2016/03/18 - 2016/03/20
96位(同エリア273件中)
じんさん
スペインのバレンシアで毎年3月に開催される奇祭「バレンシアの火祭り」こと「Las Fallas(ラス・ファジャス)」。この祭りのクライマックスとなる3月19日を挟む2泊3日の旅、その2。
お祭り期間中の主なイベント:
3/1〜3/19 毎日14:00〜 マスクレタ(爆竹花火)
3/18 オフレンダ(献花パレード)
3/16〜3/18 ラ・ニト・デル・フォック(打ち上げ花火)
3/19 19:00〜 カバルガータ・デル・フエゴ(炎のパレード)
3/19 22:00〜 クレマ(人形焼き)
※ 連日予定されているイベントは最終日になるほど盛大に。
※ 今年の「炎のパレード」は雨で中止。
宿泊:
Hotel San Lorenzo Boutique
サンタマリア大聖堂の裏。
約1年前よりBooking.comにて予約。
その他、バレンシアでの楽しみ:
ラ・ロンハ(世界文化遺産)
カテドラル(サンタマリア大聖堂)
パエリアなどのバレンシア料理
今回の旅行記は19日のマスクレタ(爆竹花火)とその夜のクレマ(人形焼き)について。
【ご注意】
本旅行記の中に大きな人形が燃えている様子を写した写真が掲載されていますので、ご覧になる際はご注意ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
19日の昼、市庁舎前の巨大人形(巨大ファジャ)を見に行く。
たくさんの人出。
市街は封鎖され歩行者天国に。 -
市庁舎前の巨大人形、正面側より。
19日から20日にかけての深夜1時頃、祭りのクライマックスでこれが燃やされる。 -
後ろから見たところ。
その向こう側には市庁舎。 -
市庁舎のテラスから眺める人たち。
市の関係者か街の有力者?
うらやましい。
一旦、ランチに出かける。 -
13時、ランチから戻って来たところ。
市庁舎前広場とその周辺はものすごい数の見物客でいっぱいに。
連日14時から始まるイベント「マスクレタ(爆竹花火)」を見るためだ。
この時点でこれ以上前に進むことができない。
広場内で陣取りをするなら2時間前には待機してないとならなさそう。 -
花火が打ち上がり、爆竹が鳴り響く。
この日のマスクレタが始まった。
鳴り止まぬ轟音と煙で包み込まれる。 -
周辺の通りまでは煙は来なかったが、
市庁舎広場の中はすっかり煙で覆われてしまった。
そして約10分程度でマスクレタは終了。
爆竹の音や煙を避けるのであれば周囲の通りから見た方が無難かもしれない。 -
続いて人形(ファジャ)巡り。
バレンシア市街のいたるところにファジャ(人形)が設置されている。
だいたい三叉路や四辻になってる少し広い場所にあるので、
適当に歩いてるだけでも次から次と新しいファジャに出くわす。
祭りのクライマックスとなる19日の夜、
これらがほぼ全て燃やされてしまう。 -
アラビアンな雰囲気のファジャ。
-
何かの物語のワンシーン的なファジャ。
元ネタはあるのだろうけど、正直判らないものばかり。 -
こちらは等身大に近いファジャ。
女優か歌手?政治家?ヒーロー?
テーマつかめず。
でもいずれも完成度が高いのがすごいところ。 -
兵隊さんのファジャ。
-
学者さんのファジャ。
-
これまた細かい。手が込んでるファジャ。
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ドラゴンのファジャ。
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迷路のような裏通りに迷い込んだところで発見。
擬人化された蟻のファジャ。 -
上の蟻と同じところに置いてあった別のファジャ。
子供たちを追いかけてる魔女?
魔女があまり怖そうじゃないね。 -
メルカド・コロン前に設置されていたファジャ。
クライマックスのクレマ(人形焼き)の見学で再びここにやってくる。 -
巨大な顔(だけ)のファジャ。
-
クレマ(人形焼き)の夜、
どこで見学しようかと考えて、最初に向かってみたファジャ。
市庁舎の近くにあったためかこの周囲には既に大勢の見学客が待機していて、
これ以上先に進めないしよく見えなさそうなので別のところへ向かうことに。 -
蜂蜜目当てに蜂の巣を狙うクマのファジャ。
-
19日クライマックスの夜、夜10時頃。
クレマを見に街に出かける。
まずは子供チームが作成した小さなファジャから燃やされる。
この写真の残骸は上のクマのファジャが燃やされた跡。
木の先端に腰掛けるハチが注目を集める。
この後、燃え残った木は消防団に蹴り倒され、
その拍子にハチは路上へ転がり落ちる。 -
そのハチを拾い上げる人。
近くの子供たちに見せつつ、何やらカウントダウン開始。
そしてハチは火の中に放り投げれ燃やされることに。 -
ミュージックが流れ始まると共に、
燃えカスのファジャを中心に子供たちが輪を作って踊り始める。
このファジャを制作したチームの子供らなのだろうか。 -
クレマ(人形焼き)を見学するところとして選んだファジャ。
まずは「ミス○○」的な女性が出てきて代表者らしき人とファジャの前で記念撮影。
ファジャの周りでは導火線を縛り付ける作業が粛々と進む。
その作業の途中でファジャの一部がおもむろにハンマーで傷つけられる。
そして楽団演奏によるミュージックが鳴り出し、花火がいくつも打ちあがる。
周囲を取り巻く観客も高揚していく。 -
1時間ぐらい待っただろうか、いよいよ導火線に火がつけられた。
-
導火線に火が回るとともに煙が沸き立つ。
-
ファジャが煙で包まれる。
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そして燃え上がるファジャ。
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火に包まれるファジャ。
この距離で見てると途中でかなり熱くなってきた。
ファジャも崩れ落ちてくるので、近くで見てた人達は後方へ避難。
火の粉もたくさん飛んでくる。
この火の粉が髪の毛にも付くし、明るめの色のコートは煤だらけ。
間近でクレマを見る場合はできるだけ暗めの服装で。 -
市庁舎前の巨大ファジャ。
昼間のマスクレタ同様、ものすごい人出でこれ以上近寄れず。 -
小雨が降り始める中、市庁舎の辺りでは花火が打ちあがる。
-
そして最後にこの市庁舎前の巨大なファジャも燃やされる。
さすがにこの距離だと熱気も伝わってはこないが、
近くで見てる人達はさぞ危険な状態だったんじゃないかと…。
今回、炎のパレードが中止になって見られなかったのは残念だったけど、
それがなくてもなかなか見ごたえのあるお祭りだった。
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旅行記グループ 2016 スペイン・バレンシアの「サン・ホセの火祭り(Las Falls) 2016」
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