2013/04/28 - 2013/04/28
1113位(同エリア2164件中)
マローズさん
高知県三大観光鍾乳洞の内、龍河洞の次に美しいのが旧土佐山村の菖蒲洞。秩父帯北帯に位置する古生代二畳紀白木谷層群の石灰洞で、洞内を西谷川支流の碧い地底川が流れており、探訪はその川を渡渉しながら遡行して行く。
当サイトに記載の洞の全長は約700mとなっているが、高知大学学術探検部(‘08年に死亡事故を起こし廃部に)の調査記録では516m。
鍾乳石、石筍、石柱、カーテン、フローストーン等が林立している箇所が複数あり、三大観光洞の猿田洞よりも景観や観察路の整備の点で優れており、昭和24年に土佐八景に選出されたのもうなずける。
観光洞とは言え、鎖場やしゃがんで通らないといけない箇所もあり、探検気分を味わえる。
洞は通常、施錠されているので、入洞は5日位以上前に高知市教育委員会民権・文化財課(TEL088-832-7277) に連絡する必要があり、懐中電灯や軍手を持参しなくてはいけない。これは危険回避の措置で、地元のガイドを必ずつけるようにしているため。一人であっても入洞申し込みは可。
ガイドによる案内は菖蒲洞だけだが、洞の入口左から踏み跡を数分上がっていった先には、初平ヶ岩屋(しょうへいがいわや)という洞穴もある。昭和15年に発見され、洞内からは弥生時代中期の龍河洞式土器や鹿角、獣骨、シジミやバイガイの貝殻が見つかった。しかし平成13〜14年の岡山大学による調査では、遺物が出土した地層から、縄文時代初期までさかのぼる遺跡である可能性が示唆された。
ただ、初平ヶ岩屋の開口部はどれも小さく、腹這いでないと入洞できないため、諦めた。それに中を覗いた限りでは、あまり奥行はなかった。
西谷川本流沿いにも岩屋や洞穴があるはずなので、菖蒲洞ガイドやその他の地元民に尋ねてみたが、誰も知らないという。
そこで適当にヤブ漕ぎして探してみたが、それらしきものは見当たらなかった。が、左岸(東岸)に藤原鎌足より25代末の子孫・長野美濃守の墓を発見した。名前からすると中世の豪族のようだが、土佐山村史その他に記述はなかった。
美濃守子孫宅と思われる家も墓の東上にあったが、見た目は廃屋同然だった。
尚、菖蒲洞入口西には「菖蒲」バス停があるが、かつて休日に利用できる便はなかったので、運行の現況については問い合わせる必要がある。
トイレはバス停から西谷川を渡った先の「菖蒲ふれあいの里」にある。駐車場はふれあいの里の南東向かい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
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菖蒲洞入口
菖蒲洞 自然・景勝地
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斜めに傾斜した石柱群
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割れ目に入って行く
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しゃがまないと通れない箇所が複数ある
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小学生でも登れる登攀鎖
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変形の石柱のようなものの横を
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男根石
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「高砂の道」もしゃがまないと通れない
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高低差のある所には階段が設置されている
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流れるような天井岩
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地底川を渡渉
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見事なカーテン
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浄土坂
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石筍群の「極楽の間」
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洞内にはいくつもの横穴や竪穴がある
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帝王の座。退かぬ、媚びぬ、省みぬ!帝王に逃走はないのだ!!
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折って盗んだ跡がある石筍
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蛇行しながら流れる地底川
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地底川は澄んでいる
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地底川を飛び石で渡渉
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初平ヶ岩屋のいくつもある開口部の一つ。当サイト地図の菖蒲洞の図示箇所が東にずれていることから、初平ヶ岩屋の図示も東に移行せざるを得なかった。
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前記写真の内部
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人が通れる横方向の岩の裂け目がある
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腹這いでないと入れない開口部
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カメラを穴に突っ込んで奥を写す
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雪餅草
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菖蒲洞入口から初平ヶ岩屋に到るまでには、シャガの群落がある。
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藤原鎌足末裔・長野美濃守墓
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