2016/04/09 - 2016/04/09
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cloud9さん
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今日はバルセロから列車で1時間で行けるタラゴナに行ってきました。タラゴナには古代ローマの遺跡が数多くあり、円形競技場、楕円競技場、長官公邸、城壁等が保存されています。さらに最大の見せ場は悪魔の橋の異名を持つローマの水道橋です。歩いて渡れるということで、実は今回のスペイン行きの最大の目的です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルを10時ごろに出て、メトロでバルセロナ サンツ駅に向かいます。券売機で11時発のTL1111のチケット購入。19.40ユーロ。5分前ですが改札がちょっと遠い11番です。急いで11番ホームに向かいます。
全席指定ですが、たまたま4席で1人だったのでゆっくりできました。
TL1111はバルセロナを出たら次の駅がタラゴナです。 -
1時間きっかりでタラゴナ駅に到着。
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駅を出て右に進みます。
タラゴナ駅 駅
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階段と坂道を上がると地中海のバルコニーに出ます。
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ここがランブラ・ノバ。タラゴナのメインストリート。
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地中海のバルコニーから円形競技場の遺跡が見えます。
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早速円形競技場に行ってみます。
円形競技場でコンビチケット売っていたので購入。7.40ユーロ。円形競技場、楕円競技場と長官公邸、城壁、さらにフォーラムに入場可能。ローマ円形劇場 (競技場) 史跡・遺跡
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円形競技場かなり小さめ。キャパ1000人ぐらいでしょうか。
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片側は座席が残っていますが、反対側は跡形もないので、本来はもっと大きかったのかも。
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アリーナには教会の廃墟が残っています。
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円形競技場を出て、階段を上ると塔と城壁があります。これが楕円競技場です。
プレトリとシルク ローマ 城・宮殿
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残念ながら残っているのは楕円の端っこ部分のみです。楕円の横幅は310メートルあったようですが、現在はほとんどの部分が住宅になっています。
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バックヤードのトンネルは100メートルぐらい残っています。ここの1つの部屋にモニターと席が20席ぐらい用意されており、楕円競技場と長官公邸の説明ビデオがエンドレスで流れています。5分ぐらいなので2度見ました。
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楕円競技場から地下でそのまま長官公邸に入ることができます。長官公邸内部は博物館になっています。屋上から円形競技場を見たところ。
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カテドラル方向
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北側。ローマの水道橋があるはずですが見つけられず。
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長官公邸を出るときに見つけた、ローマのシンボル、カピトリーの雌狼のコピー。スペインのローマ遺跡には必ずあるようです。
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長官公邸をでて、城壁をたどりながらグルッと回って考古学の道の入り口に進みます。ただ途中で住宅があり進めなくなって市街地を進むことになります。
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途中カテドラルのそばを通ります。時間の関係で外観写真のみ撮りました。帰りに時間があれば寄ろうと思います。
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さらに5分ぐらい歩いてやっと考古学の道の入り口に到着。実は長官官邸から真横に進んでいればすぐだった。まあ寄り道するのも観光の醍醐味でもある。
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もともと城壁は旧市街を囲むように4500メートルあったそうですが、現在は1100メートルのみ残っています。残りは直近200年の間に消えてしまったようです。
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入り口入ってすぐの城壁が最も古い城壁の一部です。
BC2世紀
一番下の土台部分がオリジナルのようです。 -
手前部分の城壁は16世紀のものだそうです。
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考古学の道の中間あたりに、アウグストゥスの銅像があります。
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アウグストゥスの銅像の少し先にあった Archbishop tower
BC2世紀
土台部分が2世紀で、大きく3度ぐらい修復されているようです。 -
ここにもローマのシンボル、カピトリーの雌狼のコピーがありました。
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考古学の道の出口付近にあるミネルバタワー。
BC2世紀
修復時にいろんな材料が使いまわされています。
この先に考古学の道の出口がありますが、次はローマの水道橋に向かうためインペリアル・タラコ広場に向かう必要があり、インペリアル・タラコ広場へは入り口のほうが近いため、逆戻りして入り口から出てきました。 -
考古学の道を出て、インペリアル・タラコ広場に向かう途中の歩道に普通に遺跡があります。
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その横に城壁の遺構がありますが、民家になっていました。
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インペリアル・タラコ広場には30分ぐらいで到着。5番か85番のバスを待っていると85番のバスが来ました。バス代1.50ユーロ。バス停で確認したところ、目的のPont del Diableまで8駅です。で、バス停の数を数えながら進んでいくと、途中でバスの運ちゃんがバス停じゃないところで止まって、ここがPont del Diableに近いからここで降りろ、バス停はこの先になるから、帰りはそこまで歩け、と言って降ろしてくれました。
どうやら車専用道路から公園の駐車場の入り口のようです。 -
ここはPont del Diable公園となっています。
キャンプ場にもなっているようです。 -
Pont del Diableこっち、の表示を見ながら進みますが、ちゃんとした道がなく獣道のようなところを通ります。
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で、道なき道を歩いて5分ぐらいでPont del Diableがいきなり出てきました。観光客ほとんどいません。
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スペインではセゴビアの水道橋に次ぐ規模だそうです。立派です。
悪魔の橋 (ラス ファレラス水道橋) 建造物
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Pont del Diableのトップ部分が歩道になっており、歩いて渡ることができます。
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中央部分まで歩いて、下を撮ったところ。こんな影の絵はそうそう撮れるものではない。
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逆側。下に道があるようです。
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Pont del Diableを渡りきりました。
下から写真を撮るため下に降りますが、日のあたるこちら側にはちゃんとした道がありません。反対側には広いスロープがあるのですが、逆光のためちょっと無理してこちら側から降りていきます。 -
照明施設があるので、夜はライトアップされているっぽい。
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真下まできました。
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Pont del Diableだけで100枚ぐらい写真撮りました。
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無料でこんなに楽しめたので大満足です。ここから公園をぶらぶらしながら、公園の入り口に向かいます。
で、バスの停車場所を探しますが、なんと車専用道路のガードレール脇にぽつんとバス停のポールが立っています。特にベンチもないし、ガードレールに切れ目もありません。
で、バスの時間を確認していると、ちょうど5番のバスが来ました。手を上げてバスを止めましたが、ガードレールをまたぐ必要がありました。
きっと、バスで来る人はほとんどいないんですね。 -
循環バスなので、タラゴナ市内には直接戻らずに、住宅地をぐるっと回ってタラゴナ市内に戻ってきました。30分位かかりインペリアル・タラコ広場に到着。そこから20分ぐらい歩いてフォーラムに到着。街中に忽然と現れます。
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もともと1区画だったところの真ん中に道が作られて、2分割にされています。
フォーラム ローマ 史跡・遺跡
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フォーラムでこの柱が一番状態良く残っていました。
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円柱の断片が結構残っています。
バシリカのあとのようです。 -
Tabernaeとなっていますが、なんだかわかりませんでした。
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道路に橋が架かっており、隣のブロックに行けます。
こちらにはあまり目立ったものは残っていませんでした。 -
倉庫あとのようです。
17:00近くになったので、駅に戻ることにします。 -
フォーラムから10分歩いて駅に戻ってきました。
バルセロナ サンツ駅行きのREが17:26にあります。8.05ユーロ
REなので途中4つぐらい駅に止まりますが、1時間ちょっとで帰れます。朝もREを選んでくれば半額でした。
ただし、REの到着が30分以上遅れています。なので、1本前のREが30分送れてやってきたのですが、超満員で乗れず。どうやらあとでわかりましたが、小学生が団体で乗っていて、それで遅れたようです。
で次のREを待って乗り込みました。満員でしたが、何とか席を見つけて座りました。列車はこれ以上は遅れることなく約1時間でサンツ駅に到着しました。
タラゴナはローマ遺跡がおおく残っており、またローマの水道橋を歩いて渡ることもできて大満足です。バルセロナからも1時間でいけることからお勧めです。
明日は帰国ですが、時間があるのでガウディ建築を回って、空港に向かうつもりです。
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