いざ北上！マレー鉄道とタイ国鉄の旅～シンガポール・ジョホールバル・クアラルンプール・バタワース・バンコク～其の壱

2015/09/29 - 2015/10/05

「深夜特急」の旅にあこがれて、東南アジアを旅してみたい！と心の欲求のままに日本を飛び出してしまった中年（本人は若気と思っている）の至り！？の旅日記。
出発当日には「スーパームーン」に見守られ羽田からテイクオフ！マレー鉄道の玄関口シンガポールを経由して、マレー鉄道の切符が安上がりに済むマレーシア側の出発駅「ジョホールバル」を目指す。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

「旅立ちは　昔も今も　日本橋」羽田空港国際ターミナル内で一番お気に入りの場所へ。ひとり佇む22時すぎ、深夜フライトへのカウントダウンに心落ち着かせて出国。私にとっての憧れの旅、テイクオフ！出発進行！！なのである。

旅の無事を、こっそりとひとり祈願。テンションをいたって平常に持っていくことで深夜の眠りに備える。

出国して、各国の外貨を両替。あらかじめネットで調べておいた手数料割引のある韓国系銀行にて。シンガポールドル・マレーシアリンギット・タイバーツなどを準備した。

JAL35便に搭乗。定刻通り。まずは、シンガポールチャンギ国際空港を目指す。

興奮冷めやらぬ時の、とっておきの「魔法薬」深夜便であっても、呑兵衛には嬉しいミニボトル入りの「赤・白」ワイン。夢の中へ心地よくいざなってくれる逸品！？

気が付けば、間もなくシンガポールに到着。

6：10分、ほぼ定刻通りにチャンギ国際空港にランディング。面白いオブジェにしばし見入ったのち、市内へ向かうMRT（地下鉄）乗り場を目指す。

第三ターミナルに移動してたどり着いたMRT改札。小銭を持っていなかったのでオロオロしていると、このサービスカウンターで両替してくれた。ホッと一安心！券売機では、5シンガポールドル札は使えるが、10シンガポールドルは不可！気を付けたいところ。

行先は、本日の宿の最寄り駅、「ブギス駅」約30分の乗車で2.4シンガポールドル約220円。

直通でブギス駅には行けず、タナメラ駅で乗り換え。手ぶり身振りで乗り換えも綱渡り状態！助かった〜！教えてくれた乗客に感謝！

8；15分ブギス駅到着。朝なのに曇り空でも蒸し暑さを体いっぱいに体感！南国の空気を実感する。

徒歩10分弱でドミトリー宿ショップハウスザソーシャルホテルにたどり着く。このブギス駅に近い宿を取ったのは、翌日、マレーシアのジョホールバル行のバスがブギスのクイーンズストリートバスターミナルから乗ることができるから。自分的にはこの旅のキーポイントとなるところ。なぜなら、シンガポールからマレー鉄道に乗るのとマレーシアから乗るのとでは、マレーシアからマレー鉄道に乗車した方が格安であることを調べていたから！例えて言うと、シンガポールからクアラルンプールまでの料金が100シンガポールドル（約9000円）だとすると、ジョホールバルからクアラルンプールまでが100リンギット（約3000円）となっていたから！同じ単位は「100」でも、通貨が違えば何倍も違うその運賃に降参！さらに、シンガポールからジョホールバルまでのバス料金は3.3シンガポールドル約300円。これに乗らない手はないでしょう！ということで今宵のお宿はここに決めたのでした！

まだ9時前だし、チェックインはさすがに無理だろうな〜と思ったが、ダメもとで受付に声をかけると、ドミトリー部屋に案内してくれるというではないか！しかも追加料金なしで！嬉しい対応に、初ドミトリー体験を幸先の良いスタートで迎えられた！

ドミトリーに泊まってみた感想は・・・今の自分には修行が足りなく、1泊か2泊が限度かな〜というのが正直な感想だった。ただ、この時の男女共用ドミトリー代金が1泊約1700円という料金。シンガポールのこの立地でこの料金ならば、「アリ」だろうか。

屋上にある朝食会場。パンとコーヒーが頂ける。ミルクを頂いてお昼まで体を休めることにしたのでした。（この屋上では、微妙にWi−Fiがつながる環境。でも電波の状態は良くなかった。）

宿から徒歩7・8分の所にジョホールバル行のバス停を発見！

料金は3.3シンガポールドル約300円を確認。15分おきくらいの間隔で運行していた。これなら、いつ来てもそんなに待ち時間なく乗れそうだ！

明日の段取りを終えたら、一安心してお腹が「グ〜」MRTに乗ってチャイナタウン駅下車、マックスウェルフードコートへと腹ごしらえに向かった。

シンガポールといえば、やっぱり外せない「チキンライス」

4.5シンガポールドル約400円。鶏ガラスープも付いてきた。

マンゴージュース1.8シンガポールドル約160円。南国を味わったランチのひととき。

こちらも、やっぱり外せない！？マーライオンの周りには人・人・人で人種のるつぼと化していた！ガッカリなんて言わせない、微笑ましい光景であふれかえっていたな〜

こちらも、あっという間の全国区いや、世界区！？になったマリーナベイサンズ。

このベイサンズのカジノは、ビックリ仰天したな〜４・５フロアにほぼ満員のギャンブラーたち！シンガポール観光客のすべてがここに吸い寄せられているのではないか！というぐらいの大盛況ぶりでした！（自分はチラ見程度にたしなんで！？きました。）

そのベイサンズ内にあるフードコート。

バクテーを頂きました。10.9シンガポールドル約980円。味付けが濃すぎてのどがヒーヒーしたな〜。夕食後は宿に戻り、初のドミトリー1泊を体験しました。男女混合部屋、きっと欧米・東南アジアでは「アリ」なんでしょうね。これになれるかどうかは、も少し修行が必要かな、自分的には。（呑兵衛なのに、この日、1滴もアルコールを口にしなかった。ドミトリーで頻繁にトイレに行くわけにはいかないんだろうな〜と思ってしまったため、「水」で我慢してしまうとは・・・）

翌朝、朝食を頂きチェックアウトは12時。

朝９時前のチェックインにも、いやな顔せず無料で応対してくれたスタッフに大感謝！

前日、下見していたバス停まで徒歩10分弱。チケットもゲットして陸路バスにて国境越え！ジョホールバルを目指す！

乗車率8割くらい。マレーシア女性の姿も見て取れた。きっと、シンガポールとマレーシアの行き来は、ごくごく日常のことなのだろう。

シンガポール側のイミグレーションで出国手続き。写真を撮っていたら、危うくバスに乗り遅れそうになった。ここからマレーシア側のイミグレーションまでバス移動だったんだ！？

こちらが、マレーシア側ジョホールバルにあるイミグレーション、兼、JBセントラル駅となっていた！人の流れについていっただけだが、あっさり国境越えてマレーシアに入国したのだった。途中でまた写真を撮っていると、警備のおじさんに「ピッ、ピッ〜！」と呼び止められた！・・・写真をむやみに人に向けると宗教上ダメなのだろうか！？それとも、イミグレーションの建物内だったからだろうか？この出来事以降、マレーシアでの「写真パシャ」に気を付けることにしたのだった。

JBセントラル駅から徒歩10分くらいの所にある本日の宿、ホテルCIQに到着。じつは、ここにたどり着く前にJBセントラル駅で明日のマレー鉄道チケットをゲットしていた。JBセントラル駅からKLセントラル駅（クアラルンプール）まで、スーペリアシート33リンギット約990円。だがしか〜し！今回思い切ってプレミアムシートをゲット！64リンギット約1920円。これで約7時間の列車旅ならば、お得でしょう〜という自己判断で即決したのでした！・・・しかし、プレミアムシートの車両が「冷蔵庫並み」の冷房ガンガン極寒車両だったということを、明日知ることになるのですが・・・

宿は1泊約2200円。駅チカとしては安い宿を見つけたつもり。ただ、一人で泊まっても二人で泊まっても同料金というところが、勿体なかったか〜

マレー鉄道乗車前夜の夕食。JBセントラル駅隣接のフードモールにて。サテ6本セット8.5リンギット約260円。ピーナッツソースをつけて食べると、あぁ〜マレーシアに来たんだな〜と実感する。

6本のサテをチキンとビーフのハーフ＆ハーフで盛り付けてくれたスタッフのポーズも決まっている！

こちらは、NASI AMBANG（魚・カニパスタ・ピリ辛ビーフ！？）8.25リンギット約250円。安くてボリューム満点！

こちら、マンゴースラッシュ（シェイク）4.75リンギット約145円。宗教上、このフードモールにアルコール置いてなかった！呑兵衛にはツラい国マレーシアよ！！！初日のシンガポールを含め、「禁酒」「休肝日」2日間という想定外の事態に！？（その分、食費が浮いたか・・・）

このカードにお金をチャージして食べたいものをゲット。残金は帰りに精算できる。

明日からのマレー鉄道の旅に備えて宿に戻る。20時すぎだったが、治安は悪くなかったな〜。