2014/04/29 - 2014/05/05
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sacha333さん
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こんにちは。
少し前ですが、2014年のG.W.にインドを旅行してきました。
訪れた都市は、主に「デリー」「バラナシ」「アグラ」「マトゥラー」。
時間と移動費の節約のため、町々の移動は主に寝台列車を利用したため、
結果的に列車旅行の趣が強くなりました。
7日間という短い日程でしたが、そのうちホテルで休んだのは2泊だけ。
気温が40度を超える時期でもあり、体力的には結構ハードでしたが、
本当に見どころ満載の国でした。
(少し前になるので、写真は少な目、情報も古めです。ご容赦下さい)
さて、今回は旅の後半~アグラ&マトゥラー編~です。
旅程
4/29:午後関空発。上海に半日滞在後、深夜便でデリーへ
4/30:未明にデリーin、終日デリー観光、夜に寝台列車でバラナシへ
5/1:早朝バラナシ着、終日バラナシ観光
5/2:終日バラナシ観光、夜に寝台列車でアグラへ
5/3:早朝アグラ着、終日アグラ観光
5/4:マトゥラー観光後、夕方にデリーへ移動、深夜にデリー発
5/5:午前上海in、上海に半日滞在後、夕方上海発、深夜に関空着
なお、前半~デリー&バラナシ編~はコチラ
http://4travel.jp/travelogue/11129048
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 1.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
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さて、今回は旅の後半〜アグラ&マトゥラー編〜です。
バラナシからアグラへの移動は、再び寝台列車の3等車。
明け方アグラ駅に到着。
ホテルに荷物を預けて観光開始。
最大のハイライト「タージマハル」の前に、まずは「Agra fort(アグラ城)」。
ムガール帝国全盛期に建てられた城砦。保存状態はかなり良い -
ここは、タージマハルを建立した5代皇帝シャー・ジャハーンが
晩年に幽閉されていた場所でもあります。 -
帝位を追われこの塔に幽閉された彼は、この塔から、遠くに望む
亡き妻が眠るタージマハルをどのような想いで見守り続けたのだろう。。。 -
城郭の内部はとても緑豊か。
かわいいリスがたくさんいる。 -
さあ、いよいよタージマハル。
多くの観光客が、ぞろぞろと門をくぐります。 -
外国人も沢山ですが、遥かにそれ以上にインド人が多い。
外国人目当ての自称ガイドもわんさか。
ちょっと立ち止まっただけで、「チケットはあるか」「そのチケットでは入れない」「そのチケットでは3時間並ぶ」「俺とくれば5分で入れる」「お金はいらない」等々、言葉巧みに近寄ってきますが、ほとんど嘘です。騙されてはいけません。
外国人は入場料が高い分、別レーンに並んで入場できますので待ち時間はほとんどなし。
この門を抜ければタージマハル。。。
胸が高まります。 -
門の出口に差し掛かると、ついに純白の霊廟が現れます。
-
完全なシンメトリー。圧巻の美しさ。
400年近く前に建てられたものとは到底思えません。 -
近づけば、より巨大さが際立ちます。
総大理石の霊廟とミナレット。
日が高くなり、今日も暑くなってきました。
じっくり鑑賞した後、いったんホテルに引き上げます。 -
ホテルで休憩後、夕方、再出発。
トゥクトゥクに乗って、タージマハルからヤムナー河を挟んだ対岸にある「Mahtab bagh(マターブバーグ)」という公園にやってきました。
午前中に訪れたタージマハルは黒山の人だかりで騒々しかったですが、ここは人影もまばら。
暮れゆく夕日のなか、対岸のタージマハルを眺めていたら、時間が過ぎるのを忘れます。
贅沢な時間。。。
シャージャハーンは、本当はこの場所・タージマハルの対岸に自分自身の霊廟をを建立し、すぐ近くで最愛の妻を見守り続けるつもりだったそうです。
そのため、ここには立派な基礎工事が施されていました。
しかし、息子に帝位を追われAgra fortに幽閉された彼は、その夢を叶えることなく亡くなりました。 -
この場所は本当にオススメです。
特にゆっくり写真を撮りたい方には。
個人的には今回の旅で最もフォトジェニックな場所。 -
さて、翌日は、タクシーを手配して郊外の「Fatehpur sikri(ファテープルシークリー)」を訪れます。
3代皇帝アクバルの時代、わずか十数年間だけ都が置かれた場所。
イスラムとヒンドゥーが融合された独特の建造物が並びます。 -
とても広い城郭です。
隅々まで見て回るとあっという間に数時間。 -
午後は、アグラからデリーの間にある、マトゥラーという街へ向かいます。
マトゥラーも仏教聖地のひとつ。
ヒンドゥーの代表的な神・クリシュナの生地でもあります。 -
私の持っていた13年版の歩き方では、1ページ分だけコラムページで触れられていましたが、あまり知られていないのか、外国人の観光客はほとんどいません。
写真の上部にも写っていますが、人間の数以上に、猿が多い街。 -
何かの祭礼が行われていました。
このあたりは特に外国人が少ないのでとても注目を浴びます。
失礼の無いように遠巻きに見学。 -
この町には様々な趣の寺院があります。
おそらくそれぞれ建立された時代が違うのでしょう。 -
この人は先ほどの写真の寺の境内で声をかけてきた男性。
外国人が、自分の町の歴史ある寺院を見てどう感じるのか、とても興味があるとのこと。
拙い英語で恐縮ですが、率直な感動を伝えました。 -
旅もいよいよ終わりです。
夕方、車でデリーへ移動します。
これは車内から見た夕日。
旅で目にした様々なものに再度思いを馳せながら、highwayをひた走る。
〜総括〜
長い間、ずっと行きたかったインド。
7日間という短い間でしたが、バラナシやアグラなど、北部の代表的な場所を速足で訪れることができました。
この旅行記を書いているのは、早いもので旅行から帰って丁度2年後。
その間、私がインドを少し旅した経験があると聞いた色々な方から、自分もいつかインドに旅行してみたいのだと聞かされました。
私自身もずっとそうでした。
インドへ発つ前、ある人から聞いた言葉に、「インドは、行きたい時に行くのではなく、呼ばれた時に行く国だ」という言葉がありました。
そのときは単なるキザな言葉遊びだと聞き流していましたが、あれから2年が経ち、今思い返すと、何となく言っていることが分からなくもないなと思えるこの頃です。
月並みですが、早朝のガンガーで、ガンジス河の上からガートを眺めた時に感じた、
生と死、浄と不浄、美と醜、善と悪、人間と動物、それらが全て一つであるようなあの感覚は、
この2年間、私生活で色々な出来事を経験するなかで私の根本のところを支えてくれているような気がしています。
そういう意味では、私はあの時に「インドに呼ばれた」のかもしれないなぁと感じたりもします。
近いうちにまた訪れてみたいと思っています。
今度は南インド、西インドを旅するつもりです。極力過ごしやすい季節に。。。
以上
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