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益子・茂木旅行記(ブログ) 一覧に戻る
茨城県との県境の茂木町に焼森山という里山がある。その中腹に、春の訪れを待ちかねたように、一斉に黄色い花を咲かせるミツマタの群生地がある。静かな杉林の中に広がる薄黄色のじゅうたんを敷き詰めたように広がるミツマタの群生、杉木立から差し込む木漏れ日、小鳥のさえずり。まさに妖精が舞い降りてきそうな雰囲気に満ちている。そんな妖精たちに会いに出かけてきた。

妖精の森に春が来た ~焼森山のミツマタ群生~

44いいね!

2016/03/22 - 2016/03/22

45位(同エリア389件中)

6

35

玄白

玄白さん

茨城県との県境の茂木町に焼森山という里山がある。その中腹に、春の訪れを待ちかねたように、一斉に黄色い花を咲かせるミツマタの群生地がある。静かな杉林の中に広がる薄黄色のじゅうたんを敷き詰めたように広がるミツマタの群生、杉木立から差し込む木漏れ日、小鳥のさえずり。まさに妖精が舞い降りてきそうな雰囲気に満ちている。そんな妖精たちに会いに出かけてきた。

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車
  • まずは、ミツマタ群生地の場所から。<br />有名な観光スポットではなく、目印になるようなランドマークがない茨城・栃木県境の山間地なので、とてもわかりにくいところにある。<br />宇都宮方面から県道1号を東進すると、県道沿いに「いい里さかがわ館」(tel 0285-65-7555, URL http://sakagawakan.com)という道の駅のような農産物直売所がある。ここで、焼森山ミツマタ群生地の行き方を訪ねると、写真のような地図をくれ、行き方を丁寧に教えてくれる。<br />地元では、このミツマタ群生地を「妖精の森」と名付けて観光名所にしようと頑張っているのである。

    まずは、ミツマタ群生地の場所から。
    有名な観光スポットではなく、目印になるようなランドマークがない茨城・栃木県境の山間地なので、とてもわかりにくいところにある。
    宇都宮方面から県道1号を東進すると、県道沿いに「いい里さかがわ館」(tel 0285-65-7555, URL http://sakagawakan.com)という道の駅のような農産物直売所がある。ここで、焼森山ミツマタ群生地の行き方を訪ねると、写真のような地図をくれ、行き方を丁寧に教えてくれる。
    地元では、このミツマタ群生地を「妖精の森」と名付けて観光名所にしようと頑張っているのである。

    いい里さかがわ館 グルメ・レストラン

  • 今週あたりがミツマタの満開になるということで、平日にも関わらず、15台ほどの駐車スペースがある駐車場は満杯!、路駐する車も多数という混雑ぶりだった。<br />遠く、練馬ナンバー、横浜ナンバーの車も見られ、意外とこの場所は知られているようだ。

    今週あたりがミツマタの満開になるということで、平日にも関わらず、15台ほどの駐車スペースがある駐車場は満杯!、路駐する車も多数という混雑ぶりだった。
    遠く、練馬ナンバー、横浜ナンバーの車も見られ、意外とこの場所は知られているようだ。

  • 平日なので、さして混雑はしていないだろうとタカをくくって7時前に到着すると、すでに良い撮影ポイントは大勢のカメラマンに占拠されている。もちろん、こんな朝早く来ているのはカメラマンだけである。

    平日なので、さして混雑はしていないだろうとタカをくくって7時前に到着すると、すでに良い撮影ポイントは大勢のカメラマンに占拠されている。もちろん、こんな朝早く来ているのはカメラマンだけである。

  • ここにもカメラマン達が集結。前夜に来て車中泊している人もかなりいるらしい。

    ここにもカメラマン達が集結。前夜に来て車中泊している人もかなりいるらしい。

  • 杉林の根元にびっしりとミツマタが群生し、まさに満開の時を迎えようとしている。<br />この群生地、もとは戦時中の紙不足を補おうと地元の人たちが和紙の原料となるミツマタを植えたのがはじまりだという。戦後の復興のなかで、長いこと忘れられていたが、10年前に茂木中学校建設のため、杉の木を切り出したとき再発見された。杉の伐採により、日当たりがよくなり、ミツマタの群生が一気に広がったということのようだ。

    杉林の根元にびっしりとミツマタが群生し、まさに満開の時を迎えようとしている。
    この群生地、もとは戦時中の紙不足を補おうと地元の人たちが和紙の原料となるミツマタを植えたのがはじまりだという。戦後の復興のなかで、長いこと忘れられていたが、10年前に茂木中学校建設のため、杉の木を切り出したとき再発見された。杉の伐採により、日当たりがよくなり、ミツマタの群生が一気に広がったということのようだ。

  • 今日の日の出は5時42分だが、妖精の森に日が差し始めるのは7時50分頃。<br />

    今日の日の出は5時42分だが、妖精の森に日が差し始めるのは7時50分頃。

  • それまで、満開のミツマタをアップで撮影したりして日が射すのを待つ。

    それまで、満開のミツマタをアップで撮影したりして日が射すのを待つ。

  • やがて、杉木立の隙間から日が差し込んできた。雨上がりの晴れた日には、朝霧が漂い、光芒がミツマタに降り注ぐ幻想的な情景になるのだが、残念ながら今朝は霧は無し。

    やがて、杉木立の隙間から日が差し込んできた。雨上がりの晴れた日には、朝霧が漂い、光芒がミツマタに降り注ぐ幻想的な情景になるのだが、残念ながら今朝は霧は無し。

  • やむを得ず、小絞りにして木漏れ日の光芒を写し込んでみた。<br />ほとんどのカメラマンの狙いは朝霧と光芒なのである。なかには、今日はダメだといって、早々に撤収する人もいる。

    イチオシ

    やむを得ず、小絞りにして木漏れ日の光芒を写し込んでみた。
    ほとんどのカメラマンの狙いは朝霧と光芒なのである。なかには、今日はダメだといって、早々に撤収する人もいる。

  • せっかく早起きしてきたので、撮影続行。

    せっかく早起きしてきたので、撮影続行。

  • 群生地を取り囲むように遊歩道(一周600mほど)が整備されている。

    群生地を取り囲むように遊歩道(一周600mほど)が整備されている。

  • 光芒の撮影ポイントを離れ、遊歩道を一周してみる。

    光芒の撮影ポイントを離れ、遊歩道を一周してみる。

  • 途中、大きく生育したミツマタのトンネルの中を抜けていく。

    イチオシ

    途中、大きく生育したミツマタのトンネルの中を抜けていく。

  • イチオシ

  • 徐々に日が高くなり、あちこちに木漏れ日が差し込み始めた。

    徐々に日が高くなり、あちこちに木漏れ日が差し込み始めた。

  • 一番奥まったところに、こんな横穴が開いていた。

    一番奥まったところに、こんな横穴が開いていた。

  • そばにこんな立て札がたててあった。明治時代、ここでマンガン鉱石を採掘していた跡だという。

    そばにこんな立て札がたててあった。明治時代、ここでマンガン鉱石を採掘していた跡だという。

  • 一周して、ふたたび元の撮影ポイントに戻ってきた。

    一周して、ふたたび元の撮影ポイントに戻ってきた。

  • 大混雑していた撮影ポイントだが、撤収した人達が増え、ガラ空きになり、自由なアングルで撮影できるようになった。<br />うっすらと斜めに光芒が射している。微妙なもので、わずかに太陽の位置が変わるだけで光芒が消える。5分と持たない。

    大混雑していた撮影ポイントだが、撤収した人達が増え、ガラ空きになり、自由なアングルで撮影できるようになった。
    うっすらと斜めに光芒が射している。微妙なもので、わずかに太陽の位置が変わるだけで光芒が消える。5分と持たない。

  • 別のところに光が差してきた。葉を落とした木の枝が光輝き、光の道筋がよくわかる。

    イチオシ

    別のところに光が差してきた。葉を落とした木の枝が光輝き、光の道筋がよくわかる。

  • ミツマタの黄色のじゅうたんに杉木立の影が映り込んでいる。

    ミツマタの黄色のじゅうたんに杉木立の影が映り込んでいる。

  • 珍しくマクロレンズも持参したので、最後に数枚、アップでミツマタの花を撮影。

    珍しくマクロレンズも持参したので、最後に数枚、アップでミツマタの花を撮影。

  • およそ、2時間ほど撮影を楽しんでから帰宅の途についた。我が家からは車で1時間ほどのところにあり、気軽に来られるので、朝霧の光芒が期待できるときにまた来ることにしよう。

    およそ、2時間ほど撮影を楽しんでから帰宅の途についた。我が家からは車で1時間ほどのところにあり、気軽に来られるので、朝霧の光芒が期待できるときにまた来ることにしよう。

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