2013/11/29 - 2013/11/29
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Dwind_999さん
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吟遊詩人たちのバウルの故郷、詩聖タゴールが暮らした町としても知られる、ジョショールから北へ約90kmに位置するクルナ管区の北端、ポッダ川(ガンジス川)の支流ゴライ川のたもとに開けた小さな町、クシュティアにやってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11月29日(金)。5時過ぎにアザーンで目覚めさせられたジョショールの宿を7時過ぎにチェックアウトして、ハイコート・モールから7人も乗車してぎゅうぎゅう詰めの乗合い3輪車(20Tk=\27)で、空港近くのパルバリ・モール・バスターミナルに来ました。
このバスに乗ってクシュティアの町へ向かいます。
運賃120Tk(\162)。 -
ジョショールから3時間弱でクシュティアのチョウルハシュ・セントラル・バスターミナルの手前にある交差点付近に着きました。
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3差路の交差点付近にはなぜか戦車とジェット機のオブジェがありました。
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3差路交差点付近の道路沿いの、ちょっとした賑わいをみせる商店や食堂。
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じょうごに入ったジラピの生地を、器用にくるくる回しながら油の中に落とし込むオヤジさん。
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しかしこの淀んだ油を目にしてしまうと、ジラピを口にするにはかなりの勇気を要します。
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交差点付近の幹線道路から脇道に入ると、赤土の道の両側に商店が並んでいます。
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赤土の道の商店の一角で、バス移動の疲れを癒すべくチャーを飲んで一休み。
チャーと言って注文してもいくつか種類があるようで、ここのは単なる紅茶でした。
1杯4Tk(\6)。 -
一息ついたあと、リキシャを拾って町の中心へ向かいます。
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リキシャに乗ってやってきたのは、ホコリ舞う町の道路しか見えない貧相な2階建ての「リバー・ビュー」という名のホテル。
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1泊400Tk(\540)のFANシングル部屋。もちろんWiFiなどありません。
部屋の前の廊下にはたくさんのアリが這い回り、部屋の中では何匹もの蚊が飛び回る、そして使う気になれないシーツや毛布といったありさま。
またもや持参した電子蚊取りとシルクシーツの出番です。
ゴキブリ退治に持ってきていたハエ叩きは、壁にとまったりする蚊を叩くのにずいぶん活躍してくれました。 -
クシュティアの町も道路には土埃が舞い、マスクをしていてもホコリが鼻腔に入り込んできて私のか弱い喉を苦しめます。
空気の悪い旅先では、洗濯して何度も使え、コンパクトで顔にフィットする「京都くろちく」のガーゼマスクを愛用(3枚持参)していますが、バングラデシュの町歩きでは、鼻と口の呼吸する部分が当たる内側のガーゼが1日も使うと少し黒ずんできます。 -
そんな環境の中を毎日流して回るリキシャワラー、いったい彼らはどんな体をしてるんだ?
単に我慢しているだけなのか、それとも環境に適応するべく進化した呼吸器系を持っているのか。
とにかく私とは体の作りが違うな、と感心してしまいます。 -
ホテル近くのモザンプール交差点付近。
町の中心はそれなりに車やリキシャ、人も多く活気があります。 -
モザンプール交差点から西へ続く幹線道路は、バスや大型トラックがさかんに通ってホコリを巻き上げていきます。
喉をやられながらも、居心地の悪い部屋にいても仕方ないので町歩きするしかないです。 -
ゴライ川に沿って川の南側を東西に走るメインストリートのエヌエス通りを歩いていきます。
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これといった食べる所もなく、ガイドブックに載っていた「モウバン」という店に入って、チキンビリヤニとバングラデシュ版コーラのMOJO。
全部で195Tk(\263)ですが、味と内容からすると少し割高な感じ。モウバン アジア料理
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道端に並べられた、素焼きの壺に入ったドイ(バングラデシュのヨーグルト)。
これもとうとう食べずじまいに終わってしまいました。 -
エヌエス通り東端のボロ・バザールを左に折れてゴライ川の方へ歩いていきます。
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ゴライ川の方へ歩いていくと、ごみが散乱する赤茶けた道の両側に数軒の商店や食堂などが並び、ジラピを揚げている店も何軒かありました。
ヘルシー志向の人が見たら眉をしかめるであろう酸化した油をたっぷり含んだ超甘いジラピは、バングラデシュでも人気のスイーツ・スナックのようです。 -
何かの料理を作る店も薪を燃料としている所が多い。
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この店もジラピを揚げていました。
健康維持のための運動などという概念もその余裕もなく、スナック菓子やネタが古くてもごまかしのきく揚げ物、そして大量のご飯摂取などで、バングラデシュでは糖尿病を患っている人が多いとのこと。 -
ゴライ川に近づいてきました。
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ゴライ川の船着き場「グラ・ガット」の入口。
ガンジス川はバングラデシュに入るとポッダ川と名前を変え、このゴライ川もインドのガンジス川から枝分かれした川。
乾季なのでだいぶ干上がっていますがこの川を渡し船で対岸へ渡り、さらに東へ約10kmほど行った所に「クティバリ」という、アジア初のノーベル文学賞受賞者タゴールが住んでいた家があって観光名所にもなっていますが、今ひとつ気合いが入らず訪れるのをやめました。 -
ゴライ川からボロ・バザールに戻ってきて通りでリキシャを拾い、19世紀に活躍したバウルの聖人、「フォキル・ラロン・シャハ」を祀る、バウルの聖地・ラロン廟にやってきました。
ラロン廟(ラロン マジャール) モニュメント・記念碑
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ラロン廟の一角にはいつもバウルたちが集っているようで、この日も1弦琴のエクターラ(ektara)を手に歌い、楽器を奏でる一団がいました。
バウルは、「ベンガル地方に昔から存在する吟遊詩人、歌う修行者、およびその音楽」の総称で、ヒンドゥーや仏教、イスラム教の影響を受けつつも既成の宗教や慣習にとらわれず、バウルの詩や音楽などを通して神と人間との合一をはかり、精神の解放を目指す生き方でもあるそうです。 -
玉ねぎ型の小さなドームが乗っかった、バウルの聖人「フォキル・ラロン・シャハ(1774〜1890)」の廟。
中にはラロンとその母の墓があります。 -
ラロン廟の近くにある湖でMOJOを飲みながら一休み。
土ぼこりと町の喧騒から逃れ、開け放たれた空間と静寂のなかで心安らぐ思いがします。
右向こうには、風呂代わりに湖に入って体を洗う人たちがいました。 -
ラロン廟の前にはお土産屋が何軒かあり、バウルの楽器でシンプルな1弦琴のエクターラ(ektara)や、ドゥブキ(dubki)と呼ばれる太鼓などが売られていました。
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ラロン廟から30Tkでリキシャに乗ってクシュティア・コート駅に来ました。
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明日はバスでラジシャヒへ向かう予定ですが、一応鉄道駅を下見に来てみました。
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クシュティア・コート駅近くの踏切。
線路際にはやはり店があります。
別な場所の踏切の動画。
<クシュティヤの踏切>
https://www.youtube.com/watch?v=XbOCNxbDblc -
クシュティアの町で見かけた真新しいリキシャ。
蛇腹になった幌の部分には竹が使われています。 -
滞在ホテルの建物の中にある、客よりもサンダル履きの従業員の方が多い薄暗い店内の「パルキ」というレストランで夕食。
ミックスベジタブルスープ(100Tk)とライス(60Tk)をいただきましたが、まあそれなりの味で、野菜補給にはなりました。
明日はバスでラジシャヒに向かうつもり。
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