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山陰旅の三日目。<br /><br />出雲地方を巡る。<br /><br />奥出雲から神話の伝説に触れて、世界遺産の石見銀山を見て、出雲大社へ向かう。<br /><br />八本杉−斐伊神社−石見銀山−稲佐の浜−出雲大社−古代出雲歴史博物館−日御碕神社−出雲日御碕灯台−旧大社駅

山陰 歴史とロマンの旅 2

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2016/05/04 - 2016/05/04

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Wind99

Wind99さん

山陰旅の三日目。

出雲地方を巡る。

奥出雲から神話の伝説に触れて、世界遺産の石見銀山を見て、出雲大社へ向かう。

八本杉−斐伊神社−石見銀山−稲佐の浜−出雲大社−古代出雲歴史博物館−日御碕神社−出雲日御碕灯台−旧大社駅

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 八本杉<br /><br />スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、その八つの頭を埋め、その上に八本の杉を植えたと伝えらる。<br /><br />島根県雲南市の斐伊川の近くにあった。

    八本杉

    スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、その八つの頭を埋め、その上に八本の杉を植えたと伝えらる。

    島根県雲南市の斐伊川の近くにあった。

  • 斐伊(ひい)神社<br /><br />八本杉から近くの線路を挟んで向かいにあった。<br />

    斐伊(ひい)神社

    八本杉から近くの線路を挟んで向かいにあった。

  • 斐伊神社 社殿<br /><br />出雲風土記に出てくる古社。<br /><br />八本杉はこの社の敷地内にあったと思われえる。<br /><br />*出雲風土記は全国に5つしか残っていない風土記の内、最も完成されたもので、そのため、古代の出雲の様子や神話が分かる。

    斐伊神社 社殿

    出雲風土記に出てくる古社。

    八本杉はこの社の敷地内にあったと思われえる。

    *出雲風土記は全国に5つしか残っていない風土記の内、最も完成されたもので、そのため、古代の出雲の様子や神話が分かる。

  • 石見銀山資料館(旧大森代官所跡)<br /><br />9:30頃石見銀山に到着したが、観光地への車道は通行止めで、手前の駐車場も万社で入れなかった。<br /><br />運良く少し戻った所にレンタサイクルがあり、電動車2H/700円、P=無料の看板に飛びつく。

    石見銀山資料館(旧大森代官所跡)

    9:30頃石見銀山に到着したが、観光地への車道は通行止めで、手前の駐車場も万社で入れなかった。

    運良く少し戻った所にレンタサイクルがあり、電動車2H/700円、P=無料の看板に飛びつく。

  • 1987年、重要伝統的建造物群保存地区となった大森銀山地区の街並み。

    1987年、重要伝統的建造物群保存地区となった大森銀山地区の街並み。

  • ゆっくりした登坂を進む。電動サイクルで良かった。<br /><br />普通サイクル車は3H/500円

    ゆっくりした登坂を進む。電動サイクルで良かった。

    普通サイクル車は3H/500円

  • 下河原吹屋跡<br /><br />17世紀初頭の銀精錬遺跡。<br /><br />ここでは、鉛を利用した灰吹法と呼ばれる精錬法で銀を取り出していた。

    下河原吹屋跡

    17世紀初頭の銀精錬遺跡。

    ここでは、鉛を利用した灰吹法と呼ばれる精錬法で銀を取り出していた。

  • 有料施設の龍源寺間歩<br /><br />通り抜けの見学コースで思いのほか短い。

    有料施設の龍源寺間歩

    通り抜けの見学コースで思いのほか短い。

  • 世界TOPクラスの銀含有率1.7%といい、最盛期に日本は世界の銀の約3分の1を産出したとも推定される。

    世界TOPクラスの銀含有率1.7%といい、最盛期に日本は世界の銀の約3分の1を産出したとも推定される。

  • 石見銀山は、広くそれぞれの見学ポイントを見るにはレンタサイクルが最も良かった。<br /><br />(事前に調べてなかったので、サイクルがなければ、行くのを諦めたと思う)

    石見銀山は、広くそれぞれの見学ポイントを見るにはレンタサイクルが最も良かった。

    (事前に調べてなかったので、サイクルがなければ、行くのを諦めたと思う)

  • 清水谷製錬所跡<br /><br />間歩(坑道)のすぐ近くに製錬所は設けられた。<br /><br />ここは明治29年まで使用された。

    清水谷製錬所跡

    間歩(坑道)のすぐ近くに製錬所は設けられた。

    ここは明治29年まで使用された。

  • 無料休憩所も設けられていた。

    無料休憩所も設けられていた。

  • 五百羅漢・羅漢寺<br /><br />江戸時代、天領だったこの地に、銀山で働いていて亡くなられた方の供養や、労働者の安全のために羅漢寺が建立された。<br /><br />

    五百羅漢・羅漢寺

    江戸時代、天領だったこの地に、銀山で働いていて亡くなられた方の供養や、労働者の安全のために羅漢寺が建立された。

  • 小川を挟んだ寺向いの岩山に、三つの石窟が掘られ、その扉を開くとそれぞれに石で彫られた羅漢様たちが安置されていた。<br />

    小川を挟んだ寺向いの岩山に、三つの石窟が掘られ、その扉を開くとそれぞれに石で彫られた羅漢様たちが安置されていた。

  • 銀山を後にして、日本海に出て、稲佐の浜を目指す。<br /><br />この日台風並の強風で、海も荒れている。

    銀山を後にして、日本海に出て、稲佐の浜を目指す。

    この日台風並の強風で、海も荒れている。

  • 稲佐の浜の弁天島<br /><br />古事記、日本書紀に出てくる国譲り神話の舞台。<br /><br />出雲大社の神事もこの浜で行われる。

    稲佐の浜の弁天島

    古事記、日本書紀に出てくる国譲り神話の舞台。

    出雲大社の神事もこの浜で行われる。

  • 稲佐の浜から出雲大社まで以外に近く、1kmちょいであった。<br /><br />駐車場待ちの渋滞に並び、ようやく出雲大社に到着。<br /><br />

    稲佐の浜から出雲大社まで以外に近く、1kmちょいであった。

    駐車場待ちの渋滞に並び、ようやく出雲大社に到着。

  • 日本三大そば(戸隠そば、出雲そば、わんこそば)に来たので、早速、三段出雲そばを頂く。<br /><br />味、食感とも、通常自宅で食べるざるそばと同じであった。

    日本三大そば(戸隠そば、出雲そば、わんこそば)に来たので、早速、三段出雲そばを頂く。

    味、食感とも、通常自宅で食べるざるそばと同じであった。

  • 神楽殿の日本一と言われる大きな注連縄<br /><br />長さ13.5m 重さ4.4t

    神楽殿の日本一と言われる大きな注連縄

    長さ13.5m 重さ4.4t

  • ご本殿の西十九社を進む。

    ご本殿の西十九社を進む。

  • 右側にご本殿を望む。<br /><br />ここでの拝礼の行列が数十mは出来ていた。

    右側にご本殿を望む。

    ここでの拝礼の行列が数十mは出来ていた。

  • ご本殿の左奥にあった彰古館。<br /><br />有料資料館で、出雲大社のミニュチュアや資料が展示されている宝物館だ。

    ご本殿の左奥にあった彰古館。

    有料資料館で、出雲大社のミニュチュアや資料が展示されている宝物館だ。

  • ご本殿前の拝殿の注連縄

    ご本殿前の拝殿の注連縄

  • 銅の鳥居をくぐり、隣接する古代出雲歴史博物館に向かう。<br /><br />四の鳥居は、境内へと結ぶ銅鳥居

    銅の鳥居をくぐり、隣接する古代出雲歴史博物館に向かう。

    四の鳥居は、境内へと結ぶ銅鳥居

  • ムスビのご神像

    ムスビのご神像

  • 古代出雲歴史博物館

    古代出雲歴史博物館

  • 入り口を入ると、すぐ期待していた発掘された巨大本殿の柱を見ることが出来た。<br /><br />2000年に発見された、宇豆柱(うづばしら)だ。

    入り口を入ると、すぐ期待していた発掘された巨大本殿の柱を見ることが出来た。

    2000年に発見された、宇豆柱(うづばしら)だ。

  • その巨大柱を使用したと創造される模型。

    その巨大柱を使用したと創造される模型。

  • 4人の専門家による想像の模型が4つ展示されていた。

    4人の専門家による想像の模型が4つ展示されていた。

  • さらに興味を引いた展示は、荒神谷遺跡から大量に出土された古代の銅剣であった。

    さらに興味を引いた展示は、荒神谷遺跡から大量に出土された古代の銅剣であった。

  • また、加茂岩倉遺跡出土銅鐸(本物=国宝)もすごかった。

    また、加茂岩倉遺跡出土銅鐸(本物=国宝)もすごかった。

  • この奇妙な形の土器も初見であった。

    この奇妙な形の土器も初見であった。

  • 出雲大社正門の鳥居前に出てきた。<br /><br />これは二の鳥居で、勢溜(せいだまり)の木の鳥居。

    出雲大社正門の鳥居前に出てきた。

    これは二の鳥居で、勢溜(せいだまり)の木の鳥居。

  • 大社と反対側を見ると、やや阪になっていて、神門通りの手前の宇迦橋に堂々とそびえる大鳥居。<br /><br />これが一の鳥居だそうだ。<br />

    大社と反対側を見ると、やや阪になっていて、神門通りの手前の宇迦橋に堂々とそびえる大鳥居。

    これが一の鳥居だそうだ。

  • 勢溜の木の鳥居から、中へ入ると、珍しい下り参道になる。<br /><br />(これはブラタモリを見て覚えていた。成田山の参道も下り参道で同じだ)

    勢溜の木の鳥居から、中へ入ると、珍しい下り参道になる。

    (これはブラタモリを見て覚えていた。成田山の参道も下り参道で同じだ)

  • 下った先に三の鳥居があり、松の参道の鉄鳥居となる。<br /><br />これで駐車場から廻った為順序が違ってしまったが、出雲大社の4つの鳥居を見ることが出来た。

    下った先に三の鳥居があり、松の参道の鉄鳥居となる。

    これで駐車場から廻った為順序が違ってしまったが、出雲大社の4つの鳥居を見ることが出来た。

  • 野見宿禰(のみのすく)神社<br /><br />相撲の始祖とされる野見宿禰を祀る神社。

    野見宿禰(のみのすく)神社

    相撲の始祖とされる野見宿禰を祀る神社。

  • 出雲大社の巫女であった(学術的に決着がついていない)という出雲の阿国の墓<br /><br />かぶき踊りを創始し、このかぶき踊りが様々な変遷を得て、現在の歌舞伎が出来上がっているという。

    出雲大社の巫女であった(学術的に決着がついていない)という出雲の阿国の墓

    かぶき踊りを創始し、このかぶき踊りが様々な変遷を得て、現在の歌舞伎が出来上がっているという。

  • 再び日本海に出た。<br /><br />赤石鼻からの眺望。

    再び日本海に出た。

    赤石鼻からの眺望。

  • 日御碕神社の楼門

    日御碕神社の楼門

  • 上の本社

    上の本社

  • 本社本殿<br /><br />創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社、である事による。

    本社本殿

    創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社、である事による。

  • 出雲日御碕灯台<br /><br />113歳で現役の美しい灯台。

    出雲日御碕灯台

    113歳で現役の美しい灯台。

  • 平成10年に「世界の歴史的灯台百選」の一つに、平成25年に国の登録有形文化財に選ばれた。<br /><br />

    平成10年に「世界の歴史的灯台百選」の一つに、平成25年に国の登録有形文化財に選ばれた。

  • 旧大社駅<br /><br />出雲大社の南側の先へ進む。1990年大社線廃止に伴い廃止となった駅。<br /><br />2004年重文に指定され、観光施設になっている。<br /><br />今日はここまでで、宍道湖手前の道の駅 湯の川温泉まで走る。そこは日本三美人の湯で、足湯でくつろいだ。

    旧大社駅

    出雲大社の南側の先へ進む。1990年大社線廃止に伴い廃止となった駅。

    2004年重文に指定され、観光施設になっている。

    今日はここまでで、宍道湖手前の道の駅 湯の川温泉まで走る。そこは日本三美人の湯で、足湯でくつろいだ。

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