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真言宗泉涌寺派別格本山雲龍院。<br />最近ますますメジャーになった感のあるお寺ですが、南にある東福寺やさらにその南の伏見稲荷に比べればまだまだ静かな御寺泉涌寺周辺の一画にある雲龍院の庭を眺めてきました。

梅雨の合間の日差しを浴びた庭を通り過ぎる風と時間をただ感じていた ~雲龍院でのひと時~

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2016/06/18 - 2016/06/18

17位(同エリア3724件中)

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koume

koumeさん

真言宗泉涌寺派別格本山雲龍院。
最近ますますメジャーになった感のあるお寺ですが、南にある東福寺やさらにその南の伏見稲荷に比べればまだまだ静かな御寺泉涌寺周辺の一画にある雲龍院の庭を眺めてきました。

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  • 東大路通から泉湧寺道に入り総門に到着。

    東大路通から泉湧寺道に入り総門に到着。

  • 東山三十六峰の南端、月輪山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、四条天皇や江戸時代の後水尾天皇以下幕末に至る歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺「みてらせんにゅうじ」と呼ばれているお寺です。

    東山三十六峰の南端、月輪山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、四条天皇や江戸時代の後水尾天皇以下幕末に至る歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺「みてらせんにゅうじ」と呼ばれているお寺です。

  • 総門を通り、左右にあるいくつかの山内寺院を目にしながら坂の参道を進むと泉涌寺の大門に到着。<br />泉涌寺を拝観するためには、ここから拝観料が必要となります。

    総門を通り、左右にあるいくつかの山内寺院を目にしながら坂の参道を進むと泉涌寺の大門に到着。
    泉涌寺を拝観するためには、ここから拝観料が必要となります。

  • 本日は泉涌寺の奥にある雲龍院を目指してさらに進みます。<br />泉涌寺大門前にある案内看板。

    本日は泉涌寺の奥にある雲龍院を目指してさらに進みます。
    泉涌寺大門前にある案内看板。

  • 先ほどの看板の矢印に従って進むとすぐのこの看板が。

    先ほどの看板の矢印に従って進むとすぐのこの看板が。

  • 泉涌寺の境内をぐるっと左回りに進むと雲龍院に到着です。

    泉涌寺の境内をぐるっと左回りに進むと雲龍院に到着です。

  • 最近皆さんの旅行記や他のブログでもよく登場する雲龍院。<br />秋の紅葉、初夏のサツキが境内を彩ります。<br />(たしか前回このお寺をご紹介したときは早春、梅の咲く時期でした。)<br />しかし、この日はサツキの時期も過ぎ、朝いちばんの拝観となったので、静か。<br />(実際には境内の建物の補修工事やサツキの刈込作業の方々でにぎわっておりましたが)<br />それらの工事の足場、シートを避けて庫裏を撮影したものですからこんな感じの写真になってしまいました。<br />

    最近皆さんの旅行記や他のブログでもよく登場する雲龍院。
    秋の紅葉、初夏のサツキが境内を彩ります。
    (たしか前回このお寺をご紹介したときは早春、梅の咲く時期でした。)
    しかし、この日はサツキの時期も過ぎ、朝いちばんの拝観となったので、静か。
    (実際には境内の建物の補修工事やサツキの刈込作業の方々でにぎわっておりましたが)
    それらの工事の足場、シートを避けて庫裏を撮影したものですからこんな感じの写真になってしまいました。

  • 拝観受付前に活けられてあったアジサイ。

    拝観受付前に活けられてあったアジサイ。

  • お寺のリーフレットとともにこのような案内図もいただけました。<br />アナログ的ではありますが、結局こうしたものの方が拝観する者にとっては手間いらず。ありがたいです。

    お寺のリーフレットとともにこのような案内図もいただけました。
    アナログ的ではありますが、結局こうしたものの方が拝観する者にとっては手間いらず。ありがたいです。

  • さてこちらがすっかり?有名になった書院(れんげの間)のしきしの景色。<br />先ほどいただいた案内図には、「雪見障子の四角い窓から四枚の違った絵(椿・灯篭・楓。松)を眺めることができる。」と紹介されています。

    さてこちらがすっかり?有名になった書院(れんげの間)のしきしの景色。
    先ほどいただいた案内図には、「雪見障子の四角い窓から四枚の違った絵(椿・灯篭・楓。松)を眺めることができる。」と紹介されています。

  • 庭を眺めるために大輪の間に移動。

    庭を眺めるために大輪の間に移動。

  • こんなのがありました。

    こんなのがありました。

  • 指示通り椅子に腰かけ、左右の足を石の上に乗せしばし瞑想に耽りました。

    指示通り椅子に腰かけ、左右の足を石の上に乗せしばし瞑想に耽りました。

  • それから緋毛氈の上に座し、庭を眺めただただ静寂の時間を過ごします。

    それから緋毛氈の上に座し、庭を眺めただただ静寂の時間を過ごします。

  • サツキも終わったようです。

    サツキも終わったようです。

  • 庭にぽつりと桔梗が花を咲かせていました。

    庭にぽつりと桔梗が花を咲かせていました。

  • 庭の中央に立つ高木が指す6月の空を見上げます。

    庭の中央に立つ高木が指す6月の空を見上げます。

  • 霊明殿前に移動。<br />庭にぽつりとある灯篭は徳川慶喜の寄進ということです。

    霊明殿前に移動。
    庭にぽつりとある灯篭は徳川慶喜の寄進ということです。

  • 霊明殿から龍華殿に向かう途中にもアジサイが活けられていました。

    霊明殿から龍華殿に向かう途中にもアジサイが活けられていました。

  • 龍華殿からもう一度大輪の間に戻りしばらく庭を眺めた後、悟りの間に向かいました。

    龍華殿からもう一度大輪の間に戻りしばらく庭を眺めた後、悟りの間に向かいました。

  • 途中の廊下にもあちらこちらに花が活けられていました。

    途中の廊下にもあちらこちらに花が活けられていました。

  • 悟りの間に向かう途中の廊下から大輪の間が見えます。<br />瞑想石が並んでいます。

    悟りの間に向かう途中の廊下から大輪の間が見えます。
    瞑想石が並んでいます。

  • 悟りの間に入りました。<br />こちらが「迷いの窓」 

    悟りの間に入りました。
    こちらが「迷いの窓」 

  • こちらが「悟りの窓」ですね。 

    こちらが「悟りの窓」ですね。 

  • 悟りの窓の下にも美しく花が活けられていました。

    悟りの窓の下にも美しく花が活けられていました。

  • 瞑想、迷い、悟り…何一つ成し得たものはないけれど、時間がゆっくり流れていることを感じることができるひと時でした。<br />庫裏を出ると、入った時には気づかなかったこんな花が咲いていました、

    瞑想、迷い、悟り…何一つ成し得たものはないけれど、時間がゆっくり流れていることを感じることができるひと時でした。
    庫裏を出ると、入った時には気づかなかったこんな花が咲いていました、

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この旅行記へのコメント (4)

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  • eibonさん 2016/06/21 18:12:07
    行きたいです!
    koumeさん
    こんにちは!

    良いお庭ですね。
    こじんまりとしているようですが
    見どころ満載ですね。
    各間と庭を眺めると、ホントに心
    が落ち着きそうです。
    次回是非行ってみたいと思います。

    京都の奥深さ計り知れずです!

    eibon

    koume

    koumeさん からの返信 2016/06/21 19:34:16
    RE: 行きたいです!
    eibonさん こんばんわ。

    雲龍院は、拝観者を「ようこそお越し!」と迎えていただける雰囲気を持った居心地の良いお寺です。

    ぜひ行ってみてください。

    紅葉の時期 あの「しきしの景色」はとても素敵だと思います。

     Koume

    > koumeさん
    > こんにちは!
    >
    > 良いお庭ですね。
    > こじんまりとしているようですが
    > 見どころ満載ですね。
    > 各間と庭を眺めると、ホントに心
    > が落ち着きそうです。
    > 次回是非行ってみたいと思います。
    >
    > 京都の奥深さ計り知れずです!
    >
    > eibon
  • みささん 2016/06/21 11:38:42
    はじめまして
    koumeさんへ

    いつも訪問ありがとうございます。
    雲龍院、しっとりした時間が流れて行く感じがよく出ていて良いですね。
    また、庭に咲いた紫陽花も好きですが、人の心が感じられる生け花があると粋だなって思います。
    前回の、三室戸寺も紫陽花は、圧巻ですね!
    京都は、見応えのあるお寺がたくさんあっていいですよね。
    私は、関東に住んでいるので、いつも羨ましく思って旅行記拝見されてもらっています。          
                                みさ

    koume

    koumeさん からの返信 2016/06/21 19:26:36
    RE: はじめまして
    みささん こんばんわ。

    こちらこそはじめまして。Koumeと申します。

    いつもありがとうございます。

    雲龍院は、よくは知らないのですが、御住職の奥様の御趣味なのでしょうかあちらこちらに飾られた生け花をはじめ、訪れた者をもてなそうという気持ちが感じられて、とても居心地の良いお寺です。

    この日は一番乗りで、その後もしばらく拝観者はなく訪問者はわたし一人だったのですが、気兼ねなくのんびりと過ごすことができました。

     Koume

    > koumeさんへ
    >
    > いつも訪問ありがとうございます。
    > 雲龍院、しっとりした時間が流れて行く感じがよく出ていて良いですね。
    > また、庭に咲いた紫陽花も好きですが、人の心が感じられる生け花があると粋だなって思います。
    > 前回の、三室戸寺も紫陽花は、圧巻ですね!
    > 京都は、見応えのあるお寺がたくさんあっていいですよね。
    > 私は、関東に住んでいるので、いつも羨ましく思って旅行記拝見されてもらっています。          
    >                             みさ
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