2016/04/13 - 2016/04/15
31位(同エリア386件中)
小林希さん
日本の羽田空港からフランクフルト空港に到着後、空港駅まで5分ほど歩き、ドイツ国鉄DBに乗って南ドイツのフランケン地方はヴュルツブルクまで約1時間半かけて移動。
ヴュルツブルクは、南北に縦断するロマンチック街道の北側の起点の街です。
ロマンティック街道の街の中でも大きな街らしいですが、とても素朴でのんびりとしていて、路面電車やバスを使わずゆっくり歩いて回ると気持ちがよい街です!
そして、泊まったホテルににゃんと……。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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-
☆猫宿『Hotel Wurzburger Hof』☆
ヴュルツブルク駅から徒歩5分ほど、時差ボケで朦朧とするなかホテルに到着。すると目が覚めるようなお部屋に案内されました。
部屋のドアには「Sizilia」(シシリア)と書かれていて、中のインテリアがまさに南イタリアのよう! -
女子心くすぐられる可愛らしい内装の中、幸せな気持ちで、とりあえずセルフィー撮ってみました(笑)。
その後、ぐっすり就寝〜。 -
朝、改めて見て本当に可愛い部屋だった!
窓からは外を走る路面電車が見えます。 -
翌朝、ホテルの朝食がとってもゴージャスでびっくり!
念願のドイツパンに、チーズ、ハムも種類豊富にあって、朝からしっかり食べてしまいました!
なにより部屋の雰囲気が最高。
食器、インテリアの一つひとつが素敵です。 -
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ハムとチーズと酸味のあるライ麦を使ったドイツパン。
この組み合わせ、大人になるほど、ハマって来た気がする。 -
ホテルのオーナーのマダムにお会いして、猫情報を尋ねることに。
「ヴュルツブルクに外猫はいますか?」
「それがね、この街はほとんどが家猫なのよね」
話によると、家猫がふらふらっと外に遊びに行っている時に出会えることがあるみたいです。
うーむ、とにかく歩いてみるしかないわね〜。
と、ここでマダムが女神さまのようなことを!
「もしよかったら、我が家の猫に会わせてあげる!」
にゃんと! お願いします! ビッテ!
では、といって、図々しくもレセプションで待機。 -
しばらくして、大きな体のオス猫が息子さんに連れられてやってきました。
-
せっかくなので、可愛らしいお部屋でご対面。
現在6歳の猫、ウイスキーはもともと外猫だったらしいです。
4年前、マダムが友達と夕食に出かけた帰り道に出会って、一目惚れしてしまったと言います。
「家猫ではなさそうだったから、連れて帰ることにしたの」
帰宅後、息子さんにお話をすると、彼も猫と一緒に暮らすことに同意。そうしてウイスキーは家族になったのだそう。 -
可愛らしいお部屋の壁絵は、セットペインターによる力作だそうで、このホテルのどこにでも壁絵が見られます。
ウイスキーも、壁絵と部屋のインテリアに溶け込んでいますね。
どこにいるのか、一瞬わからなくなるほど……。 -
-
他のデザインの部屋とウイスキー。
どの部屋も、猫は絵になるなあと実感! -
私の部屋にもウイスキーとマダムと息子さんが来てくれました。
そこでちょこっとおしゃべり。
ホテルは4年前から彼女に経営が変わり、もともとあった壁絵やクラシックなインテリアを「モダンなアイデア」をちょっぴり取り入れながら、再生させたそう。
34部屋、すべての内装が違うというのは驚き。
「ドイツの典型的なホテルは部屋の内装がほとんど同じでシンプルなの。私たちは、部屋の雰囲気も、サービスもオリジナルを目指して、ゲストの方に喜んでもらいたいの。で、今日はどうするのかしら?」
「そうですね、ぷらぷらと街歩きをしてきます」 -
ロビーにも壁絵が書かれています。
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ドイツ初日にして可愛らしいウイスキーに出会えて幸せいっぱい。
ウイスキーたちと別れ、のんびり町歩きを始めました。
黄色いオシャレなホテル「ヴュルツブルガー・ホーフ」を出発! -
☆ヴュルツブルクの目玉『宮殿(レジデンス)』☆
美しい建物レジデンスを外から眺め、しばし観察。ドイツ・バロック建築の中で、最も美しい傑作の一つだそうです。設計は天才と称されるバルタザール・ノイマン。
庭にはお花が咲いて美しい。毎年6月か7月に、モーツァルト祭という音楽祭が庭園で開催されるそう。ワインを片手に、美しい音楽を聴く。素敵ですね〜。
私は一人旅でも、機会があればオペラやコンサートを聴きに行くのが好きなので、ぜひまた夏に来たいな〜と思いました。 -
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ところで、ドイツの建築は、イタリアやフランスの建築の流行が遅れて入ってくるため、ドイツで建築を始めるときはすでに流行遅れになっていて、建設中にあわてて新しい時代の建築様式を取り入れてきたそう。
だから、ルネッサンスやロマネスクやバロックと違う時代の建築様式が混在していて、面白いとか。
建築好きな方には大変興味深いのが、ドイツ建築なのではないでしょうか。 -
☆絶景に出会えるマリエンベルク要塞☆
マイン川にかかるアルテ・マイン橋を渡って、マリエンベルク要塞へ。
橋はドイツの中で最も古い石橋の一つらしいです。
12人の聖人像を横目にしながら、気持ちのよい風と、マイン川の水の流れる音が耳に届いて心地よい。 -
と、迷子になってしまった!
目指すは丘の上の要塞なのだけど、案内標識を簡単に見失い、ロスト。
坂道を上っては、下りを繰り返し、ようやく着いた時には橋から20分かかると聞いていたのに1時間もかかっていました。
でもね、おかげで、要塞から街を一望したときの感動といったらなかった。
うわーー!
1時間かけて来てよかったー(本当なら20分ね)!
ヴュルツブルクのハイライトだわー! -
本当に、緑色のワイン用のぶどう畑とオレンジ色の屋根に統一された街並とのコントラストが美しいのです。
城壁の丘の斜面もぶどう畑。
太陽の光をいっぱい浴びられるようにぶどうの木が植えられています。
そりゃあ美味しいワインができるだろうな。
ぶどう畑の中の小径を歩きながら、要塞を後にしました。 -
ふたたびマイン橋では、ワインを片手に語り合うドイツ人や観光客たちでいっそう賑やかになっていました。
仕事帰り、人生で出会ったかけがえのない仲間や家族と語らう夕暮れ。
白ワインに映し出されるドイツの空の色。
ああ、素敵、いい時間。 -
おまけ)
初日のご飯はザ・ドイツをいただきました。
ソーセージとザウアークラウト! と、ビール!
カジュアルなレストランSTERNBACKは典型的なドイツ料理が食べられるお店です。 -
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この旅行記へのコメント (1)
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- あーななちゃんさん 2016/05/21 10:03:40
- はじめまして♪
- 出発編から拝読させていただいてます(*^^*)飛行機の中で素敵なマダムに出会って、 ドイツではどんな猫ちゃんに出会うんだろうって思っていたら、ウイスキー!!可愛くてモフモフで、たまりませんね(=^ェ^=)ホテルのオーナー親子も素敵です。
街並みもキレイで、驚きだらけでした。なにより!小林希さんが美人でびっくり。セルフィー写真わ見て、こんなに美人なの〜と声がでちゃいましたε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
続きの旅行記も楽しみにしています♪
あーなな。
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