2016/03/15 - 2016/03/17
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みみちゃんさん
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2日目は平戸を中心にまわり、夕方に長崎に戻りました。
最初の予定では平戸はレンタカーでまわるつもりでした。が、去年同じく平戸をレンタカーでまわった時に道の狭さに苦労した思い出が抜けず・・・。
なので、ガイド付きタクシープランを申し込みました。平戸・生月島フル満喫コース6時間、34500円(1台)。
高いなー、と思いかなり迷いましたが、えーい、いいのだ、自分でまわるよりも絶対有益な話が聞けるし安全、と思い予約しました。
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おはようございます。
2日目の今日は平戸を重点的にまわります。
6時半頃起きたら窓の外はこんな感じでした。日の入りが遅い分日の出は遅めです。 -
朝陽が昇り始めました。
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平戸交流広場でドライバーさんとガイドさんと合流し、出発。
まずは平戸ザビエル記念教会。教会の保護者は大天使聖ミカエル。大天使の中でもリーダー格である聖ミカエルは強い信念を持つとの事。神の家を建てるため奔走した信徒さん達の誇りとなっています。
青い空に薄いグリーンが美しいです。
写真をご覧頂くとわかりますが、よく見ると左右非対称です。(右の塔の一部がない)施工当時どうしても費用が足りずにこの部分がないままの献堂となりました。
そして年月が経ち、今から何年か前に足りない塔の部分を建てようと費用を集めましたが、建てた当時の先人達の苦労と悔しさを忘れないでおきたい、という声があがり、あえての非対称との事です。 -
次に訪れたのは川内峠です。
見た瞬間、阿蘇の草千里に似てる!と思いました。
今は山焼きの直後でこのような色だそうです。展望台からは360℃平戸の景色が眺められます。平日のせいか独り占めでした。 -
川内峠駐車場より。
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川内峠展望台より。遠くの山々。
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陽が射してきました。
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続いては生月大橋を渡って生月島に入り、島の館という博物館です。
生月は昔は捕鯨の島として有名でした。1階は捕鯨の歴史の展示、2階はカクレキリシタンの展示です。
教会巡りをしている事もあり、カクレキリシタンの展示はかなり興味深く拝見させていただきました。
ここ生月島は禁教令後に密かに信仰を守り続け禁教令廃止後もカトリックに復帰せずカクレキリシタン時代の教えと行事を続けるカクレキリシタンの方々が多い土地であり、ガイドさんによると今でも生月島ではカトリックよりカクレキリシタンの人口の方が多いそうです。 -
カクレキリシタンの方々はもちろん隠れているわけでも何でもなく、日常を過ごされています。
カトリックの禁教が解かれた際、カクレキリシタンからカトリックに戻るにはカクレキリシタン時代の祭壇は無くし、新たにカトリックの祭壇を設けないといけません。禁教時代の約250年もの間に受け継いできた教えや行事は日本の習慣と混ざりながら少しずつその形を変え、撤廃された頃には独特の形となっていました。
しかしカクレキリシタンの方々にとっては禁教時代を懸命に生きてきたご先祖を祀った祭壇や教えを今さら無くせない・・・との強い思いがあり、あえてカクレキリシタンとして受け継いだ教えを守っています。 -
島の館を後にし、次に塩俵の断崖に向かいます。
生月島は西側は風が強いため島の東側に民家が集中しており、西側はひたすらこのような断崖の下を走ります。野鳥の巣が沢山あるそうです。 -
断崖の反対側は大海原。
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ずーっとこのような景色が続きます。
聞けば、海と断崖の爽快な道と民家がなくすれ違う車がほとんどない為、自動車会社の格好のCM撮影スポットとの事。 -
塩俵の断崖に来ました。
福井県の東尋坊と同じ、柱状摂理ですね。 -
綺麗な海。
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そして生月島の最西端、大バエ灯台に着きました。
駐車場から灯台へ。 -
階段を登り・・・
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絶景です!!
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絶景。
左右、この景色です。 -
海と断崖の境目にある岩場をハエといい、ここには大きいハエが沢山あるので大バエというそうです。
写真では見えませんが、ハエ上には沢山の釣り人がいるんです。ハエへは渡し船で渡してもらうか、断崖を降りる階段もありましたが・・・怖すぎ!
何が釣れるか聞いた先から忘れてしまいました。
天気のよい日には壱岐や五島列島が見えますが今日は黄砂がすごく見えず。 -
展望台の下の海が青い。展望台までは外付けの鉄製階段ですが、ドライバーさんは高所恐怖症との事で登られませんでしたのでガイドさんと二人でキャーキャー言いつつ登りました。
こんなに綺麗なのに、勿体ない。 -
大バエ灯台のふもとには石碑が。
渡り鳥 殉教の島 綴りゆく
とあります。殉教死が多かった島ですのでこのような石碑が建てられました。
この石碑、実は地面と垂直ではなくかなり斜めに設置されています。上から見ると見えにくいぐらいなんですが・・・。
渡り鳥を題材にした句なので上空を舞う渡り鳥が見える角度で設置してあるのだそうです。 -
ガスパル様に向かう途中、その昔捕鯨で巨万の富を得た網元の益富家の家の前を通るとの事で少し寄り道しました。
今は福岡県にお住まいとの事ですが、つい何年か前まで生月島に先祖代々お住まいだったそうです。
まだ中には入れませんが、整備して益富家住宅として見学出来るようになるみたいです。 -
益富家の後、ガスパル様に着きました。
カクレキリシタンの方々の多く住む山田地区の小高い丘にあり、丘からはカクレキリシタンの聖地中江の島がよく見えます。 -
ガスパル様の十字架の後ろには一つ、現代のお墓がありました。
ガスパル西玄可の関係者のお墓のようです。
お墓から振り返ると正面には中江の島。ここ一説では生月島ではカクレキリシタンのお墓は中江の島に向いて建っているとの事です。 -
十字架には布教のレリーフが刻まれています。
中江の島は殉教の血が多く流れた事もあり、生月島内での最高の聖地とも言われ、カクレキリシタンの方々以外はまず渡りません。
ガスパル西玄可は処刑される際、ここからパライソ(天国)はそう遠くないと告げたそうです。
特に信仰深いわけでもない私ですが、ガスパル様から中江の島を振り返り見ると何とも言い表せないものを感じました。 -
ガスパル様からほど近い、カトリック山田教会に着きました。
この教会は山田地区のカクレキリシタンで後にカトリックに復帰された方々の為に献堂されました。私は今まで回ったカトリック教会の中ではここ山田教会が一番お気に入りの教会です。何故なのかは自分でもハッキリしませんが、ここの教会ほど落ち着ける所はありません。
教会の保護者は7つの御悲しみのマリア。
イエスが生まれてから起きた7つの悲しみを現したマリア像です。聖堂内右手にその像があり、その名の通り、心臓に7本のナイフが刺さり悲しみの表情を浮かべたマリア像です。ヨーロッパでは悲しみのマリア像は比較的ポピュラーですが、日本ではほとんどみかけないですね。
聖堂内には蝶の羽根で作ったレリーフが飾られており、見事なリブ・ヴォールト天井です。 -
教会の敷地内にはファティマの聖母像が。
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続いては春日集落です。
この辺り一帯もカクレキリシタンの方々が多かった所であり、今は見事な棚田が広がる地域です。
・・・実はこの辺はイノシシが出没する地域らしく、あちらこちらにイノシシ避けの柵・・・。ガイドさん&ドライバーさんに気をつけてね!っと明るく言われ、ビビりました。自分でいうのも何ですが街っ子の私はイノシシなど動物園でしか見た事がなかったのです。(恥ずかしながら成人するまでキジやイタチなんかも動物園でしか見られないと思っていました) -
棚田が広がります。
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菜の花も咲いています。
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密かに教えを継承しながら棚田に精を出したのでしょう。
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訪れた時は私達しかいませんでしたが、落ちそうで落ちない岩というものがあり、予備校が詣でにくるみたいですよ。
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続いては春日集落近くの
根獅子(ねしこ)浜です。白浜のとても美しいビーチで、夏は多くの海水浴客で賑わいますがこちらも悲しみの殉教地でもあります。
こんなに美しいのに人気がなく、独占しています。 -
殉教者はどんな思いでこの風景を見たのでしょうか。
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今日では抵抗の跡も諦めの跡も何も感じられない穏やかなビーチ。
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今はただ殉教者を慰めるように静かに波が寄せては返すだけです。
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根獅子浜からほど近くのカトリック紐差(ひもさし)教会に着きました。
教会の保護者は十字架称賛。
写真でも薄々分かりますが非常に大きな教会であり、長崎県内のカトリック教会としては長崎市浦上の浦上天主堂に次ぐ大きさです。
こちらは1階部分は倉庫のようになっており、2階が聖堂となっています。
こちらの天井は船底天井という形であり、お花モチーフが飾られています。
長崎の教会では聖堂内のモチーフ飾りに椿が多く使用されています。長崎自体、椿は沢山咲いており特産品でもあったりします。また、椿の花のポロリと落ちる姿から殉教者のイメージ、蕾が硬いことから信仰へかける硬い思いを現しています。 -
このような長い階段を登ります。
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教会から敷地内を見下ろします。ここにもファティマの聖母がありました。
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山田教会のものより大きいものです。
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紐差教会は教会の裏に十字架の道行きがあります。
十字架の道行きとは、イエスがとらえられて復活するまでの14の場面を絵や文であらわしたものです。カトリック教会には必ず聖堂内左右に設置されており、信徒はその場面を思いながら祈りを捧げます。
聖堂内以外に十字架の道行きがある所はほとんどなく、非常に珍しいですね。信徒の方々の熱心な祈りが目に浮かぶようです。 -
このような形で14つ、回遊するように設置されています。
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それにしても美しいですね。
これからは自由に信仰出来る!美しい神の家を作りたい!という信徒の方々の志と活気が伝わってくるようです。 -
さて続いては宝亀(ほうき)教会です。教会の保護者はイエスの養父聖ヨセフ。
ここが今回の旅で一番訪れたいと思っていました。山の集落に登る細い細い道の先にあります。
実は出発1週間ほど前に訪れる日に宝亀教会で信徒の黙想会があるため外観のみとなります、と連絡がありました。勿論信徒の方々のための教会ですので了承しましたが、内部見学できないのは残念だと思っていました。
ところが訪れてみると黙想会はちょうど終了しており、信徒の男性が一人、残って後片付けをしていらしたので、ガイドさんが見学可能かどうか伺ったところ、心よく了承していただきました。
写真には見えませんが、両側にバルコニーと入口がある、珍しい構造をしています。白とレンガ色の対比がかわいいですね。
忙しいにも関わらず信徒の男性が解説までしてくれました。資金難で何とか献堂したことや、全国から見学に訪れること・・・。
最近の教会はイタズラを防ぐため入口に柵を設けているところも多いですが、こちらはあえて柵を設けていないとの事。ですので外観以上にかわいい内部も余すところなく見学できます。
「せっかく全国からおいでいただいてますので」
と控えめに優しい笑顔で語る姿は教会の保護者聖ヨセフと重なるようでした。 -
敷地内にはこんなにかわいらしいルルドがありました。
しかしこの宝亀教会は市道から上がる道はとても細く私の運転だったらナビがあっても通りすぎてしまうかも、というくらいの道をあがります。 -
平戸・生月島巡りも宝亀教会で最後となり、お世話になったガイドさんとドライバーさんに別れを告げ、長崎市内まで戻ってきました。
平戸からはレンタカーで空港まで戻り、市内行きのバスに乗りました。市内までレンタカーで行けばいいようなものですが、長崎市内は道が狭めで坂が多いので・・・
宿泊はベストウェスタンプレミアホテル長崎です。が、全日空のマイルをANAご利用券に代えていたのでわざわざANAクラウンプラザ長崎まで夕食をとりにいきました。
こちら前菜。むかごかまぼこ、和風卵よせ、オクラ生ハム巻き、魚の南蛮漬け、チーズ豆腐、タコの柔らか煮。
昼抜きで回っていたため、ありえないほどおいしい。 -
鮮魚3種盛り。鯛、ハマチ、いか。
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お吸い物。貝柱のつみれです。
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開き海老の翡翠焼き。
上にかかっているソースはうすい豆の裏ごしのようです。
今日でてきた中で一番好きです!おいしかった。 -
蟹と筍の博多蒸し。
博多蒸しって何?と思ったら蟹と筍を交互に重ねて丁寧に蒸されていました。博多織りの帯のイメージです。 -
しらすと野菜のかき揚げ。
これもおいしかったです。しらすをかき揚げ?と思いましたが、しらすのほのかな塩気と野菜(拍子切りのかぼちゃと玉ねぎ)の優しい甘みがベストマッチです。 -
鶏肉の豆乳クリーム煮。
ヘルシーなむね肉を豆乳クリームで柔らかく煮込んであります。豆乳クリームなのであっさりしています。 -
ごはんと赤出汁。
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果物とゼリー。
最後まで抜かりなくおいしかったです。
和食ですが、長崎らしく和洋中折衷のような感じでした。 -
さて、ベストウェスタンプレミアホテル長崎に戻ってきました。
まだ食べられる感じだったのでケーキショップでケーキまで購入してしまいました。
この日は団体で混んでいるようで、レディスフロアにアップグレードしていただきました。 -
レディスルームらしく、優美な椅子です。
デスクの椅子も大きく、使い勝手がいいです。 -
バスルームも脱衣所広し。
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アメニティもたっぷり。シングルユースですが、ダブルルームなのできっちり2名分セットされています。
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