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2012.9/30~10/7にかけて南イタリアへ行ってきました。<br /><br />日程は、成田→ローマ→ナポリ(泊)→カプリ島→ポンペイ→サレルノ(泊)→アマルフィ→マテーラ→アルベロベッロ(泊)→タオルミーナ(泊)→チェファル→パレルモ(連泊)→アグリジェント→パレルモ→ローマ→成田という6泊8日の○ラッピクスツアーでしたが、土産店立ち寄りは1箇所だけ、移動は横3列のゆったりバス、そして、いつも笑顔の添乗員さん付きということで、楽しい旅行が出来ました。<br /><br />カプリ島にある青の洞窟へ入れる確立は10月ともなると30%位ということで半分諦めていましたが、初挑戦ですんなり入れました。さらに、3日目のアマルフィ以降は、毎日夏のような日差しが降り注ぐ良いお天気となり、アリタリア航空も、1時間以上の遅れは無く飛んでくれたので、とてもラッキーなツアーとなりましたので、三編に分けてリポートさせていただきます。<br /><br />表紙の写真はカプリ島マリナグランデ。後方の崖の上にはヴィラ・ジョビスと呼ばれる古代ローマ皇帝ティベリウスの別荘跡がある。<br /><br />2024/02/26 一部修正

2012年 南イタリア旅行記 1:カプリ島・ポンペイ 編

105いいね!

2012/09/30 - 2012/10/01

14位(同エリア776件中)

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chiaki-k

chiaki-kさん

2012.9/30~10/7にかけて南イタリアへ行ってきました。

日程は、成田→ローマ→ナポリ(泊)→カプリ島→ポンペイ→サレルノ(泊)→アマルフィ→マテーラ→アルベロベッロ(泊)→タオルミーナ(泊)→チェファル→パレルモ(連泊)→アグリジェント→パレルモ→ローマ→成田という6泊8日の○ラッピクスツアーでしたが、土産店立ち寄りは1箇所だけ、移動は横3列のゆったりバス、そして、いつも笑顔の添乗員さん付きということで、楽しい旅行が出来ました。

カプリ島にある青の洞窟へ入れる確立は10月ともなると30%位ということで半分諦めていましたが、初挑戦ですんなり入れました。さらに、3日目のアマルフィ以降は、毎日夏のような日差しが降り注ぐ良いお天気となり、アリタリア航空も、1時間以上の遅れは無く飛んでくれたので、とてもラッキーなツアーとなりましたので、三編に分けてリポートさせていただきます。

表紙の写真はカプリ島マリナグランデ。後方の崖の上にはヴィラ・ジョビスと呼ばれる古代ローマ皇帝ティベリウスの別荘跡がある。

2024/02/26 一部修正

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
3.0
ショッピング
1.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
観光バス 飛行機
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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  • 9/30<br /><br />今回のエアはアリタリア航空AZ783便、キャリアはボーイング777、台風の接近は知っていたが、この時点、成田ではまだ青空も見えていた。<br />

    9/30

    今回のエアはアリタリア航空AZ783便、キャリアはボーイング777、台風の接近は知っていたが、この時点、成田ではまだ青空も見えていた。

  • 9:35 ほぼ定刻でAZ783便が成田空港を出発。シベリア上空に入ったところで昼食、ペンネのお味はまあまあ。<br />

    9:35 ほぼ定刻でAZ783便が成田空港を出発。シベリア上空に入ったところで昼食、ペンネのお味はまあまあ。

  • これは和食。和食にパンは、ご愛敬。しかもCAさんのトングから飛んできた。<br />

    これは和食。和食にパンは、ご愛敬。しかもCAさんのトングから飛んできた。

  • 私の座った40A席のモニターが飛行途中で壊れてしまい、どのボタンを押しても動かず、ついにはこんな画面に(*)。やってくれるねアリタリア。なお、映っているのは私。このあと、かみさんと席を交代、壊れていないモニターで「三丁目の夕日」を見る。マツダ・キャロル、スバル360、ダイハツ・ミゼットなどの旧車が懐かしい。<br /><br />*こういうときはCAさんにアピールすると、何かもらえるらしい。

    私の座った40A席のモニターが飛行途中で壊れてしまい、どのボタンを押しても動かず、ついにはこんな画面に(*)。やってくれるねアリタリア。なお、映っているのは私。このあと、かみさんと席を交代、壊れていないモニターで「三丁目の夕日」を見る。マツダ・キャロル、スバル360、ダイハツ・ミゼットなどの旧車が懐かしい。

    *こういうときはCAさんにアピールすると、何かもらえるらしい。

  • これはローマ到着1時間前の夕食。チョコケーキがおいしかった。<br />

    これはローマ到着1時間前の夕食。チョコケーキがおいしかった。

  • 15:30(IST)雨に煙るローマ・フゥミチーノ国際空港、別名レオナルド・ダ・ヴィンチ空港に到着、ここでAZ1271便ナポリ行きに乗り換え。写真は国内線ターミナルのBAR(バール)の様子。<br /><br />ここでパニーニ(サンドイッチ)とキャンティワインを購入するが、ナポリまで持って行くつもりのワインのコルク栓を空けられてしまった。なんとかティッシュで栓をし、横にしないようナポリまで運んだ。<br />

    15:30(IST)雨に煙るローマ・フゥミチーノ国際空港、別名レオナルド・ダ・ヴィンチ空港に到着、ここでAZ1271便ナポリ行きに乗り換え。写真は国内線ターミナルのBAR(バール)の様子。

    ここでパニーニ(サンドイッチ)とキャンティワインを購入するが、ナポリまで持って行くつもりのワインのコルク栓を空けられてしまった。なんとかティッシュで栓をし、横にしないようナポリまで運んだ。

  • 18:30 AZ1271便は50分ほど遅れたが、この位ならアリタリアとすれば許容範囲。雨の空港内をバスで移動し、空港の隅に駐機した小さなエアバスに搭乗、一路ナポリへ。<br />

    18:30 AZ1271便は50分ほど遅れたが、この位ならアリタリアとすれば許容範囲。雨の空港内をバスで移動し、空港の隅に駐機した小さなエアバスに搭乗、一路ナポリへ。

  • 19:30 ナポリ・カポディキーノ空港到着。迎えのバスは30分ほどでナポリ中央駅近くのラマダ・ナポリ・ホテルに到着。ローマ空港のBARで購入したパニーニとキャンティワインで部屋食。5E(ユーロ、以下Eと表記)で購入したキャンティが美味。パリもそうだったが、なぜ地元で売っているものは、こうもおいしいのか。<br />

    19:30 ナポリ・カポディキーノ空港到着。迎えのバスは30分ほどでナポリ中央駅近くのラマダ・ナポリ・ホテルに到着。ローマ空港のBARで購入したパニーニとキャンティワインで部屋食。5E(ユーロ、以下Eと表記)で購入したキャンティが美味。パリもそうだったが、なぜ地元で売っているものは、こうもおいしいのか。

  • 部屋の窓からはナポリ中央駅が見える。5分で行ける距離だったが、治安の悪さをさんざん聞かされたのと、疲労困憊状態だったので外出は諦めた。<br />

    部屋の窓からはナポリ中央駅が見える。5分で行ける距離だったが、治安の悪さをさんざん聞かされたのと、疲労困憊状態だったので外出は諦めた。

  • 10/1<br /><br />ラマダ・ナポリ・ホテルの朝食。ハム、サラミ、チーズ、菓子パン、飲み物、ヨーグルト、フルーツといった取り合わせだったが野菜は出ない。結局6日間ずっとこんな感じだった。<br />

    10/1

    ラマダ・ナポリ・ホテルの朝食。ハム、サラミ、チーズ、菓子パン、飲み物、ヨーグルト、フルーツといった取り合わせだったが野菜は出ない。結局6日間ずっとこんな感じだった。

  • 宿泊したホテルと、我々を5日間運んでくれたバスと、ついでにかみさん。ちなみにドライバーは*ンジェロという名の若いお兄さん。<br />

    宿泊したホテルと、我々を5日間運んでくれたバスと、ついでにかみさん。ちなみにドライバーは*ンジェロという名の若いお兄さん。

  • バスの中はこんな感じ。定員27人、横3人掛けの、ゆったりしたバスのおかげで快適な移動ができた。<br />

    バスの中はこんな感じ。定員27人、横3人掛けの、ゆったりしたバスのおかげで快適な移動ができた。

  • 結局ナポリの街はホテルの前を10m歩いただけで港へ直行、カプリ行きの高速船に乗り込む。スーツケースを持っている方はカプリ島に泊まる人。お客は8割が欧米人、1.5割が日本人、0.5割が中国人といったところ。欧米人の団体さんが多いのが不思議だったが理由は後でわかった。<br />

    結局ナポリの街はホテルの前を10m歩いただけで港へ直行、カプリ行きの高速船に乗り込む。スーツケースを持っている方はカプリ島に泊まる人。お客は8割が欧米人、1.5割が日本人、0.5割が中国人といったところ。欧米人の団体さんが多いのが不思議だったが理由は後でわかった。

  • ナポリ港には「ルビープリンセス」というアメリカの大型客船(プリンセス・クルーズ社所有 113,000t)が停泊中。後はナポリの街。<br />

    ナポリ港には「ルビープリンセス」というアメリカの大型客船(プリンセス・クルーズ社所有 113,000t)が停泊中。後はナポリの街。

  • 高速船は結構なスピードでナポリ湾を進む。海がおだやかだったので揺れはほとんど無い。やがて前方にカプリ島が見えてきた。<br />

    高速船は結構なスピードでナポリ湾を進む。海がおだやかだったので揺れはほとんど無い。やがて前方にカプリ島が見えてきた。

  • ソレント半島に近いカプリ島の崖の上には、古代ローマ帝国2代皇帝ティベリウスの別荘跡ヴィラ・ジョビスが残っている。ティベリウスはここに9年間住み続け、ローマ政府をリモートコントロールした。ちょっと陰険で、お金を街や市民に落とさないティベリウスは元老院やローマ市民には不人気な皇帝で、タキトゥスをはじめとする後世の歴史家にはさんざん悪者扱いされているが、最近の研究では初代皇帝アウグストゥスのバラ播き政治を見直し、質素・倹約を旨として、ローマの財政を再建した皇帝として見直されている。<br />

    ソレント半島に近いカプリ島の崖の上には、古代ローマ帝国2代皇帝ティベリウスの別荘跡ヴィラ・ジョビスが残っている。ティベリウスはここに9年間住み続け、ローマ政府をリモートコントロールした。ちょっと陰険で、お金を街や市民に落とさないティベリウスは元老院やローマ市民には不人気な皇帝で、タキトゥスをはじめとする後世の歴史家にはさんざん悪者扱いされているが、最近の研究では初代皇帝アウグストゥスのバラ播き政治を見直し、質素・倹約を旨として、ローマの財政を再建した皇帝として見直されている。

  • やがて舟はマリーナグランデに接岸、ただちに50人ほど乗れる小型船に乗り換える。<br />

    やがて舟はマリーナグランデに接岸、ただちに50人ほど乗れる小型船に乗り換える。

  • これが、その舟に乗り込むタラップだが、船賃は16Eだそうだ。<br />

    これが、その舟に乗り込むタラップだが、船賃は16Eだそうだ。

  • お天気は今にも降り出しそうな曇り空だったが、それでもこの海の色は何!<br />

    お天気は今にも降り出しそうな曇り空だったが、それでもこの海の色は何!

  • こんな岬を回り込むと<br />

    こんな岬を回り込むと

  • 小さなボートが一箇所に沢山群がっている。<br />

    小さなボートが一箇所に沢山群がっている。

  • これが青の洞窟入口。時間が早かったせいか空いている。プロローグにも書いたとおり、10月から雨期が始まるので入れる確立は30%位なのだが、今日はOKみたい。ラッキー v(^^)。<br />

    これが青の洞窟入口。時間が早かったせいか空いている。プロローグにも書いたとおり、10月から雨期が始まるので入れる確立は30%位なのだが、今日はOKみたい。ラッキー v(^^)。

  • ボートから、さらにこんな小舟に乗り換えて。<br />

    ボートから、さらにこんな小舟に乗り換えて。

  • 順番に洞窟の小さい穴から入って行く。<br />

    順番に洞窟の小さい穴から入って行く。

  • 我々の順番がきた。可能なかぎりボートの中へ身をかがめて船頭さんの合図と共に穴の中へ。<br />

    我々の順番がきた。可能なかぎりボートの中へ身をかがめて船頭さんの合図と共に穴の中へ。

  • ついに青の洞窟内部に侵入成功。青く透き通った水がなんとも神秘的。洞窟内部はボートなら10隻程度入れる広さで、まずまずの大きさなのだが、いかんせん入口が小さな穴ひとつなので、どうしても渋滞が生じてしまう。このときも中国人観光客の乗った舟がスムーズに出てくれず、普段なら1周だけのところを2周してしまう。まあ、これもラッキー。<br />

    ついに青の洞窟内部に侵入成功。青く透き通った水がなんとも神秘的。洞窟内部はボートなら10隻程度入れる広さで、まずまずの大きさなのだが、いかんせん入口が小さな穴ひとつなので、どうしても渋滞が生じてしまう。このときも中国人観光客の乗った舟がスムーズに出てくれず、普段なら1周だけのところを2周してしまう。まあ、これもラッキー。

  • 想像以上に暗かったので、カメラの設定変更が困難になり、軽くパニくってしまって、あまり良い写真が撮れなかった。出来ることなら事前に夜間設定したカメラをもう1台ふところに忍ばせておくのがベストかも知れない。<br />

    想像以上に暗かったので、カメラの設定変更が困難になり、軽くパニくってしまって、あまり良い写真が撮れなかった。出来ることなら事前に夜間設定したカメラをもう1台ふところに忍ばせておくのがベストかも知れない。

  • この若い船頭さん、あまり腕が良くなかったせいか洞窟を出る際、舟をぶつけてしまい海水が一気に入ってしまった。おかげで私の右のズボンと靴はビショ濡れ、ひどかったのは写真右側に乗った添乗員のYさん。(顔出しOKもらってます)頭から海水をほぼ全身にかぶってしまい、とんでもないことに。でも、この後、このままの姿で、笑顔を絶やさずに仕事をこなしていたのには感銘した。<br />

    この若い船頭さん、あまり腕が良くなかったせいか洞窟を出る際、舟をぶつけてしまい海水が一気に入ってしまった。おかげで私の右のズボンと靴はビショ濡れ、ひどかったのは写真右側に乗った添乗員のYさん。(顔出しOKもらってます)頭から海水をほぼ全身にかぶってしまい、とんでもないことに。でも、この後、このままの姿で、笑顔を絶やさずに仕事をこなしていたのには感銘した。

  • ご覧の状態に。この後ズボン(作業ズボンです)は乾いたのだが靴がなかなか乾かず気持ち悪かった。安いサンダルでも売っていないか島内の店を探すが、カプリ島はリゾートなので革製の高いものしか無く、諦めた。<br />

    ご覧の状態に。この後ズボン(作業ズボンです)は乾いたのだが靴がなかなか乾かず気持ち悪かった。安いサンダルでも売っていないか島内の店を探すが、カプリ島はリゾートなので革製の高いものしか無く、諦めた。

  • マリーナグランデに上陸。フニクレール(ケーブルカー)で島の上のほうにあるカプリの中心街へ。写真はピアッツェッタの名で知られるウンベルト一世広場。右側で目印棒を持っているのが添乗員のYさん。<br />

    マリーナグランデに上陸。フニクレール(ケーブルカー)で島の上のほうにあるカプリの中心街へ。写真はピアッツェッタの名で知られるウンベルト一世広場。右側で目印棒を持っているのが添乗員のYさん。

  • このあと自由時間となったので細い通りをヴィラ・ジョビス方面へすこし歩くが、残念ながらここから引き返す。<br />

    このあと自由時間となったので細い通りをヴィラ・ジョビス方面へすこし歩くが、残念ながらここから引き返す。

  • 再びウンベルト一世広場に戻る。屋台で売っていたレモンジュースがまいう~。

    再びウンベルト一世広場に戻る。屋台で売っていたレモンジュースがまいう~。

  • こんな道を、てくてくとアナカプリ方面へ。こちらの通りの店の方がリーズナブル。<br />

    こんな道を、てくてくとアナカプリ方面へ。こちらの通りの店の方がリーズナブル。

  • 昼食会場の RISTORANTE LA PIGNA 到着。なお、PIGNAとは松のこと。<br />

    昼食会場の RISTORANTE LA PIGNA 到着。なお、PIGNAとは松のこと。

  • これがその松だそうだ。

    これがその松だそうだ。

  • ファースト・デッシュはシーフードリゾット<br />

    ファースト・デッシュはシーフードリゾット

  • セコンドはオープンサンドイッチ。ワインはカンパニア州産のラクリマ・クリスティ。”キリストの涙”っていう意味だそうだ。<br />

    セコンドはオープンサンドイッチ。ワインはカンパニア州産のラクリマ・クリスティ。”キリストの涙”っていう意味だそうだ。

  • メインはシーフードの揚げ物。まあ、普通においしかった。<br />

    メインはシーフードの揚げ物。まあ、普通においしかった。

  • 13:40 マリーナグランデから再び高速船に乗ってナポリへ戻る。なんと、豪華客船が2隻に増えていた。どおりで、あちこちでクルーズツアーの欧米人の団体さんと鉢合わせした訳だ。<br />

    13:40 マリーナグランデから再び高速船に乗ってナポリへ戻る。なんと、豪華客船が2隻に増えていた。どおりで、あちこちでクルーズツアーの欧米人の団体さんと鉢合わせした訳だ。

  • ナポリを後にアウトストラーダA3号線を南へ。写真はエルコラーノ付近から見たヴェスビオス山。<br />

    ナポリを後にアウトストラーダA3号線を南へ。写真はエルコラーノ付近から見たヴェスビオス山。

  • ポンペイ到着。まずお約束のカメオのお店へ入るが、アジアの店と違い店員もしつこくないので軽くやり過ごす。<br />

    ポンペイ到着。まずお約束のカメオのお店へ入るが、アジアの店と違い店員もしつこくないので軽くやり過ごす。

  • いよいよポンペイ遺跡に入場。ここはマリーナ門といい、もともとは港だったところ。噴火による堆積などにより、すっかり内陸部になってしまった。<br />

    いよいよポンペイ遺跡に入場。ここはマリーナ門といい、もともとは港だったところ。噴火による堆積などにより、すっかり内陸部になってしまった。

  • これは船着き場の跡。<br />

    これは船着き場の跡。

  • キョウチクトウの花がきれい。<br />

    キョウチクトウの花がきれい。

  • タイムトンネルのようなマリーナ門をくぐると<br />

    タイムトンネルのようなマリーナ門をくぐると

  • AD79年8月24日に時を止めた街が1935年後の今、目の前に蘇る。<br />

    AD79年8月24日に時を止めた街が1935年後の今、目の前に蘇る。

  • フォロと呼ばれる公共広場跡。<br />

    フォロと呼ばれる公共広場跡。

  • フォロの向こうにはヴェスビオス山。大噴火前は富士山のように1つの峰をもつ秀麗な山だったらしい。なお、柱が数本あるが、これはジュピター神殿の跡。<br />

    フォロの向こうにはヴェスビオス山。大噴火前は富士山のように1つの峰をもつ秀麗な山だったらしい。なお、柱が数本あるが、これはジュピター神殿の跡。

  • 神殿跡

    神殿跡

  • お屋敷跡

    お屋敷跡

  • 苔むした路地跡

    苔むした路地跡

  • 娼婦の家跡

    娼婦の家跡

  • 寝心地の悪そうな石のベッド<br />

    寝心地の悪そうな石のベッド

  • こんな絵も

    こんな絵も

  • 野菜市場の隅にこんな石膏像が。これは噴火で亡くなった人が2000年の間に一部を残して溶けてしまい、出来た空洞に石膏を流し込んだ人型。頭蓋骨や歯、指の骨の一部は本物。<br />

    野菜市場の隅にこんな石膏像が。これは噴火で亡くなった人が2000年の間に一部を残して溶けてしまい、出来た空洞に石膏を流し込んだ人型。頭蓋骨や歯、指の骨の一部は本物。

  • もちろん浴場もあった。

    もちろん浴場もあった。

  • そしてパン屋も。

    そしてパン屋も。

  • 有名な猛犬注意のモザイク。<br />

    有名な猛犬注意のモザイク。

  • 敷石に刻まれた轍がこの街の歴史を無言で物語っているようだ。<br />

    敷石に刻まれた轍がこの街の歴史を無言で物語っているようだ。

  • 北西部にあるエルコラーノ門からポンペイの街を出る。<br />

    北西部にあるエルコラーノ門からポンペイの街を出る。

  • 街道の両側には有力者の墓が続く。<br />

    街道の両側には有力者の墓が続く。

  • やってきたのは街の外にある屋敷跡で秘儀荘と呼ばれる建物。通路を下っているが、前方にある現在の家のところまで火山灰で埋まってしまったのが良く解る。<br />

    やってきたのは街の外にある屋敷跡で秘儀荘と呼ばれる建物。通路を下っているが、前方にある現在の家のところまで火山灰で埋まってしまったのが良く解る。

  • ポンペイレッドと呼ばれる壁画が見事に残っている。<br />

    ポンペイレッドと呼ばれる壁画が見事に残っている。

  • ディオニッソス(バッカス)教への入信儀式のシーンだそうだ。<br /><br />忙しいツアーなので今回は入口に近い部分しか見れなかったが、ポンペイ遺跡は街ひとつのスケールなので、じっくり見るのなら一日がかりの覚悟が必要。現在も発掘は続いており、何度来てもそのたびに新しい発見があると思われる。<br />

    ディオニッソス(バッカス)教への入信儀式のシーンだそうだ。

    忙しいツアーなので今回は入口に近い部分しか見れなかったが、ポンペイ遺跡は街ひとつのスケールなので、じっくり見るのなら一日がかりの覚悟が必要。現在も発掘は続いており、何度来てもそのたびに新しい発見があると思われる。

  • 2時間ほどで遺跡の見学を終え、アウトストラーダA3号線を30分ほど南へ走るとサレルノの街。今夜はグランドホテル・サレルノ泊まり。部屋で汗と海水!を落としてからホテルのレストランでパスタとシーフードの夕食。夕食後、ホテルの回りを10分ほど散歩して部屋へ戻る。ナポリと違い照明も明るく綺麗な街だった。<br /><br />これで「2012年 南イタリア 1:カプリ島・ポンペイ編 」は終了です。最後までご覧いただきありがとうございました。<br /><br />2024/02/26 一部修正

    2時間ほどで遺跡の見学を終え、アウトストラーダA3号線を30分ほど南へ走るとサレルノの街。今夜はグランドホテル・サレルノ泊まり。部屋で汗と海水!を落としてからホテルのレストランでパスタとシーフードの夕食。夕食後、ホテルの回りを10分ほど散歩して部屋へ戻る。ナポリと違い照明も明るく綺麗な街だった。

    これで「2012年 南イタリア 1:カプリ島・ポンペイ編 」は終了です。最後までご覧いただきありがとうございました。

    2024/02/26 一部修正

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  • YUMEさん 2015/05/07 21:10:03
    地中海の紺碧の海
    chiaki-kさん

    青の洞窟の周り、地中海の海の色は日本と違いますね。
    イタリアは石灰岩が多いし、溶け出している土地の成分が違うんでしょうね。
    沖縄などは天気がいいとエメラルドグリーンで負けないくらい綺麗ですが
    雨降ると本島などは赤土が溶け出して濁るし綺麗な海の色は消えてしまいます。

    ポンペイ遺跡も古代の生活様式が分かるようで見がいがありますね。
    ただ写真を拝見しただけども、広大にわたっているのがいるのが分かります。
    箱根がニュースになっていますけど、このような悲惨なことにならなければ良いですね。

    バス、ずっと3列だったんですか?
    それは羨ましい。

    追伸、余談
    新潟がお住まいですか?新潟は北海道同様、仕事の関係で良く行きました。
    昨年、訪れましたが暫く行ってなかったので、駅前が大分変わってびっくりしました。
    以前、良く行っていた頃は、知り合いに特訓を受け新潟祭りに出て
    佐渡おけさと新潟甚句を踊ったことがあります。



    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2015/05/08 05:34:42
    信州に住んでます

    YUMEさん、おはようございます。南イタリア旅行記に”いいね”をありがとう
    ございます。

    >地中海の海の色は日本と違いますね・・・

    シチリアで感じたんですが、アフリカ大陸が近いせいか大気中に水蒸気や
    チリが少なく晴れた空の色が半端なく濃いブルーなんですね。
    その青空を写す海の色も、限りなく透明に近いブルーになる訳です(^^;;

    > ポンペイ遺跡も古代の生活様式が分かるようで見がいがありますね・・

    当時2万人近い人々が住んでいた街だったので遺跡も広大です。全部見るには
    1日かけても足りないでしょうね。

    > 箱根がニュースになっていますけど・・・

    私の住んでいる町から活火山・浅間山までは20kmもありません。噴火する、
    しないは神様の領域ですから、防災は無理としても、減災はふだんの心がけ
    で可能かと思います。

    なお、ポンペイで無くなった人々は2000人ほどで、9割の人は街から避難
    したようです。

    > バス、ずっと3列だったんですか?

    はい、VIPバスで巡るツアーを選択しました。快適でしたよ。

    > 新潟がお住まいですか?

    信州・長野県に居住しています。↑のとおり毎日浅間山を眺めて暮らしています。

    http://www.sakunet.ne.jp/~chiaki-k/index.html

    PS:前回のコメントに”北海道へ行く時期”についてのお返事がまだでしたね。

    積丹のウニ丼が目的であれば、ウニ漁の解禁は6月から8月までで、おいしいのは
    6・7月だそうです。

    漁師さんの高齢化と、地球温暖化で漁獲量は年々減少していますので、早く
    行かないと無くなってしまうかも知れませんね。

    では、また。

    chiaki-k
  • cacahさん 2013/04/10 23:20:44
    青の洞窟
    chiaki-kさん〜こんばんは


    先日は旅行記ご覧頂き投票までありがとうございますm(((__*)m☆

    イタリア旅行青の洞窟お写真とても綺麗に撮られていますね〜♪

    とても楽しい感じが伝わってきて楽しく拝見させていただきました〜また引き続き旅行記見せてくださいね!

    またお邪魔します

                                    MIN

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2013/04/11 09:54:46
    RE: 青の洞窟
    minimini1000さん、はじめまして。(はじめてでなかったら、ごめんなさい)
    イタリア旅行記に投票ありがとうございました。

    カプリ島にある RISTRANTE LA PIGNA へは私も行きました。
    サンダルには要注意とのことですが、私は青の洞窟を出る際、靴に海水を
    かけられてしまったので、どこかで安いサンダルを売っていないか
    探しちゃいました。

    青の洞窟は晴れていても入れるとは限らない場所のようですから
    お互い運がよかったようですね。おめでとうございます。

    私はこのあと南イタリアを周遊しましたが、イタリアは世界遺産も多く
    見所の豊富な国ですから、いつか、また訪問したいと思いました。

    では、また。

    chiaki-k

  • Broncoさん 2013/01/14 20:06:00
    この写真、幻想的!
    羨ましいです。
    この写真を撮ってみたい。
    こんな風景は他にはないでしょう。
    実に運がいいですねぇ。

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2013/01/15 09:58:01
    RE: この写真、幻想的!
    BRONCOさん、イタリア旅行記に初投票をありがとうございます。

    イタリアに持参したカメラは万一のことを考え、2006年に購入した古い
    一デジだったんですが、青の洞窟に入って一瞬真っ暗になったとき
    とっさの操作が出来ず、軽くパニくってしまい、あんなブレた写真に
    なってしまいました。

    まあ、それでもましな写真を2枚ほどUPしましたが、以前BRONCOさんの
    撮影されたオーロラには、とてもかないません。

    ブログ、拝見しましたがメキシコも遺跡の豊富な国で、
    なかなか良いですね。もし機会があれば、行ってみようかな、
    なんて思いました。辛い料理も豊富のようですが、3月に訪タイ
    しますので少し慣れておきますね。(^^;;

    ところで、4トラ入会おめでとうございます。
    BRONCOさんの豊富な旅行体験を是非、大勢の皆さんにご披露される
    ことをお待ちしています。

    chiaki-k

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