2016/04/29 - 2016/05/06
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kakinosukeさん
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せっせと陸マイルをためてもなかなか特典航空券が取れませんでしたが・・・・、ところがANAの国際線路線拡大の経営方針の恩恵を受けて、なんと幸運にもゴールデンウィークだというのにもかかわらず、成田〜ヒューストン間のファースト特典航空券を二人分往復でゲットできたのがこの物語の始まりです。
そして今年は結婚35周年記念の年なのでした。
とはいってもかつで家族でヒューストンには行ったことがあり、「どうしようかな〜」と考えていました。そこでヒューストンを起点にメキシコ湾を横断してメキシコのカンクンリゾートに行ってみようかという案を家内に話したところ、「独身時代に行ったことがある。」との一言で却下と相成りました。
ただ夫婦ともに飛行機は好きだったので、それならばと最終目的地をあの世界一危険なビーチ沿いに空港があるカリブ海のセントマーチン島はどうだろうかと提案したところ、「それいいね」と意外にもOKがでたのです。
で、なおかつ妻の誕生日をセントマーチン島で迎えられるというとても都合の良い日程となったのです。
ただし、ヒューストンからはセントマーチン島には都合の良い直行便がなく、アメリカン航空を使ってマイアミを経由してから行くことになりました。ただ、アメリカン航空はエコノミー席しか取れなかったし、荷物を預けた場合には恒例のロストバゲッジの心配もあったので、成田発から用意した荷物は自分で管理できる機内持ち込みサイズのキャリーバッグ1個とカメラバッグのみとするよう家内から指導を受けました。
まあ暖かい所に行くので着替えは下着2組、Tシャツ2枚、水着、UVカットウインドブレーカー程度ですので、余裕はあります。あと、必要なものは現地調達(なにせ文明国に行くのですからね)としました。
ヒューストンからは、まずユナイテッド航空ビジネスファーストでマイアミに飛び、そこで2泊してマイアミサウスビーチとエバーグレースを堪能した上で(米ドラマ;CSIマイアミのファンでしたので、もともとマイアミには行ってみたかったのです。)、その後アメリカン航空でセントマーチン島へ飛び、カリブの海と世界一危険なプリンセスジュリアナ空港の旅客機の発着を体感しようということになりました。
フォートラサイトで、皆様の情報を拝読し、どうせなら宿泊はオールインクルージブのソネスタオーシャンポイントにてゆったり過ごすことにしました。
ホテルの目の前をかすめて、海スレスレに飛来し、カリビアンブルーの浜辺に機影を写すジェット機を見たり、ジェットブラストを浴びたり、撮影したりして人生最高の贅沢旅行となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田空港のANAのファースト、ビジネス共用ラウンジ (ファースト専用は見つかりませんでした)で朝食はこれだけにしました。サラダだけは沢山食べておかないとね。離陸したら2時間でフルコースの食事が出ますし、その機内ではサラダをあまりたくさん食べれませんから(機内でもサラダのおかわりはできるようですが・・・)。
他にも色々あり、ちょこっとづつ味見してみましたが、「うーん、美味しいですが、それが何か?」っていう感想です。
広い窓の外にはANA機がたくさん見えました。 -
ファーストに乗ることで興奮していて、チェックインカウンターのファーストクラスに立ち寄って赤絨毯を踏むことを忘れ、そのままスルーしてファーストクラス専用ラウンジに入ってしまい、ラウンジの中でチェックインする羽目になってしまいました。キャリーバッグを機内持ち込みサイズに限定して荷造りしていたため、ラゲッジにファーストクラスのタグをつけてもらうこともできませんでした。というおっちょこちょいはご愛嬌。
成田空港からNH174便ファーストクラスにてヒューストンまで。ファーストクラスは満席でした(特典で取れたファースト2席!ワオ!ラッキー!)。11時間の旅でしたが座席は畳一畳分のスペースが確保されており、快適でした。まさに空飛ぶホテルです。
ベッド使用時も幅が広く、余裕で寝返りもうてました。胡坐をかいて、座ることも出来、ストレッチも自在です。まさに良い意味で空飛ぶ「座って半畳、寝て一畳」の世界です。 -
配られたサムソナイトの小物入れには各種アメニティー、ヘッドホンはソニーのノイズキャンセリングヘッドホン。
木製の囲いに覆われているので窓際であっても離着陸時は外を見るにはかなり前のめりにならないといけませんでした。
サイドボードにはプッシュオープン式の小物入れが多数ありましたが、正面モニターの下に広い足置き場があるので使いませんでした。 -
座席の足元もゆったりです。大股に足を開いても両隅に届かせることはできません。かなりの股裂きになります。
奥に見える白いものがファーストクラス専用の機内ウェアです。食後に着替えることにしました。 -
充電タップ(ユニバーサル電源、USB電源)も完備。ただし上空1万メートルに達してから使用可との事でした。
-
モニターではなんと!、「水曜どうでしょう」も見れました。どうでしょう藩士としてはうれしい限りです。
勿論、行きと帰りの内容は異なっていました(行きはオーストラリア縦断、帰りはジャングルリベンジ)。
この番組をエンタメシステムに入れた人物もコアな藩士なのでしょう。この人物がいる限りANAの国際線のエンタメシステムには「一生どうでしょう」が搭載されることでしょう。続けてくださいね。 -
まずはオレンジジュースから(お酒が飲めないので)
ウェルカムシャンペンではないのでファーストの価値が半減か?
他に幻の高級酒も飲み放題だというのに・・・・
では、食事で頑張るかというと・・・
ファーストクラスに乗るお客さんにはそんなに食べる人はいないみたいです。そう言った人たちは普段から良いものを沢山食べたり、飲んだりしているはずなので元を取ろうなんて人はいんですよね。むしろ普段の忙しい生活から逃れて、現地に着くまでゆっくり静かに休んでいたい人が多いのではないでしょうか。
そう信じたいです。
ファーストに乗るということはそういう人生を送っていることなのではないかと考えさせられました。 -
先付、炭酸水とともに
-
エビ、雲丹、菜の花などの前菜
味よし、量良しです。 -
お寿司的、お刺身的なもの。機内食では生ものは出せないので多少炙ってあります。
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鱧のお吸い物。旨し!!!
ああ、日本人でよかった。お吸い物の旨さを感じれる文化に生まれて・・・ -
主菜と御飯と付きあわせ
普段の食事はこれだけぐらいにしておけば健康にいいのにね。
足りなければカレーやらラーメンやら・・・・・多種類の一品料理があります。
でもすべて注文して食べ切れるとしても、CAさん達にいちいち注文するのは恥ずかしいので、できません。
ビジネスクラスなら、ギャレーにお菓子やらなにやら置いてあって勝手に持ってこれるのに、ファーストクラスにはそんなギャレーは無く、いちいち「あれをください。これもください。」なんてCAさんに言いづらいですよね。 -
デザートまで来てかなりお腹いっぱい。。要りませんと言っても、「是非にともどうぞ召し上がってください。」と言われれば、本来好きなものなので断りきれません。
でも「もっとほかのデザートも召し上がってください。」と言われましたがさすがにお断りしました。
このアイスなら3杯はいけるのに・・・あとケーキも・・・フルーツも・・・
羊羹も・・・ -
リクライニングして、足元は広々(足のむくみ防止の弾性ソックスを履いております。)この後機内ウェアに着替えました。
着替えて戻ってくると、座席は両サイドのアームレストも収納されていて、広々としたベッド仕様に変わっていました。
(その後、機内ウェアは持ち帰り、もちろん滞在先のマイアミのホテルの部屋着として活躍しましたが、後日談あり。)
着替えた服はCAさんが丁寧にハンガーにかけて預かってくれました。
ああ、念のため解りやすいブランドロゴ付のブレザーとベルトをしてきてよかった。
着陸前に着替え、ホテルでパジャマ代わりに使おうと持ち帰りましたが、家内曰く「そういう機内服を持ちかえるのはファーストの客として恥ずかしいからやめなさい」とたしなめられて、マイアミのホテルをチェックアウトする際、自主放棄しました。 -
間食は「お好きな時に客室乗務員にお申し付けください。何時でも何度でもお持ちいたします。」って、いちいちお願いしなくてはいけないのです。
つまりギャレーに置きっぱなしになっていて自分で勝手に自由に取りに行くなんてことはできないのです。あくまで持ってきてもらわなくてはいけないのです。
ビジネスのギャレーにあるものは、勝手に取りに行って食べれるのに(特に大好きなB級グルメ的なお菓子やスナックなど)、ファーストとビジネスの間には薄いけど決して通過できない鉄のカーテンがバシッと張られているのでビジネスのギャレーまで取りに行くことはできませんです(ショボン)。
「上から下まで全部!」って言いたいけど、妻の目もあるし、そもそも食べ放題のお店に通うような客はファーストには乗りませんみたいな雰囲気が満ち満ちています。まわりにもそんな乗客はいませんでした。
それでもCAさんたちは熱心に、丁寧に勧めてこられるのです。
でも「いいえ、もうお腹いっぱいなので結構です。ペットボトルのお水だけください。」って言うのも自分的にはなかなか渋くてかっこよかったかなー、とも思っております。
「いやー、この程度のものは普段から食べ尽くしているので、飛行機に乗っているときぐらい、プチ断食したいぐらいです。」なんて言いはしませんが、やせ我慢の美学ですかね。 -
着陸2時間前になって、最後に鯛茶漬けを一杯だけいただきました。これもむりくり「是非、召し上がってください。」と勧められました。
マイアミで美味しいシーフードをいっぱい食べる予定でしたが・・・
胡麻だれとだし汁でいただきます。結構なお味でした。
他にも続けて何でも提供しますとの事でしたが、「ファーストの客はがっつかない、元を取ろうとしない。」という基本方針を貫きました(正規運賃を考えたら、食事で元を取れるなんて不可能ですよね、ご共感ください)。しかも食べれるだけ食べたらかなりのオーバーカロリーになりますし、カッコ悪いですよね。
(普段はバイキング料理なら2周りはしますが・・・)。 -
ヒューストンで3時間の乗り継ぎでユナイテッド航空ビジネスファーストクラス席でマイアミへ。夕方着です。眼下にエバーグレース大湿原(実は河だそうです)が見えます。
明日はここを観光予定です。 -
UNITEDビジネスファースト席(ただしヒューストン空港でユナイテッドクラブラウンジは使えませんでした)。
ビジネスファーストの客でも使えるようにしてほしいですね。
アメリカの厳格な金権階級社会はやはり今でもかなりのものです。 -
UNITEDビジネスファーストの食事。
サーモンとサラダです。
お味はまあまあ。評判ほど悪くはありませんでした。もっともANAのファーストと比べてはいけませんがね。 -
着陸前に提供されたホットクッキー。これが意外とおいしかった。
アメリカ人ってクッキーを温めて食べる食文化があるのです。
マイアミのスーパーに行ったら、冷凍庫の中にこの類のクッキーをいっぱい売ってました。 -
乗ってきたユナイテッド航空A320。
快適な2時間半の空旅でした。 -
マイアミ空港の鉄道駅の自販機でEASYチケットを買って(紙製のタッチ式カード)、サウスビーチ行バス(150番)乗り場(10番)へ。
10番乗り場には観光客がいっぱい並んでました。暑かったのですが、大型扇風機が回っていて、それにあたっていれば快適でした。
バスは地下鉄やタクシーと違って高い所から街を見渡せるので、海外旅行ではよく使います。
目的のホテル近くのバス停までは40分ほどでした。 -
昔からお世話になっている旅行社の方にお願いして、お勧めのBetsy South Beach Hotelのツインベッドルームを予約して行きました。
ここはサウスビーチ沿いの賑やかな通り(オーシャンドライブ)の北の端にあり、とても静かで落ち着きがあり、フロントの人たちの対応も上品で丁寧で親切で、素晴らしかったです。
サウスビーチの南の中心部のホテルでなくてよかった・・・・そのあたりの騒ぎは夜半になっても半端なく凄かったですから。 -
2階の部屋です。窓の外にはオーシャンドライブ通りの向こうに公園があって、その先にマイアミのサウスビーチがあります。
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ホテルのルーフバーから見えるヤシの木の向こうに海が見えます。
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ディナーは前もって予約しておいたサウスビーチの中心部にある「アバロン」で、ストーンクラブ、リブアイステーキなど(某局の深夜のビーチ情報番組で推薦されていたところです)。
まあまあのお味でした。外れではないけど、騒々しくて排気ガスやゴミ臭かったです。 -
ストーンクラブの盛り付けはオシャレ。なにせ歩道上にあるオープンテーブルなので照明は暗いので闇鍋状態です。だから氷の中にLED照明が入れてあるのですね。お洒落な盛り付けです。
ただし一本2500円です。 -
追加オーダーしたリブアイステーキ。期待していなかったのですが、なんとこれは今までアメリカで食べたステーキの中で一番おいしかったです。適度な脂身、炭火焼された香ばしさ、ステーキソースなどなど。
ニューヨークの某有名ステーキ店で食べたものがあまりにも期待外れだったのですが・・・・
マイアミのフードは総じてレベルが高いことが翌日の夕食でも証明されました。 -
超有名なクラシックカーを看板にしたレストラン・アバロンの全景です。
歩行者も、車で行き来する人たちも立ち止まって写真を撮ってました。
勿論我々も。 -
オーシャンドライブ、アールデコ地区。典型的な観光向け繁華街です。パトカー(MIAMI BEACH POLICEです、ドラマのCSI;マイアミに出てくるMIAMI DADE POLICEではありませんでした。)も往復してパトロールしており、赤ちゃん連れの若い夫婦や女性一人歩きも目に付きました。ここを外れない限り安全ですね。
歩いてホテルに戻り、おやすみなさい。
明日はエバーグレース観光です。
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