2015/07/03 - 2015/07/03
226位(同エリア342件中)
まみさん
2015/07/03金 カザン観光1日目
・神の顕現教会(Theophany Church)見学
・カザン・クレムリン(10:20-15:25)
クル・シャリーフ・モスク
ブラゴヴェシチェーンスキー(受胎告知)聖堂
シュユンビッケ塔(外観のみ)
歴史博物館
カザン・エルミタージュ(西洋美術館)
タタールスタン共和国美術館企画展
・タタールスタン共和国立博物館(15:30-16:45)
・クレムリンより東エリアを散策
パラスケヴィ・ピャートニッツァ教会
農業館(Agriculture Palace)(外観のみ)
イフドキ教会(外観のみ)
(本当はバガローデツキー修道院に行きたかった)
・カザン・アシュハネ・チャイ・ヨルティ(セルフレストラン)で夕食
・バウマン通りで買い物&ちょっとだけ夜景撮影
【カザン泊:ボン・アミ・ホテル】
カザン観光で、世界遺産のクレムリンと同じくらい楽しみにしていたタタールスタン共和国立博物館。
でも、クレムリンにあまりに時間をかけすぎたので、閉館時間の17時には広い博物館の外には出ていなければならないことを考えると、正味1時間しか時間を捻出できませんでした。
であれば、カザン観光は2日あるので、明日、出直そうか、とチラッと思いましたが、明日はいわば予備日、ガイドブックだけでは分からない魅力を、街歩きをしながら探そうと思っていたので、当初の予定どおり、今日中に博物館見学もすませることにしました。
そうしておいてよかったです。おかげで、翌日は、朝一番に寄ってみた観光案内所で、現地ツアーに参加して郊外の見どころを見に行くことができたのですから。
楽しみにしていた国立博物館見学がまだだったら、ツアー参加をあきらめたろうと思います。
国立博物館の2階の最初の方の展示室で(最初の方だと分かったのは見学し終えてから)、宗教宝物を丁寧に撮影していたら、おせっかいな館員さんに「そんなペースで見ていたら、見終わらないわよ」と注意されて、ペースを上げた後。
なんと、1室特別に設けられたところに、宝飾品コレクションの部屋がありました!
宝石や装飾品に目のない私。それも、タタールスタンの民族色たっぷりのエキゾチックなものぞろい!
これがじっくり見られるんなら、残りが見られなくてもいいかも!───残りの展示が何か知らない段階で、ほんとにそれでいいのか?───と自らに突っ込みをいれる冷静な自分もいましたが、それでも、ここをゆっくり見学したことは後悔しないと思い、丁寧に見ながら写真を撮りました。
写真を撮るのには時間がそれほどかからないですけど、写真は写真で、あとでゆっくり見られるけれど、実物は今しか見られません!
もっともその後つづいた民俗コレクションの展示も、なんとか見学し終えることができました。
ただし、写真を撮るのは、だいぶ控えました。
さすがに同じペースで写真も撮っていたら、回りきれないと判断したからです。
それと、民俗コレクションを見るのは好きなのですが、あまり詳しくないので、フォークロア美術としてはいくらでも見飽きないのですが、この民族の特色とか、他の民族のものとの違いは、よく分かりませんでした。それで幸か不幸か、残りは短時間で見て回れました。
百聞は一見にしかず、とはいいますが、知識のベースがないと、見ているようで見ていない、ということにはなります。
なので、一見にしかずとも、百聞はやっぱり必要だと思いました。
<2015年ロシア再訪旅行の簡易旅程>
06/30火 職場から成田のホテルに前泊
07/01水 成田第2空港からJALでモスクワへ&モスクワちょっと観光
07/02木 モスクワ半日観光&S7航空でカザンへ
07/03金 カザン観光1日目(クレムリンと国立博物館)★
07/04土 カザン観光2日目(現地ツアーに参加)
07/05日 S7航空でモスクワへ&モスクワ半日観光
07/06月 モスクワ観光4日目&ニクーリン・サーカス
07/07火 モスクワ観光5日目&ククラチョフの猫劇場
07/08水 モスクワ観光6日目&ボリショイ・サーカス
07/09木 モスクワ観光7日目(赤の広場とモスクワ動物園)
07/10金 モスクワ観光8日目(モスクワ動物園とプーシキン美術館)
07/11土 モスクワ観光9日目(アルバート街と東洋博物館)
07/12日 モスクワ半日観光&出国
07/13月 成田第2空港着(猛暑のピークの帰宅)
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-fd3f.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-7006.html
「クレムリンの正門の向かい側、1770年の華麗な建物に、国立博物館があります。国立博物館は、膨大な考古学的コレクションの他、宝飾品、武器やタタール人の歴史や文豪に関する展示品があります。」
(「Lonely Planet RUSSIA 6th edition 2012」より私訳)
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- JAL S7航空
- 旅行の手配内容
- その他
PR
-
2階の展示の続き、個室あり
-
入口の立て札の写真から察するに、トレジャールーム!
ここはゆっくり見ることにしました。
写真は撮るけれど、自分の目でも実物をしっかりと。
あとで残るのはその記憶ではなく、写真だけだとしても。
ちなみに、美しすぎる筆記体が読みづらく、このロシア語を読む努力を放棄してしまいましたが、真ん中のあたりに、博物館の1階にある売店で、CDディスクをうんちらかんたら、と書かれてあるところをみると、この看板そのものは、売店の宣伝のようでした。 -
色石がふんだんにはめ込まれた独特なデザインの首輪とホダン・その1
首と書きましたが、チョーカーというかんじがしなかったためです。 -
美しくて大粒の貴石がはめ込まれたシルバーの服飾品・その1
赤い石はルビーかしら。
あるいはルベライトやスピネルかな。 -
美しくて大粒の貴石がはめ込まれたシルバーの服飾品・その2
青い石はトルコ石かしら。 -
色石がふんだんにはめ込まれた独特なデザインの首輪とホダン・その2
-
繊細に編まれた服飾品
-
アクセサリーをぎっしりつけた衣装
-
胸元の豪華な飾りに注目
ペンダントというよりは、胸飾りというかんじでしょうか。
福に直接縫い付けられているように見えます。 -
豪華なシルバーの胸飾りのコレクション・その1
アラビア文字が書かれたメダルみたいな飾りもすばらしいです。 -
豪華なシルバーの胸飾りのコレクション・その2
青い石はやっぱりトルコ石だと思います。 -
豪華なシルバーの胸飾りのコレクション・その3
赤い石はガーネットかな。 -
豪華なシルバーの胸飾りのコレクション・その4
トルコ石のビーズで可愛くデザインされていて、アメジストはものすごく大粒で上質です。
デザインもさるながら、使われている石にもうっとり@ -
看板の写真にあった宝石箱
-
-
こちらもアメジストやトルコ石がたっぷり使われた胸飾り
-
豪華な刺繍のガウン
女性用に見えますが、これは断言できません。 -
ガウンの刺繍に注目
-
ブドウなどのつる植物が刺繍された袖
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いろいろなペンダント
中に何か入られそうなものもあります。 -
チョーカーやいろいろな小ぶりの胸飾り
チョーカーは、まさかブレスレットは考えにくいし、胸飾りは、まさかイヤリングやピアスとは考えにくいです。 -
貴石がたくさんあしらわれた、すばらしデザインの服飾品いろいろ
蝶番になっているので、服留めでしょうか。 -
トルコ石やピンクの石が花模様のうになった金細工の服飾品
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アメジストの紫が金細工に映える
-
アメジストやトルコ石やガーネットで飾られた服飾品
-
メダル部分のアラビア語はなんと刻まれているのかしら
やはりコーランの一節かしら。 -
カーネリアンが埋め込まれたメダルたくさんの服飾品
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いろいろなブレレットがカラフルに並ぶ
青い透明の石はサファイアかしら。 -
こちらもブレスレットいろいろ
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対になっているので、こちらはおそらくイヤリング
あるいはピアスかも。 -
メダルをあしらったネックレス
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おそらく水晶があしらわれたブローチ
中石はスモーキーウォーツとか。
周りの石はローズカットのダイヤモンドかも。 -
アメジストとたぶんルビーがあしらわれたブローチ
渦巻きデザインもステキです。
トレジャールームの展示の写真はここまで。 -
ロシア語の聖書とロシア正教会の司教くらいの身分の聖職者の帽子
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贅沢に飾られたひようしの聖書と司教の帽子
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表紙に描かれて居るのは4人の聖書書記者たち
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ロウソクのすすで黒くなったと思われる聖母子のイコン
黒さがかえって味わい深くしています。 -
刺繍の聖母子
旗だと思います。 -
香料入れや聖水入れなどの教会宝物の容器
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正教会のロシア十字架
頭の部分とななめの足当てがあるのが特徴です。 -
真珠で縁取られた細かい刺繍
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司教の衣装の袖あたりかな
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真珠の刺繍の袖(たぶん)と十字架の飾り
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旧約聖書の三天使の訪れを真珠で飾る
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聖母子の刺繍
聖母の手つきは全てをそのまま受け入れる寛大さを示した、オラントの聖母。 -
修道士の衣装
ダースベーダーに見えしまうのは考えすぎ?
ゴルゴダの丘までくっついた十字架のデザインも目を引きました。 -
マリアの被昇天展の場面が描かれた豪華な表紙の聖書とロシア十字架
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横たわる聖母マリアと嘆く人々と迎えにきたイエスと幼女の姿で連れられるマリアの魂といった財部が見てとれる
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エナメル装飾も入ったロシア十字架
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アラビア後で書かれた聖書
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このあたりから再びフロークロア・コレクションに展示に
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ショールをまとった女性の衣装と子供服など
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カラフルで美しい革のブーツのコレクション
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伝統的な模様入りのブーツ
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革製のブーツや木の靴型
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貴石がたっぷりあしらわれ、いろんなものが吊り下げられそうな、おそらくベルト
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伝統的な模様の布など
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女性が作業する様子と道具
作業は刺繍かしら。 -
道具の使い方が分からない
刺繍に買われる道具だと思うのですが。 -
ゆりかごやイスやイコンの枠などの木製の日用品
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カラフルにペインティングされたソリ
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革製品を作る職人の様子と道具
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おそらく革製品造りに使われた道具
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水差しコレクション
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機織りの様子と道具
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機織り機
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美しい伝統的な模様の布と道具
この道具の使い方もよく分かりません。
洗濯用? 染色? -
細かな刺繍が施された服などの一部や布
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手がこんだカラフルな刺繍にうっとり
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メダルの胸飾りぎっしりの民族衣装
ガウンの中に着込んでいる上着やスカートがパッチワークのようにカラフルです。 -
どこかで見たことがあるような女性の民族衣装と象嵌細工のイス
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胸飾りをじっくり見るためにズーム
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帽子の上からショールを巻いた上半身
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トルコ石をあしらった帽子のような形のシルバー・ペンダント
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壺とお玉とナフキン
東欧圏の木製スプーンのコレクションを思い出します。 -
春らしい花の刺繍の女性の衣装とぎざぎざの菱形のパッチワークに見える伝統的な模様の布と刺繍しかけ
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作業中の刺繍に注目
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モスクのひも絵
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ひもを縫い付けたふくらみをななめから
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チューリップのような花の刺繍がたくさんの可愛らしいエプロン
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伝統的な部屋の様子
1番最後に家の中の模型がありまた。
壁にイスがある部屋タイプの部屋は、東欧圏でよく見ました。
こういう長いすがあるので、伝統的模様の布が余計に重宝されたり、コレクションができたりしたのでしょう。 -
ダイニング部分の一角
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奥には料理用のかまど
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隣は農業用の荷車と農具の納屋
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井戸のある庭の様子
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出口への階段をシャンデリアと共に
最後の方はだいぶ駆け足にならりましたが、なんとかひととおり回ることか゛できました。
タタールスタン共和国立博物館編おわり。
1日目に散策したカザンの街並み旅行記へとつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- eahawkさん 2016/03/14 23:03:46
- こんにちは!
- まみさん
こんにちは。
ロシアの旅行記引き続き楽しく拝見させて頂いております。
ここは、すごいお宝の数ですね!!
どれも、造形美が素敵です!
eahawk
- まみさん からの返信 2016/03/17 12:49:52
- RE: こんにちは!
- eahawkさん、ありがとうございます。なんとかロシア旅行記すすめております!
モスクワ動物園に訪れた日の分は先にアップしてるんですけどね。
とにかく造形美がすばらしくて、うっとりです。
あまりなじみがないからエキゾチズムもあって。。
やっぱり国立博物館っていいですねぇ。
> まみさん
>
> こんにちは。
> ロシアの旅行記引き続き楽しく拝見させて頂いております。
> ここは、すごいお宝の数ですね!!
> どれも、造形美が素敵です!
>
> eahawk
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