2016/06/14 - 2016/06/14
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minaMicazeさん
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熊谷市の能護寺へアジサイを見に行った帰りに、妻沼聖天山に寄りました。
妻沼聖天山は、能護寺から東へ3〜4km位のところにあります。
アジサイの花を多少は期待して立ち寄ったのですが、花はほんの少しでした。
妻沼聖天山の本殿は、日光東照宮に匹敵するほどの彫刻で覆われています。平成15年(2003)から7年をかけて保存修復工事が行われ、豪華絢爛な極彩色の彫刻が蘇りました。
その後、平成24年(2012)に、国宝に指定されました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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能護寺から県道45号線を東へ戻ります。登戸交差点で国道407号線を横切り、さらに東へ走ると妻沼の街中に至ります。
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登戸交差点です。手前が県道45号線、交差点の向こうが県道59号線、左右に横切るのが国道407号線です。
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登戸交差点を直進して東進して、妻沼の街中の「聖天山前」交差点を左折します。
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左折するとすぐ右側に「刻まれた鼓動 埼玉日光 妻沼聖天山」の看板があります。この右奥は駐車場です。
「熊谷市妻沼聖天山前歩道橋」の手前に「← 妻沼聖天山」の案内看板があります。 -
歩道橋の手前、左側に駐車場の案内図があります。
この看板の裏が、第一駐車場です。 -
第一駐車場の南側に、聖天山の正門である「貴惣門」があります。
説明板によると、妻沼聖天山は日本三大聖天の一つに数えられるとのこと。
日本三大聖天をネットで調べると、東京の待乳山聖天と奈良の生駒聖天の二つに、その他四つの聖天のうちの一つを加えたものとするのが一般的、とありました。
で、妻沼聖天山は、その他の四つのうちの一つ、ということだそうです。 -
貴惣門の手前にあったお地蔵様、子育て地蔵尊です。
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妻沼聖天山の正門は「貴惣門」と名付けられた八脚門で、側面に破風を三つ重ねた類例の少ない奇抜な形式に特徴がある、のだそうです。完成したのは嘉永4年(1851)とのこと。(説明板より)
明治維新のほんの少し前にできたんですね。 -
貴惣門の側面(東側)です。逆光でうまく撮れませんでしたが、三つの破風の重なりが分かります。
この様式は、日本に3棟現存するそうですが、ここ妻沼聖天山ほどの大きなものは無いそうです。 -
貴惣門に掲げられた額です。「皆興願満足」と刻んであるようです。
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貴惣門の彫刻も素晴らしいものだと思います。
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門の左の「持国天の像」は、現在修理中とのことで、中は空でした。
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右の「多聞天の像」は、厳重な金網の中に安置されていました。
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貴惣門の中に掲げられた額です。文字は薄くなっていて読めませんが、この額にも細かな彫刻が施されています。
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貴惣門の裏側(本殿側)の彫刻です。これも完成当時は極彩色だったのでしょうね。
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貴惣門から本殿方向への参道です。右の方にアジサイが咲いています。
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本殿側から見た貴惣門です。
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アジサイの植え込みから見た貴惣門です。
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アジサイの東側から見た参道と、その向こうは参拝客向けのお店です。
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アジサイの北側に「齋藤別當實盛公の像」があります。
實盛公は、この地を治め、この地に聖天宮を建立した方です。 -
木曽義仲追討の平家軍に加わったとき、年老いた武士と侮られないように、白髪を黒く染めて出陣したとのことで、写真の像は、手鏡を片手に髪を染めている姿なのだそうです。
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植込みのアジサイです。
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参道に戻って、本殿の方へ歩きます。正面の門は「中門」です。右に見えるのは「護摩堂」です。
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中門の横に「武州妻沼聖天山図」があります。昔の様子を描いた絵図です。
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参道の左外にある「聖天寿し」は、でっかい いなり寿し が名物で、行列ができています。
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「中門」の横にある「護摩堂」です。
ホームページによると、白衣観音、役行者神変大菩薩を祀っていて、自動車の交通安全加持祈願を行っています。 -
そして、これが「中門」です。熊谷市の指定文化財です。
説明板によると、
聖天山の建造物群の中で最古のものと言われているそうです。その他の建物は、寛文の大火で燃えてしまったのだそうです。 -
中門の右にある食事処「千代桝」です。
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中門の柱には、明治43年(1910)の大洪水の痕跡があるとのことですが、分かりませんでした。
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中門の左側です。「東国花の寺百ヶ寺」の一つなんですね。
「武州路十二支霊場・午年の寺」、
「幡羅新四国第十三番札所」、 -
中門の右側です。
「関東八十八ヵ所霊場・第八十八番」、
「関東三十三観音霊場・第十六番札所」。 -
中門の先には「仁王門」があります。
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仁王門の左の「御水屋」です。
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仁王門は万治元年(1658)に創立し、明治24年の台風で倒壊して明治27年に再建されたと、ホームページに説明されていました。
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仁王門の左右には仁王(金剛力士)像があり、
右は「ア」 -
左は「ウン」の形です。
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仁王門の額には「聖天山」と刻まれています。
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仁王門から見た「本殿」です。
手前の階段は「石舞台」です。 -
本殿の右は社務所です。
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本殿の左には「大師堂」と「鐘楼」があります。
「大師堂」は弘法大師を祀っています。
「関東88ヵ所霊場第88番結願所」「幡羅88ヵ所第13番札所」は、ここです。 -
イチオシ
鐘楼の鐘は、現在修理中(?)なので、ここにはありません。
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境内の南側の中ほどに、ひっそりとした出入口があります。
鳥居はありませんが、国旗掲揚等の様なポールが、参道の両側に建っています。 -
入ると、すぐ左側に、石燈籠と、「聖泉湧出碑」と刻まれた石碑があります。
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少し先の右側にも石燈籠があり、その手前に何かの礎石があります。
石燈籠の横にはガクアジサイが咲いています。 -
右に曲がっている参道の曲がり角の左側に、小さな神社があります。
鳥居の額には「稲荷大明神」と刻まれています。 -
参道を右へ曲がると、奥が開けていて、その右手前に水屋があります。
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水屋の手前の石燈籠と、そばに咲くアジサイです。
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水屋です。
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水屋の前で、参道が左へ曲がっています。
水屋の後ろから、曲がった参道の先を見ています。 -
左に曲がって参道を進むと、左側の奥に本殿があり、その手前には、
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「入場受付」があります。本殿、奥殿の復元された極彩色の彫刻を見るための出入り口です。彫刻拝観料は700円です。
今回は入りませんでした。 -
入場受付の手前、参道の右側の狛犬です。
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同じく、左側の狛犬です。
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塀の上から奥殿の彫刻がほんの少しだけ見えます。
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本殿の左側の狛犬です。
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本殿の右側の狛犬です。
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社務所の裏側(東側)に、林の中の小路があります。
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歩いていくと、灯篭の間に、石碑があります。
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さらに歩くと左折して林の中へ入る道があり、ガクアジサイが咲いています。
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右を見ると、一段高いところにベンチが並べられています。
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イチオシ
小路を左折すると、赤い太鼓橋があります。平和の塔落成記念、平和橋、と刻まれています。
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見上げると二重の塔が見えます。「平和の塔」です。
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橋を渡って小路を登っていくと、平和の塔の前に出ます。
ホームページによると、この塔は、戦没英霊の供養と世界恒久平和達成を祈願して、昭和33年に建立された多宝塔だそうです。 -
小路の傍らに小さな観音様があります。
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平和の塔の前から、さらに小路を歩いていきます。
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小さな社があります。
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小路を下ったところには、
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慧光童子の像があります。不動明王の眷属の八大童子の一人だそうです。
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社務所の裏へ戻ると、鐘楼があります。
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鐘楼のすぐ横には、社務所から本堂への渡り廊下があります。
写真は、鐘楼側(東側)から見ています。 -
社務所の東側には広場があり、その片隅には遊具があります。
捨てられているのではなく、ここに設置されているように見えます。 -
上の写真の遊具達の左側に野外ステージの様なものがあり、その左側をの草むらの奥に、ライオンとパンダの遊具が置かれていました。草が繁っているせいか、ここに設置してあるようには見えませんでした。
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その広場の南側の植え込みに、アジサイが咲いていました。
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ガクアジサイとか、
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普通の(?)アジサイとか、
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星の様なガクアジサイなどが咲いていました。
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( おしまい )
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