2016/03/05 - 2016/03/05
110位(同エリア1448件中)
かっちんさん
新潟の昔から栄えた中心地は、信濃川と日本海に挟まれた島のような地域で、信濃川が運ぶ土砂による地形の変化と海岸寄りの砂丘による飛砂被害を乗り越えてきました。
明治維新後、最初の新潟県令(知事)楠本正隆は開化政策を進め、白山神社地区に文明開化を象徴する建物として医学校・師範学校など大きな洋風の建物を建てました。
住宅街には建物の基準を設け、統一感のある町並みづくりを行い、白山神社境内に日本最初の都市型の白山公園(旧新潟遊園)を作りました。
明治15年には、洋風建築の見事な新潟県会議事堂(現新潟県政記念館)が完成し、約50年間新潟の発展に寄与してきました。そして、明治の府県会開設期における現存する唯一の議事堂として国の重要文化財に指定されました。
今日は2/上〜3/下に開催されている「新潟の雛人形・町めぐり」スポットを歩きながら、洋風建物や古い町並みを楽しみます。
まず、新潟県政記念館、白山神社、燕喜館(えんきかん)を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
新潟駅に並ぶ塗装色の異なるMAX
どちらも2階建車両の二代目E4系です。
元々の車体塗装は白と青のツートンとその境目に黄色の帯が入っていました。
最近、2012年に引退した初代E1系の朱鷺色の帯に徐々に変更されています。
今は両方の塗装色が見られる過渡期で珍しいツーショットです。 -
新潟周辺の地図
新潟駅前バス乗り場からバスで萬代橋を渡り、白山公園へ向かいます。
そこには、新潟県政記念館、白山神社、燕喜館(えんきかん)などがあります。 -
新潟駅前バス乗り場
白山公園前を通るバスは8番乗り場です。
狭いバス乗り場から14本のバスを発車させるため、バスがバックして入ってきます。 -
白山公園前バス停で降ります
バスは市内中心部を通り、白山公園前に来ました。 -
イチオシ
横型の歩行者用信号機
新潟県ではよく見かける横型です。 -
レトロな洋食屋さん
上古町商店街の入口にあります。 -
新潟県政記念館
明治16年に新潟県出身の棟梁 星野総四郎が設計監督して建てた新潟県議会旧議事堂です。
その後、郷土博物館などに転用されましたが、現在は創建当時の姿に修復され新潟県政記念館として一般に公開されています。
建物は左右対称型でE字平面の木造2階建ての「明治洋風建築」です。
入館は無料、休館日は月曜と祝日です。 -
明治洋風建築
1階中央に玄関、2階正面にバルコニーがあり、3階に8角形の尖塔を増築し、建物にアクセントをつけています。
右側の西棟屋根には「透かし彫り大破風」、頂点に「擬宝珠型棟端飾り」、その下に「鎧窓」があります。 -
景色がよく見える大きな窓
玄関を入り、管理室隣の傍聴人控室から見学します。
「上げ下げ窓」にカーテンが似合っています。
ここには明治大正時代の生活用具や建物の備品、昭和初期の地図などが展示されています。 -
シャンデリア
大正時代にイタリア軒で使用されていたものです。 -
ストーブ
明治時代のアメリカ製ストーブです。 -
練炭用ストーブ
大正時代のものです。 -
上下窓の分銅
ひもで窓と鋳鉄製の分銅を結び、滑車で窓の上げ下げをスムーズにしています。
窓を開けると分銅の重さとつり合い、どの位置でも止まるのが不思議ですね。 -
照明器具や帽子かけ
デザインに凝っています。 -
昭和5年の地図
県会議事堂の目の前が信濃川、越後線の終点が白山駅になっています。
信濃川の左岸は、川により土砂が自然に堆積してできた土地だったり、埋め立てした土地だったことがわかります。 -
1階の廊下
廊下の右側中央に玄関、左側に応接室、書記室、守衛室、奥が議場になっています。
では、2階から先に見学します。 -
鳴り天井
階段途中で、手を叩くと蜂の羽音のような美しい響きが聞こえます。
かっちんもやってみると、ビ〜〜ンと響き渡ります。
誰もいなかったので、何回も繰り返していました(笑) -
これが鳴り天井
壁に挟まれた狭い階段と、高い天井が大きな共鳴箱になります。 -
議員控室
ここには新潟県の歴史が紹介されています。 -
お洒落なバルコニー
バルコニーの両側に歩廊を設けています。 -
明治洋風建築に二つの流れ
参与室に、「明治の洋風建築・近代の美術NO.20」からの資料が展示されています。
明治洋風建築は様式や発展の上から、「官」と「民」の二つの流れに分けられるそうです。
官の系譜は、明治初期に政府お抱えの外国人たちが建てた官庁・工場などで、煉瓦や石の本格的洋風建築の基礎として発展しました。 -
民の系譜
民の系譜は、開国とともに長崎・横浜などの外国人居留地に建てられた商館(異人館)に始まります。
日本の大工たちが、先進地の洋風建築の見聞や技術体験をもとに、伝統技術と外来の様式・技術を折衷させました。
新潟県議会旧議事堂は民の系譜でしょうか。 -
知事室前のお洒落な台
花瓶を置く台にでもしたのでしょうか? -
委員室
部屋には見事な装飾のマントルピース(暖炉)があります。 -
バルコニーからの眺め
-
ろ過器
明治43年上水道ができるまで、水をろ過して飲み水にしていました。 -
イチオシ
議場
2階の傍聴席からの眺めです。
明治16年から昭和7年まで、約50年間新潟県会の議場として使用されていました。
正面に議長席、手前に議員席があります。 -
イチオシ
ベルの形をした手すり
階段手すりの親柱の頭がベルの形になっています。
手に取って鳴らしてみたくなります。 -
コの字型の議員席
かっちんは1階に下りて議長席に座り、議会を始めます。
「では、例の件の採決をとります」
「あれっ、議員が誰もいない!」
議席札を立てておらず、みんな欠席。どこへ行ったの?
でも、議席札の名前はすべて見えます。
そうなんです。この議席札は立ててなくてもどこからも見える優れものなんです。 -
議場の大時計
明治16年議事堂竣工当時からの大時計です。
いくつかの変遷を経て、昭和63年に復元修理されました。 -
イチオシ
議員席
議員全員の顔が見えるように、座席に段差が付けられています。
綺麗な議場は、明治の末ごろの写真をもとにして復元されています。
では、他の部屋を見学します。 -
天井飾り
守衛室の天井をふと見上げると、円形の漆喰板に梅の絵がレリーフされています。
これは建築当初のもので、他の2部屋には違う文様のレリーフが残されています。 -
夏の風物詩「古町鯛車」
新潟固有の鯛車は信濃川下流域に集中し、祭りの時期に合わせた神事の行事に使われていました。
お盆になると鯛車にロウソクを灯して、子供たちが町内を引いて歩いたそうです。 -
書記室にある装飾鏡台
明治の建物をじっくり見学したので、次は隣の白山公園を訪れます。 -
白山公園
明治6年に新潟県令に採用された楠本正隆が全国に先がけて白山公園を作りました。
池、築山、花木を配したオランダ風の回遊式庭園となっています。 -
白山神社
公園の隣に白山神社があります。 -
白山神社本殿
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新潟名物「ポッポ焼」
境内の屋台で焼いています。 -
白山公園にある獅子山
白山神社の境内にはかつて大小18の摂社末社があり、そこの石の狛犬や燈籠を集めて白山公園内に獅子山を作りました。 -
燕喜館(えんきかん)
新潟市中心部にあった明治期の齋藤家邸宅のうち、接客用の「燕喜館」を新たに茶室などを付加し、白山公園の一画に移築再建しました。 -
玄関
齋藤家は江戸時代に若狭の国 三国港から新潟に移住し、代々大地主で酒問屋を営み、明治期には海運業や新潟電燈会社、新潟商業銀行など、新潟市の発展に大きく寄与しました。
入館料は無料、休館日は毎月第1・3月曜日です。 -
奥座敷
合わせて40畳の三つの広間からなる奥座敷です。
館内の部屋は有料で利用でき、今日はこれからイベントがあるそうです。 -
お洒落なシャンデリア(奥座敷)
-
奥座敷の障子を開けると・・・
土縁をはさみ、何と白山公園が庭園になります。 -
前座敷
大正初期に製作された齋藤家のお雛様が飾られています。
「雛人形・町めぐり」スポットのひとつです。
床の間は平等院を備え、赤松の皮付き丸太を使用した床柱や円弧型の地袋があります。 -
式台
燕喜館に入る正式な玄関です。
特別な行事以外には使用されなかったようです。 -
居室
齋藤家のご主人が居られた居室です。 -
上げ下げできる照明(居室)
滑車とおもりで照明が上げ下げできます。
おもりを入れる陶器には繊細なデザインがされています。 -
居室からのお庭の眺め
落ち着けるところです。
この後、新潟の雛人形・町めぐりスポットを順番に歩きます。
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