山形～神戸　お彼岸墓参旅行　犬と一緒に行くフェリーの旅

2016/03/17 - 2016/03/24

　義父が亡くなって３年目、神戸で独り暮らしをする義母が、わが家で飼い始めた犬に会いたいというので、ちょっと早めだが、３回忌がてら親孝行に行くことにしました。
　さて、神戸まで犬連れで行くとなると、陸路を行っても往復共に途中１泊する必要があります。体力的なことを考えれば、けっこうきつい。そこで、仙台港から名古屋までフェリーを使うことでした。家内は20時間も犬が独りでドッグハウスなんてかわいそうと心配してましたが、案ずるほどではなかったようです。
　太平洋フェリーは往復とも『いしかり』に乗ることができ、なじみやすかったようです。行きはドッグハウスはウチの１頭だけでしたが帰りはボーダーコリーと２頭だったのも良かったです。
　人の方は仙台は、昼に乗船なので乗船するとすぐに入浴、ビールをプシュとあとは20時間あまりの船旅をのんびり楽しめます。
　今回は、墓参旅行なので観光はほとんどなし。船旅の旅行記になります。

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

　仙台のフェリーターミナル、受付待ちです。

　仙台港フェリー埠頭　こんな感じで乗船を待ちます。
　ここも、３・１１ではひどい状態になりました。

　乗船待ちです。仙台の場合、ペットを乗せる車は最後の積み込みになるようでした。

　太平洋フェリーで一番新しい”いしかり”全長199m

フロントのある５階ホール

５階〜７階吹き抜けの展望エレベーター

１等客室ツイン＋１が泊まれます。シャワー、トイレ付き
往復ともアウトサイド（窓あり）にしました。快適

部屋のカードキー

　”いしかり”のドッグハウスです。下段の一番奥「特大」を往復使わせてもらいました。
　白赤のクレートは、今回の旅のために準備した航空機対応でキャスターつきのものです。

ドッグハウス特大ケージと秋田犬”銀河”
銀河のサイズが26kg、体高45cm、頭の高さ、70cmぐらいだから
十分。ひろびろです。

ドッグハウスの外、デッキになっていて、海が見下ろせます。
犬は初のことなので、怖がっていた。
デッキの高さがビルの５階(15m)ぐらいあるので、怖いだろうなぁ。

　ウチの秋田犬”銀河”とドッグハウス前のドッグスペース。海が、15ｍぐらい下に見えるので、はじめは怖がって出てきませんでしたが、慣れるとわが物顔です。

　ウチを出る時は、フェリーではきっと餌は食べないと思ってましたが、なぜかガツガツ食べる。
　太平洋フェリーは一応中型犬までとなってますが、特に何ということなく乗せてもらえました。
　日本海フェリーは、ドッグハウスのケージが小さいのでちょっと無理かな？ケージを手に持ってとか車内置きはだめとか条件が厳しい。料金もかかるようだった。

Ａ寝台通路。
この突き当たりが、ドッグハウスのあるデッキ扉

ドッグハウスのあるデッキの入り口。
ドッグハウス専用のようになっています。

　いしかしはドッグハウスのすぐ近くにコインランドリーあり。マットや雑巾を洗えて便利。洗剤は持っていこう。

　犬が落ち着いたら、展望風呂に！
いいっすヨ。

風呂から上がると、
津軽三味線
お昼のミニライブ　をやってました。

晩ご飯はバイキングおとな￥２０００

　夕食、こんな感じ。子どもにはうけがいい。
２食続けてはなぁー

　朝食を終えた頃に、名古屋のトリトン？っていうのかな。
伊勢湾岸自動車道のブリッジです。
まもなく名古屋到着

伊勢湾岸自動車道から新名神自動車道へ入ると間もなく土山SA
ほんとに土山があるのには驚いた。

神戸の実家到着。
さっそく庭に出すと、もうわが家のよう。
途中の公園では、がまんしていたウンチを３回もした。
船の中ではウンチはしなかった。

お彼岸墓参旅行なので、義父さんに弔意を表してます？？？
大きな室内犬

朝の散歩、近くの鈴蘭公園

墓参りに行きました。都市部ならではのお墓の団地。
西神墓園　遠い・・・

馴染みになってしまった鈴蘭公園

あっという間に帰る日になりました。
お母さん寂しくなりますが、山形へもお越し下さい。

阪神高速神に入りました。いい天気です。
大津SA
大津サービスエリアのインフォメーションで、ＳＡのドッグラン情報を聞いたら、大変親切にガイドしていただきました。

大津AS　うしろは琵琶湖

阪神高速　黒丸SA
都市部の近郊の高速道路にはドッグランがある

黒丸SAのドッグラン

新名神高速道路の御在所SA
ここのドッグランと設備がいいと大津SAの案内所で教えてもらった。

ドッグランで休む。秋田犬”銀河”はあんまり走らない。
後ろに柴犬が来たが、秋田犬の大きさにびっくりして入ってこなかった。

走らない。秋田犬”銀河”
が、モリモリ　ウンチをする。

こうしてみると、足が長い。
”銀河”１歳１ヶ月

名古屋フェリーターミナル

このゲートから乗ります。
北海道行きのコンテナが１番早く乗船する。
仙台下船の犬を乗せた私は最後だった。

帰路の夕食は、高速のSAで弁当を買い、夕食としました。
バイキングは飽きる。
写真は往路で見逃したナイトショー
こういったものがただなのが嬉しい。

朝食も、こちらのヨットクラブでとりました。Ａ、Ｂ２つのモーニングがあります。ダイナーのサントリーニは１０００円なので、半値ぐらい。

船に乗ってると、気になるのが、今どの辺？スマホの電波は時々入るけど、ほぼ圏外です。

「今どこ？」で見ていたら、福島原発のすぐ近くを通る。これはその写真。
たぶん、太平洋フェリーは、震災の日福島沖を航行中地震に遭って、津波も海上でやり過ごしたのかと思うと何か落ち着かない気持ちになりますね。

姉妹船”とね”です。

仙台港に着きました。”いしかり”の３号船底です。
この積み下ろしが大変。

仙台フェリーターミナル
無事つきました。やっぱり、犬はご飯は食べるが、ウンチは船ではしませんでした。
また次回も、犬と一緒にフェリー旅してみたいものです。