目玉はダヴィンチ。この「受胎告知」がそれまでの(フラアンジェリコなど)同一主題の絵画とは一線を画す、全く革新的な芸術表現であることが、他の作品を見た後なのでまったく納得できる。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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これもルネサンス絵画の様式からはみ出そうな新しい感覚が面白い。ティティアーノの「ウルビーノのヴィーナス」。後代の傑作「裸のマハ」をも彷彿させる。
ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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本日の締めくくりはバス行く、アルノ川対岸の丘の上にあるミケランジェロ広場。昨年も訪れたが、今回は正面に見えるドゥオモやヴェッキオ宮殿の頂上に立ったあとだけに、別の感慨が押し寄せてくる。
ミケランジェロ広場 広場・公園
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影の長さで分かるように、もう日暮れも近い。
ミケランジェロ広場 広場・公園
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