3連休でモナコ＆仏伊(1)　モナコ

2016/03/19 - 2016/03/19

3月の3連休でモナコ、フランス、イタリアに行ってきました。
ヨーロッパで最後に残った未訪問国モナコを訪れるのが目的で、当初は南仏を巡ろうと思っていましたが、前年7月のアンドラ旅行の帰りに機内からアルプスが綺麗に見えたのがきっかけで、山岳地帯を越えてイタリアに抜けることにしました。

＜旅程＞
【1日目(3/19土)】
　羽田1:05→フランクフルト5:20（NH＝全日空）
　フランクフルト8:15→ニース9:40（LH＝ルフトハンザ航空）
　モナコ〜エズ〜ラ・テュルビー〜モナコ
　ニース泊
【2日目(3/20日)】
　ニース〜タンド〜トリノ〜ミラノ
　ミラノ泊
【3日目(3/21月)】
　ミラノ（リナーテ）10:40→フランクフルト12:00（LH）
　フランクフルト13:45→
【4日目(3/22火)】
　→中部9:10（LH）

＜主な旅費＞
・航空券（羽田〜ニース）：総額121,680円（48,500＋税・サーチャージ等）の復路分
・航空券（ミラノ〜中部）：総額124,680円（99,200円＋税・サーチャージ等）の往路分
・鉄道（ニース〜タンド〜トリノ）：24.2ユーロ（3,105円）
・鉄道（トリノ〜ミラノ）：15ユーロ（1,931円）
・宿泊（ニース）：12ユーロ（1,545円）
・宿泊（ミラノ）：20ユーロ（2,579円）

エリア モンテカルロ(モナコ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

金曜日の仕事を終えて羽田空港に向かい、ANAラウンジで夕食。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

1:05発のANAフランクフルト行きは約10分遅れて出発。
LH便名での予約のため事前座席指定ができませんでしたが、先月のロサンゼルス→羽田と同型機材の全く同じ場所の前が広々とした非常口席となりました。

軽食のサンドイッチ

到着の約2時間半前に機内食

5:15頃にフランクフルト空港に到着し、入国審査を経て、コンコースBからAへ。長い地下通路の動く歩道が故障中でした。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

到着から30分弱でコンコースAのセネターラウンジ

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

まずはシャワーを浴びました。待ち時間20分ほど。

次のフライトでは多分大した機内食は出ないので、ラウンジで食事。

8:15発のルフトハンザ航空ニース行き。
通常と違うレトロなデザインの機体でした。

最初の区間がANA運航便のためか、このフライトはオンラインチェックインの際にも座席指定ができませんでした。

機内食はこのケーキかサンドイッチの2択

途中、アルプス山脈が見えましたが、反対側（右側）の方が遥かに絶景そうでした。座席が翼の真上だったのも残念。

南仏コート・ダジュールの海岸線が見えてきました。

たぶんカンヌの街

海岸線の街の向こうに雪山が見えました。

9:43頃、ニース・コートダジュール空港に到着。
フランスは4年ぶり3回目で南仏は初めて。

ニース コートダジュール空港 (NCE) 空港

こちらの窓口でバスのチケットを購入。クレジットカードも使えましたが、急いでいたので現金で支払いました。

9:55発の99番バス（ニース・ヴィル駅行き）にギリギリで間に合いました。
モナコまで直通のバスもありますが、22ユーロもします（バス＋鉄道なら6ユーロ＋3.9ユーロ）。

99番のバスは30分間隔の運行。
料金は6ユーロ。

海岸沿いの道は南国風

海岸沿いのビル

空港から20分ほどで終点のニース・ヴィル駅前に到着

駅前のレンタサイクル

駅の東側のトラム乗り場

駅からすぐ近くの本日の宿「Hostel Pastoral」（ドミトリー1泊12ユーロ＝1545円。チェックイン時にデポジット20ユーロが必要）。
まだチェックインはできませんでしたが、荷物を預けました。
近くのスーパーで水を購入したところ1.5リットルで0.22ユーロと安い。

ニース・ヴィル駅に戻り

ニース ヴィル駅 駅

まずは翌日のチケットを購入するため、駅舎に入って左手の窓口へ。

窓口は当日券とそれ以外で分かれていて、機械でどちらか選択して番号札を取り、自分の番号が表示されるのを待つ仕組みでした。
幸いそれほど待たずに済み、10分ほどで購入を終えることができました。
クレジットカード使用可。

次は自動券売機でモナコ行きのチケットを購入（窓口で一緒に買えばよかったのですが、うっかりしていました、、、）。
タッチパネル式で英語表示も選択できました。
クレジットカード使用可。

往復分を購入しましたが（片道3.9ユーロ≒500円）、予約不要のローカル列車（TER）でも時刻指定が必要でした。

こちらの青い自動券売機は近郊路線専用のようでしたが、フランス語表示のみで、操作方法もダイヤル式でよく分かりませんでした。後で分かりましたが、こちらなら時刻指定なしでチケットを購入できます。

こちらの自動券売機は要予約の特急列車専用のようです。

何とか間に合った10:55発の列車でモナコへ。
モナコに行く列車は概ね30分に一本程度でした。

車窓から綺麗な海が見えました。

途中のエズ駅では、目の前に迫る切り立った岩山。
後ほど、岩山の上のエズ村を訪れます。

列車内

ニースから約25分でトンネル内のモナコ・モンテカルロ駅に到着。
入国審査等は何もありませんが、モナコ公国に入国し、これでヨーロッパの全ての国を訪問済みとなりました。

モナコ モンテカルロ駅 駅

モンテカルロ駅には出口が3つありますが、ホーム内の階段を下り、長い通路を歩いてモンテカルロ地区方面の出口へ。旧市街に行く場合はホーム南端（ニース方面）の出口、高台方面に行く場合にはホーム北端の出口となります。

駅の出入口付近。
教会が建っていました。

サン デボーテ教会 寺院・教会

まずは坂道を登ってモンテカルロ地区へ。

モナコ港とその向こうのモナコ・ヴィル地区（旧市街）がある丘

ゴージャスな建物が並ぶモンテカルロ地区

カジノ・ド・モンテカルロ

カジノ ド モンテカルロ （グランカジノ） カジノ・ギャンブル

カジノ・ド・モンテカルロ前

モンテカルロ地区を後にして来た道を戻りました。

多くの船が浮かぶモナコ港

丘の上のモナコ・ヴィル地区へ

モナコ港とモンテカルロ地区

モナコ名物のF1にちなんだ？像

階段を5分ほど登って大公宮殿に着きました。

パンツ一丁で歩き回る観光客が多いのでしょうか。

大公宮殿前では毎日11:55からの衛兵交替が始まったばかり。
凄い人だかりでした。

衛兵交替

交替した衛兵たちは音楽を演奏しながら去って行きました。
歩き方には約30分間とありましたが、7分間程度で終了。

残った衛兵たち。

観光用の2階建てバス

大公宮殿前の展望スポットからは、モナコ港とモンテカルロ地区を見渡せる素晴らしい景色

こちらは山側の景色。
山の斜面に建物が密集していました。

大公宮殿前の旧市街の街並み。
レストランや土産物屋で賑わっているのはごく狭いエリアでした。

ベンチに座る像

モナコ・ヴィル地区の先端付近からの景色

珍しい色合いでしたが鳩でしょうか。

海洋博物館付近から地中海

海洋博物館

モナコ海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

モナコの観光名所を巡るプチトラン

プチ トラン その他の交通機関

海沿いの公園

カモメがいました。

崖っぷちに建つ海洋博物館と地中海。
先ほどのカモメが羽ばたいていました。

モナコ・ヴィル地区を挟んでモナコ港と反対側のフォンヴィエイユ地区

公園の花壇

フォンヴィエイユ地区との間の入江には多くのボートが停泊

モナコ大聖堂

モナコ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

大聖堂内

裁判所

裁判所 建造物

土産物屋ではモナコのTシャツをよく見かけました。

大公宮殿。
左上に見える岩山の上（モナコを一望できる絶景スポット！）を後ほど訪れます。

大公宮殿前の砲台

大公宮殿前

旧市街を後にして丘を下りるとアルム広場

アルム広場 広場・公園

広場に面した建物には色々な飲食店が入っていました。

標識を見ながら駅へ

少し分かりにくい場所に駅の出入口がありました。

列車案内のモニター

券売機でエズ駅までのチケットを購入（2ユーロ＝256円）。
フランス語表示のみでしたが、旧市街側の出入口にはこれしかなかったので、それらしきものを選択して何とか購入しました。
クレジットカード利用可。

エズ駅までのチケット。
この券売機では時刻指定は不要でした。

モンテカルロ駅の案内図

13:35発の列車まで少し時間の余裕があったので、反対側の出入口に行ってみることにしました。

モナコ モンテカルロ駅 駅

反対側の出入口には、英語表示を選べる黄色い券売機と窓口がありました。

エスカレーターとエレベーターで上に行くと、山の中腹の出入口に出ました。

出入口前からの景色。
目の前は崖で、下の出入口とはかなりの高低差でした。

モンテカルロ駅のホームに戻って

13:35発の列車でエズへ。
エズ駅からは、山の上のエズ、ラ・テュルビーなどを経てモナコまでトレッキングし、途中でモナコの夜景を見る予定です。

（続く）