博多旅行記(ブログ) 一覧に戻る
能古島博物館。<br />とても小さな博物館ですが、館内から見える景色もきれいです。<br /><br />博多で生まれた「サザエさん」の逸話<br /><br />福岡の歴史、特に第二次世界大戦後、中国や韓国から帰国する引き上げ船の歴史。<br />漫画家のちばてつやさん、赤塚不二夫さん、山田洋二監督は博多に引き上げてきたのだそうです。俳優高倉健さんは終戦を博多で迎えたのだそう。<br /><br />40年ほど前、世界で初めて太平洋をひとりで往復航海した牛島竜介さんの記録。<br /><br /><br />能古出身画家 多々羅 義雄さんの作品展示<br /><br />昔、博多湾で福岡藩の藩米を廻送した千石船の模型展示など。<br /><br />知らないことばかり・・・とても勉強になりました。

能古島 2 能古島博物館 島の人たちの誇りを感じました

41いいね!

2016/03/21 - 2016/03/21

799位(同エリア5516件中)

2

41

konomi

konomiさん

能古島博物館。
とても小さな博物館ですが、館内から見える景色もきれいです。

博多で生まれた「サザエさん」の逸話

福岡の歴史、特に第二次世界大戦後、中国や韓国から帰国する引き上げ船の歴史。
漫画家のちばてつやさん、赤塚不二夫さん、山田洋二監督は博多に引き上げてきたのだそうです。俳優高倉健さんは終戦を博多で迎えたのだそう。

40年ほど前、世界で初めて太平洋をひとりで往復航海した牛島竜介さんの記録。


能古出身画家 多々羅 義雄さんの作品展示

昔、博多湾で福岡藩の藩米を廻送した千石船の模型展示など。

知らないことばかり・・・とても勉強になりました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0

PR

  • アイランドパークからバスに乗って・・・

    アイランドパークからバスに乗って・・・

  • 坂道を下ります

    坂道を下ります

  • 大根の花

    大根の花

  • のこのしまアイランドパークから10分ほどで着きました。<br />

    のこのしまアイランドパークから10分ほどで着きました。

  • 入口には船の模型が・・。<br />東野明夫さんがお造りになったものだとか

    入口には船の模型が・・。
    東野明夫さんがお造りになったものだとか

  • 関係ないのですけど、カラヴァッジョ展のポスター。<br />この絵、いろんなところに出張するようで、20年前にイタリアのクレモナで見たことがあります。<br /><br />懐かしいなぁ〜〜〜。

    関係ないのですけど、カラヴァッジョ展のポスター。
    この絵、いろんなところに出張するようで、20年前にイタリアのクレモナで見たことがあります。

    懐かしいなぁ〜〜〜。

  • 金印の鑑定を行った亀井南冥の紹介

    金印の鑑定を行った亀井南冥の紹介

  • 金印の詳細が書かれていました。

    金印の詳細が書かれていました。

  • 福岡は珍しく藩校が2つあり、ライヴァルとして競い合ったのだそうです。<br />ひとつは今も福岡県下で最も優秀な修猷館高校。<br />もう一つは今はなくなりましたが、亀井南冥が校長を務めたのだそうです。

    福岡は珍しく藩校が2つあり、ライヴァルとして競い合ったのだそうです。
    ひとつは今も福岡県下で最も優秀な修猷館高校。
    もう一つは今はなくなりましたが、亀井南冥が校長を務めたのだそうです。

  • 館内

    館内

  • 島にある古くからの慣習を紹介しています。

    島にある古くからの慣習を紹介しています。

  • 白髭神社に奉納された船の模型。

    白髭神社に奉納された船の模型。

  • 江戸時代 博多湾を回旋していた商業船。<br />能古島は廻船業でかなり潤っていました。<br />遠く、北海道まで行っていたそうです。

    江戸時代 博多湾を回旋していた商業船。
    能古島は廻船業でかなり潤っていました。
    遠く、北海道まで行っていたそうです。

  • 安宅船 江戸時代に多用された船。<br />造りが独得です。<br />

    安宅船 江戸時代に多用された船。
    造りが独得です。

  • 関船(軍船)<br />安宅船より小ぶりで小回りが利いたのだそうです。

    イチオシ

    関船(軍船)
    安宅船より小ぶりで小回りが利いたのだそうです。

  • 小早(軍船)<br />関船よりさらに小さく、小回りの利く船。<br />実際の戦闘では最も活躍したのだそうです。

    小早(軍船)
    関船よりさらに小さく、小回りの利く船。
    実際の戦闘では最も活躍したのだそうです。

  • 能古島では、旅立つ夫を振袖で見送るという風習がありました。<br />振袖って・・一般的には嫁入り前の女性のものですけど。<br />これは島に残された、振袖です。

    能古島では、旅立つ夫を振袖で見送るという風習がありました。
    振袖って・・一般的には嫁入り前の女性のものですけど。
    これは島に残された、振袖です。

  • 海外の船舶模型

    海外の船舶模型

  • 船の造りという言うのは、和船と海外でずいぶん違うものですね

    船の造りという言うのは、和船と海外でずいぶん違うものですね

  • 和船は西洋の奴隷船と違い、人の力を使ったものではありません。

    和船は西洋の奴隷船と違い、人の力を使ったものではありません。

  • 奴隷を使わず、自然の力を使った船です。<br />こういうところが、思想の違いなんでしょうか。<br /><br /><br />

    奴隷を使わず、自然の力を使った船です。
    こういうところが、思想の違いなんでしょうか。


  • これはスペインのサンタマリア号の模型。

    これはスペインのサンタマリア号の模型。

  • 牛島竜介さんの展示コーナー<br />ヨット「サナトス号」(長さ8?)を操って博多湾を出航、7月26日、サンフランシスコ湾内のオークランド市に到着しました。史上3人目の太平洋単独横断でした。<br />因みに最初に成功したのは62年の堀江謙一さん。<br />ただ、堀江さんは往復航海はしませんでした。<br />牛島さんは往復をした最初の人です。

    牛島竜介さんの展示コーナー
    ヨット「サナトス号」(長さ8?)を操って博多湾を出航、7月26日、サンフランシスコ湾内のオークランド市に到着しました。史上3人目の太平洋単独横断でした。
    因みに最初に成功したのは62年の堀江謙一さん。
    ただ、堀江さんは往復航海はしませんでした。
    牛島さんは往復をした最初の人です。

  • 牛島竜介さんの展示コーナー

    牛島竜介さんの展示コーナー

  • 能古島博物館カフェテリアからの風景。<br />遠くに海が見えます。<br />このあたりあh桜の木が多く、春はきれいでしょうね。

    能古島博物館カフェテリアからの風景。
    遠くに海が見えます。
    このあたりあh桜の木が多く、春はきれいでしょうね。

  • 遠くに福岡からのフェリーがみえました。

    遠くに福岡からのフェリーがみえました。

  •   <br />別館1階 能古出身画家の多々羅義雄画伯のコーナー<br />


    別館1階 能古出身画家の多々羅義雄画伯のコーナー

  • 多々羅 義雄 コーナー<br />

    多々羅 義雄 コーナー

  • 2階には博多への太平洋戦争終戦後の引き上げの記録

    2階には博多への太平洋戦争終戦後の引き上げの記録

  • 終戦後いろんな国から日本に帰りつくのに、博多港が窓口になりました。<br />なんと139万人が博多を通じて帰国したんですね。

    終戦後いろんな国から日本に帰りつくのに、博多港が窓口になりました。
    なんと139万人が博多を通じて帰国したんですね。

  • 船の中はとても厳しい環境だったようです。

    船の中はとても厳しい環境だったようです。

  • 赤塚不二夫さんも、満州から博多へひかげてきたのだそうです。

    赤塚不二夫さんも、満州から博多へひかげてきたのだそうです。

  • 赤塚不二夫さんの引き上げの時の感想。

    赤塚不二夫さんの引き上げの時の感想。

  • 漫画家ちばてつやさんも、博多に引き上げをしたのだそうです。

    漫画家ちばてつやさんも、博多に引き上げをしたのだそうです。

  • ちばてつやさんから贈られたイラスト<br />引揚船に乗る人たち

    ちばてつやさんから贈られたイラスト
    引揚船に乗る人たち

  • 山田洋二監督もまた博多に引き上げた方の一人でした。

    山田洋二監督もまた博多に引き上げた方の一人でした。

  • 博多は、さざえさんを描いた長谷川町子さんゆかりの地<br />さざえさんは姪浜で生まれたストーリーなんだそうです。

    博多は、さざえさんを描いた長谷川町子さんゆかりの地
    さざえさんは姪浜で生まれたストーリーなんだそうです。

  • 若かりし頃の長谷川町子さん。<br />福岡で新聞社に勤めていました。

    若かりし頃の長谷川町子さん。
    福岡で新聞社に勤めていました。

  • 長谷川町子さんに関する記事

    長谷川町子さんに関する記事

  • サザエさんが誕生する前に描かれた、長谷川町子先生のイラスト<br />ワカメちゃんやフクちゃんもいますね。

    サザエさんが誕生する前に描かれた、長谷川町子先生のイラスト
    ワカメちゃんやフクちゃんもいますね。

  • 能古博物館<br />とても勉強になりました。<br />能古島と博多の歴史を楽しめました。

    能古博物館
    とても勉強になりました。
    能古島と博多の歴史を楽しめました。

この旅行記のタグ

41いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ふらどくさん 2016/05/06 20:23:03
    世界は、繋がっていますね
    konomiさん

    こんにちは!GWをいかがお過ごしでしたか?

    江戸時代は、鎖国と言いながら色々な国と繋がっていましたね。日本各地の博物館に行くとそんな展示がたくさんあります。こちらもそうですね。特に福岡は、目と鼻の先が韓国ですからね。

    引き上げの有名人の方、多いんですね。母と近い年のはとこに、この間、「ハルピンに行って来たよ」と話をしたら、「私、満州に住んでいたわよ〜!」と話をされました。意外と身近にあるもんだなと思いました。

    写真を拝見していると、福岡も良いところが、たくさんありますね。
    今度、ゆっくり行ってみたいものです。

    ふらどく

    konomi

    konomiさん からの返信 2016/05/08 16:14:39
    RE: 世界は、繋がっていますね
    > konomiさん>
    > 引き上げの有名人の方、多いんですね。母と近い年のはとこに、この間、「ハルピンに行って来たよ」と話をしたら、「私、満州に住んでいたわよ〜!」と話をされました。意外と身近にあるもんだなと思いました。

    ハルピン いつか行ってみたいと思っています。でも、きっと寒いんだろうなぁ(笑)
    はとこさんも満州にいらしたんですね。
    引揚、大変だったでしょうね。

    >
    > 写真を拝見していると、福岡も良いところが、たくさんありますね。
    > 今度、ゆっくり行ってみたいものです。
    >
    博多は古くから海外、国内からの船がたくさんやってくる港街だったので、閉塞性のない気質といいましょうか、だれでもウェルカム気質と言いましょうか…(笑)
    屋台に行くとよくわかると思います。
    初めて会った、知らない人たちとも話が盛り上がるんですよ。

    20代の時はは屋台に行って、帰りがけに清算しようとすると、さっきのおじさんが払ってくれたよ・・・なんてことも多かったんです。
    ・・・で、いまは私が恩返し。
    博多の屋台ってそんな感じです。

konomiさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP