![5月15日、今日は葵祭です。ちょうど日曜日と重なりました。<br /><br />すごい人出が予想されますが、無謀にもお祭りのハシゴを計画しました。無礼者!という声が聞こえてきそうです。<br /><br />葵祭が10時30分に御所を出発します。御所に限定して、下賀茂神社や上賀茂神社には行かなくて嵐山に向かいます。<br /><br />嵐山では三船祭を見ます。そして嵯峨祭の神輿を見に愛宕神社の御旅所に向かいます。<br /><br />そして松尾大社の還幸祭「おかえり」、又は松尾大社の葵祭!(本殿、楼門、社殿、各御旅所の本殿、神輿から供奉神職の冠・烏帽子に至るまで、葵と桂で飾るので、古くから「葵祭」とも言われてきました)<br /><br />はたして上手く廻れるでしょうか? 葵祭と三船祭、そして松尾大社の還幸祭「おかえり」と旅行記をそれぞれに分けました。<br /><br />よろしければお付き合いください。<br /><br />葵祭 http://4travel.jp/travelogue/11132955<br />三船祭 http://4travel.jp/travelogue/11132957<br />還幸祭 http://4travel.jp/travelogue/11132959](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/13/29/650x_11132955.jpg?updated_at=1465376932)
2016/05/15 - 2016/05/15
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hiro3さん
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5月15日、今日は葵祭です。ちょうど日曜日と重なりました。
すごい人出が予想されますが、無謀にもお祭りのハシゴを計画しました。無礼者!という声が聞こえてきそうです。
葵祭が10時30分に御所を出発します。御所に限定して、下賀茂神社や上賀茂神社には行かなくて嵐山に向かいます。
嵐山では三船祭を見ます。そして嵯峨祭の神輿を見に愛宕神社の御旅所に向かいます。
そして松尾大社の還幸祭「おかえり」、又は松尾大社の葵祭!(本殿、楼門、社殿、各御旅所の本殿、神輿から供奉神職の冠・烏帽子に至るまで、葵と桂で飾るので、古くから「葵祭」とも言われてきました)
はたして上手く廻れるでしょうか? 葵祭と三船祭、そして松尾大社の還幸祭「おかえり」と旅行記をそれぞれに分けました。
よろしければお付き合いください。
葵祭 http://4travel.jp/travelogue/11132955
三船祭 http://4travel.jp/travelogue/11132957
還幸祭 http://4travel.jp/travelogue/11132959
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車
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今日は京都市内を移動します。駐車場を確保するのに手間取りそうな感じがしたので、公共交通機関を使用します。市バス、京都バスの一日乗車券を購入しました。
車は、「akippa」で阪急嵐山駅近くの駐車場を予約しました。akippaとは、オンラインのパーキングサービスで、空いている月極駐車場や、個人の駐車スペースを必要な時間、日をネットで予約出来る、駐車場のシェアというようなサービスです。安いし予約できるので、安心して駐車できます。少し離れた場所もあるので、少々歩かなければいけませんが、駐車待ちの時間や駐車場探しの時間を考えるとうまく利用すれば便利なサービスだと思います。
15分単位で利用できる場所などもあり、1日置いても最大料金はコインパーキングより安いところが多いような感じがします。 -
車を停めて嵐山・渡月橋にやって来ました。天気がイイです。
ココから慣れないバスに乗り込みます。嵐山のバス停からスタートです。
ココのバス停は、休日は、バスが西行の通行のみとなります。北側のバス停は閉鎖されます。
路線図でバス停を探しますが、詳しい場所は公式HPのどこにも載っていません。
「バス・鉄道の達人」やグーグルマップ、ナビタイムなどで探します。何とかなりませんかね〜?京都市バスさん!渡月橋 名所・史跡
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御所にやって来ました。
九條池と拾翠亭です。五摂家のひとつであった九條家の現存する唯一の建物で、およそ200年前の江戸時代後期に建てられたものと伝えられています。
建物は全体が数寄屋風書院造りで、当時は主に茶会のための離れとして使用され、今も十畳と三畳のふたつの茶室が残されています。
内部に入れる日があります。葵祭の今日は、入場できます。京都御苑 公園・植物園
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厳島神社(池の弁天さん)
九條池のほとりにあります。平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。祇園女御も祀る。池と傍らの拾翠亭はもと九条家のもので、この社は同家の鎮守社だった。社前の石鳥居は笠木が唐破風で京都三珍鳥居の一つ。厳島神社 (京都御苑内) 寺・神社・教会
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1時間以上前ですが、もうすでにスゴイ人です。
左手の白い幕のところが有料観覧席です。通りの反対側にもあります。
左手あたりの建礼門を真正面に見れるあたりが、ベストポジション?各報道機関の名前が入った脚立が林立しています。 -
出水の小川
涼しげです。京都御苑 公園・植物園
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枇杷殿跡の見事な赤松の大木です。
平安前期、ここに貴族の邸宅がありました。
1,002年以降は、藤原道長と二女研子の里邸となり、一時は、
一条天皇の里内裏ともなり、紫式部や清少納言がここで仕えていたとされています。 -
牛車(ぎっしゃ)が1基、御所の南面で待機しています。
牛車は平安時代以後の公家が乗用とした車。牛に引かせ,4人乗りで,6人ぐらいまで乗れた。屋形の部分に豪華な装飾を凝らしたものが多い。官職により利用上の制限があり,臣下の場合,多くは摂関,大臣に許されたが,老病の出仕者や僧侶などにも許されている。
今話題の公用車です(笑) -
清水谷家の椋(むく)の下で休む牛さん!
椋は幹周/約4m、樹齢/約300年!このあたりに清水谷という公家屋敷があったことから名付けられました。京都御苑 公園・植物園
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宜秋門(ぎしゅうもん)
行列は、こちらの門と清所門から出発します。 -
牛車がもう1基
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清所門
こちらにも待機する人達がいます。 -
続々と集合されてきます。
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この方の合図で葵祭がスタートします。
拍子木の音が響きます。
行列は、本列と斎王代列に大別され、本列は勅使を中心にした列、斎王代列は女人列といわれ斎王代を中心にした列です。 -
乗尻(のりじり)は、 行列を先導する騎馬です。
左右各3騎ずつ。上賀茂の競べ馬の騎手が努められます。 -
検非違使志(けびいしのさかん) 検非違使尉(けびいしのじょう)
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次は、阪神タイガース!ってか・・・?
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御幣櫃(ごへいびつ)
上賀茂神社と下鴨神社に納める御幣物を納めた櫃。
天皇陛下より献上された幣帛で、五色の絁、絲、曝布、木綿、麻が柳筥に入っています。 -
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カッコイイ!
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「河霧」の銘を持つ御物の和琴を持つ方がおられます。
この形で持って歩くのは辛いだろうと思ったりします。 -
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勅使(ちょくし・近衛使)
葵祭行列中では最高位。天皇の御使という事で、社頭の儀では旧華族の宮内庁の掌典(宮中祭祀を担当する部門)が役を務めます。 -
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風流傘
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華やいできましたね。いよいよですね。
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見えてきましたね。腰輿(およよ)と呼ばれる輿に乗って登場です。
腰輿(およよ)は四方が開放され御簾(みす)が取り付けてあるので、四方輿(こし)ともいうそうです。 -
イチオシ
髪はおすべらかしで金属製の飾りもの「心葉」をつけ、額の両側には「日陰糸」を下げる。手には桧扇(ひおうぎ)を持つ。きらびやかな十二単衣も、重さは30kgもある。着付けは2人がかりで3時間近くかかるそうです。
斎王代に選ばれる女性は、民間の未婚女性で京都ゆかりの方が選ばれます。
今年、第61代斎王代は西村和香さんです。母の和美さんは3姉妹で、3人とも斎王代をつとめられた。父は、江戸時代前期から続く京漆器の老舗「象彦」の社長さんです。
老松や千宗室家元、料亭「菊乃井」の娘さんなどそうそうたる方が務められています。 -
しずしずと進んでいきます。
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十二単を覗かせるいるのが妖艶なのだそうです。
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命婦(みょうぶ)
小桂(こうちき)を着用する高級女官。花傘をさしかける。 -
采女(うねめ)
古代の神事服を着ています。青い波の模様が、爽やかです。 -
童女(わらわめ)と呼ばれる斎王代の傍らに仕える少女が続きます。
行儀見習いのために宮中に奉仕する少女達です。 -
騎女(むなのりおんな)
騎馬で参向する斎王付きの巫子(みかんこ) -
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華やかですね。着物の柄もみんな違うそうです。さすが京都です。
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蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)
斎院の物品、会計をつかさどる蔵人所の、雅楽を演奏する文官で、それぞれ楽器を持っている。 -
蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)
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牛車
俗に女房車。この牛車には、葵と桂のほか桜と橘の飾りがつく。 -
身長より高い車輪、牛が曳くというよりは、後ろから押して進みます。
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色鮮やかな衣装に目を奪われます。
距離もあるので、大変だと思います。履物も色々! -
2009年には、牛の所有者さんが亡くなり、牛も人手にわたってしまい、大変なことになりました。牛も音に慣らすなどという訓練を積まないと大変なことに!普段静かな環境で育っているのに、これだけ多くの人の前を歩まなくてはなりません。
ノロノロと進んでいるだけに見えるのですが、その裏舞台では大変な苦労をされているようです。 -
後押し部隊!砂利なので大変そう!交代要員がいりますね。
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救急車が列の最後尾を進みます。
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場所を移動して建礼門が正面に見えるところにやって来ました。
カメラを持ち上げての一枚。身長があるので助かります。 -
まわりはメディアの脚立で一杯!
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拾翠亭
高倉橋を渡り、堺町御門にむかいます。 -
特等席ですね。
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凄い人です。
交通規制が敷かれ、東行2車線を閉鎖されています。行列が通過すと解除されていきます。
バス停が変更になったりしています。
三船祭を見に行くためにもう一度嵐山に向かいます。11時20分です。三船祭の行列が12時30分に出ます。間に合うか?バスを一台乗り遅れると微妙な時間です。
たくさんの人が待っています。次のバス停では、ついにすし詰め状態になりました。かなり通過のバス停が発生していました。
無事、予定時間に嵐山に到着しました。三船祭は次の旅行記で紹介します。京都御苑 公園・植物園
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2016/06/13 11:10:11
- 葵祭
- hiro3さん こんにちは
素晴らしいですね。世界に誇る雅な祭りです。海外の方々も感動することでしょうね。
ただ、メガネをかけた人が妙に似合わないのはなぜでしょう?
単なる先入観でしょうね。
pedaru
- hiro3さん からの返信 2016/06/13 17:36:19
- RE: 葵祭
- pedaruさん、書き込みありがとうございます。
葵祭、感動です!
平安時代絵巻、演じる方は長時間にわたり大変だったと思います。
特に女性の方々!かなり重ね着されておられますので、かなりの重量だと思います。
自分はスタート地点を見せていただいただけでしたので、まだまだ、元気一杯だと思いますが、到着地点ではどうだったのでしょうか?
斎王代さんは早朝より準備されます。そればかりかこの日までに色んな行事が続いていますので、大変だと思われます。
> ただ、メガネをかけた人が妙に似合わないのはなぜでしょう?
そうですね。やはりメガネはダメでしょうね。平安絵巻にメガネは似合いませんよね。かなりの方が違和感を感じられているようです。昔は、平安時代にメガネはないぞ!というようなヤジが飛んだそうです。
外国の方もたくさんおられました。どのように映ったのでしょうか?
いずれにせよ、長く続いてほしい祭ですね。
hiro3
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