2016/05/19 - 2016/05/28
358位(同エリア3897件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答112件
- 2,338,817アクセス
- フォロワー192人
日本からフィリピンへ戻った。約1か月半振りに戻ったが、何よりも驚いたことは暑いことである。日本に戻る前もかなり暑いことは暑かったが、それ以上であった。フィリピンではこの時期夏の最中(3月~5月)である。大学での仕事が始まるまでには、まだしばらくあったので、その間の夏休みを利用して、どこかのリゾート地へ行ってみたいと思った。
夏休みといっても日本の夏休みではなく、フイリピンの夏休みである。当地では3月中旬に年度末を迎え、6月中旬まで休みとなる。普通、4月から6月中旬までの2か月半が夏休みである。
そこで今回、初めてセブ島とボホール島へ10日間の旅行に出掛けた。セブ島は日本からの直行便があるので、日本人観光客が多いようだが、実際はそんなに多くの日本人は見かけなかった。と言うよりは、小生たちが日本人が行くようなところに行かなかっただけなのかも知れないが・・・。
セブ島に関して間違って理解していることがあった。それは、セブ空港はセブ島にあるのだと思っていたら、そうではなく、セブ島の隣にあるマクタン島にあるということであった。勿論、旅行に出掛ける前にはそのことに気が付いていたが、それまでは旅行書をあまり深読みしていなかったようだ。
* カバーの写真は日曜日の参拝者で賑わう「サント・ニーニョ教会」で、フィリピン最古の教会の一つである。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
セブ・シティに着いて、ホテルにチェックインし、しばらく休んでいると、暗くなってきた。どこかで夕食をと思い外に出たが、どこに何があるのかわからず、しばらく歩いてみた。
ぶらぶら歩いていると、RAMEN (ラーメン)と書かれた大きな看板が目についた。もう歩きたくなかったので、ここに決め中に入った。 -
店内の様子は照明が凝っていて、しかも、スタリシュな雰囲気で、日本のラーメン屋とはだいぶ異なる。しかし、客が店に入ると、一斉に「いらしゃいませ」とか帰る時には「ありがとうございました」と大きな声を上げる。
これだけは日本風である。しかし、店員に「水を持ってきてください」と頼むと、意味が分からないようであった。英語で言い換えると、分かってくれたが、要するに店員はいくつかの日本語を知っているだけで、会話をするには程遠い状態であった。 -
注文したのは“Tonkotsu Ramen“ ( 豚骨ラーメン)で、メニューの説明には“Noodles in soy sauce and pork bone soup base“と書かれている。
食べてみての感想は、スープが濃厚すぎる点が難であったが、麺は中細で、これは問題なかった。一応合格点には達していたと言えよう。 -
食事を終えてホテルに戻った。部屋から見るセブ市街の夜景がちょうど満月を迎えて、きれいだった。セブ市は思っていた以上に大きな街のようだ。セブ島での最初の晩は静かに更けていった。
-
翌日はあらかじめ旅行会社に頼んでセブ市内を観光するツアーを組んでもらっていた。7か所車で回ることになっていた。
セブは人口60万を擁する大都市であるが、こんな街の1画もあり、静かな佇まいを見せている。この日の見学はここから出発した。 -
先ず訪れたのは、「ヤップ・サンディエゴ・アンセストラル・ハウス」で、ここはもともと17世紀後半に建てられた中国人商人ドン・ヤン・ヤップ( Don Juan Yap ) の邸宅であったところである。
今は当時の生活を紹介する調度品が所狭しと置かれていて、一つ一つ丹念に見ると、大変興味深い。 -
中に入ると、先ず1階中庭付近を見学した。1階はボホール島のバクラヨン教会と同様にサンゴ石を卵の白身で固めた造りとなっている。
-
ここは居間だろうか。ダイニング・テーブルやらごちゃごちゃしたものが置かれている。
-
2階に上がると、木造作りで、屋根には堅い木製の梁に支えられて瓦がぎっしりと敷かれている。1階とはやや雰囲気が異なる。ゲスト用の食卓や美術品などが多く展示されている。
-
展示品がすべて骨董のような古いものばかりで、どれも興味深い。
-
キリスト教にまつわる絵や彫刻がたくさん飾られている。どれも素朴なものばかりで、当時の人々の思いを感じることが出来る。
-
キリスト教に関わりのある美術hンが所狭しと置かれている。
-
木製のパネル式の聖像画が飾られている。中央にサント・ニーニョが描かれ、左右に聖人がいる。
-
窓際にガラス瓶が置かれているが、どれも古るそうだ。
-
ゲスト用の食器だろうか。やや豪華めのものが並んでいる。
-
次に訪れたのは、“Heritage of Sebu Monument“ という、フィリピンにやって来たスペイン人の来訪の様子を表した記念碑である。
-
スペイン人たちが船でやって来た時の様子を表している。
-
-
ここはセブへ来る人ならば、必ず訪れる「マゼラン・クロス」である。太平洋横断中にフィリピンに上陸したフェルディナンド・マゼラン( 1480〜1521 )が、1521年に造ったという木製の十字架が収められている六角堂である。
。 -
-
六角堂の天井には初めて訪れたスペイン人やセブの人々の様子が描かれている。この画像の右端の人物がマゼランである。
-
Sebu Cathedral Church (セブ大聖堂)も見学した。本来の予定ではここはコースに入っていなかったが、小生が見学したいと言うと、立ち寄ってくれた。
-
この日は日曜日だったので、聖堂内は多くの参拝者で賑わっていた。
-
祭壇中央部分には十字架上のイエス・キリストの像がある。
-
Santo Nino Church (サント・ニーニョ教会)は、San Augustin Church (サン・オウガスチン教会)とも言われ、1565年に建立されたフィリピン最古の教会の一つである。
-
これがサント・ニーニョ像で、かつてマゼランがラプラプ夫人に贈ったとされ、サント・ニーニョとは「幼きイエス」のことである。
-
祭壇正面部分。たくさんの聖人像が飾られている。
-
ここを訪れたのが日曜日のため会堂内は多くの人でごった返していた。普通の日でもこれは同じかもしれない。
-
サント・ニーニヨはセブを始めとしてピサや地方で広く信仰を集めていて、このように多くの人々が像の前で祈りをささげている。
-
Fort San Pedro ( サンぺデロ要塞 )は、スペイン統治時代の1738年に完成されたフィリピン最古の要塞である。1565年に建築が始まり、およそ170年間かかって作られたが、イスラム教徒の海賊からの防御のためであった。
-
要塞のあちこちにある洞穴のようなところの一つに小さな十字架像とサント・ニーニョ像があった。
-
マゼランを描いた絵が展示されている。彼はポルトガル人であったが、1521年にスペイン艦隊を率いてセブ島に上陸した。
-
マゼランが率いるスペイン軍はラプラプと戦ったが、最終的にはスペイン軍は勝利を収めることは出来なかった。
この絵に描かれている女性はラプラプ夫人で、マゼランがもたらしたサント・ニーニョ像を手にしている。 -
中国式の道教寺院があると言うので、案内していただいた。確かに、堂々としていて立派な寺院が山の頂上にあった。老子(Lao Tse) が祀られているそうだ。
フィリピン各地に中国寺院は多い。セブ島にはもともと中国系の人々が多く住み、彼らは裕福な階層で、そのためこのような広大な中国寺院を建てたのである。 -
山の上にある寺院からの眺めは素晴らしい。遠くにはセブ市の中心部にある高層ビルが見える。
-
道教寺院があるのはビバリー・ヒルズという丘陵地帯で、この辺りは金持ち、特に中国系の人々が住んでいる高級住宅地である。
-
夜にはAyala Center Sebu (アヤラ・センター・セブ )へ出かけた。ここは巨大なショッピング・モールで、マニラにあるSM Mall of Asia やGreenbelt Mall等と遜色がない。
-
夕食をとるためにアヤラ・センター・セブを訪れたが、かなりフード・コートが充実していて、どこで食べたらよいか迷うほどであった。
-
注文したのはこのようなフィリピン・スタイルのヂィナーである。
-
翌日はUniversity of San Carlos (サン・カルロス大学)を訪ねた。ここは1595年に設立されたフィリピン最古の大学である。設立されてしばらくはカトリック教会の修道院として使われていたようだ。
大学には素晴らしい博物館があるので、この見学のために訪れた。 -
博物館に入る前に、キャンパス内を少し散策してみた。
-
レンブ( 蓮霧 )と言う名前の果物の木があちこちにあり、ある木には実をっけているものがあった。ローズ・アップルと言う名前もあるようである。
-
この大学の創立者 P. Arnold Janssen (1837〜1909) の胸像が大学入り口にある。
-
ぐるぐる歩いていると、学生ラウンジのような場所があった。
-
サン・カルロス大学では博物館を訪ねた。THE ROSIFA R. ARCENAS GALLERIES と言う名前で、キリスト教関係の美術品が豊富に展示されている。
-
中に入ると、優れたコレクションが飾られ、圧倒されるほどである。
-
-
-
-
様々な形の十字架がある。Santo Cristo と言われ、どこの家庭でも病院でも教室でもこの種の十字架が置かれている。
-
-
-
-
-
この象牙で出来た女性像は、最初メキシコかスペインからもたらされたと思われていたが、そうではなく中国人の手によるものである。すでに1500年代から中国人は象牙から美術品を作り出していた。
-
-
12聖人像。
-
-
別の展示場には古代からの生活用品が展示されている。
-
説明によると、この2つの大きな土器は亡くなられた人の骨を入れるものだそうだ。
-
-
近世になって外国から入って来た陶器である。
-
こちらも同じである。
-
-
博物館の見学を終えて、キャンパスを出ると、街の一角でたくさんの警察官がいるのに気が付いた。何か取り締まりでもあるのかなと思ったが、彼らの様子を見ていると、おしゃべりに夢中で、何か事件でもある様子は全然なかった。
-
少し歩くと、大きなマーケットがある。生活用品から食料品、雑貨品、土産物等何でも売られている。丹念に見ていると、おもしろい。
-
この辺りでは集中的にセブ島や近海の島々の民芸品などが売られている。
-
何を作っているのだろうか。物入れ、それとも椅子(それにしては腰かけるところが小さい)?聞いてみればよかったと後から思った。
-
貝で造られた壁掛け用スクリーンのようなものが展示されている。もちろん売り物であろう。
-
貝を用いてちょっとした小物入れやアクセサリー等が売られている。
-
土産物屋は大体同じものを売る店が何軒か連なッているので、品質や値段を見比べたりするのによい。ただ、値段はほとんど同じようで、店による差はない。
-
バスケット類も形から色合いまでいろいろなものがあり、インテリア用によさそうだ。
-
カラフルなバッグがたくさん置かれている。こうしたものは女性に人気があるようである。
-
貝を使って2人で遊ぶゲームである。どのようにやるか教わったが、よく呑み込む前に店を出てしまったので、ほとんど分からない。
-
セブ市内を走るジプニーが他の地域のものと比べると、ずいぶん違う。マニラのジプニーともかなり異なっている。
-
University of San Jose-Recoletos という名前の大学がある。前を歩いているときはここが大学だとは気が付かなかった。
-
しばらく歩いて振り返ると、大学の名前が出ていたので、大学だとわかった。、
-
なかなか重厚な建物である。
-
大学に接した道路にはまるで回廊のような歩道がある。この歩道をまっすぐ行くと、教会がある。
-
歩いていると、急に雨が降り出し、雨宿りに教会があったので、中に入りしばらく見させていただいた。
大変美しい教会だ。 -
-
背後から明かりに浮かび上がる十字架上のキリスト像が正面祭壇に置かれている。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- カスピ海さん 2016/07/16 19:14:01
- オール アバウト セブ
- Tamegaiさん
こんばんは
とても見応えのある旅行記で、おお!わお!の連続でした。
マニラのイントラムロスともまた趣が違って、セブ島、素晴らしいですね。冒頭の中国商人の家も見所満載で圧倒されました。
そして、サン・カルロス大学の博物館、すてきです!
象牙の像、解説を書いてくださったおかげで、すごい品だとわかりました。
ありがとうございます。
この旅行記、保存板にします!
- Weiwojingさん からの返信 2016/07/16 20:56:24
- RE: オール アバウト セブ
- カスピ海さん、こんばんは。
セブ島旅行記にご訪問いただき、またメッセージもいただきまして、ありがとうございます。関心を持っていただき、うれしいです。
私にとってセブは初めての訪問で、限られた時間内でどのくらい見て回われるか不安でした。なるべくたくさん見学したかったので、ツアーを申し込みました。しかし、ガイドなしにしました。なるべく自分たちで行きたいところを見て回りたかったので、正にこれが正解でした。
セブは古い歴史のあるところで、16世紀にスペイン人が来訪する前から人々が住んでいました。そうした歴史を感じるところです。カスピ海さんはセブ島はまだですか。
サン・カルロス大学博物館はキリスト教関係の展示品でいっぱいでした。しかも優れた美術品ばかりと言ってもよいでしょう。見きれないほどでした。
セブ旅行記もあと1篇続きます。また見ていただけると、幸甚に存じます。
ありがとうございました。
Tamegai
-
- まむーとさん 2016/07/12 16:01:38
- 3月の情報と素敵なセブ島!
- tamegaiさん、こんにちは!
食べ物満載の餓鬼にとりつかれたような旅行記でお恥ずかしいのですが、フォローして下さり大変に恐縮しています。
ありがとうございます。
tamegaiさんの素晴らしいフィリピンの写真を見せて頂き、目から鱗が落ちまくっています。
フィリピンはマニラの貧困と危険のイメージが強かったのですが、旅行記を見せてもらいその自然の素晴らしさと文化にひきつけられています。
3月は学生さんの夏休みと言うことを始めてしりました。
暑そうですね。
私は3月末に計画をしています。
とても楽しみです!
私はご存じの通りに食いしん坊ですので、
「フィリピンに来たならこれ食べて!」旅行記もお待ちしています♪
- Weiwojingさん からの返信 2016/07/12 20:44:56
- RE: 3月の情報と素敵なセブ島!
こんばんは!
「セブ島旅行記」を見ていただき、ありがとうございます。私はダイビングはやりませんので、セブ島に行ってもビーチでのんびりしたり、街中を歩いたり、自然を楽しんだりする程度です。何もしないで、のんびりしているのが好きです。
来年3月にセブ島旅行を考えているようですね。3月は夏が始まる時期で、かなり暑いです。私は暑い気候のせいで腕や首の回りにあせものようなものができて、しばらく大変でした。今でも時々できます。
フィリピンは確かに貧しい国ですが、だからといって不幸だというわけではありません。お金はなくても、多くの人は幸せな生活を送っています。私が時々友人や知人の家を訪ねても、決して裕福ではないですが、それなりに食事を出してくれたり、泊めてくれたりしてくれます。人と人との関係が濃密です。
マニラは貧困や危険なところもありますが、そういうところは近づかなければいいのです。普通旅行者はそういうところへは行けませんね。マニラには10回以上出かけていますが、まだ危険な目に会ったことはありません。ただどこへ行くにしても用心と注意は必要です。
フィリピンは歴史の古い国です。スペインとアメリカそして日本の支配下にそれぞれあったので、文化的にもいろいろなものが混じり合っています。その典型が食べ物だと言えるでしょう。フイリピンはスペイン系、中華系、日本の食べ物が混じりあっています。行かれた際はぜひフィリピン料理を味わってみてください。例えば、シネガン・スープ、アドボ、レチョン(豚の丸焼き)、ハロハロ(日本のかき氷が原型だと言われているデザート)等です。私の旅行記の中で、フィリピン料理を取りり上げたものがありますが、よろしければご覧ください。
では、長々となりました。
Tamegai
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Weiwojingさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
セブ島(フィリピン) の人気ホテル
フィリピンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィリピン最安
356円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
4
82